2006年9月7日8日の二日間に起きた「烏森大量殺人事件」または「烏森大炎上事故」烏森のに存在する南野邸が燃えて全てを焼き尽くした事件。爆発と炎上により遺体は発見できず。見つけられたのは南野莉亜の頸部と地面に埋められた金属製の箱に入れられた偽書と呼ばれるものだった。
南野莉亜の頸部だと判明したのは、歯の治療歴等を調べて判明した。
偽書はとある小説家が取材のために烏森に入り込んだ時に偶然見つけられたものだ。見つけられた偽書は2つで「legend of the black moon witch」と「nightmare of the black moon witch」の2つが発見された。その2つの偽書には全く違う内容の9月7日8日が書かれていた。世の中ではこれが犯行計画書やいたずらに書かれた物語などと呼ばれていた。
しかし、どこにも真実が書かれた物が存在しなかった。自殺しようと高層ビルに登って飛び降りようとした時、目の前に魔女が現れた。
「南野零羅。あなたはこんな所で死んでいいのですか?あのは何があったのか。知りたくありませんか?」
「知りたいですよ!出来ることなら知りたい!優妃さんも芽琉お姉ちゃんも教えてくれない真実を知りたい!」
魔女はゆっくりと私に近づいてきた。そして言った。
「あなたに知る覚悟があるなら行きましょう。2006年の烏森の真実を求めて上層世界と下層世界の両方から旅して見つけましょう。」
「あなたの名前はなんて言うの。」
「私は絶望の魔女ヘルケイズです。2014年の黒月と白金と創造の魔女にあなたを認めます。」
その時、高層ビルの屋上の扉が開いた。そして3人の男性が入ってきた。
「何をしてるんだ!そこを離れてください!零羅様!」
「あいつらは何?」
「芽琉お姉ちゃんの部下どもよ。私のボディガードをして監視してるのよ。あいつらは無視して行きましょうか。」
「そうね。魔女は退屈が嫌いだから行きましょう。」
そして私は高層ビルを飛び降りた。
「バイバイ。自由気ままなカラスに守護者なんていらないのよ。」
そこから私の真実を求める旅は始まった。
リアボリスとメルヘリアの待合室にて。
「今回のメインは私よ。リアボリス卿はサポートに専念して。」
「少し手を出すくらい、いいでしょう。」
「ダメよ。今回は第4ゲーム、最高の出来に仕上げないといけないんだからね。」
「分かってるよ。今回はメルヘリアにとって重要な戦いだもんね。でも、私はあなたに屈辱を与えたいから邪魔をするかもしれないよ。」
「邪魔なんてさせないよ。私が祝福してるんだからね。愛してるよ。リアボリス。」
「私も愛してるよ。メルヘリア。」
対局部屋にて。
「えっと。ねぇ、バアル。あそこに居るのって誰だっけ?」
「確か、南野零羅様のはずです。莉亜様と芽琉様の妹様です。2014年から真実を知るためにここに来たようです。」
たった8年で人間というのはあそこまで変わるものだろうか。10歳の少女は8年経つと美しい女性に成長していた。
「薫お兄さん、お久しぶりです。2006年の親族会議の日は風邪をひいてしまって参加できなかったので本当にお久しぶりです。」
「うん。久しぶり。僕達はここから帰れてないから心配したでしょ。」
「心配なんてものじゃないですよ。私の世界では莉亜お姉ちゃんの遺体以外は爆発と炎上で発見されなかったんですから。」
「それは大変だったね。でも、その莉亜がこのゲームの対戦相手の1人なんだ。」
零羅はすごく驚いていた。
「えっ?それは本当ですか?もしかして、優妃さんと芽琉お姉ちゃんも敵なんですか?」
「『優妃、莉亜、芽琉は魔女側である』薫様の言う通りで対戦相手です。」
「えっ?うそ。どうしてあの3人が。」
そこに突然リアボリスとメルヘリアが現れた。
「きしし、零羅と仲良くお話ししてるとこだったのかな?」
「それを邪魔するタイミングで来てしまったかしら。」
「どうせわざとだろ。魔女側が到着したのだから早く始めよう。」
「まぁ、慌てないでください。このゲームに初参加の人間もいますので、改めてルール説明をします。」
「ルールは簡単。人間側は魔女側が出題する謎を解けばいい。密室殺人とかを人間とトリックで説明して、魔女側はそれを絶対の真実の赤き真実で封じ込める。赤き真実はヒントにもなるし、騙すこともできる代物なんだ。」
「そして、制限時間である8日の24時までに謎を解けなければ魔女側の勝ち。完全に論破することが出来れば人間側の勝ち。魔女側が勝てばこのゲームが永遠に繰り返される。人間側が勝てば生き残れる可能性がある人間が生きて烏森を脱出できるのです。」
零羅は静かに聞いて理解しようとしていた。
「つまり、その事件に対して論争をして、勝てば帰れる。負ければやり直しってことね。それに赤き真実というものが使われる。」
「赤き真実は真実のみ語るから注意してね。」
その時、リアボリスがメルヘリアに言った。
「メルヘリア、そろそろ始めましょう。」
「リアボリス、仲直りした私たちの力を見せてあげようね。」
「さぁ、お聞きなさい。我が妹メルヘリアよりの宣言だ。」
「今から私がゲームマスターの第4ゲームを開始する!くひゃはは!」
第4ゲームの開始が宣言された。
未来よりの訪問者を迎えてゲームが開始された。姉妹対決はどちらが勝つのだろうか。