スカサハの娘に産まれて人理焼却で死にました。   作:ホワイダニット

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お気に入りが500名。UAが56000を越えていました。ありがたやありがたや。


集結2

街灯の上に現れた全身黄金のサーヴァントに視線を向ける一同。まず最初に口を開いたライダーは

 

「難癖つけられたところでなぁ、イスカンダルたる余は世に知れわたる征服王に他ならぬのだが」

 

と、現れたサーヴァントに己の頬を掻きながら返すが。

 

「たわけ、真の王たる英雄は天上天下に妾ただ一人よ。後は有象無象の雑種にすぎぬわ」

 

黄金のサーヴァントはこの場に集った英霊を有象無象とはきすてた。

 

「そこまで言うならまずは名乗りを上げたらどうだ。貴様も王たる者ならばまさか己の異名を憚りはすまい」

 

ライダーは黄金のサーヴァントに問いかける。

 

「問いを投げるか、雑種ふぜいが。王たるこの妾に向けて、妾の拝謁の栄に触れてなおこの面貌を見知らぬと申すなら、そんな蒙昧は生かしておく価値すらないわ!」

 

黄金のサーヴァントの背面から波紋が立ち中から武器が出現した。

 

それを見て。セイバー、キャスター、アサシンはそれぞれのマスターと黄金のサーヴァントの間に立ち警戒を強める。

 

黄金のサーヴァントがその波紋から現れた武器をライダーに向けて放とうとした時、コンテナの影から人影が現れた。

 

「いやーわりぃわりぃ、ゴールデン遅くなっちまった。やっぱライダーじゃねぇとベアー号がねぇから移動するのも一苦労だな」

 

一同に会する場に現れたサーヴァントはこの場の爆発寸前の空気にも我関せずといった様子で歩いてくる。

 

「なっ、なんだ?あのサーヴァントは。バーサーカーなのに喋ってる」

 

その言葉にアルトリアとアイリスフィールもバーサーカーと呼ばれたサーヴァントを注視して確認すると確かにクラスがバーサーカーとなっていた。

 

しかしバーサーカーの突っ込み所はバーサーカーなのに喋ってるだけではない。金髪おかっぱなのはまあいい、過去の偉人であるはずなのにシャツとジーンズにサングラスなのもスーツ姿のセイバーが居るのでなんとか飲み込めるだろう。着ているシャツがはち切れんばかりの筋肉は武人だったのだろう。だが

 

「……モードレット」

 

「なんだよ。つか今はクラス名で呼べよ」

 

「私はアレが日本人だという事実を直視したくないのですが」

 

その姿で日本人ということだった。まあ一目でアレが日本人だと理解していたのはアルトリアと雪香、そして黄金のサーヴァントであるアーチャーの三人だけだが。

 

「ほう、雷神の息子がバーサーカーか。しかしまた随分と頭の悪そうなサルよな」

その言葉にバーサーカーはアーチャーを見上げる。

 

「うおっ!なんだ!?すげぇゴールデンなサーヴァントがいるじゃねぇか」

 

等と聞いている側からしたら理解できないのにほんのちょっとだけ理解(わかって)しまいそうな謎解釈に頭を抱えそうになるウェイバー。

 

「貴様、それは褒めているのか?よもや妾を侮辱する類いであるなら命はないと思え」

 

アーチャーの意識がライダーからバーサーカーへ移る。

 

「残念だけどアレで褒めてるつもりのようで…金、もう少し場の空気を読みなさい。それと、何ですか?その格好は」

 

「いや、金じゃなくてゴールデンって呼んでくれ。その方がカッコいいからよ」

 

バーサーカーがアーチャーから雪香の方に顔を向けるとまるでピキッと音が聞こえてきそうなほどバーサーカーが固まってしまった。

 

「お…お、お。ゆ、雪の大女将。何でこんなとこにいるじゃん」

 

「雪香。知り合いですか?」

 

「ええ、昔にちょっと」

 

「ちょっとって言う割にめちゃくちゃびびってね」

 

「そうね。まるで不良をしているのを母親に見つかった男の子のようね」

 

そしてバーサーカーは公衆の面前?で正座で説教を受けるはめになった。その光景にその場にいた殆どの者達から同情の視線を向けられるのであった。

 

 

 

「どうしましょう、完全に出るタイミングを失ってしまいました。私は……どうすれば……」

 

だが。倉庫街の端で出るタイミングを完全に見失った少女がいたことはまだ誰も知らない。

 

 

 




女体化ギルガメッシュの口調、性格は今作用のものなのでご了承くださいませ。


お気に入りが500名を越えたので『ボツネタ』を一つ。ちなみにデッドエンド。






魔神王、ゲーティアの放った第3宝具によって視界が白む。


……それは、時間が止まったかのような光景だった。ゲーティアの宝具による熱が終わりを告げ、その光景がカルデアのマスターの視界に映る。そこに残っているのは少女の盾、幾度となく自分達を守ってきた盾だけを残し、マシュ・キリエライトは蒸発した。

「マシュ……」

カツン、カツン。

絶望と悲しみに打ちひしがれるカルデアのマスターとこの戦いを無意味と言ったゲーティアの元に二人分の足音が響く。

「令呪を持って命ずる。タマモ、その霊基を解放せよ」

その声は未だその姿が遠くにあるにも関わらず玉座に強く、冷たく響く。

「重ねて命ずる。タマモ、その霊基を解放せよ」

それはマスターと共に戦ってきたサーヴァントの中でも自重を知らない二人だった。

「令呪を持って命ずる。タマモ、その身神話に至り回帰せよ」

二人は、ゲーティアとマスターに近づきながらそのあり方を変えていく。

「令呪を持って命ずる。我が身、我が霊基を解放せよ」

「重ねて命ずる。我が身、神話にて回帰せよ」

「令呪を持って命ずる。我が神性を解放せよ」

二人がマスターの横にたどり着いた時には二人はマスターも見たことがない姿をしていた。タマモはまるで太陽の神話を幻視する姿『*CCCタマモ、神話礼装』に、以前は三尾が限度と言っていたのに九つに増えた尻尾。そして、特異点Fで初めて召喚したサーヴァント。セスカもまた深い紫のシックなナイトドレスに金と銀の装飾品を纏った姿に変わっていた。

二人はマスターを自分達の後ろに据えるとタマモは左手を、セスカは右手を重ねるように前に差し出す。二人の重ねられた手に球体のエネルギーが現れる。マスターにはそのエネルギーが理解できなかったが幸か不幸かゲーティアはそれを理解してしまった。そして、何の兆候も見せずにそれは発動した。

「「ステラドライブ・ハイパーノヴァ(星間消滅せし終焉の星)」」




それは時間神殿を中心に次元を越え地球を巻き込み、はるか数光年先の星系をも巻き込んですべてを消し飛ばした。


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