スカサハの娘に産まれて人理焼却で死にました。 作:ホワイダニット
ええと、こんばんは。藤丸 桜です。
それで、今日はどのような用で。と言いますかどうやって入って来たんです?この家、登録した魔力を照合した認証システムを使っているので登録していない人は入れないはずなんですが?
ああ、お母さんからゲストパスですね。それじぁ、まずはゲストの方のこの家での注意事項の説明をしますね。
この家は地上二階地下三階構造になっています。
地上部分は一般家庭の家屋と特別変わった所はありませんが。ただし、地下は完全な魔術工房に成っているので注意が必要になります。ゲストの方が入れるのは地下一階迄で二階からは魔力認証と網膜認証が必要になりますから注意してくださいね、無理矢理侵入しようとすると即死系のトラップが発動しますから勝手に入ろうとしちゃダメですよ。振りじゃありませんから、本当にダメですからね。
地下にあるのは、一階が主に魔導書とスクロールですね、古いものはそれ自体がかなりの神秘を宿しているので入念な下準備をしないと触れただけで廃人になりかねないのもありますからくれぐれも触らないでください。どうなっても自己責任でお願いします。
二階は主に魔術に使う素材や様々な地域の宝物なんかが保管されてますね。サーヴァントの召喚に使う触媒もだいたいはここにあるものを使うんですよ。
え、どんな物があるかですか?そうですね。例えば、源氏物語の原本や茨木童子の腕の木乃伊。ジャンヌさんの毛髪にレオナルド・ダ・ヴィンチの借用書。マリーアントアネットのへその緒とか、もっと古い物になるとアッティラ・ザ・フンの頭蓋骨にフェイルノートでしょうか。お母さんの話だと最も古いのはギルガメッシュさんの時代の粘土板らしくて、ギルガメッシュさん本人に本物であると保証をいただいた物だそうです。お母さんはその粘土板をギルガメッシュさんに返そうとした事があったみたいなんですけど。『よい、それは貴様が持っているがいい、例えそれを触媒にしたところで顕れるのはあのシドゥリであろうよ』と言うことで厳重に保管されています。
えっ?何か封印しているような危険な遺物は無いのかですか?。ええと…その……。あ、あるにはあるんですが。その、古代エジプトのネフェルタリ王妃の首飾りなんですけど。お母さんも『いい、これには例え何があっても触ったら駄目だからね』なんて言っていて、姉さんも『あっ、これダメなやつだわ』って…。
あっあとですね。地下三階は召喚陣が書いてあって、今回の聖杯戦争で 私やイリヤさん達がサーヴァントを召喚をしたのもこの場所なんですよ。
今日私がここにいる理由ですか?その、私まだ自分の魔術の精度がいまいちで参考になる魔導書がないか探しにですね。私の魔術特性はかなり希少なのと魔術師は基本秘密主義なので資料が少ないんです。こういった時、姉さんの魔術特性の基本にして万能みたいなのって羨ましくなりますね。
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