スカサハの娘に産まれて人理焼却で死にました。   作:ホワイダニット

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今話で第1部一章が終わり、マテリアルをはさんで二章聖杯編に移ります


フランスbyマリー

ヴィヴ・ラ・フランス♪

 

今回は私マリーアントアネットがお話しするわ。

 

私の生まれはオーストリアでフルネームはフランス読みでマリー=アントアネット・ジョセフ・ジャンヌ・ド・アブスブール=ロレーヌ・ドートリシュというの。名前が長いですって?私もそう思うわ。名前はシンプルにかつ分かりやすくよね!だから私のことは気軽にそして親愛を込めてマリーと呼んでちょうだい。ミス・マリーでもマドモアゼル・マリーでもなくマリーさんがいいの、だって羊さんみたいで可愛いもの!

 

ーーー

 

 

だけど私の人生は私が語るべきことではないわ。だって私の人生は歴史が証明して皆さんがどう感じるかですもの。だから今回は私の人生以外のことを聞いてくださいな♪

 

 

 

 

 

 

 

私、生前からお会いしたかった方の一人にフランスを救うべく立ち上がった救国の聖女ジャンヌ・ダルクがいるの、だけど同じフランスの英霊なのに座でもお会いすることができなくて、楽しみだっただけに少ししょんぼりしてしまうわ、出会えたら一緒にお茶をしたかったのに。それに、ごめんなさいと言うの。フランスの愚かな王族が抱く聖女への小さくても当然の罪の意識……でももし出逢い叶うならお友だちになりたいわ!だってきっとフランスのために立ち上がった彼女はとても素敵な筈だもの♪

 

 

 

 

 

 

 

 

アマデウスについて?確か前にアマデウスから『人の良いところしか見ないのがマリアの悪い癖だ。たまには相手を叱り、否定する事も大切だ』と言われたから『この音楽バカ!人間のクズ!音階にしか欲情しなくなった一次元フェチズム!そんなに楽譜が恋しいならいっそ音符にでもなったらどう!?』なんて言ったら彼、『的確に僕のことを言い表してるけどなんだろうね、君に罵倒されながら僕という人間を表現されるとなんとも言えない感情がわき上がる』なんて言うのよ失礼しちゃうわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

それにね、私付きのメイド二人が心配性なの!二人は私が小さい頃から一緒なのだけどまるで娘や孫を見ているような時があって…確かに私は少しお転婆だったかもしれないけどそこまでではないと思うのよ?

 

 

 

あと、後年の私なら見劣りはしない自信があるのだけど、それでもふたりとも私から見てもとてもきれいなの、いつまでも若々しい二人がうらやましいわ。

 

 

 

二人の特徴?そうね、二人とも女性としては背が高かったわね。170は越えていたのではないかしら?髪も長くて綺麗なのよ!スタイルもよくて宮殿内でも人気があったわ。貴族の殿方から声をかけられることもあるのだけれどすべて袖にしているみたい。そのせいで女性貴族からはあまり好かれてはいないみたいで……

 

 

 

あら、ごめんなさい。少し暗くなってしまったわ、他に何か聞きたい事があったら聞いてちょうだい、私に答えられることなら喜んで答えるわね♪

 

処刑の時にメイドは助けてくれなかったのかって?そのときには一人は既に亡くなっていて、もう一人は私の指示でオーストリアにある実家に行ってもらっていたの、だから私の処刑のときは二人はその場にいなかったの。

 

 

 

 

 

 

 

あら、そろそろお別れね。それじゃ最後にみんなで…せーの、ヴィヴ・ラ・フランス!!

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