先輩と後輩がダベってるだけ   作:ハトスラ

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先輩と初顔合わせ※

「初めまして! 桐原麗奈です。よろしくお願いします!」

 

 いつものバイト先。いつもの狭い休憩室。いつもの制服を纏って、私は全くいつもどおりではない挨拶をした。

 

 私がここでバイトを始めてから、もう四ヶ月が過ぎようとしている。最近はバイトにも随分慣れたし、バイト先の知り合いも結構増えてきてたから、こんな挨拶は本当に久し振りだ。

 

「ああ、よろしく頼む。オレは山田(やまだ)進次郎(しんじろう)という」

 

 そう言って笑みを浮かべたのは、黒縁メガネの似合う黒髪の青年だった。身長はだいたい先輩と同じくらいかな。ピシッ、と着こなした制服と堅い声色も相まって、堅物そうな印象を受ける。

 先輩に聞いていた通りの人だなあ、と脳内で評価を下して、私は山田先輩と握手を交わした。

 

 

 今日は7月27日。

 夏休みに入って一週間くらい。そして、先輩がバスケ部の応援のためにバイトを交代してくれ、と私に頼んできた日だ。

 それについては二つ返事で了承したから、今日は私が先輩の代わりに出勤してるわけなんだけど、普段と変わったシフトってことでバイトのメンバーもいつもとは違った形になっていたり。具体的には、バイト始めてから出会ったことがない人間が二人ほど。その内の一人が、今わたしと握手してくれてる山田先輩というわけだ。

 

 風間先輩が言うには、『クソがつくほど真面目な先輩』とのこと。わかんないことがあったら、山田先輩に聞けば大体なんとかしてくれる、とも言っていた。頼りになる人なんですね、って言ったら、『つーか、苦労性だな』なんて微妙に反応に困る評価だったのは、きっと本人には言わない方がいいんだろう。

 

「オレを含めて初対面の者もいるだろうが、わからないことがあれば遠慮せずに聞いてほしい。もっとも、風間から話を聞く限り、キミに教えるようなことはもうないだろうが」

「いえ、咄嗟の対応とかまだまだなんで……。そういうこと勉強させてもらいますね」

「うむ」

 

 私の返事に、山田先輩が満足そうに頷いた。

 

 その時だった。裏口側の休憩室のドアが開いて一人の女子高生が中に入ってきたのは。

 

「ちーっす、おつかれー。…………うわ」

 

 訂正。中に入ってこようとしたのは、だ。

 気怠げな挨拶とともにドアを開けた女子高生は、山田先輩を見、私を見、握手を交わす私たちの右手を見て、そそくさと元いた方へと帰っていく。

 

「待て。来て早々に帰る者があるか。貴様は仕事をしに来たハズだろう?」

「いやー、ちょっとほら。オジャマだったかなーって、気を遣ったんスよ」

「訳のわからんことを言っとらんで、とっとと中に入ってこい」

「ええー……」

 

 あからさまに嫌そうな顔をして休憩室に入ってくる女子高生。

 山田先輩が『仕事しに来た』って言ってたから、多分私が会ったことない二人の内、残りの一人のハズ。

 

 それにしても、なんで即帰宅コースだったんだろう? 気を遣ったって言い回しも意味不明な気が?

 そんな風に私が疑問を浮かべていると、嫌そうな顔をしたまま女子高生が言った。

 

「女連れ込むんなら、もっと他でやってくださいよぉ」

「は?」

「スリル味わいたいんかも知れんけど、バイト先でヤるのは強気のプレイが過ぎるっしょ。パイセン、もっとモラル守ってどうぞ」

「するか!? 貴様は何を勘違いしとるのだ!?」

「何って、女子に言わせるんスかぁ? 引くわー」

「こっちのセリフだバカ者! アレが逢瀬に見えとったのかお前は!」

「うららかな昼下がり。いつ同僚がくるかもわかんない休憩室で、二人の男女は背徳感を味わいながら……、みたいな?」

「やめんか!?」

 

 なにやら怒濤の掛け合いが始まってしまった。

 

 え、えーと? なんか勘違いされちゃったのかな? それにしたって、あらぬ方向にもほどがあると思うんだけど。

 

「彼女は桐原さん。風間が休みだから、代わりにシフトに入ってくれたそうだ。……出会い頭に失礼すぎるぞ、お前は」

「えー、マジ? 風間休みなん? サボり? サボり? あーしも帰っていいスか、パイセン」

「ダメに決まっとるだろ。あと風間は友人の応援だそうだ。遊びに行った訳では決してない」

「応援? なにそれ?」

「今年も東星(とうせい)のバスケ部はインターハイ出場だそうだ。知らんのか?」

「どーでもいいことにキャパ割けるように出来てないんでー」

 

 ひらひらと手を振って、心底どうでもよさそうに女子高生が言う。

 

 いや、今ちらっと見えたネイルの盛り方がエグい。睫毛もエクステでバッサバサだぁ。ピンクのリップは多分グロスも塗ってるんだろうな、つやっつやでぷるぷる。左の耳には、少し大きめのゴールドのピアスがぶら下がってる。

 

(派手な人だなあ)

 

 というのが、私から見た彼女の印象。

 いやうん。髪も派手な色に染めちゃってるし、制服もかなり大胆に着崩してるし。死語ってやつかもしれないし、言葉にするとすごく陳腐なんだけど、見た目すごくギャルっぽい。

 

「っていうかぁ。パイセンは風間のヘルプにきた女子に手ぇだしてたってこと?」

「だから出しとらんわ」

「え、でもおさわりしてたよ?」

「ただの握手だろうが! わざと如何(いかが)わしい言い回しを使っとるな、貴様!」

「いやパイセン童貞だし。自己紹介にかこつけて、合法的にお手々おさわりできるー、とか考えてた奴じゃん?」

「思いつきもしなかったわ!」

「でも女子の手、さわり心地良かったでしょ?」

「おまっ、…………いや! そういうのだな」

「うわぁ……、反応がマジじゃん。童貞キモい」

「ひひ、人前で、ど、童貞とか言うんじゃありません!」

 

 

 

※※※

 

 

 山田先輩と怒濤の掛け合いをしていた彼女は、

 

『あたし光明院(こうみょういん)櫻子(さくらこ)。よろー』

 

 と、なんとも気の抜けたトーンでそんな風に名乗った。

 年齢は私の一つ上で、風間先輩と同い年。彼女が着ていた青いブレザーは、たしか『愛川北(あいかわきた)高校』の女子の制服だったハズ。

 夏休みにも関わらず制服姿だったのは、どうやら補習で学校に寄っていたかららしい。申し訳ないけど、ちょっと成績が残念な人なのかもしれない。

 

 さて、そんなこんなで知らない二人との顔合わせが終わって、仕事が始まって、そして今終わったわけなんだけども。

 

「つ、疲れたー!」

 

 うう、と休憩室の机に突っ伏す私。

 なんだろ、お客様の入りはいつも通りだったと思うんだけど、いつもの数倍疲れた。メンバーがいつもと違うってだけでこんなに疲れる?

 

「お疲れ。慣れない相手がいると疲れただろう」

「はい。いつもと勝手が違うからなんですかね。なんか、なんか疲れました」

「キミのシフトには大体風間かアキラさんがいるから、余計にそう感じるのかもしれないな」

 

 確かに。あの二人はもう、めっちゃ迅速に仕事回すから、相対的に私の仕事が少なくなって疲れてないのかも。まさかこんなタイミングで二人の力を実感するなんて……。これがいなくなって初めてわかるありがたさ……。

 

「すまんな。オレたちがあの二人ほど動けていれば、キミがそう疲れることもなかったか」

「いえ、そんなこと! むしろ助けられっぱなしで」

「それこそ、『そんなこと』だろう。風間に聞いていたとおり、よく働いてくれた。助けられたのは、こちらの方だな」

 

 山田先輩はそう言ったけど、実際わたしがどれだけちゃんと働けていたのかはわからない。普段どおりだったとは思うんだけど、私は風間先輩の代わりにきたんだし、風間先輩と比較されるとどうだったんだろうか。

 ちなみに、私に助けられたと言っている山田先輩本人は、かなりしっかり仕事できる人だった。風間先輩が『クソ真面目』と言っていたとおり、一組一組に対する接客の姿勢がとても丁寧だ。私が助けられっぱなしだった、と言ったのも別にお世辞なんかじゃない。

 

 なのに、なんでこんな疲れてるかな。やっぱり私ってば無意識のうちに、風間先輩とかアキラさんに頼りっぱなしなんだろうか。

 

「さて。疲れているのはわかるが、いつまでもそうしていないで、着替えてきなさい」

「ああ、そうですね。これはお見苦しいところを……」

「オレも着替えてくるから、着替え終わったら送ろう」

「はぁ!?」

 

 フロアに繋がる方の扉から、急に大きな声が聞こえて、私たちは思わず振り返った。予想もしてないとこからの大声だったものだから、ビックリして「ありがとうございます」の言葉を飲み込んじゃったよ……。

 見れば、櫻子先輩がなにか信じられないような顔を浮かべてこちらを見ていた。私たちは櫻子先輩の声にビックリした形だけど、その櫻子先輩もなにかにビックリしているような様子だ。

 

「なんだ唐突に大声をあげて。驚いたじゃないか」

「パイセン。今その子、送ってくって言いました?」

「言ったが?」

「あーし送られたことないんですけど!?」

「奇遇だな。オレも貴様を送っていった記憶などない」

「なんで!?」

「何故もなにも、もう遅いだろう?」

「そうやって甘い言葉で、今日会ったばっかの後輩を送り狼するんだ? パイセンの変態、エロ童貞!」

「やめんか!? もう暗くなってきたし風間に頼まれてもいたから、送っていくと言ってるだけで、やましい気持ちなど欠片もないわ!」

「ホントーに? 神に誓える? パイセン、合法的に女子と二人きりで帰れるうふふ、とか考えてんじゃないの? ぜんっぜん! ドキドキしないん? マジで? ちっとも? 童貞のクセに? 少しくらい甘い展開ねえかなー、って思ってない?」

「お、思ってない」

「あ! 今ドーヨーした! あーやしいんだぁ! パイセン、女子と会話したことないもんね。思わずエロいこと考えちゃうんだー」

「い、いくらボクでも女子と会話したことくらいある。そ、それから、え、エッチなことは別に考えていないぞ!」

 

 また始まってしまった。

 なんだろう、櫻子先輩は会話するたびに山田先輩を弄らなきゃならない縛りでもあるんだろうか? あとなんで毎回わたしがいやらしいことされる方向での弄り方なんだろ。本人も言ってるとおり、たぶんそんなことにはならないだろうし、私もそんな方向での心配はしてないし。いや、山田先輩はメッチャ動揺しちゃってるけど。

 

「ってゆーか!」

 

 と、山田先輩と弄っていた櫻子先輩が、ぐるりとこちらを見て言った。

 

「アンタ、風間の女なワケ?」

「……へ?」

 

 風間の女? ……って、私が風間先輩の恋人か、ってこと? え、なんでそんな勘違い?

 

「アイツ口うるさくない? アンタからも、もうちょい対人スキル身につけろって言ってくんない? 顔いつもこーんなだし、バイト中のお小言マジウゼェからさあ」

 

 ぐっ、と眉間に皺を寄せながら櫻子先輩が言う。

 あー……、やっぱり先輩、対人コミュニケーションうまくいってないんだあ。大丈夫かなあ、とは度々思ってたけど、こうやって実際に言われるとアレだなあ。せめて怖い顔だけでもなんとかなるとマシなんだろうけど、先輩デフォルト顔がアレだしなあ。

 

 なんて、私が先輩の対人関係を思わず心配してしまっていると、横合いから山田先輩が「お小言が多いのは自業自得だろう」と、幾分落ち着いた声で口を挟んできた。

 

「貴様が仕事をサボるのが悪い」

「えー? 言うて、あーしバイト休んだことないけど?」

「手を抜いているのが丸わかりだと言っとるんだ。今日もそのおかげで大変だったんだぞ」

「やだ、パイセンそんなあーしのことずっと見てたの? あーしのこと好き過ぎっしょ」

「何故そうなる? オレはもう少し真面目に仕事をだな」

「わー、わー。お小言聞きたくありませーん」

「光明院!」

「ごーめんって。スマンスマン。おっぱい触らしてあげるから勘弁して!」

「おぱっ!?」

 

 ぴたっ、口撃をやめる山田先輩。表情を見るに、なに言われたかわかってないというか、言葉の衝撃にフリーズしちゃった感じかな? うん、私もビックリした。

 っていうか、気になったんだけど、今日の仕事キツかったのって櫻子先輩が手を抜いてたからなの? 私ぜんぜん気が付かなかったんだけど、いつも先輩と山田先輩が口うるさいってことは、普段からサボりがちってことなのかな。

 

「そんなことより、アンタもアンタよ。風間のどこがいいのか全然わかんないけど、彼女なら彼氏簡単に旅行行かせちゃダメでしょ」

「あ。えっと」

 

 そんなこと? とぽつりと呟いた山田先輩には気が付かないのか、櫻子先輩はペラペラと言葉をまくし立てる。

 

「浮気しほーだいじゃんね? 一緒に行くとかしなー? 少なくとも、彼氏の代わりにバイト入っちゃうのはねーから。男が旅行行ってんなら、アンタもどっか遊びに行くくらいしねーと」

「あの、先輩とは別に恋人じゃないです」

「え、マジで」

「はい」

 

 二人の掛け合いに圧倒されて、そういえば、ちゃんと否定できてなかった。なんでそんな風に思われてるかはわかんないんだけど、誤解されっぱなしだと先輩に迷惑かかっちゃうよね。

 と、思って割としっかり目に声をだしてみたんだけど……、

 

「アイツ、彼女でもない女の送迎パイセンに頼んだん!? 過保護すぎん!?」

 

 ────なんか、地雷踏んだっぽい?

 

「夜道は危ない。風間の配慮は真っ当だと思うが」

「だから! あーしは送られたことないんだってば! なにアイツ。いいかっこしいか!? あたしはムリで、え、えーと……、れ、レーナ? だっけ? は送ってくんか!?」

「何をそんな怒っとるんだお前は」

 

 硬直から復帰した山田先輩の言葉も、なんか逆効果だったみたい。

 山田先輩は心底不思議そうにしてるんだけど、あー……、うん。わかるなあ。夜道が危ないって言ってる本人たちが、同じ危険があるハズの自分のことは送っていってくれなかったって、普通に考えたら怒っていいやつだもんね。

 

「パイセンもパイセン! あたしのこと送っていかないのに、風間に頼まれたからって後輩送ってくのどーなん!? あーしもしかして女扱いされてないん!? 泣くけど!?」

 

 仕方ない。これは泣いたり怒ったりしてもいいと思う。

 そりゃ、いつもいつでもは無理だろうし、そういう義務なんてないんだけど、他の女子にやってて、自分は省かれてるっていうのは。せめて今までに一回でも、『送っていってやろうかー?』的ななにかがあったなら、こうはなってないんだろうけど、この反応から察するに、本当に一回もそういうことなかったっぽい。

 

 え? 普通にかわいそうでは?

 

「別に女扱いしていないワケではない。というか、女扱いしなかったことがない」

「エッチ!!」

「どうしろというんだ貴様!?」

「エロいアレソレはいらない。いらないけど! ソンチョーして欲しいの! あいあむカワイイ女子!! おーけー!?」

「尊重というか譲歩はしとるだろ」

「モア! モア! パイセンのそれじゃ全然たりねーです! もっとあーしに優しくしてプリーズ!」

「面倒くさすぎるぞ光明院!」

「めんどくさいって言った!? 泣くよ!? パイセンに泣かされたって、アキラさんとかに言いふらすよ!?」

「わかったわかった、尊重する。つまり、アレだな。送って帰ればいいんだな?」

 

 わーぎゃーと叫んでいた櫻子先輩の口撃が、山田先輩の言葉でぴたりとやんだ。

 

「……ほんとお」

「時間に余裕がある時くらいはな。いいから着替えてこい」

「やっふー、約束だかんね。パイセン!」

 

 ひらひらと手を振って、嬉しそうに更衣室に駆けていく櫻子先輩。山田先輩は渋々って感じの声色だったんだけど、それでいいのかな。嫌々っぽい態度でも満足しちゃうくらいに追いつめられてたんだとしたら、やっぱり普通にかわいそうなんだけど。

 

「なんというか、騒がしくしてしまってすまないな」

「あ、いえ。ちょっとビックリはしましたけど。……えっと、いつもあんな感じなんですか?」

「恥ずかしながら、ほぼ毎回だな。光明院にも年相応の落ち着きを持ってもらいたいものだが」

 

 申し訳なさそうに謝ってきた山田先輩に、思ったところを告げると、そんな風に返されてしまった。

 

「うーん、今時の女子高生って感じしましたけど」

「むむ、そうなのか」

「ああいう元気な人も多いですね」

 

 私のクラスにもああいうタイプはいるっていうか。あそこまで派手な格好してる子はあんまりみないけど、あのくらい元気な子は割といる印象。櫻子先輩が特別騒がしいってわけじゃない、と思う。たぶん。

 

「そうか。……では光明院は年相応だったか」

「比較対照が風間先輩なら、あの人ちょっと普通とはズレちゃってると思うので。なんていうか、口数少ないし、ずっとむすってしてるし、落ち着いてるようにみせて、そのクセ内心だと心の声がおっきいタイプですよ」

「……それは、本人が?」

「いえ、私の体感なんで、本当は全然違うかもです」

「ふっ、なんだそれは」

 

 口元をふっと緩ませて、山田先輩が笑う。

 あ。ずっと堅い表情とか焦った顔しか見てなかったから気づかなかったけど、この人こんな優しい顔で笑うんだ。

 

「ふふっ。ああ、引き留める形になってしまってすまんな。キミも着替えを済ませてきなさい」

「はーい」

 

 変なツボに入っちゃったのか、まだ少し笑っている山田先輩を残して、私は更衣室へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 この後、めっちゃ寄り道したがる櫻子先輩とそれを注意する山田先輩のせいで、いつもの数倍帰宅に時間かかったのは別の話。




【彼女いない歴=年齢】山田先輩
真面目、堅物、あと苦労性なメガネ男子。口調も表情も堅めだが、意識してのものなので、動揺すると崩れる。
だいたい桐原がシフト入ってない時にシフト入れてる系だが、別に桐原に思うところはなく、単純に時間に融通が利くのでシフトの穴埋めやってくれてるだけ。いいやつ。
大学生だが、実家のゴタゴタで現在休学中の19歳(先輩と初顔合わせ時点)

【オタクに優しくないギャル】櫻子ちゃん
由緒正しそうなネーミングから繰り出される、見た目派手なギャル。別に金持ちじゃないし遊んでもない。でも高校生になったときにはメッチャ遊ぼうとか考えていたとか。
得意技は客にバレないようにサボること。ピンポン鳴ってもうまく誰かに擦り付けたり、絶妙にゴミ捨て担当からすり抜けたり。
好みのタイプは『東星の山本陽介』と即答するミーハー。……だったのに、バイト先のメガネ大学生にすっころんで首を傾げてる16歳(先輩と初顔合わせ時点)
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