最初に行われる基礎レッスンがひととおり終わってからだいたい数十分後、ボクは数人のメンバーと一緒に346プロダクションの女子寮へと向かっていた。
簡単な手続きをした後、みんなの準備を待って、本社ビルから根津Pの運転する社用車で数分。
実際に見てみるとその光景は壮観なもの、と聞いている。
346プロ自体東京の一等地に社屋を構えてるだけあって、資金力は相当なものだ。その346プロが直営している女子寮だっていうんだから、推して知るべしというところである。
まず、かなり豪華な食堂がある。一人当たり一室が割り当てられている上に、冷暖房も完備。トイレ風呂別。大浴場あり。
基本的に学生が住むことになるためか、家賃もかなり安い。基本的にお給料から天引きだそうで、所属アイドルとしてはほぼその辺の心配はいらないとか。
あくまで、既に入寮の手続きを済ませて下見を終えている
実に至れり尽くせりな寮なんだけど、ここに辿り着くまでにはちょっとした問題があった。
「何で佐藤さんまで?」
「悪いかよ☆」
しゅがーはぁと(佐藤心・26歳独身)である。
ボクは東京出身(ということになってる)だけど、元々が施設の出だからこれに関しては特殊なケースとして置いておく。
二度目になるけど、346プロ女子寮はあくまで地方から出てきた「学生向けの」女子寮だ。だから、この場にいるのは関東圏以外の出身の人が殆どになる。
鹿児島出身の芳乃さん、福井出身のみちるさん、岡山出身の肇さん、青森出身の七海さんに、岐阜出身のマキノさん。それから、住所不定元サンタクロースのイヴさん……と、名前を上げていけば納得のいく面々だと思う。なおブリッツェンは後で軽トラで運ぶとのこと。
そこに割り込んでくるのが、長野県出身の佐藤さん(26)。
なおツッコミを入れた当の根津Pは肩パンを受けて沈黙していた。
やめろ佐藤。運転中にそれはマジでヤバい。
「……あ、そうだ! 白河さんは何で寮に入ろうと思ったんだい?」
話をこっちに逸らしやがったなこの野郎。
「今話すことでもないですよね」
「でも気になるじゃないか。通勤に不便は無いよね?」
「そうなんですか?」
「……単に家を出たかっただけです。部屋を空けなきゃいけないし」
「ご兄弟でも?」
「まあ……そのようなものです」
何でだろう、予想外に肇さんが食いついてきた。
その後ろでマキノさんが眼鏡を光らせている。そんなにボクのことが気になるのだろうかこの人たち。
ボクなんて木っ端だよ木っ端。吹けば飛ぶ程度の存在だよ気にしないでおくれよ。
「し――――」
「…………」
「?」
「ん゛んッごめん何でもない」
根津Pが「施設のことは言わなくてもいいの」とでも言いたげに口を開いたのでバックミラー越しに睨み付けると、すぐに沈黙した。
……わざわざ言わなくてもいいんだよ、そんなこと。変に気を遣われても困るし。
「甘えるべき時に甘えることもー、子供としての務めでしてー」
「必要ならそうします」
……芳乃さんはどこまで見抜いてるんだろう。
意味深なこと言ってるだけにしても、いくらなんでも核心を突きすぎだ。
「お部屋はどこになるんですか~?」
「ちょうど空いてる部屋らしくって……この部屋です」
「モゴッ……あっ。あたしのお向かいさんですね」
「七海のお隣れすね~♪」
「よろしくお願いします。こっちのお隣さんは……?」
「そこは
「あ……ご存じなんですね」
「フフ。リサーチは完璧だから」
やたら堂に
この人この動作好きだな。
「でも、貴女のことは分からなかった。なぜかしら?」
「ことさら、隠してるつもりは無いんですけど」
「隠してるつもりじゃないのに調べられない、って。私のこと、挑発してる?」
「そんなつもりじゃ……」
「ふっ、冗談よ」
心臓に悪い冗談を言ってくるなあ……。
「じゃあ質問! 氷菓ちゃんの好きなパンは何ですか!?」
「え。か、カレーパン……?」
「好きなおさかなはなんれすか~?」
「……カツウォ……カツオ……が」
「好きなスウィーツ☆ は何かな~?」
「アイスクリーム」
「名前まんまじゃねえか☆」
「……じゃあ葛湯で」
「渋いなオイ☆」
市販品の抹茶葛湯とか美味しいし仕方ないね。
自分で葛粉買って作ればそれほどお金も要らないし。
うん、しかしねマキノさん。こんな些細なことをメモしなくていいんですよ。
「じゃあ、今度お湯のみ差し上げますね」
「え。いいんですか……?」
「はい。いつも作っていますから、お近づきのしるしに」
「あ、ありがとうございます」
そういえば肇さん、陶芸が趣味だって言ってたっけ。
……根津Pも肇さん作の湯飲み持ってるって言ってたな。いつも作ってるって、どのくらいの頻度で作ってるんだろう……?
「何か欲しいものってありますか~?」
「え、欲しいもの……?」
「はぁい」
自由という言葉の意味と定義とその概念について教えてください。
いやいや。流石にそれはダメだろ。
自分でちゃんと考えてちゃんと結論を出さなきゃ。聞いて駄目だったとなったらイヴさんにも失礼だ。
「ハーゲンダッツとか……」
「ううっ!?」
「えっ、ぼ、ボク変なコト言いました!?」
「は、はーげんだっつ……」
「単にお金が足りないだけだと思いましてー」
「………………」
オチがヒドいよイヴさん。
ダッツ買えないほどお金に困ってるのイヴさん。
「む……無理はされない方がいいですよ……」
「ごめんなさい~……力不足ですぅ……」
「い、いえ……大丈夫ですから……」
もしかして世の中のサンタクロースという存在は皆自腹を切って子供たちに夢を与えているんだろうか。
だとすると尊敬はするけど今回のように色々いたたまれなくなるのは本当に勘弁していただきたい。
世界サンタクロース協会的なものから支援金降りたりしないのかな……。
「お。そろそろ到着するよ。みんな準備してくれ」
「「「はーい」」」
と、ちょうどいいタイミングで寮に到着したようだ。
それぞれ、自分の荷物を準備――と言ってもみんな手荷物程度だけど――して、ボクたちは停車を待った。
@―――@
話には聞いていたけど、こうして到着して改めて見てみるとすごい建物だ。
学生向けの寮と言う割に内装は綺麗で、談話室なんてなんというか、モダンでシック……? な雰囲気が漂う空間になっている。
個人の部屋も一室一室がちゃんとワンルームマンションのようだ。少なくとも前のボクの部屋よりだいぶ広い。
部屋に辿り着くと、施設の方から送っていた段ボール箱が目についた。
中身は、ゲーム機やテレビなどの大型家電と家財道具、それとボクの私物の本。中身は漫画本や小説、それと、色々あって以前集めていた錬金術関連の
「さて、と」
壁に軽く手をつくと、次の瞬間には
これでいくらでも生活はできるから、ここはこれでいいとして、問題は――やっぱり、近所関係かな。
お向かいのみちるさんとお隣の七海さんにも改めて挨拶に行くとして……問題は、もう一人のお隣さんの早坂美玲さんか。
一応、部屋に来るまでの間に一通り彼女のことは調べてみた。
今年結成されたユニット、「
この前の「とときら学園」では
ネット等では「かっこいい」「かわいい」という意見が半々で見られ、そこに混ざって「妹にしたい」という意見も見られる。最後のそれはどう見てもただの過激派だけど、人物像を掴むのに役に……立つんだろうか。
「……まあ……いいか」
どれだけ考えてもなるようにしかならないだろう。ここまでやって分かった。
ここまでほとんどイレギュラーしか無いんだ。ボクもういちいち考えるの疲れたよ。
気が合わなかったらその時はその時ってことにしよう。
「早坂」と表札の掲げられた扉の前に立って、インターフォンを押し込む。
ぱたぱたという小さな足音が聞こえて、すぐにインターフォンから声が飛んで来た。
『誰だッ!?』
「ひぐっ!?」
――――警戒心丸出しの声が聞こえてきた瞬間、ボクの心は半ばぽっきりと折れてしまった。
引きこもりにとって、この声はひどく辛かった。
いやもう無理。辛い。拒絶されてると思うとどうしても心にクる。穴でも掘って埋まってたい……。
「お……お隣に入居した者です……」
『何の用だッ!』
もうやだ帰りたい。
こんな露骨に警戒心剥き出しにされるともう心が砕けそうだ。
こういう反応の方が普通なんだよと言われるとそうかもしれない。スターライトプロジェクトのみんながとっつきやすい雰囲気の人ばかりだから忘れてた。こういう反応の方が普通なんだよ。
……普通の反応なのは分かってるんだけど、もうとっくにボクのグラスハートはボドボドだ。
「ど……どした……?」
うなだれたまま半ば気力を失いつつあるボクに、背後から声がかかった。
小さい声、だけど確かにこちらを心配している声だ。
「あ、す、すみません……邪魔だったらどきます……」
「いや……邪魔とか思ってない……フヒ……」
フヒ?
「それより、美玲ちゃんに用事でもある、のか……?」
「今日、ここに来たので、挨拶をと思って……」
……あれ?
振り向いてみたから分かったんだけど、この人……さっき調べた「individuals」のシングルのジャケットに写ってた一人じゃないか?
特徴的な灰色の髪や身長から察するに、
この人、ジャケット写真と雰囲気が違うな……?
「入れてもらえなかった……?」
「……なんだか、拒絶されてるみたいで……」
「あ……美玲ちゃん、知らない人が来たからびっくりしてるんだな……」
言うと、輝子さんはボクに代わって美玲さんの部屋のインターフォンを押した。
「美玲ちゃん。私だ。輝子。お客さんもいるから、開けてほしい……」
『ショーコ? お客ッ!? ちょ、ちょっと待ってろッ!』
慌ただしく部屋の中を駆けまわる音がしたと思ったら、しばらくして部屋の中から美玲さんが姿を現す。
恐らくはいつも通りなのだろう、Girls&Monstersの特徴的なファッションがまず目につく。部屋の中からフェルトの爪とフードの耳、それとハートがあしらわれた眼帯だけが覗いていて、表情はよく見えない。
しかし輝子さんはまるで意に介した様子もなく、ごく普通に話しかけていた。
「き、来たよ……」
「うん……それで、そっちのヤツは誰なんだ?」
「知らない人だ……」
「そのくらい知ってるよッ!」
「…………あの」
「な、なんだよッ! ひっかくぞッ!」
「すみませんでした……出直します……」
「えッ!? ち、違ッ……ウチそんなつもりじゃ……」
「フヒ……だ、大丈夫だぞ。美玲ちゃんは、怖くない。美玲ちゃんトモダチ」
――言って、二人は立ち去ろうとするボクをその場に押し留める。
「わ、悪かったよッ! 知らないやつがいると思って、びっくりしたんだ……」
「美玲ちゃん……実は、けっこう怖がりだからな……それに、346プロの人は、結構、押しが強い……美玲ちゃんが引いても突っ込んでくる人が多い……」
「ウチにもイメージがあるんだから、そういうこと言うのやめろよなッ」
「で、でも事実……フヒ。それで、その。どちら様だ……?」
「あ、と……ごめんなさい。白河氷菓、と言います。今日から346プロの所属アイドルになったので、挨拶に参りました。よろしくお願いします」
「ん、早坂美玲だ。よろしくな」
「星輝子。コンゴトモヨロシク……」
改めての自己紹介になってしまったが、今度は難なく受け入れてもらえたようだ。
手土産も受け取ってもらえたし、これで解決かな――なんて思っていると、美玲さんは「そうだ」と一言切り出した。
「改めて、さっきは悪かったな。立ち話もなんだから、ちょっと上がっていくか?」
「いいんですか?」
「うん、別にいいぞ。な、ショーコ」
「そ、そうだな。トモダチが増えたらいい、しな」
「じゃ、じゃあ、お言葉に甘えて」
促されるまま部屋に上がると、そこは想像通りと言うべきか、Girls&Monstersやその関連商品に埋め尽くされた
黒と桃と紫。美玲さんのパーソナルカラーとも呼ぶべきそれを部屋中に敷き詰めた光景は、この部屋が「早坂美玲のものである」、ということを、雄弁に物語っている。
「お茶でも淹れてきてやるよ。ちょっと待ってて」
「い、いや。私がやるぞ……」
「「えっ」」
……何故美玲さんの部屋で輝子さんがお茶を?
そう思って見ていると、数分ほどもせずに輝子さんが台所から戻ってきた。
「しいたけ茶だ。フヒ……う、美味いぞ」
「し、しいたけ茶?」
「……い、いただきます」
すごい、なんというか……一言では表現できない感じの見た目だ。
名前のごとく小さなシイタケが浮いているし、普通の、いわゆる日本茶とは違って色も茶色い。烏龍茶かほうじ茶の系統だろうか? 匂いは悪くない。むしろ良い方。だと思う。
「ウチもいただくぞ……んぐ」
「……こく」
「……ど、どうだ?」
「お、美味しいです」
「うん、美味いなッ。でも、これ……」
「…………はい」
美味しいスープだコレ!!
美味しい……美味しいんだけど、お茶のそれじゃない。椎茸で取ったダシのスープだ。
濃厚な旨味の中に淡い塩味がキュッときいてきて、かなり美味しいんだけど、やっぱりスープだよこれ。
「いいだろ……私のおすすめだ」
グッとサムズアップされた。
この反応狙ってたんかい。
「そういえばこの前、紅茶キノコっていうのを見たんだけど、ショーコはあれ、興味ないのか?」
「あれは菌糸類だけど、キノコじゃない……もっと別の菌で作った、発酵飲料だな……」
「知ってることは知ってるんだな?」
「き、キノコだからな。調べたんだ。けどキノコじゃなかった……紅茶キノコとはトモダチになれない……」
……な、なんというか、キノコに対してすごい拘りのある人なんだな輝子さんは。
すごい情熱を感じる。しかし、友達ってどういうことだろう。キノコが友達……?
ボールは友達みたいなニュアンスのそれかな?
「でも、氷菓ちゃんはトモダチになれそうだ……」
「えっ、と。ありがとう、ございます。でも、何でそこまで?」
「臆病なところとか、驚き方とか、変に消極的なところとか、
「ああ、言われてみれば」
「え、ええ……?」
それは……良い評価なんだろうか……?
臆病で変に消極的で……って、あんまり良い方向じゃない気がする。でも事実だからこれ、何も言い返せないんだよなぁ……。
ボクの精神はずっとボドボドだ。
……でも、友達になれそうっていう点は、いいかな、と思う。
思えばボク、友達そんなに多くないし。学校のユルい付き合いっていうのも、基本的にこう、付き合いとしてひどく浅いものだったし……。
うん。そこは素直に嬉しい。
「思えばノノも最初はこんな感じだったな、妙に距離があって、近づいたら縮こまってすぐ逃げそうなカンジで」
「フヒ……ずっと威嚇してた美玲ちゃんがそれ、言うのか……」
「う、ウチはいいんだッ! ということにしてくれ……」
「……ふふ」
「や、やっと笑った、な……」
「……あ、ご、ごめんなさい」
「別に怒ってないだろッ」
「アイドルだからな。笑うの、大事だ……」
と、輝子さんもニヤッと軽く笑みを見せた。
この人、人たらしとか言われないだろうか。今日出会ったばっかりのボクでさえ結構コロッといっちゃいそうなんだ。仲の良い人、結構多いんじゃないんかな。
「わ。私もそんなに、笑ったり、得意じゃなかったけどな……。本当にぼっちだった時、親友に話しかけてもらって、アイドルになってから、もうちょっと自然に……だな」
「親友、というのは?」
「担当プロデューサーのことだよ」
「は、初めてのトモダチだからな。大親友だ……」
……なるほど。晶葉さんが根津Pのことを助手と言っているようなものか。
346プロのアイドル全体に言えることだけど、基本的にプロデューサーとアイドルは距離感がやや近い。
親密な方が精神面でのケアもしやすいだろうし、良いことなんだろうけど……これ、標準的なのかな。
別に不健全な関係になってるような人がいるわけじゃないし、いいか。
「親友に声をかけてもらったことで、私も、ぼっちから抜け出せたから、な……ほ、他の人が困ってたら、同じように声をかけることにしてるんだ……」
「……立派ですね」
「そうだなッ、ショーコは立派だ!」
ああ……なんだろう。この二人、いいなぁ。
友達のことを褒められたらついつい嬉しくなっちゃう、みたいな。そういう友達がいるってだけでも、羨ましい。
ボクもこういう友人ができるだろうか。
できるといいなぁ、と、思う――思うんだけど。
……どうしよう。スターライトプロジェクトの面々がまず頭に浮かんで来てそれどころじゃない……!
まずボクはそもそも強烈な個性を持つ彼女たちに自分から近づいていけるのか?
気後れしまくって結局最後まで距離を取ったままかもしれない。それはマズい。それはマズいぞ……!
……とりあえず、隣の部屋の七海さんと仲良くしていくことを当面の目標にしよう。
そこから、まあ、なんとか、頑張っていけると、いいなぁ。
「ヒョーカも、何か困ったことがあったら言えよッ! お隣で、先輩なんだからなッ!」
「分かりました。困ったことがあったら、相談しに来ます」
「………………うん。うん? まあ、そうなるけど、ケドなぁ」
「?」
「先輩後輩って関係だと……すごい距離を感じる」
「確かに……ずっと、溝が、ある、感じ……フヒ……」
「それ自体は普通のことでは……? 後輩は、こう、先輩を立てるものですし……」
芸能界は上下関係に厳しいと聞く。
先輩を少し
「ん~……やっぱ先輩後輩ってのヤメッ! なんか、聞いててすっごいムズムズするッ!」
「そ、そうですか……?」
「あと、距離がすごいあるのもイヤだなッ! 上手く言えないけど……嫌われてるみたいだ」
「え、いや、そんなことは……」
「い、いいじゃないか……氷菓ちゃんもトモダチ。……私も嬉しい」
「お隣さんの友達って方がウチも楽なんだ。ついでのその敬語、やめろよなッ!」
すごい勢いでビシッ、とフェルトの爪を突き付けられた。
そうやって言われて……なんだろう。悪い気は、しない。
いや、やっぱ嬉しい。うん。嬉しい。
拒絶されてなくって、こっちからも拒絶しなくていいっていうのは、やっぱり、嬉しい。
今は、ボクの交友関係に口出しして縛り付けてくるような人は、いないんだ。
誰とどんな付き合いを持っても、構わないんだ。
「……ありがと」
「い、いいってことよ……」
「へへ。同じアイドルなんだ、仲良くした方がいいに決まってるしなッ!」
その後はしばらく、輝子さんと美玲さんと話して過ごした。
こんな風に女子と仲良く会話をしたことも、考えてみたら無かったかもしれない。
やがて、他の部屋に挨拶に行かなきゃいけないことを思い出して話は切り上げたけど、それが無かったら、あのまま数時間ぶっ通しで話し続けていたかもしれない。
恐るべし、ガールズトーク。
なお内容の五割はキノコのことだった。
余談ですが輝子のデレステの台詞を確認する限り、非ヒャッハー状態でだいたい三分の一ほどに台詞のつっかえが見られましたが、「フヒ」とそれに類する台詞は意外なほど少ないことが分かりました。あとイケメンな台詞が多い。
美玲ちゃんはおよそ台詞の八割に「ッ」の表記が見られました。
この子もしかするとWAかジョジョかシンフォギアの世界から来たのかもしれません。
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