不器曜とヨーソローな日常   作:水無月 楓

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GSは約半年ぶりの投稿になります。まぁ、GSはこのぐらいだと思っておいてください。今回は本編5話の話にリンクします。曜ちゃんと果南ちゃんは優真くんに会う前はどんな話をしていたのでしょうか?

~注意~
こちらはGSとなっておりますので、連載中の不器曜とヨーソローな日常と一緒に読んでもらえると嬉しいです。出来るだけこちらだけでも理解できるように作りますが話の進行上本編を読まないと分からない部分も出てくると思います。その時はあしからず。


GS2話 いつもなら私がやってるのにぃ~!

「じゃあ、行ってくるね優真」

 

「本当に、一人で大丈夫か?俺も一緒に・・・・」

 

「大丈夫だよ。優真は私が言ったことちゃんとやっておいてね」

 

「・・・おう」

 

「では、行ってくるであります!!」

 

「おう。気をつけてな」

 

私は扉を開けて外に出る。私が外に出るときも優真は笑顔で手を振ってくれた。

そんな笑顔も素敵だなぁ。私が一人で果南ちゃんを迎えに行くって言った時も優真は心配してくれた。そんなところも素敵だなぁ。

そんなことを考えてると私を呼ぶ声が聞こえた。

 

「曜!ここだよ、ここ!」

 

私の名前を呼んで大きく手を振るのは高校で同じスクールアイドルだった一つ年上の果南ちゃん。私と優真の幼馴染なんだ。

 

「果南ちゃん早いね。まだ集合時間まで五分ぐらいあるよ?」

 

「早めの行動が大事だからね」

 

「流石だね」

 

「そういう曜も早かったよ?」

 

「果南ちゃんと会えるの楽しみにしてたからね。昨日も優真に早く寝ろって言われちゃったよ」

 

「?優真?優真と一緒に住んでるの?」

 

「あ・・・」

 

そっか、果南ちゃんは私と曜が付き合ってること知らないんだった。どうしよう。やっぱり言ったほうがいいのかな?

 

「曜?どうしたの?」

 

「な、なんでもない」

 

「そう?・・で、曜は優真と付き合ってるの?もしかしてそのまま一緒に住んでたり?どうなの、曜。ねぇねぇ」

 

そういって果南ちゃんは私に体をグイグイ寄せてくる。

 

「うぅ、そ、それは・・・・」

 

私が返答に困っていると遠くから私たちを呼ぶ声がした。

 

「おーい、曜ちゃーん、果南ちゃーん、お待たせー」

 

「もう、遅いよ千歌ちゃん」

 

「ごめんごめん。果南ちゃんもごめんね」

 

「いいよいいよ。千歌が遅れてくるのは知ってたし」

 

「そ、そう?えへへ・・・」

 

「千歌ちゃん、別に褒められてないよ」

 

私たちはそんな話をしながら歩き始めた。

 

 

 

「さて、どこにいくの?千歌に全部任せただけど」

 

「任せてよ。ちゃーんと考えてあるから」

 

千歌ちゃんはえへんと言いながら腰に手をあてる。私は苦笑いで千歌ちゃんを見る。

 

「最初はここだよ!」

 

どうやらついたみたい。千歌ちゃんが指さしたのは映画館。そういえば優真と映画を見てないなぁ。今度誘ってみよう。

 

「映画?私じっとしてるの苦手だよ?」

 

「大丈夫大丈夫。そんなのわかってるって。ささ、入ろう入ろう!」

 

千歌ちゃんは果南ちゃんを押して歩きだす。私もそのあとについていく。それにしても果南ちゃんも飽きない映画ってなんだろう。ちょっと気になるな。

 

シアターに入ってすぐに映画の本編が始まった。しばらくすると隣に座っていた果南ちゃんがボソッとつぶやく。

 

「なるほど確かにこれなら私も飽きないかも」

 

千歌ちゃんが選んだ作品は空に関する映画。もっと言えば星に関するお話だった。

 

 

「千歌にしてはナイスチョイスだったね」

 

「千歌ちゃんはどこでこんな映画知ったの?」

 

「えっとね、確かテレビとかだったかな」

 

千歌ちゃんのその言葉に果南ちゃんは「あの千歌が映画に興味を持つなんて」と驚いた顔で言う。

果南ちゃんも人のこと言えないと思うけど。

 

優真はどんなジャンルの映画が好きなのかな?それを聞いたら「曜が見たいやつならなんでもいい」っていうだろうなぁ。優真はいつも私の事考えてくれてるからなぁ。そんなこと考えていたら横から声を掛けられる。

 

「曜ちゃん、曜ちゃん。次はどこに行く?」

 

「あ、えっとね、水族館なんてどう?」

 

「お、いいね!千歌もそこでいいよ」

 

「私もかまわないよ」

 

二人は笑顔で了承してくれた。そして千歌ちゃんは私と果南ちゃんの手を取り歩き始めた。

 

「そう言えば千歌たちと水族館に行くのはかなり久しぶりだね」

 

「いわれてみれば確かに。最後に一緒に行ったのはまだ東京に来てなかったころだもんね」

 

「なんか懐かしいね。・・・・・あ、ついたみたい」

 

しばらく歩いていると目の前に大きな建物がそこには水族館と書かれていた。

 

「それじゃあ、行こうか」

 

「ヨーソロー!!」

 

私たちは水族館に突入した。

 

 

 

「ねぇねぇ、曜」

 

水族館を後にした私たちは千歌ちゃんとお別れして、私と優真の家に向かっていた。そんなとき一緒に歩いていた果南ちゃんが声を掛けてきた。

 

「どうしたの?果南ちゃん?」

 

「いやいや、朝のあれ。私忘れてないよ?で、優真は元気?」

 

「うん!・・・・・あ」

 

「あはは、顔真っ赤だよ?曜」

 

果南ちゃんはニヤニヤしながら言う。うぅ、それにしてもちょっと油断しただけで・・・・。

私はなんとかごまかせないかなと思い、顔を背けながら言う。

 

「べ、別に真っ赤じゃないもん!」

 

「そんなに拗ねないでよ。それに優真と付き合ってるっていうのは千歌から聞いていたから今更隠さなくてもいいでしょ?]

 

果南ちゃんは苦笑いで言う。千歌ちゃん。ほかのメンバーにも言ってたりするのかな?でもやっぱり恥ずかしいよぅ。

 

「・・・・し、知ってたのに何で聞いてくるのぅ?」

 

「千歌から聞いただけで実際確認してないし、一応ね。でも曜の反応を見ていたらもっといじりたくなっちゃってさ。からかってやろうとおもったのさ」

 

果南ちゃんは私の頭をなでながら言う。

 

「・・・・意地悪・・・」

 

「ごめんごめんってば。それにしても弟や妹だと思っていた二人がねぇ。最初聞いたときは驚いたよ」

 

「それはお騒がせしました」

 

私が申し訳なさそうにしていると

 

「いいよいいよ。その代わりに私の質問にウソ偽りなく答えてね」

 

「・・・はい」

 

私は変な質問が来ないことを祈りつつ返事を返す。

 

「じゃあ、最初はこれかな。付き合って最初にキスしたのはいつ?」

 

「ちょ、果南ちゃん、なんでいきなりそんな質問してくるの!?」

 

思ったそばからこれだもん。本当にAqoursの人達はこういうことに容赦ないんだから。あー、でもそれを言ったら私も容赦ないかも。

 

「曜。・・・約束でしょ?」

 

「・・・はい。え、えっと、確か付き合って二日目あたりだった気がする」

 

私がそう言うと果南ちゃんはその場で立ち止まり、そして驚いた顔で言う。

 

「ふ、二日目!?」

 

「ちょ、果南ちゃん声が大きいよ!周りの人たちびっくりしてるから」

 

「いや、だって、二日目って。相当お互いの事好きなんだね」

 

「あ、当たり前だよ」

 

「うんうん。じゃあ、いつ婚姻届をだすのかな?」

 

「果南ちゃん!?」

 

果南ちゃんは笑顔で聞いてくる。またからかわれてる。

 

「約束でしょ?」

 

さっきから約束のパワーワードのせいで私が何もできていない。普段だったらこっちからからかってやるのに。

 

「そんなの決めてないよぅ。さすがにわかるでしょ果南ちゃん」

 

「ごめんごめん」

 

さっきからまるでリプレイを流してるような感じがする。そろそろ優真がいる自宅に着かないかなと思い始めてきたよ。

 

「じゃあ、最後の質問するね」

 

「まだあるの?」

 

「最後最後だから。ねっ!」

 

果南ちゃんは私にウインクしながら言う。

 

「わかったよ」

 

「じゃあ、優真と一緒にいて楽しい?幸せ?曜」

 

「うん!毎日が楽しいし、これ以上ないぐらい幸せだよ!」

 

果南ちゃんの質問に私は元気よく、笑顔で答えた。

 

「優真はいつも私第一で色々考えてくれて、何かあったら私を守ってくれて、でも時々変なことぶつぶつ言ってて。そんなかっこいい優真がそばにいて私は幸せなんだぁ」

 

なんどやってもこういうことを言うのはやっぱり照れちゃうな。果南ちゃんは「そっか。それならよかった」と言笑顔で言ってくれた。

 

 

「着いたよ。ちょっと待っててね果南ちゃん。今鍵開けるから」

 

私は家の鍵を取り出し、ドアを開けて、果南ちゃんを家に招く。

 

「ただいまー、優真!」

 

返事がない。もしかして寝てるのかな?部屋は片付いているから言ったことはやっといてくれたのかな。ソファで寝ていた優真を起こす。

 

「起きて優真。果南ちゃん来たよ」

 

「ん?そうか」

 

私が声を掛けると優真はすぐに目を覚ました。

 

「おはよう曜」

 

「おはよう優真」

 

挨拶を交わす。そんな様子を見て果南ちゃんも笑顔で優真とあいさつを交わす。その後優真と果南ちゃん、そして私で遊びに行くことになった。

 

果南ちゃんのおかげでまた優真のことがやっぱり好き…………いや、大好きなんだなと改めて感じました。

 




やっぱり女の子を描くのは自分には難しいですね。ゆっくりとなれていきたいと思います。もしお時間がありましたら本編の方もよろしくお願いします。

のぶたかさん、nikoriさん高評価ありがとうございます。

高評価、感想お待ちしております。

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