MHFたのすぃーです。
交流猟団に入ってましたが、コミュ症の私には荷が重かった……
ソロ猟団という素晴らしいものがあったなんてッ!!
もう狩り尽くすしかない(錯乱)
さて、アルトシュ戦です。
オリジナル能力が出ますので、お楽しみに!
放たれる三つの種族の破滅の光。
―――
その原理上、巻き込む相手の精霊量が多ければ多いほど威力が増すものであり、全弾術式を開放すればそれこそ
―――
刻印術式により作動する爆発の威力は単発で大陸を丸ごと焼き払う、
その凶悪な代物、それぞれ十八発と十二発。
そこに、契約に従い命を捧げで行われる
そして、全ての
一発でも種族ごと滅ぼせる天撃が幾千発、そこにアルトシュの神髄の力が加わればどうなるか―――
その神撃は、
それは、地に近づくだけで岩盤を揮発させ削ってく、世界の終焉を告げる光と化した。
そして、その終焉は唐突に逸れた。
逸れた終焉の輝きは、地を削り、山を揮発させながら進み、その先に待機していた幾千機もの
そして、遠く離れた地の裂け目に立つ三つの影。
リクとシュヴィ、そして
「11クラスタ、4807機の導入により、72.8%再現設計成功。同期します、《
瞬間、少女の手から数多のコードが伸び、それを形の造っていく。
「Org.0000【
それは、巨大な塔のような銃砲。
地の裂け目にその砲口を向ける、星殺しがそこに顕現した。
「それでは、わた、当機はこれより戦闘に向かいます……お二人とも、ご武運を」
そう、飛び去っていく最後まで機械と己を偽った少女を見送って
「……さて、あとはアイツらがやってくれるのを信じて待とう」
「……きっと、成功……する、よ……」
「あぁ……」
×÷×÷×÷×÷×÷×
「大人しく、主を殺されろって言うつもりかにゃア!!
縦横無尽にアヴァント・ヘイム上空を飛び回り玉座の間を目指し、攻撃を加えようとする
それだけではない。アヴァント・ヘイムの周囲まで囲い尽くす
「
とアズリールは叫び、頭に浮かぶ光輪を複雑に破綻させ、眼前にその歪みをぶつける。
“
そこに、絶望的な言葉が聞こえてきた。
「【
「なぁ!?」
『【
『【
瞬間、前方から玉座の間の扉を撃ち抜く光が奔り―――
「しまっ!?」
『目標地点
「く、そぉ!」
アズリールは力なく這いながら、主の袂へ向かおうと進んだ。
×÷×÷×÷×÷×÷×
玉座の間、その奥に存在する偉容に全機がそれが目標であると察知する。
「ここにございますよ、アルトシュ様」
目の前に転移する。黄金に濡れた双眼を細め、笑みを漏らすアルトシュ様。
「さて、アルトシュ様。私、不肖ジブリール。約束を果たしに参りました」
『……』
黙り込む
そして立ち上がった。瞬間、世界が軋みを上げアヴァント・ヘイムが驚くように鳴動した。
立ち上がった。ただそれだけで、アルトシュ様の存在感、否、存在自体が増大していく。
そんな、力学的法則、熱力学的法則にも逆らったあり得ない状況に、
『これはっ、いったい何が起きている!?当機の異常か!?』
『『『否……ッ!?』』』
『……全機、対未知用戦闘アルゴリズムを展開せよ』
『そして、この仮説を検証せよ、神髄とは物理的に視認可能か?』
『『『【肯定】』』』
「なら、私がやりましょう一対一で……」
『……いけるのか?』
「そもそもアルトシュ様との約束は一対一での勝負……手出しは無用です。ただ……あなた方の武装を使用させてくれませんか?」
『……了解、我らの武装、貴方に託そう。全機、ジブリールへ武装使用許可を』
『『『【
「ええ、これが正真正銘、この大戦最後の戦いです」
光輪にアインツィヒから預かった四角い武装展開装置をあてる。
「“適応”」
そう呟くと、四角いキューブが溶けるように消え、光輪が形を変え、複雑な紋様が刻まれる。
それを見たアルトシュ様は更にその凶暴な笑みを濃くする。
「さぁ、今宵、全てを終わらせましょう」
×÷×÷×÷×÷×÷×
先制はアルトシュの無造作に払われた腕だった。
その一振りのみで、払われた方向の景色が崩壊する。
「流石、アルトシュ様と言いましょうか……」
崩壊していく景色を視界の端に納め、高速で飛び回る。
「此方も仕掛けましょうか、《
基本的な火力武装は精霊回廊の化身たるアルトシュには通じない。
ならば、その精霊に対して猛毒となる霊骸をぶつけるのみ。
霊骸により形成された膜はいとも容易く凪ぎ払われる。
それは、想定済みだ。
牽制になるかもわからない漆黒の光の槍を幾本も放つ。
が、アルトシュのもとへ到達した瞬間霧散してしまう。
「やはり、これでは無理ですか……」
「そんな訳っ、ないでしょう!!」
目まぐるしく変わってゆく景色、移動によるもの、破壊によるもの、ただの余波で削られたもの。
それらが視界に入り、そして流れていく。
飛んでくる精霊の塊を裂けるものは斬り裂き、裂けられぬものは受け流す。
避けることは不可能、周囲を
「……己の推理に、賭けましょうか……」
そもそもこの戦い自体が賭けのようなもの。
ならば、あとはこの賭けに勝てるか負けるかだ。
「アルトシュ様、私はそろそろこの戦いに終止符を打とうと思いますが……」
「本当に賭けとなりますが……今からそれを、御覧に入れましょう」
そう言って、両の手を掲げる。
精霊が脈動し、その手に不定形な槍を形作る。
精霊を吸収する際、光ごと吸収し黒く暗転していた羽が光を放出し、形を崩す。
それは“天撃”。
十二年前ですらアヴァント・ヘイムの一画を消失させたソレは、アヴァント・ヘイムが恐れ戦くまでの一撃へと至っていた。
「参ります―――」
―――――来るがいい、ジブリール、我が羽、我が
瞬間、解き放たれた極光がアヴァント・ヘイム地表を揮発させ、アルトシュへ向かい駆けてゆく。
そして――――
視界が白く塗り潰される。荒れ狂う精霊の奔流に玉座の間の外にいる者たちも吹き飛ばされそうになる。
しかし、それを受けてもなお、アルトシュは健在していた。
辺りを覆う粉塵の中、アルトシュの声が響く。
真後ろから響いた我が子の声にアルトシュが目を見開く。
そこには、精霊の枯渇により子供のサイズまで縮んだジブリールが、玉座の頂。そこで白銀に煌めいている宝石の前へ浮いていた。
そして、その宝石に手を向け……
その、
瞬間、アルトシュの姿が唐突に霞み始める。
――――クク、クハッ、クハハハッ!!――――
―――実に心踊る、素晴らしい
そう、空を塗り潰すような白い光を放ち消滅しようとするアルトシュを前に、ジブリールは―――
「まだ、貴方の研鑽は終わっておりませんよ?アルトシュ様」
その手に握られた白銀の宝石を―――
「“適応”」
光輪に、基幹術式に押しあて、浸透させる。
複雑な紋様を描いていた光輪が、さらに複雑多岐な、そして神々しい紋様へと変貌していく。
そして―――
『嗚呼、そうか―――まだ、終わっていないのだな……』
「えぇ、これから始まるのです。敗北から学び、高みへと至る、終わりなき研鑽が……」
そう、自らの中で穏やかに笑う父親と、その瞬間を待つ……
そして、星を貫き通す閃光と激震が、世界を包み込んだ―――
今回はここまで!
次回は終戦!
さて、ハッピーエンドに向かって駆け抜けようか……
作者がんばる(白眼)
能力紹介
“適応”
外部の力を己の物にする能力。適応するにはある程度適応する物に対する知識が無ければ適応できないので万能というわけではない。
ただし、理解度が深ければ深いほどその力は馴染み、増大する。
まさにご都合主義。