魔法科高校で一目惚れしました!!! 作:んーのん!
もう自分でも何書いてるかよくわかんなくなってきました。
日間ランキングにのることができたした!!ご愛読ありがとうございます!!
新入生勧誘週間は思ってた以上にすごかった。外へ出ると既に様々な部活が勧誘を始めていて私と雫はすぐさま波のように押し寄せてくる勧誘に捕まってしまった。おそらく一科生である人たちを戦力として狙っているのだろう、二科生である恭弥くんはその人たちに跳ね除けられそこにいないかのように踏みつけられている。
とりあえず、結論をいいます。私たち、拉致られました。
「だ、だれか助けて〜!!」
「先輩方、そこをどいてください!!!」
人混みの中から恭弥くんの声が聞こえてくる。踏みつけられているのが見えていたし、大丈夫なのかな?
「下です下!!今あなたのその左あしが僕の大事なところの5.3ミリ上を踏んづけています!!そしてうぶそうな顔して黒なんですね!!見えちゃいました、ごめんなさい!!!」
「きゃー!!!」
「ふべしっ!」
恭弥くんが蹴り飛ばされて人混みから出てきたみたい。もう、踏んづけられたからって女性の下着見るなんて最低だよ。そんな人は蹴られて当然なんだよ、もう!
でも今はそれよりも、
「き、恭弥くん、助けて〜!」
「ほ、ほのかさん!?なんだってそんな学校で連れ去られているんだい!?」
そんなこと私にだってわかんないよぉ…
「あれ、多分バイアスロン部のOGだよ。彼女たち、成績優秀者だから入部させようとして強引に連れてっちゃったんだと思うよ」
「なんだって!!!それは大変だ!!!でも流石ほのかさん、拉致してまで入部させたがらせるなんて!!でも残念だけどそんな無理やりする人にほのかさんは渡さないよ!!!教えてくれた黒いパンツの人ありがとうございます!今行くよ、ほのかさん!!!」
「こんなところで黒いパンツ言うな!!!」
「へびらっ!」
あ、またなんか蹴られてる…。あれ、クラウチングスタート?
「ほのかさんに怪我はさせられないんだ、速度調整を誤ったらほのかさんが怪我をしてしまう。そんなことは絶対にできない。あの速さだと時速200キロでいける。よーい、加速」
すごい速さで恭弥くんが追ってきてくれる。そういえばこの前も私を助けようとして加速を使ってきてくれたんだっけ…
「な、なんだあいつ、ものすごいスピードで追ってくるぞ!?」
「あの速さだとすぐ追いつかれる。私たちもスピードを上げるぞ、振り落とされないように気をつけろよ!」
へ?
「ひあぁぁぁぁぁ!!!」
なんなのこの人たち…
「あいつめちゃくちゃ速いな…こうなったら魔法で、」
風の魔法!?あ、危ない、恭弥くんに直撃する!?
「ぐはぁ!!!」
「恭弥くん!?」
「恭弥!?」
ち、直撃した!?そ、そうだった、恭弥くんは加速とあのサイオンの鎧以外は全くもって使えないんだった
「あ、あいつ何もせずに直撃しやがったぞ…大丈夫なのか?」
「威力は抑えていただろ?問題ない、それより行くぞ」
も、問題ないってこの人たち、魔法を人にぶつけたんだよ!?それなに問題ないって!
「なんのこれしき!!うぉおおおおおお!!加速!!!!」
よかった、なんともないみたい!サイオンの鎧はサイオンの密度を高めて硬化の役割を果たしてくれるって達也さんが言ってたもんね
「おい、あいつさっきよりスピード上がってないか?これなら一瞬で捕まるぞ」
「ならこれでどうだ!」
恭弥くんに壁ができるように地面がずれ上がって行くあのままじゃ壁に激突してしまう!
「この程度、ぶち破ればいいだけだ!!倍速、400キロ!!高速ボマイェ!!!」
ひ、膝蹴りでぶち破ってきた!?
「何!?普通かわすだろ!!」
「なんてはちゃめちゃなやつなんだ…」
と、という、
「止めて止めて下ろしてーっ!!もう無理無理無理無理ーっ!!早く助けて恭弥くん!!!」
「ほ、ほのかさん!?こ、こうなったら急ブレーキ、からのジャンプ!!!」
え、校舎の壁へ足を置いて、一体何をするつもりなの?
「なんだよあのジャンプ力、もうほぼ真横だぞ!?」
「これなら曲がらない心配もいらない、地面を砕いて止める!!行くぞ、さらに倍速800キロ!!必殺、超速ハイフライフロー!!!!」
「ぼ、ボディープレスだとうわーっ!!」
「き、きゃーっ!?」
ものすごい速さで目の前を通り過ぎで地面に激突した。衝撃で私たちを連れ去った先輩たちも弾き飛ばされ私も落とされる。あ、あれ?浮いてる?
「大丈夫かい、ほのかさん!?しーちゃんも!!」
「私は大丈夫。助けてくれてありがとう」
「わ、私も大丈夫、助けてくれてありが、と、、、え?えぇーっ!?」
こ、これってお姫様抱っこ!?
「お、下ろして!早く下ろして!!」
「ほ、ほのかさん暴れないで!い、痛い痛い、てあれ?これって噂に聞くお姫様抱っこというやつではないのかい!?なんと言うことだ、僕はほのかさんをお姫様抱っこ…は、恥ずかしいっ!!!!」
「わ、私も恥ずかしいよ!!だから下ろして、早く下ろして!!
「お、下ろす、下ろすからちょっと叩かないで下さいほのかさん!!」
やだもーっ、恥ずかしすぎる!!!
「恭弥、ほのか、今そこに下ろすのは危ない。恭弥が地面を破壊したせいで足場がかなり悪い」
「え、ほんとだ…て、そんなこと言いながら写真撮らないでよ!!というか雫はなんで無事なの!?」
「その子が一瞬で足場のいいところに運んでくれたよ」
「そそ、だから私たちもこの子もなんともないの」
「大好きなほのかを一番に優先したいのにほのかより危なかった私と先輩たちを先に助けてくれたのは恭弥のいいところ。それに一瞬だけどサイオンの鎧を経験できた」
そ、そうだったんだ…。ちゃんと周りを見てるんだね…。
「というか雫はいつまで写真撮ってるの!?」
「し、しーちゃん!そ、その写真、あとで送ってくれないかい…?」
「いいよ。ベストショット送ってあげる」
「ち、ちょっと雫!?」
「で、でもしーちゃん、はじめてのツーショットでお姫様だっこは流石にダメではないだろうか!?はじめてはもっとその、2人きりの写真が欲しくてもどうしてもその機会がなくてなんとか勇気をだして写真を取ろうと試してもなかなかとれず、やっとの思いで撮れた初々しい感じの微妙な距離感ある写真が理想なのだがどうだろうか!!」
長!?そんなこと考えてたの!?ちょっと意外…というかツーショットってそんなにこだわったりするものだっけ?
「大丈夫、その理想はたった今砕け散った」
そんな殺生な!?
「なんだって!!!じゃあ僕は初めては初々しい感じのある微妙な距離感で、2回目は少し仲の深まったけれどやっぱり2人きりは恥ずかしくて距離は近まったのにお互いそっぽを向いていて側から見れば早くくっつけばいいのにあの2人という感じの写真、そして3枚目はイベントごとで2人が手を取り合って必死にがんばって掴んだ勝利に満面の笑みを浮かべながらもう肩も触れ合うほどの距離で撮った写真、そして4枚目はもう2人きりで撮る写真もなれてきて2人で遊ぶこともだんだんと多くなって遊んだ記念なんていって軽い感じででも実はもっと2人きりの写真が欲しくて撮った写真も撮れないって言うのかい!?」
うんだから長い!!たかがツーショットだよ!?いや恥ずかしいけど!!決して文字数稼ぎじゃないんだよね!?もうそんなんじゃあ実はピュアなんだかそうじゃないのかよくわかんないよ!!
「そうだね、今のでもう98枚目」
そして雫は撮りすぎだよ!!今言った幻想全部ぶち壊しちゃったじゃんか!!
「なんだって!!!そしたら次は99枚目じゃないかい!?99枚目はもう2人で撮った写真もこれを撮れば次で100枚だねなんていいながらおうちでイチャイチャしながら密着して撮る写真だから残しておいてね!!!」
どれだけツーショットにこだわっているのこの人!?いくらなんでも99枚目に撮るツーショットまで妄想してる人なんていないよ!!
「ごめん今109枚目」
「なぁあああんだって!?」
「いやだから撮りすぎだよ!?そんなお姫様だっこの写真ばっかり撮ってもいらないでしょ!?てお姫様だっこ!!!」
恭弥くんがわけわからない妄想語り出すから忘れてた!
「ほのか忘れてたの?」
「き、恭弥くん早く下ろして!」
「ご、ごめんよほのかさん!!すぐ安全な地面に行くから…あ!!」
か、顔が近い!!あ、あれ、近くで見ると恭弥くんって結構美形だ…達也さんに負けてないかも…というか恥ずかしい!!!
「一体なんの騒ぎだ!?」
風紀委員長の渡辺先輩だ!この騒ぎを聞いて駆けつけてきたんだ!
「な、なんだこれは…なぜ地面がこんなことになっている?それにお前たちは卒業生の萬谷と風祭じゃないか!?お前たち、一体何をした!?」
「いや、私たちはただ有望な新入生とさらっただけなんだけどこの子が…」
「さらった!?その子たちはいった、い…!?お前たち何をしている!?こんな学内で堂々とお、お姫様抱っこなど!!不純にもほどがあるぞ!!!」
「ご、ごめんなさい!!」
「しかし摩利姐さん!!僕はどうしたらいいのでしょう!?」
「何がだ!?いいから早く下ろせ!!というか姐さんやめろ!!」
まだ何かあったのかな恭弥くん。意外と妄想癖があるみたいだし…
というか姐さん呼びなんだ。これは初めてのパターンだ。
「お前、新入生にまで姐さん呼びさせてるのか…?」
「流石にひくわ…」
「私が呼ばせたわけじゃない!!あいつらもこいつも勝手にそう呼んでるだけだ!!それで何がどうしたんだ恭弥!」
「僕は手をつなぐ前にお姫様抱っこをしてしまったんです!!!」
あ、やっぱりまた妄想が始まるんだ…
「あ、ああ…だからどうした?」
「どうしたですって!?大事なことじゃないですか!?姐さんは彼氏さんとは先にお姫様抱っこをして手をつないだとでも言うんですか!?」
「べ、別にしゅうとはそんなこと!!…し、してなくもないが…」
渡辺先輩って彼氏いたんだ…ちょっと意外な感じ
「やっぱりその順番だったんですね!!」
順番までは言ってなかったけど多分したんだろうなぁ…き、キスとかもきっと…私もいずれ達也さんと…
「一緒に帰るようになって手作りのお弁当を食べてもらうようになって…なのに手をつなぐ前にお姫様抱っこをしてしまった!!!柔らかくすべすべなほのかさんの柔肌に直接触れてしまって髪からはいい匂いが漂ってくるし顔の距離もすごく近くてお姫様だっことはものすんごくすばらなものとわかりましだがものごとには順序というものがあるんです!!!僕はどうしたらいいんでしょう姐さん!!!」
「だからそう言うこと言わないでって言ってるでしょ!!ものすごく恥ずかしいんだから!!!それにこんなことには順序なんてないよただの妄想だよ!!!」
「ほのか、その状態の方がよっぽど恥ずかしい」
「雫はいつまで写真撮ってるのよ!?」
「今で252枚」
「ち、ちょっと待て、手作りのお弁当だと!?み、光井、お前は昨日見た限りだと達也くんに惚れていたのではなかったか?まさか2人は付き合っていたのか!?」
「え、な、なんで渡辺先輩がそのことを知ってるんですか!?」
というかここでそんなこと言っちゃったら…
「な、な、な、、なんだってぇええ!!!!まさかとは思っていたけれども本当にほのかさんがたっくんのことを好きだったなんて!?そ、そんな…そんなの嘘だーっ!!!!うわぁぁぁん!!!」
「き、気づかれてたの!?て、ちょっと、き、きゃっ!」
「すごい状況だね」
「雫は写真撮るのやめて助けてよ!?」
「大丈夫。ちゃんと動画も撮ってある」
「何が大丈夫なの!?」
今恭弥くんは私をお姫様抱っこした状態でしゃがみこんで泣き喚いている。そりゃ好きな人にふられたようなものだから泣いてしまう気持ちはわかる。ふったの私だけど。
「ち、違ったのか…そ、それはすまなかった…」
渡辺先輩がすごく申し訳そうな顔をしている。
「泣かないで恭弥。大丈夫、安心して」
し、雫…
「ほのかは確かに達也さんにぞっこんラブで」
ぞ、ぞっこんラブって言いかた!!
「達也さんがいればすぐ目でおって愛おしそうな顔で見つめてるけど」
べ、別にそんな見てないよ!?ほんとだよ!?
「けれど毎日お弁当を作ってきてくれたら朝から会いにきてくれていつも毎日好きだって言ってくる恭弥のこともちゃんと響いてきてるよ」
……
「今朝もね、会いに言った理由は建前でほのかは達也さんに会いたくて言ったんだけど」
こ、ここでそれ言っちゃいます雫さん!?
「でもそれだけが理由じゃないよ。いつもはすぐに来るのに私が一回少し引いてみろって言ったから今朝はなかなか教室に来なかったでしょ?ほのか、はじめは恭弥がなかなかこないから少し不安になってE組に様子を見に行こうとしてたんだよ?結局私がそそのかしたら達也さんに食いついちゃったけど」
「ほ、ほのかさん…」
……
「なあ風祭、こいつら入学してまだ1週間くらいだよな?なんでこんな濃いラブコメしてるんだ…?」
「私に聞かれてもな…なんかもう何ヶ月も学園ラブコメやってる奴らみたいだぞ…」
「お前たちは後で風紀委員会室まできてもらうからな」
「「げっ!」」
「それに達也さんには深雪というものすごく高い壁が存在するんだよ?だから時間はまだまだあるんだからほんとに好きならこれからもアタックし続けたらいい。まだ始まったばかり」
「し、雫さん…そうだよね、まだまだ始まったばかりなんだからこんなすぐにへこたれてたらダメだよね!!!!ありがとう雫さん!!!ほのかさん、僕は全然諦めてないよ!!たっくんから僕が奪い取ってあげる!!!」
「別に付き合ってるわけじゃないけどね。私はバイアスロン部に少し興味がでたから見学してくるね。ほのかが入らないなら入ることはないけどほのかは今日はもう休んで」
「う、うん…ありがとう、雫」
それにしても雫はいつまで写真を撮ってるんだろう…
「帰り道、1人じゃ危ないからちゃんと恭弥が送って行ってあげるんだよ。それじゃあ、また明日、2人ともばいばい」
「う、うんまた明日…」
…あ、あれ?2人?
「え、えぇーっ、2人きり!?」
「ふ、2人きり…ぷ、ぷしゅ〜…」
「え、ちょ、恭弥くん!?恭弥くんしっかりして!?き、きゃー!?」
ほんとお姫様抱っこまでしてるくせに2人きりってだけでなに騒いでんだか。
別に雫がそういう風に言っているだけであってほのかはまだ特に恭弥に気があるわけではありません。まだ達也にぞっこんラブです。