魔法科高校で一目惚れしました!!!   作:んーのん!

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久々の投稿です!!!一ヶ月ぶりくらいですかね?
部活動が忙しくなってしまって…申し訳ないです…


第8話「好きじゃ!!!」

ある日、学園専用の端末に期末試験の順位が公表されていた。

 

 

総合順位

1 司波深雪(1ーA)

2 光井ほのか(1ーA)

3 北山雫(1ーA)

 

実技順位

1 司波深雪(1ーA)

2 北山雫(1ーA)

3 森宮駿(1ーA)

 

理論順位

1 司波達也(1ーE)

2 司波深雪(1ーA)

3 吉田幹比古(1ーE)

 

 

そしてこれが今回の試験結果である。

この成績を参考に九校戦の選手を決めるため今回は皆んな一段と気合が入っていた。

かく言う私も雫とエイミィと共に勉強会を開くなどして試験に向けて懸命など努力した。

総合順位2位という結果に私は大変喜んだし、雫も同じだ。深雪は当然のように1位を取っているのは流石だと思うし、敵わないとも思った。

ただ一つその深雪が1位を取れなかったのが理論、そしてその1位が二科生の達也さんなのは尊敬できるし憧れる。クラスのみんなはそのことに不満があるようで採点ミスだズルをしたんだと喚いている。

けれどその声もはたと止んだ。

そして、

 

「お、おい、嘘だろ…?」

 

「だ、だれか、嘘だと言ってくれ…」

 

「あ、ありえねぇ…」

 

「ま、まじわろた…」

 

「ぼ、僕の名前は、森崎…だ…」

 

「まじ卍」

 

そのことが真実であると受け止められず、ほとんどの人が驚愕の言葉を口にしている。意味のわからない言葉もあるけれど。

森宮くんはこんな状況で決め台詞を言うのはある意味すごいと思った。恭ちゃんとコントができるのも納得できる。

 

「あ、あれ?俺って本当に森崎…なのか…?」

 

などと訳のわからないことも言っている。かわいそうに、多分恭ちゃんのアホが伝染したんだと思う。

私も気をつけないと…もうすでに学園中が手遅れなのかもしれないけれど。

多分その場で平常心を保っていられたのは深雪くらいだったと思う。なんかキラキラしてるし。

私もこれには驚いて声も出なかった。雫ですらなんとも言えない表情を…無表情だった。

…みんな絶望に打ちひしがれたのだ。

 

 

理論順位

1 司波達也(1ーE)

2 司波深雪(1ーA)

3 吉田幹比古(1ーE)

4 西郷恭弥(1ーE) ✳︎不正ではありません✳︎

 

 

アホに負けた。

もう一度言うね、アホに負けた。

この上位三人以外あのアホよりバカであることが証明された。

そういえば入試成績11位って言ってた気がする。恭ちゃんが嘘をつくはずがないってわかってはいるけど、今初めて本当だったんだって信じた。みんな同じだと思う。

恭ちゃんは並木道を破壊して有名になり、あの放送で学園公認のアホとなった。一年では生徒会で学年総代の深雪や二科生で風紀委員を務める達也さんよりもある意味有名である。

私たち一年197名はあの学園公認のアホに負けたのだ。

 

「「「お、オーマイ&ガーファンクル…」」」

 

多分一科生と二科生問わず一年全体が始めて気持ちが繋がった瞬間だったと思う。

 

そんな静まり返る一年生の校舎。

それを突然ぶち壊したのは言うまでもない。

なにやら奇声を発しながらこの教室に向かって来ているようでクラス全員がドアの方に注目した。

そして勢いよくドアが開き、

 

「いい加減この教室に来るのはやめろ!!!」

 

森田くんが先制攻撃を仕掛けた。

 

「のんちゃんのんちゃん!!!テストの結果見たかい!?」

 

恭ちゃんはスルーをした。

 

「うん見たよ。理論4位だなんてすごいね」

 

「ありがとう!!でものんちゃんの方が凄いよ!!総合2位だなんて、本当にすごいよ!!おめでとう!!」

 

「ありがとう、恭ちゃん」

 

「深雪様としーちゃんも総合1位と3位おめでとう!」

 

ちゃんと知り合い全員にそう言えることは偉いと思う。私だけじゃないんだなって思うと…。?

 

「僕を無視するな!!!」

 

かまってほしんだね、森和くん。スルーされてちょっとの間固まってたし。

 

「もっくん、後にしてくれるかい?それよりものんちゃん!理論順位見て欲しいんだけど!!」

 

「え、あ、うん…」

 

大人しく引き下がる森谷くん。

そして理論順位と言う言葉に固まるクラスメイトたち。

このアホは一体どんなことを言ってくるのか、特に何も考えてなさそうだけれどみんなは身構えてしまう。男子は特に二科生を見下している人が多いから特にだろう。自分もそう見下されるのではないかと。

 

「僕とのんちゃん、並んでるんだよ!!!」

 

そしてそうすごく嬉しそうに言った。

私の理論成績は学年5位で4位の恭ちゃんと縦に続いている。

 

「恭弥が嬉しそうにしている理由はやっぱりほのかなんだね」

 

「それ以外に何があるっていうんだい?」

 

「ううん、何も。それより恭弥も理論4位おめでとう」

 

「ありがとう!!スケボー乗るためにめっちゃ勉強したからね!!それが功を成したよ!!!」

 

その言葉にさらにクラスが静まり返る。

私たち、スケボー乗るために勉強した人に負けるなんて…

 

「スケボー乗るために一体何の勉強したんだよ!?」

 

もうただのツッコミやん森宮くん。

 

「魔法に決まってるじゃないか?何を言っているんだいもっくん?」

 

「な、こ、この!!この、あ、こ、この…この…う、うるさい!!!」

 

そう言うと森沢くんは他の男子生徒の手を肩に置かれ、頷くその生徒を下唇を突き出して頬を引きつらせたような顔で見ると

 

「ぼ、僕は風紀委員の巡回があるからな、も、もう行くよっ!」

 

森嶋くんは逃げ出した。

ちなみに今はお昼休憩の時間です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ついに来ちゃったね、九校戦…ドキドキする…!」

 

それから数ヶ月が経ち、八月に入りついに九校戦が始まった。

深雪は当然のこととして、私や雫も無事に選手の一員として選ばれ、念願の九校戦に参加することができた。

驚いたのは、一年で二科生である達也さんが技術スタッフとして参加していること。一年生でエンジニアとして参加することすら初のことなのにそれを二科生なのに達成してしまうだなんて本当に凄いことだ。達也さんの技術を疑う先輩方に実際にCADの調整を行う姿は凛々しくてカッコよかった。あまり詳しくはわからなかったけど、中条先輩曰くプロ顔負けの技術を持っているそうだ。だけど残念なことに私は二種目出場するのに一種目しか担当してもらえない。雫や深雪は二種目とも担当してもらえてるのに…。

 

「まずはこの後の懇親会だね」

 

着くまでに色々とトラブルがあったものの私たちは一高生が寝泊まりするホテルに到着していた。

 

 

 

「あ、美味しい…けど食べたことあるような…」

 

夕暮れ時に懇親会が始まり、私や雫のような新人戦に参加する一年生も参加していた。

特に他校に知り合いがいるわけでもないため、とりあえず雫たちと話をしながら近くに用意されていた料理をとって食べることにした。

それは流石九校戦の懇親会なだけあって美味しかったけど、どこかで食べたことあるような、というかいつも食べていたような…そして何故か凄く嫌な予感がして来た…

 

「それは良かった!!きっとのんちゃんも来ると思ってのんちゃん好みの味付けにしていたんだよ!!!」

 

「き、恭ちゃん!?」

 

うん当たっちゃった。

これは恭ちゃんが作った料理らしく、私のすぐ後ろで満面の笑みを浮かべていた。

私と雫は学校での昼食はいつのまにかいつも恭ちゃんが作ってくれたお弁当になっていた。好きなものなんかは教えたりしたけれど、好みの味を把握されているとは思わなかった…。というか確かに美味しいとは思っていたけれどこんなところで出せるほどだったんだ…多才なのにほんとなんであんな残念なんだろう…

 

「…なんでいるの?」

 

「アルバイトだよ!!しーちゃんにはこれがオススメだよ!!あ、深雪様もご無沙汰しております」

 

雫の問いにいつも通り元気よく答える恭ちゃん。そしてついでにと雫に自身の手料理を勧めてから深雪に挨拶をする。

というかアルバイトって一体どうしてこんなところで…ああほら、先輩方がみんな見てる。心配そうに見てる。あいつ絶対何かやらかすぞって。私にきちんと手綱を握っておけって。無理ですごめんなさい。

 

「なんでこんなとこでアルバイトなんかしてるの?」

 

「エリリに誘われたんだ!!どうせのんちゃんたちを応援しに来るつもりだったし、丁度いいからね!!」

 

「エリリってエリカのこと?」

 

恭ちゃんってエリカもあだ名で呼んでるんだ…。そういえばこの前は違う呼び方だったし多分エリカは達也さんパターンだ。

 

「そうだよ!僕は彼女以外のエリリンは知らないよ!」

 

うん私も知らない。というかさっきと違う。なんか増えてる。

 

「あっ…」

 

すると私はこちらを見ているえっと、あの…そう、森…くんに気がついた。

先程達也さんの方から私たち一高一年の女子がいる方へ深雪がやって来ていた。多分話しかけようとしていたんだと思う。そこで普通あるはずのない恭ちゃんが目に入って少し固まってしまったんだと思う。

ということは次の行動はきっと…。

 

「な、なんでここにお前がいる「おぬし!!!」…な、なんだよ…?」

 

やっぱり思った通りだったけれど、恭ちゃんに怒鳴りかかろうとした森…森くんの声を遮るように赤い髪の三校の制服を着た女の子が声をかけてくる。

それに返事をする森…原くん。

 

「おぬしではない。そこのおぬしだ」

 

しかしそれは森足くんへのものではなかったようで、その女の子はバーテンダーの服を着た恭ちゃんを指差す。

森盛くんは顔を真っ赤にして隣にいた男子生徒に突っかかって行った。きっと三高の人への返事を友人への返事だと誤魔化そうとしてるんだと思うけど見ていた人はみんな笑うのを堪えているみたい。

 

「なんだい!?」

 

「見たところ選手ではないが一高の生徒であるとお見受けするがどうじゃ?」

 

「そうだよ!今アルバイトなうなんだ!」

 

やっぱり最近みんな言葉使いがおかしいと思うの。なんで今を二回言うんだろ?

 

「わしは三校の四十九院沓子じゃ。おぬしの名前はなんと言うんじゃ?」

 

「僕はしがないアルバイターだよ!!」

 

「え、あ、はい…」

 

そこは名乗ろ?

 

「そこは名乗れよ!!」

 

あ、流石ツッコミ担当森々くん。

 

「ここは九校戦の懇親会だよ?アルバイト風情が名乗ることなんて出来ないよ!!」

 

いやそうだけども。

 

「別にそれくらい構わんのじゃ」

 

「そうだよ恭ちゃん、名乗るくらい別に大丈夫だよ」

 

「そ、そうかい?のんちゃんが言うなら、僭越ながら名乗らせていただくよ!」

 

会場はある程度の広さのため、全員というわけではないが周囲にいる人たちのほとんどが私たちに注目している。

多分傍から見れば三高の一年生が一高の一年生に宣戦布告しに来たように見えているんだと思う。それもかなり堂々と、だからみんな私たちを見ているんだと思う。

 

「僕の名前は西郷恭弥だよ!!!よろしくね!!あだ名で呼んでもいけれど恭ちゃんはのんちゃん専用だからダメだよ!!」

 

あ、そうなんだ…

 

「では恭弥と呼ばせてもらうぞ」

 

「うん、トゥー子ちゃん!!」

 

でた、変なあだ名。

 

「とぅ、トゥー子ちゃん…?」

 

「うん、ダメかな!?」

 

「別に構わんのじゃ!」

 

あ、いいんだ。不思議な子…。

 

「それでどぅーしたんだい、トゥー子ちゃん!?」

 

私は何も言わないよ。きっとツッコミのもり…人がしてくれるはず。

 

「うむ、それでは言わせてもらうぞ!」

 

あ、してくれなかった…。

 

「どうぞ!!」

 

何を言うんだろう、四十九院さんは少し息を整えてるみたいにしている。

そして私は次に彼女が言った言葉に動きが止まってしまった。

 

「お主に一目惚れした!!!好きじゃ!!!付き合ってくれ!!!」

 

「ごめんなさい!!!」

 

私の手元にあったグラスはするりと落ちて行って地面に当たり砕けてしまった。

私たちを見ていたみたいで、恭ちゃんと同じくアルバイトをしているエリカがすぐに駆け寄って来てくれて割れたグラスを片付けてくれる。エリカに謝罪とお礼をすると頑張ってと一言だけ言って戻って行ってしまった。

そして話は私がそうしている間にも続いていた。

 

「何故じゃ!?」

 

「僕には心に決めた人がいるんだ!!!だから悪いけれど…」

 

「そうだよ、恭弥にはほのかがいるからダメだよ」

 

わ、私別に恭ちゃんとはそんな関係じゃ…

 

「大丈夫じゃ、私は愛人に理解がある」

 

「僕はないけどね!!!」

 

「それもダメ。愛人枠ももう埋まってる」

 

え、それはどういうこと、雫…

 

「なんだって!!!」

 

いないのね。雫、嘘はダメだよ。

 

「なぬ!?お主そこまでモテるのか!?」

 

「そんなことないよ!!!つい最近、先々月の先々月に振られたばかりだよ!!!」

 

「要するに四ヶ月前というわけじゃな!?結構前じゃな!!」

 

「そうかな!?もしかしたらそうなのかもしれない!!」

 

「いや四ヶ月前なら結構前だよ!!てかなんの話してんだよ!!告白してたんじゃない「お主、少し黙っといてくれんかの?今大事な話をしている最中なんじゃ」…あ、はい…」

 

最近不憫だね森笑くん。

 

「して、のんちゃんと言うのはお主のことだな!?」

 

「え、あ、そ、そうですけど…」

 

唐突に私に話を振られてつい言葉がつまってしまった。

 

「出場競技は!?」

 

「し、新人戦のバトルボードとミラージバットです…」

 

「ふむ、バトルボードはわしも出場するぞ!!」

 

「は、はい…」

 

「宣戦布告じゃ、新人戦バトルボードでわしが勝てば恭弥は貰うぞ!!!」

 

 




ほのかの好きな人は原作通り達也です。達也なんです。達也なんですよ。
大切なことなので三回言いました。
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