運命の理を変えるドラゴンライダー その名は『仮面ライダードライグ』(凍結中&再構成中)   作:白騎士君

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明けましておめでとうございます!と言いたいところですが、かなり経ってしまいました(-_-;)

今年初めに投稿する小説です。

指摘する所があれば、構わず言って下さい。

それでは始まります。


プロローグ

此処はある理由に生まれた一つの世界。

 

その世界は他の世界に度重なる神によって送られた転生者達の出現により誕生し、この世界でも転生された人間は数知れない。

本来なら交わらない筈の世界、存在しない者によってこの世界の物語は大きく変わってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

とある街中の裏路地

 

「ハァ…ハァ…ハァ…!」

 

少年は戦っていた。現れた謎の異形の化け物達に襲われ戦っているが中々倒れないのだ。

 

「グルルゥゥ…!」

「何だよアレ!?…此処は『まどか☆マギカ』の世界だよな!?あんな『バケモン』原作に居たか!?」

 

少年は今戦っている化け物に対し愚痴を言った。

彼は転生者で神が間違いで殺してしまった為、特典を授かりこの世界に転生された。

 

「しつけんだよ!オリ主の俺に構わうんじゃね!!」

 

只、頭は残念な感じであり自分が最強でオリ主だという考えを持っている。少年の目的は『まどか☆マギカ』でハーレムを作る事、転生してから1週間経ったある日。

学校の下校中に突然、謎の異型達が現れ少年を襲い掛かった。そして冒頭へと戻る。

少年は何処からともなく剣を取り出し、化け物の前に剣先を向ける。すると、剣が金色に光り出す。

 

「くらえ!『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』―――!!」

 

少年は技の名を叫ぶと同時に剣を振り下ろす、すると巨大な斬撃を放ち化け物達に当たり爆発した。

爆炎から化け物達が転がって出て来て、止まると体が溶け出し液体となった。

 

『銀色の腕輪』と『機械のチップ』を残して…。

 

「アッハハハハハ!!どうだ!これがオリ主の力だ!主人公である俺に敵う筈がないんだぁ!アッハハハハハ!!」

 

少年が化け物を倒した事に高笑いするが…、

 

「…………え?」

 

突如、腹に腕で貫かれた。

 

「な……何だよ……これ……!?」

 

貫かれた事に驚く少年は首だけ後ろに向くと、先程の化け物と似た者が後ろに居た。

 

「て、テメェ……!…………ッ!?!」

 

自分の腹を貫いた者に怒りを露にしていると、最初に倒した化け物と同じ姿をした者達が現れる。

しかし先程の3〜4匹ではなく、30匹以上の数で現れたのだ。

 

「う……嘘……だろ……?」

「グピャャアアアアア!!」

「グギャアアアアア!?!?」

 

少年が驚いていると貫いていた化け物が腕を少年から抜いた。抜いた影響で少年は悲鳴を上げ、地面に転がり始める。

腹からは大量の血が溢れ出す。しばらく転がり続け止まるが、止まった先には大量の化け物が居る所。

化け物達はみるみる少年に近付いて来る。少年は逃げようとするが体が思う様に動かなかった。

 

「い………嫌だ。俺は……こんな…所で……!」

『グゥルアアアアア!!』

「ギャアアアアアアアア!?!?!?」

 

化け物達は一斉に少年の所まで走り体に食らい付き始めた。少年はなす術もなく、唯悲鳴を上げる事しか出来なかった。

体の部位の一部を千切りられ、内臓等を抉り取られ少年の息は引き取った。己の野望を果たせぬまま…。

 

 

 

 

 

 

化け物達は少年が死んだのも構わずに体の部位を千切っている。ある程度千切ると化け物達は食べ始めた。

化け物達は食べる速度を止めなかった。まるで美味しいと思う感じで食べていた。

何故なら彼等にとって人肉は好物であり、彼等が『兵隊アリアマゾン』だからだ。

 

『アマゾン』

 

それはある製薬会社が造り出した人工細胞が人間のサイズまで成長した『人工生命体』。

彼等は人のタンパク質を異様に欲して人間達を襲うのだ。只、食する為に。

そんな中、兵隊アリアマゾンのリーダーである『女王アリアマゾン』は人肉を食べようとしなかった。既に自分達の巣に入り込んだ人を食べて腹は満たされており兵隊アリアマゾンにあげている。

そろそろ、巣に戻ろうと羽根を広げようとしたその時、

 

『♪Imyuteus amenohabakiri tron…』

 

突如、歌声が聴こえ辺りを見渡すアマゾン達。

すると、アマゾン達の後ろの路地からバイク音が聞こえ後ろを振り向く。其処には『青いアーマーと白と青のボディースーツを身に着け頭にヘッドホンを付けた青髪の少女』と『青い和服で刀を持つ茶髪の少女』と『黄色く正面に頭の様な物があるバイク』が横に並んで居た。

 

「目標の『アリアマゾン』、女王型を確認。これより殲滅する」

『ノリノリで行くぜッ!『翼』ちゃんに『若葉』ちゃん』

「ああ!『貴利矢』さんこれを!」

『おう!』

 

翼という少女が女王アリアマゾンを確認すると兵隊アリアマゾンも含め、殲滅すると宣言。

黄色いバイクが喋り出し、両側に居る二人の名を言う。

若葉という少女はバイクが変身する前の名を言い、『貴利矢』のベルトの横のホルダーから黒いガシャット取り出す。

 

『ギリギリチャンバラ!』

 

ガシャットのスイッチを押すと『GIRI GIRI CHAMBARA』と書かれたタイトルのディスプレイがバイクの背後に展開され、其処から、黒いボディに金色のラインが走る小さな侍が現れ、翼と若葉とバイクの周りを旋回する。

 

『ガシャット!』

 

若葉はバイクに付いているベルトのドライバーのレバーを閉じ色違いのガシャットの隣に先程のガシャットを挿入する。

 

『三速!』

『ガッチャーン! レベルアップ!』

『爆走! 独走! 激走! 暴走! 爆走バイク! アガッチャ!ギリ・ギリ・ギリ・ギリ! チャンバラ〜!』

 

貴利矢の掛け声と共に若葉はドライバーのレバーを再び開ける。すると、ドライバーから二つのディスプレイが現れバイクを通過し、前輪と後輪の部分が外れて消えてバイク本体が浮かび上がる。そのまま先程の小さい侍の両脚が腕に、両腕が脚となって合体し、顔と腰には侍の様な兜と前垂れが装着され、バイクは人型となった。

 

『ガシャコンスパロー!』

 

人型になったバイクの正面に、グリップ部分がバイクのハンドルに似ており、ピンク色のAボタンと水色のBボタンがあり、ピンクと黒の弓矢が描かれたパネルが現れる。それに左手で触れると、その弓矢が実体化する。

『ガシャコンスパロー』と言う名の武器のAボタンを押し、グリップ部を持ち分割する。すると、先程まで弓矢だったガシャコンスパローが、二振りの手鎌となった。

 

『ス・パーン!』

 

『ガシャコンスパロー・鎌モード』にし、三人はアマゾン達に向かって駆け出す。

 

『シャアァァァ!!』

 

アマゾン達も食べるのを止め、三人に襲いかかる。しかし、戦力差はアマゾン達が勝っているが、アマゾン達を次々と倒していく三人。

 

「はっ!!」

 

翼は歌いながら刀で切り裂き、更に逆立ちをしてそのまま横回転をして脚部にあるブレードを展開して『逆羅刹』と言う技を出しアマゾン達を切り裂く。

 

「たあぁ!!」

 

若葉も自身が持っている刀でアマゾン達を切り裂いていく。

 

『オラァ!!』

 

貴利矢はガシャコンスパロー・鎌モード振るいアマゾン達を切り裂き、時に蹴りを入れて倒していく。

次々と倒されていく兵隊アリアマゾン達を見た女王アリアマゾンは逃げようと羽根を広げるが、

 

「逃がさん!」

 

翼が甲脚から柄を取り出し、小太刀にして女王アリアマゾンの影に向けて投げる。影に刺さると女王アリアマゾンは動けなくなった。

これは『影縫い』と言い、相手の影を縫い止め、行動を封じる技である。

 

「今だ!若葉、九条さん!」

「分かった!」

『あぁ!』

『ガッシューン!』

『ガシャット! キメワザ!』

 

女王アリアマゾンの動きを封じ、翼が二人に声を掛ける。

若葉は女王アリアマゾンに駆け出し、貴利矢はギリギリチャンバラガシャットを抜き、ガシャコンスパローへと挿入する。

 

『ギリギリ!クリティカルフィニッシュ!!』

 

瞬間、ガシャコンスパロー・鎌モードからエネルギーが纏まる。若葉が女王アリアマゾンを刀で切り裂き、次に貴利矢が強力な斬撃を叩き込んだ。

その瞬間、女王アリアマゾンは爆発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とあるマンション前

 

「はぁ!!」

 

とあるマンションの前で黒髪の少女がアリアマゾンを鎌で切り裂く。周りには液体となったアリアマゾン達の死骸があった。少女とその少女の仲間達によって倒されたのだ。

 

「『千景』。そっちはどうだ?」

「あらかた片付けたわ」

 

黒髪の少女、『千景』に話し掛けたのは赤髪で白とオレンジのアーマーとボディースーツに翼と同様のヘッドホンを付けた少女だった。

すると、一人の外人でアンチマテリアルライフルを持った特殊部隊の兵士が二人の所に走って来た。

 

「二人共、マンションに突入した『マリア』と隊長達から連絡があった。アマゾン達の殲滅は完了したみたいだ」

「そう」

「翼達の方はどう何だ、ピアーズさん?」

 

ピアーズという兵士からマンションに突入した『マリア』という名の者と隊長から住み着いていたアマゾン達を殲滅したと二人に報告した。

赤髪の少女が翼達の事が気になり、ピアーズに話し掛けた。するとピアーズの通信機から音が鳴って、通信に出る。

 

「こちらピアーズ。………そうか無事ターゲットを………そうか………やはり今回の奴等も同じタイプか………いや、三人はもう撤収してくれ。後の事は俺達と処理班がやる」

 

通信に出たピアーズはそう言い、通信を切る。

 

「風鳴から連絡があった。ターゲットの女王アリアマゾンは無事倒したみたいだ」

「そうか」

「だが、今回のアマゾン達に子供が襲われたらしい。残念ながら既に殺されていたようだ」

「……その子の家族にはどう伝えるの?」

「その事については『風鳴司令』達がその子の家族に話すと言っていた」

 

ピアーズは二人に翼達が無事女王アリアマゾンを倒した事と向かった先に子供が居て殺されたと二人に伝えた。

殺された子供の事は彼等の司令が家族に話すと二人に伝える。

すると、また通信機が鳴りピアーズは出た。

 

「こちらピアーズ。…隊長!……分かりました。…隊長から千景と『奏』を車で家の近くまで送ってくれと頼まれた。明日も学校なんだろう?」

「ああ、『レッドフィールド』の旦那も気が利くね〜」

 

赤髪の少女、奏は隊長のレッドフィールドに気が利いている事に感謝する。

三人は『B.S.A.A』と書かれたエンブレムが付いた米軍車両『HMMWV(ハンヴィー)』に乗ってマンションを後にし、ピアーズは二人を自宅まで送り届けた。

しばらくして、『集英組』と書かれた屋敷に着きHMMWVから降りると奏の背は中1位の身長で千景は少4位の身長まで何故か縮んでいた。

二人はピアーズにお礼を言い、玄関の合鍵を使って開けて、電気を点けずに自宅に入り静かに自分達の部屋に戻り眠り始めた。

 

物語は…少しずつ始まろうとしていた。




『教えて!了子先生!』

了子「ハイハ〜イ!担任、櫻井了子先生よ!」

銀八「はぁ〜い。同じく副担任の坂田銀八先生だ」

了子「このコーナーは本作の設定や世界観やキャラを、並びに質問やリクエストされた事を教えて答えるコーナーよ!」

銀八「つーかこれ、始めったばっかだろ?何か教える事があるのか?」

了子「そうね〜。じゃあこの作品の世界観の設定のを一部をお・し・え・る♪」

銀八「な〜に今時可愛げに言ってるんだ、既に『ピィーーー!』歳のババア…(ドスッ!…ドサッ!)」

了子「さてー、鉛筆で頭に刺さった銀八先生は放って置いて、説明するね」

世界観『魔法少女リリカルなのはINNOCENT』、『魔法少女まどか☆マギカシリーズ』、『ハイスクールD×D』、『ニセコイ』等(他もありでオリ設定)

他の原作キャラも登場するが、転生あるいは本作のオリ設定で登場。

了子「と、まぁこんな感じかしらね。あくまで一部だけだから、完全な設定は後に投稿する予定よ!」

銀八「それと質問とリクエストは一話に付き一人一個までな。作者がカバーしききれないからな…(ドクドク)」

フィーネ「まぁ、この作品が続くかは作者次第だがな。更新は遅い方だろうな」

銀八「オイ、コラ!不吉な事を言うんじゃねーよ!つーか、何テメェーもシャリシャリ出てんだ巫女ババア!」










アッー!!

※銀八先生にハプニングが起きましたので、最後は束さんに閉めてもらいます。えっ?血飛沫?……………気にしないで。

束「質問やリクエストがあるならどんどん送ってね〜!私も活躍する予定だから楽しみにしててね〜!バイバ〜イ!」

次回『少年の日常』

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