⦅子作りがしたい!?⦆
「しーっ!珊瑚ちゃん、声大きいって!」
珊瑚も弥勒と同じように驚いていた。
「どうして?」
「うん、やっぱり犬夜叉と結婚したわけだし、子どもが欲しいなって。ママも子どもの顔見たいって言ってたし。でも...」
「でも...?」
「う...あの...」
急にかごめが頬を赤らめ始める。
「あのね...えっと...」
「?」
「その、珊瑚ちゃん誰にもこのこと言わない?」
「え...うん」
珊瑚は不思議そうな顔でかごめの顔を覗き込む。
「あのね...珊瑚ちゃん...」
「うん」
「私ね、シたことないの」
「えっ」
突然のカミングアウトに珊瑚は一瞬固まった。
「えっと...男の人とまだ交わったことないの?」
「うん、だから何もわからなくて...」
「なぁ~んだ、そういうことね。」
珊瑚は笑って答えた。
「大丈夫よ、私も弥勒様が初めてだったけど心配することないわ。弥勒様とても丁寧で...」
「何が丁寧なの?」
「あっ、、、いや何でもないよ。最初は少し痛いかもね。」
「やっぱり痛いんだ...聞いたことある。」
「でも犬夜叉はかごめが大好きだから、乱暴なことはしないと思うよ。楽しんでね(ニッコリ」
「はぁ...大丈夫かな」
「犬夜叉から色々求められると思うけど...頑張ってね!じゃ!」
「ねぇ、何を求められるの?ちょ、珊瑚ちゃんってばぁ!もう...」
「(頑張ってね...かごめちゃん。なんか私までドキドキしてきた。・・・私も弥勒様久しぶりに誘ってみようかしら...)」
「不安だけど...犬夜叉に話してみよう。」
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「ほほう、かごめ様が子どもが欲しいと...?」
「えぇ、今日犬夜叉と話してみるそうよ。」
「驚きましたな...実は同じ相談を今日犬夜叉からされましたよ。」
「そうなの!?やっぱり意思疎通凄いわね、あの二人...」
「犬夜叉、不安がってましたよ。なんせ初めての試みですからな。」
「かごめちゃんも...大丈夫かしら。」
「犬夜叉のことですし、乱暴なことはしないでしょう。問題はかごめ様が初めてとなるとやはり...」
「うん、破瓜の血が出るし痛みも...」
「かごめ様のことだ。奈落を倒した方ですし、耐えてくれるでしょう。犬夜叉の技術次第ですね。」
「そうね...。ねぇ、弥勒様?」
「なんでしょう?」
「私...犬夜叉達と同じことしたいな...♡」
「なんと?私もしたいと思ってましたよ。おいで、珊瑚」
「弥勒様!////」
ーーーその頃、犬夜叉とかごめーーー