・・・は、まだ分からないか・・
まあいい・・・だが急げ、
該当するデュエリストは、必ずこの街に来る。
奴らがどんな外見でも、事情でも、決して戸惑うのではない。
確実に「種」を手に入れるのだ・・・・
はい
どうも、こんにちは。
俺の名前は「飴野 陽(あめの よう)」と言います。
両親が甘党すぎて、名字までも甘くなってしまい、小学校では文字通り舐められることが多々ありました。ちなみに甘党までではないですが、俺も飴が好きです。よく食べるのはコンビニとかで30円くらいで売ってる、棒が付いた丸っこい飴をまとめ買いしています。好きな味はプリンとチェリーです。正直、名字だけでちょっとした自己紹介に繋げられることが少し面白く感じます。
さてこんな飴話は置いといて、今僕は電車である場所に向かっています。一年前にグランドオープンしたデュエル好きが集まると聞くデュエル天国。名前は・・・ちょっとまって、なんだっけ名前えっとスマホスマホ・・・あ、そうそう、
デュエリンク・シティ
この安直なネーミングの街に各国からデュエリストが集まってくる訳は、ただ物珍しさに釣られてやってくる訳じゃ無い、デュエリストたちが心に抱いていた夢が、特殊な技術によって完成したからなんです。
モンスターの実体化、まるでアニメでしかあり得ない技術ですよ。正直この目で本物を見るまで確信はできません。何しろデータが現実世界に現れる、ここまではCGと大差ない。ただそれに触れられる!攻撃する!モンスターが出す熱や風がそのまま感じられる!数年前までCGが主流だった世の中がガラリと変わったのです。俺のじいちゃんは机か床でプレイするのが普通だと言っていましたが、それはいくらなんでもないでしょう。
技術は今デュエリンク・シティがある土地で、とある研究者がデュエルモンスターズを研究していた際、なんやかんやでたまたま生まれた奇跡なんだそうです。世界でも多くの科学者がデュエルモンスターの実体化を試して失敗を繰り返してるというのに、なぜその奇跡を生み出せたのかは謎です。
だからネットでは色々な意見が飛び交ってますが、やっぱり多いのはこれですかね。見ます?今スマホあるので・・・ほら。
56:あれって研究者が最初から研究と言っておいて、実体化の技術を進めてたんじゃないの?
137:伝説がどうのって言ってたのもほったらかして、結局アイツも科学者と変わらない研究に没頭してんじゃねーかよw
そう。その研究者は自分の研究をどけて、実体化の技術を優先していたのではないかと言われています。でも、研究室からはちゃんとデュエルモンスターズの研究資料がびっしりと書かれたノートが大量に発見された。その研究者はそこで自分の研究をほったらかしていたわけではないらしい。
・・・ちなみに、その研究者は現在行方不明だ。
「ツギハ デュエリンク・シティ デュエリンク・シティ オデグチハ」
「あ、もう着くのか。」
言い忘れましたが、デュエリンク・シティのある場所は本土から離れた島です。島といっても、和の島で有名な土地「ノース・シー・ロード」と同じくらいのでっかい島です。
プシュー
ドアが開いて外に出ると、そこは見たことのない景色です。未来っぽいハイテクな駅の外からは早くもモンスターの唸り声が聞こえてきます。
色々気になりますが大荷物なので、とりあえず住む予定の家に行こうと思います。
こんにちは、一話目ですが、短くてすいません。
次はデュエルシーンも入れるつもりなので、気長に待ってください。
あと丁寧口調なのは多分今回だけです。