花名「ただいま〜。」
志温「おかえりなさ〜い。」
外出した花名が帰って来た。
花名「ん?」
玄関に1つの荷物が置かれてあった。お届け先に『万年大会』と言う名前が書かれてあった。
花名「志温ちゃん、玄関の荷物って・・・」
志温「あ!忘れてたわ!今朝お預かりしたのよ万年さんのお荷物!」
花名「はんねんさん?」
志温「2階のお部屋の人。急いで行かないと!あぁでも唐揚げが・・・」
花名「じゃあ、私が行って来ようか?」
志温「え?花名ちゃんが?大丈夫?」
花名「うん!大丈夫。」
志温(あんなに人見知りだったのに・・・成長したのね花名ちゃん。)
花名「志温ちゃん!チャイム鳴らしてから何て言ったら良いか教えて!なるべく細かく!詳しく!」
志温「花名ちゃん・・・」
荷物を持って、万年さんの部屋の前に立つ。
花名「ん〜・・・えい!」
インターホンを鳴らした。
???『はい。』
花名「あ・・・あの・・・管理人の者ですが、不在時にお預かりしてた宅配便をお渡しに参りました、です!(お、可笑しくなかったよね?)」
するとドアが開いた。ドアの隙間から髪が黒い女性が顔を出した。
???「誰?」
花名「か・・・管理人の者です!」
???「違う。ここの管理人はもっとどーんとした人だ。」
志温の事を言ってる。
花名「あ・・・あのでも私管理人の・・・」
???「どーんの前の管理人はしゅっとしたおじさんだった。謀ろうとしたもお見通しだぞ貴様ー!!」
花名(た・・・助けて志温ちゃん・・・)
その後。
志温「改めて紹介するわね。こちらは万年さん。」
女性の名前は
志温「こちらは私の従妹の花名ちゃん。」
万年「ど、どうも。」
花名「よ、宜しくお願いします!」
志温「ごめんなさいね万年さん。荷物の事すっかり忘れてて。」
万年「あ・・・いえこちらこそ度々すいません。本当に。」
志温「お詫びと言ってはなんだけど、唐揚げ沢山食べていってね。」
万年「いえ私は・・・」
唐揚げをご馳走する事になった。
志温「万年さんは去年高校を卒業して、受験の為にこちらで一人暮らしされて居てね。それで今は・・・今年も受験生で良いのよね?」
万年「ああ!全部落ちたからな!今年もな!」
花名「(そっか・・・はんねんさんも浪人なんだ・・・)あの・・・さっきはすいません。私上手く説明出来なくて・・・」
万年「あ・・・いや私もいきなり怒鳴り付けてすまなかった。」
志温「良かったわ!これで仲直りね!」
万年「いや、仲直りする程の仲でも・・・」
志温「折角ご縁があって同じアパートで生活してるんだから、これからも仲良くしましょうね。ほら。握手握手。」
万年「いや、そんなの管理人さんに決められても・・・」
志温「あ〜く〜しゅ。」
万年「じゃ・・・じゃあ一応な・・・」
花名「はい・・・」
志温(あ・・・万年さん震えてる。花名ちゃんも。そして・・・今!震えが二乗に!)
後日のアパート。花名が皆に告白をする。
花名「あ・・・あのね・・・実は私・・・浪人してるの・・・」
たまて・栄依子・冠・侑李・美鈴・優輔・貴之「だからか〜。」
すると花名を除いた全員が傘を差した。
栄依子「浪人だからこんなに傘張りが上手なのね。」
花名「あ、あれ?あれれ?」
何時の間にか着物を着ていた。
冠「草履編みも上手。」
花名「わ・・・私にそんな力があったなんて・・・」
たまて「流石浪人経験のある日とは違いますね。」
栄依子「浪人って素敵ね~。」
冠「ビバ浪人。」
美鈴「浪人最高!」
侑李「花名流石ね。」
花名「皆・・・浪人は無駄じゃなかったんだね・・・ありがとう皆!」
と言う夢を見た花名。目覚ましの音を聞いて起きた。
花名(もの凄く都合の良い夢を見てしまった・・・)
星尾高校。
榎並先生「6月の球技大会、どの競技に出たいか考えとけよー。週明けには決めるからな。」
生徒達「はーい。」
たまて「球技と言えば球!球と言えば、即ち私たまちゃん!マスコットキャラクターとしてちやほやされる覚悟は出来ておりますよ!さぁさぁ~!」
榎並先生「良いから座ってろ。」
たまて「はいっす〜。」
生徒達が笑う。
花名「あ。」
すると花名は、万年の名前を思い出す。
花名「はんねん・・・たいかい・・・」
貴之「優輔、お前何処に出たい?」
優輔「俺?ドッジボールだな。貴之は?」
貴之「俺はソフトボールだな。」
その後のアパート。
花名「えいっ!」
インターホンを鳴らした。
万年『はい。』
花名「あ、あの、お預かりしてた荷物お届けに来ました。」
万年『え!あ!ちょっと待っててくれ!』
ドアから万年が出て来た。
万年「すまない・・・こんな大荷物を・・・」
花名「あ、でもこれ軽い・・・」
勢いよく持ち上げた万年が、後ろに転んだ。
花名「は、万年さん!?」
部屋にお邪魔した。
花名「ここに置いておきますね。」
万年「すまないな。荷物運びさせてもらって・・・ずっと家にいる癖にタイミング悪く受け取れない事が多くて・・・管理人さんはそう言う時良く預かってくれるんだ。」
花名「あの・・・はんねんさんは何かイベントとか開催されてるんですか?」
万年「イベント?」
花名「はんねんたいかいって。」
万年「ああ。「たいかい」じゃなくて「ひろえ」。私の名前だ。」
花名「す・・・すみません私とんだ大間違いを!」
万年「いや、皆読めないからこれ。」
名前は
万年「しかし見た目に反して凄く軽いな・・・一体何が入って・・・」
荷物の中身はセロハンテームだけだった。
万年「セロハンテープだな・・・」
花名「セロハンテープですね・・・あ!私どさくさに紛れてお部屋にお邪魔してすいません!」
万年「いやそんな!荷物運びさせたのは私なんだから!あ!そうだお茶でも!」
花名「あ、お構い無く・・・」
万年「あれ?何も無いな・・・あれ?ここにあったはす・・・」
花名(万年さんのお部屋・・・私の部屋みたい。)
万年「すまん!ちょっと待ってろ!今ネットで注文するから!」
花名「え!そ・・・そんなお構い無く・・・」
万年「大丈夫だ。私はプレミア会員だからな・・・今頼めば今日の夕方には・・・」
花名「お、お構い無く・・・(助けて志温ちゃ〜ん・・・)」
その時、万年が崩れた。
万年「即日お届け対象外だ・・・」
花名「あの・・・飲み物ならコンビニで買って来ましょうか?」
万年「コンビニ!?」
花名「行きますか?コンビニ。」
万年「無理だ~そんなの~!」
花名「え!どうしてですか・・・」
万年「コンビニに行く服が無い。」
花名「コ・・・コンビニですよ?」
万年「コンビニでもだ!ゴミ捨て場より遠くに行く服が無いんだ・・・」
花名「あれ?でも今年受験した時の服って・・・」
万年「無い。」
花名「え?」
万年「受験・・・してないんだ。」
花名「え・・・」
何と彼女は受験してなかった。
彼女は自分の過去を語った。
万年「2年前、高校3年の時の私はまさに順風満帆だった。生徒会長を務め品行方正、成績優秀の非の打ち所の無い生徒だったと思う。志望校も合格間違い無しと言われていた。しかし・・・受験当日はまさかの大雪。」
彼女は受験当日、大雪で倒れてしまったのだった。
万年「そのまま2時間発見されず、救出された後は酷い風邪を引いて・・・本命の大学は勿論滑り止めすら受験出来ず・・・」
花名「そんな・・・」
後輩『万年先輩受験お疲れ様です!私も先輩と同じ大学に入りたいんですけど・・・合格出来たらまた先輩後輩になれますね!』
この言葉が、彼女をグサッと刺した。
万年『あ・・・ああ。そうだな。頑張れ!』
後輩『はい!』
万年「地元に居るのが気不味くなって、引っ越しして一人暮らしを始めたんだが・・・」
後輩《また先輩後輩になれますね!》
万年「あの感覚が忘れられなくて段々家を出るのも嫌になって・・・それで今年の受験も・・・下らないだろこんなの。馬鹿みたいだよな。」
花名「下らなくなんてないです!下らなくなんてないし・・・馬鹿みたいでもないです・・・」
大粒の涙を流してる花名。
万年「一之瀬さん!?」
花名「私・・・私も浪人してて・・・」
万年「え?」
花名は、万年に自分の過去を語った。
万年「中学浪人か・・・苦労したんだな一之瀬さん。」
花名「いえそんな!万年さんの方が大変です!」
万年「いやいや中学で浪人って大変だろ!一之瀬さんの方が私なんかよりずっと苦労してる!」
花名「でももう高校生ですし友達も出来ましたし、私の方が万年さんよりずっとマシです!」
万年「ずっとマシ・・・」
クリティカルヒット連発で倒れた。
花名「あ~ごめんなさい!」
万年「いやそうだよな・・・コンビニすら行かれないんじゃ受験なんて夢のまた夢だよな・・・」
花名「あ・・・あの。私も応援します!頑張りましょう!万年さん!』
万年「一之瀬さん・・・」
花名「まずはコンビニに行けるようになりましょう!」
万年「ああそうだな!目指せコンビニ!・・・目標低・・・」
花名「い・・・いえ。小さい事からコツコツと、ですよ。(あ。そう言えば自分から浪人の話を人にしたの初めてだなぁ・・・)」
万年「そうだ!思い出した!可愛い絵のついたスウェットならあるんだが、これを外出着にすると言うのはどうだろうか?」
たぬきの絵のスウェットを取り出した。
花名「・・・何にしてもまずは服ですよね。」
万年「スルー!?」
花名「試しに私の服を着てみるのはどうかと思ったんですけど、ちょっと子供っぽいですよね・・・」
万年「いや・・・可愛いと思うが私に似合うかどうか。サイズも小さいだろうしな・・・」
花名「あ!じゃあ志温ちゃんの服はどうでしょう?」
万年「確かに・・・身長は一緒くらいだな。・・・余るよな。」
花名「余りますよね・・・」
胸がでかい事に断念した。
花名「あ!ネットで注文すると言うのはどうですか?」
万年「おお!その発想は無かった!」
早速Amazonで服を調べる。
花名(セロハンテープまでネットで買ってるのに・・・)
万年「ん〜・・・」
花名「ん?」
スウェットをじっくり見ていた。
花名「万年さん。スウェットは見なくて良いです・・・」
万年「おお!気付いたらつい!・・・・・駄目だ。何を買ったら良いかさっぱりだ・・・」
花名「やっぱりお店に行って実物を見るしかないのかな・・・」
すると花名の携帯に着信音が。
花名「あ、すみません。」
万年「いえいえ、どうぞどうぞ。」
電話に出ると。
たまて『もしもし百地たまてですが!』
花名「たまちゃん?どうしたの?」
通話の相手はたまてだった。
たまて『数学のプリントって月曜提出でしたでしょうか~?』
花名「ううん。水曜だよ。」
たまて『あ~助かった!学校に忘れて来ちゃったのですよプリント!』
花名「あはは、そうだったんだ。あ!あのねたまちゃん!ちょっと相談したいことが・・・」
たまて『?・・・・・・・成る程!そう言う事でしたら栄依子ちゃんが頼りになるのではないかと!』
花名「あ!そうだね。栄依子ちゃんお洋服とか詳しそう。」
たまて『じゃあ私から栄依子ちゃんにメールしておきますよ!』
花名「ありがとうたまちゃん。」
たまて『ではでは!』
花名「うん。ばいばーい。」
通話終了。次の瞬間、栄依子からメールが来た。
花名「うわ!栄依子ちゃん・・・もしもし?」
栄依子『あ、花名?たまからメール来たんだけど「花名ちゃんがお知り合いの二十歳女性を弄んで好き放題して良いそうですよげへへ」ってなにこれ?』
その後たまて達が来た。
花名「は〜い。」
たまて「見ざる参上!」
冠「言わざる参上。」
栄依子「そして私は着飾~る!」
美鈴「そして参加せざるを得ない!」
栄依子「さぁ素敵なお洋服で着飾っちゃうわよ!・・・あのね花名ちゃん。これやりたいって言ったのはたまてちゃんでね。」
冠「私と栄依子と美鈴は悪くない。」
たまて「2人共しどい!」
優輔「美鈴まで乗ってどうすんだよ。」
美鈴「楽しそうだったからつい。」
貴之「まあ良いけどさ。」
侑李「ん?」
栄依子「あ・・・大会さん?」
万年「っ!」
びっくりして後ろに倒れた。
侑李「あの人が?」
花名「うん。」
すると栄依子が部屋に上がって、万年に歩み寄る。
栄依子「初めまして。十倉栄依子と申します。」
万年「と・・・十倉さん・・・」
栄依子「栄依子です。」
万年「とく・・・」
栄依子「え・い・こ。」
万年「え・・・栄依子さん・・・」
栄依子「はーい良く出来ましたー。」
たまて「ファ〜オ。グイグイですね。栄依子ちゃん。」
花名「グイグイだね・・・」
優輔「凄えな栄依子、初対面の人を早速弄んでる。それも年上の女性を・・・」
貴之「栄依子半端無え。」
花名「皆、今日は何処かへお出掛けしてたの?」
優輔「俺はたまたまサイクリングしてたらたま達に会った。」
貴之「俺は栄依子からメールで誘われて。」
侑李「冠からメール来た。」
美鈴「私はたまちゃんからメールが来たから来ちゃった。」
たまて「これ部屋着なんですよ~。」
花名「え!?」
たまての部屋着は着物だった。
冠「私も。」
たまて・美鈴「ええ!?」
冠「着替えたかったけど栄依子が急かすから。」
たまて「こんなに可愛いのにお部屋限定なんて勿体なかとですよ!も~天使ちゅあ~ん!」
美鈴「その服装で外に出たらきっと注目間違い無しだよ!」
冠「これは親の趣味で・・・」
優輔「親御さんの趣味?」
冠「うん・・・」
たまて「親御さん良い御趣味をされてますね~。GJ!」
美鈴「冠ちゃん、抱いて良い?」
優輔・貴之「止めんかい。」
花名「部屋着にも色んな個性があるんだね~。ん?」
横を見ると、万年がスウェットを見せてた。
花名「それは違います。」
栄依子「さてと、大会さんに似合いそうなのはこんな所かな・・・軽く着替えるだけのパターンかメイクも髪もがっつり弄ってみるパターンかどちらになさいます?」
花名「えっと・・・」
一方万年は怯えていた。
花名「ん〜・・・がっつりの方で!」
万年「いやああああああああ!!!」
花名『好奇心が思いやりを凌駕した瞬間でした。』
栄依子が別室で万年をがっつり弄る。
数分後。
栄依子「堪能した~。超楽しかった~。ありがとう花名!」
花名「こ、こちらこそ・・・(20歳女子を弄んで好き放題してる・・・)」
栄依子「それではご覧頂きましょう。大会さん、どうぞ〜。」
ドアを開けると。
何時もの姿よりがっつり別嬪さんになっていた。
栄依子「えへへ〜。どう?」
7人「誰ですか?」
万年「え!そんなに変わったか?」
たまて「いや~栄依子ちゃんの技術力半端無いですね~。」
栄依子「あはは。いえいえ。」
優輔「凄え・・・ビューティーコロシアムかよ・・・」
美鈴「万年さん綺麗〜。」
たまて「もしかして栄依子ちゃんもメイク落とすと別人だったり・・・」
栄依子「いやこれすっぴんだから。たまてちゃんひどーい。」
万年「こ・・・これが私!?」
手鏡で自分の顔を見てびっくりした。
栄依子「それで、おめかしして何処行くの?同窓会とか?」
花名「コ・・・コンビニ。」
栄依子「コンビニ!?」
訳を話した。
栄依子「・・・成る程。そう言う事だったのね。それなら、こんな感じでどうでしょう。」
何処にでも居る普通の女性らしくさせた。
たまて「良き!良きですよ万年お姉さん!」
万年「そうかな・・・」
冠「良きかな。」
侑李「良いじゃない。外に出ても大丈夫な格好よ。」
花名「(知らないお姉さんが万年さんに戻った!)おかえりなさい!万年さん!」
万年「え?た、ただいま・・・」
栄依子「じゃあお支度はこんな所で・・・これからお店に行って服とか靴とか買って来て・・・」
万年「え・・・あの無理だ!いきなりそんなの!」
栄依子「でも、コンビニに行く服すらも無いんですよね?」
万年「今日だけこの服をお借りして・・・」
栄依子「でも、今日だけの問題じゃないですし。」
万年「わ、私は今日コンビニに行ければそれで・・・」
すると冠が寄って来た。
栄依子「かむ?」
冠「本当にそれで良いの?」
万年「ん?」
冠「本当にコンビニ行けるだけで良いの?」
その言葉を聞いた万年が崩れた。
万年「・・・ああ。全くだ。また私は目の前の問題から逃げようとしていた・・・」
花名「万年さん・・・」
万年「まさかこんな小さな子に諭されるとはな・・・」
優輔・貴之・侑李「あ。地雷。」
花名「は・・・万年さん。冠ちゃん怒ってまーす・・・」
侑李「大丈夫よ冠。今のは万年さんの冗談だから。」
その後アウトレットモールへ向かって、服を買った。
その後。
たまて「いや~、大分HP減っちゃってますね~。」
万年「服屋の店員さんと言うのはグイグイ来るな・・・」
花名「あはは、そうですね。」
栄依子「これ組み合わせのリストです。」
万年「あ・・・ありがとう。こう言うの得意じゃないから本当に助かる・・・」
栄依子「分からない事があったら連絡下さい!何時でも行きますから!」
万年「えーい・・・」
たまて「どの店員さんよりグイグイ行ってますね栄依子ちゃん。」
花名「本当だね。」
優輔「店員よりの天敵が現れたな。」
貴之「だな。」
美鈴「万年さん苦労しそう。」
軽井沢駅。
たまて達4人を見送った。優輔達3人も帰って行った。
その後2人で帰る。
花名「今日は素敵なお洋服が見つかって良かったですね~。」
万年「・・・ありがとう一之瀬さん。」
花名「え?」
万年「このくらい強引に連れ出してもらわなければ、外に出る事はなかっただろう。感謝してる。本当に。」
花名「万年さん・・・」
万年「い・・・一之瀬さんはその・・・お友達に浪人の話はしてあるのか?」
花名「えっとその・・・いえ。」
万年「そっか・・・そうだよな。」
花名「話してしまっても、何も変わらないんじゃないかって思う事もあるんですが・・・」
万年「変わってしまったら怖いもんな。言えないよな。やっぱり・・・」
花名「・・・分かってもらえますか!?」
万年「分かる!凄く分かる!」
花名「わ・・・私こう言うの分かってもらえたの初めてかも知れません!」
万年「私もこんなに親近感を抱く相手は初めてだ!」
花名「あ・・・あの!大会さんとお呼びしても良いでしょうか!」
万年「勿論だ!どんどん呼んでくれ!私も花名ちゃんとお呼びしたい!」
花名「大会さん!」
大会「花名ちゃん!」
花名「大会さん!」
大会「花名ちゃん!」
2人「ん?・・・あはははははは!」
花名「・・・それでも・・・何時かちゃんと皆に話したいです。」
大会「うん。まぁ焦らずゆっくりだな。」
花名「でもちょっとは焦らないと、何時になるか見当も付かないと言うか・・・」
大会「分かる。分かるぞ~花名ちゃん。」
後日のアパート。
志温「あら。おはようございます万年さん。」
大会「あ。ども。おはようございます。」
新しく買った服を着た大会が挨拶した。
志温「お出掛けですか?」
大会「ちょっとコンビニまで!」
こうして万年大会に元気が戻って来たのであった。
「END」
キャスト
一之瀬花名:近藤玲奈
十倉栄依子:嶺内ともみ
百地たまて:伊藤彩沙
千石冠:長縄まりあ
億崎侑李:白石晴香
佐野優輔:塩野瑛久
浪江貴之:内田雄馬
松原美鈴:伊藤美来
万年大会:内田真礼
京塚志温:M・A・O
榎並清瀬:沼倉愛美
後輩:春咲暖
次回「かむりのふわふわ」