ストブラに紅魔館組をブチ込んでみた   作:羽倉

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初めまして、羽倉といいます。
この小説は私の処女作となっているため温かい目でご覧いただけると幸いです。
それでもいいと言う方はご覧になってください。


1・原作500年前 覚醒

 目の前に(あか)が広がっていた。

 目の前には武器を持った男達と沢山の死体が無造作に転がっていた。

 私はその中の一つであるお父様だったモノをただ呆然と見つめていた。

 ダメだ思考がまとまらない。

 目の前の現実を幼い私は決して受け入れる事など出来なかった。

 

 「何人死んだ…」

 

 知らない男の声が聞こえてくる。

 

 「ッ!」

 

 ドタッと私は余りにも恐ろしい光景に尻もちついてしまった。

 

 「待て、もう一人居たぞ!」

 「見た目に騙されるな!相手は吸血鬼だ!」

 

 そして理解した。だがそれでも聞かずにはいられなかった。

 

 「アナタ達が…お父様を殺したの?」

 

 すると男達が警戒しながら近づいて来て

 

 「お前もこいつと同じところに送ってやるよ。」

 

 そうか、コイツらがお父様を…

 それを理解した時、頭の中が業火の様な激しい怒りに染まった。

 

 「死ね。」

 

 そう男は短く呟き、赤く血で染まった剣で私の体を切り裂こうとする。

 

 その瞬間私の中の天秤がカタンと音をたて傾いた。

 

 「グァァァァァァァァァァァァ」

 

 どういう事だろう?私を切り裂こうとした男に剣が突き刺さっている。

 

 「ッ!」

 「何だその眷獣は!?」

 

 男達の驚愕の視線が私の背後に注がれている。

 後ろを振り向くと、光り輝く黄金の天秤が浮かんでいた。

 

 「これが私の眷獣?そうね…アナタの名前は

      『黄金の天秤(ゴルト・ヴァーゲ)』!」

 「さぁ、貴方達の運命を傾けましょう?」

 

 弓兵から銀の矢が放たれる、しかしその矢は曲がり弓兵の頭を穿つ。槍が私を襲う。だが槍は折れ槍使いの心臓に深く突き刺さる。斧を振り下ろそうとした男は足を滑らせ頭から斧に突っ込む。

 後には一人だけが残った。

 

 「た、助けてくれ。何でもするだから、どうか命だけは…」

 

 「そう…貴方はそうやって命乞いをしてきた魔族を助けたことがあったの?」

 

 「ッ!それは…」

 

 「あるわけ無いわよね?だって、貴方達は従者達を…あんなに優しかったお父様を殺したのだから!!」

 

 「ひぃっ ゆ、許し…」

          

          グシャ

 

 気づいたら私は頭の無い死体を持っていた。それを不思議に思っていたが、フランとお母様の事を唐突に思い出した、早くしないと人間達に殺されてしまう!

 急ぎフランとお母様を探しに行かなければ!

 

 「ありがとう、『黄金の天秤(ゴルト・ヴァーゲ)』。」

 

 私は『黄金の天秤(ゴルト・ヴァーゲ)』を魔力に戻し、手に持っていた『物』を放り捨て私は二人を探す為に屋敷の中を走り出した。

 

 「フラン!お母様!一体何処に居るの!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これが私レミリア・スカーレットの始まりの物語だ…

 




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