屋敷の中を走り初めて1分以上が経過した頃だろう。
とてつもなく大きな魔力を感じた、この魔力量はお母様の眷獣の物だろう。急いで大広間に出ると、お母様が愛用している白銀色のイルカ型眷獣『共鳴の海豚』《レゾナンス・デルフィーヌス》と武器を持った男達が向かい合っていた。
「蹂躙しなさい『
『
「お母様!」
私は赤子のフランを抱えているお母様に飛びつく。
「レミリア!良かった無事だったのね!」
「お母様!お父様が…男達に…」
私は途切れ途切れになりながらお母様にお父様が亡くなった事を伝える。
「レミリア、急いでそこに案内して頂戴。」
「うん…わかった」
急いで私達はお父様の元へ向かう。
「お願い『再生の神盾』《レナトゥース・アイギス》!」
お母様が急いでお父様に駆け寄り、淡い翆色の丸い盾の形をした眷獣を召喚した。
「お母様その眷獣は?」
「『
そう言って、お母様はお父様の手に『
「後は私の
「お父様は今は死んでしまって、体から魂が抜けている状態なの。私では魂を元へは戻せないけど、
「第五真祖?」
私は首をかしげながら、お母様にそう聞き返した。
「あら、そう言えばレミリアには伝えてなかったわね。」
「真祖はね、第一から第五までいる初めの吸血鬼なの。吸血鬼は全てこのどれかの真祖の血を受け継いでいるわ。私は第五真祖のたった一人の子供、つまり貴方は第五真祖の孫ということになるわね。」
「お母様、真祖ってどれ位強いの?」
「そうね…真祖は一人だけで一国を滅ぼすことが出来る位には強いかしら。だからね、真祖の孫である貴方もとても強いわ。」
「ただ、
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