ストブラに紅魔館組をブチ込んでみた   作:羽倉

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2・原作500年前 蘇生

 屋敷の中を走り初めて1分以上が経過した頃だろう。

 とてつもなく大きな魔力を感じた、この魔力量はお母様の眷獣の物だろう。急いで大広間に出ると、お母様が愛用している白銀色のイルカ型眷獣『共鳴の海豚』《レゾナンス・デルフィーヌス》と武器を持った男達が向かい合っていた。

 

 「蹂躙しなさい『共鳴の海豚(レゾナンス・デルフィーヌス)』!」

 

 『共鳴の海豚(レゾナンス・デルフィーヌス)』が特殊な超音波を出し、男達の頭を次々と破裂させていく。大広間は一瞬で血の海になり、頭の無い死体が崩れ落ちる。男達は誰一人として生き残る事は無かった。

 

 「お母様!」

 

 私は赤子のフランを抱えているお母様に飛びつく。

 

 「レミリア!良かった無事だったのね!」

 

 「お母様!お父様が…男達に…」

 

 私は途切れ途切れになりながらお母様にお父様が亡くなった事を伝える。

 

 「レミリア、急いでそこに案内して頂戴。」

 

 「うん…わかった」

 

 急いで私達はお父様の元へ向かう。

 

 「お願い『再生の神盾』《レナトゥース・アイギス》!」

 

 お母様が急いでお父様に駆け寄り、淡い翆色の丸い盾の形をした眷獣を召喚した。

 

 「お母様その眷獣は?」

 

 「『再生の神盾(レナトゥース・アイギス)』はこの盾を持った者と『再生の神盾(レナトゥース・アイギス)』自体に再生の能力を常に与え続けるの。これで死体を再生させ蘇生を試みるわ。」

 

 そう言って、お母様はお父様の手に『再生の神盾(レナトゥース・アイギス)』を持たせ、お母様の眷獣である『氷像の大熊(アイス・ビッグベア)』を使いお父様を凍らせた。

 

 「後は私の第五真祖(お父様)に任せるわ、ただ今第五真祖(お父様)は眠ってしまっているの。だから第五真祖(お父様)が目覚めるまではお父様の事を蘇生できないの。」

 「お父様は今は死んでしまって、体から魂が抜けている状態なの。私では魂を元へは戻せないけど、第五真祖(お父様)の眷獣なら魂を戻すことが可能なの。」

 

 「第五真祖?」

 

 私は首をかしげながら、お母様にそう聞き返した。

 

 「あら、そう言えばレミリアには伝えてなかったわね。」

 「真祖はね、第一から第五までいる初めの吸血鬼なの。吸血鬼は全てこのどれかの真祖の血を受け継いでいるわ。私は第五真祖のたった一人の子供、つまり貴方は第五真祖の孫ということになるわね。」

 

 「お母様、真祖ってどれ位強いの?」

 

 「そうね…真祖は一人だけで一国を滅ぼすことが出来る位には強いかしら。だからね、真祖の孫である貴方もとても強いわ。」

 「ただ、第五真祖(お父様)はとても面倒くさがりで、自分から紅魔館の地下深くで長い眠りについているわ。」




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