やる気のない女提督と睦月型   作:十六夜月乃

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初めての投稿です。

至らないところが多くあると思いますが、生温かい目で見ていただけるとうれしいです!

評価待ってます!

艦娘が1人も出てこない…。つ、次出てきます!


プロローグ 「新しい鎮守府」

思わず、元帥が言った言葉を繰り返す。

 

 

 

提督「新鎮守府…ですか」

 

元帥「将校時代の君の活躍ぶりは見事なものだった。それを、今度は○○鎮守府で発揮して欲しい」

 

提督「はぁ」

 

 

 

思わずため息をついてしまう。

 

見事とか、発揮とか、周りが才能無かっただけなのに。

 

勝手に過大評価してんじゃねーよクソジジイ…なんて言葉は胸の奥にしまっておこう。

 

 

 

元帥「…やる気無いな…」

 

提督「すみません、自分、出来ることなら楽して生きていきたいんですよ」

 

元帥「何で提督になったんだお前…」

 

 

 

元帥の呆れ顔を見なかったことにして、私は視線を宙にさまよわせた。

 

 

 

元帥「最近、深海棲艦の動きが活発になっているんだ。…頼むよ、月乃くん」

 

月乃「…まぁ、命令ですから。がんばります」

 

 

 

気だるげな私の返事に、元帥は顔をしかめた。

 

 

 

 

 

 

私が提督になった理由。人類を救いたいとか、深海棲艦に復讐したいとか、そんな大それた理由じゃない。

 

両親が数年前に他界して、食うに困って提督に志願した。他の奴らはちゃんと目的があって提督業に就いた。真剣にやってるってのは、分かる。

 

 

 

でも、なんとなくでやってる私の方が成績が良いというのは、なんとも皮肉な話だ。

 

 

 

月乃「ここか…○○鎮守府ってのは」

 

 

 

新、というだけあって、建物は立派だ。設備も整っていて、そこらの鎮守府よりよっぽど大きい。

 

それだけ期待されているということか、元帥の計らいなのか…。

 

 

 

月乃「こんなに寮もあって、どうすんのさ。私そんなに大規模に鎮守府回していくつもりないのに…」

 

 

 

わしゃわしゃと頭をかく。長い黒髪が揺れて視界に入ってきた。鬱陶しいったらありゃしねぇ。けど、一度自分で髪を切って失敗した経験のある私は、二度と自分で切るものかと誓ったので、放っておくしかない。

 

 

 

月乃「ま、とりあえず旅行といきますか」

 

 

 

私はため息をついて、重い足を鎮守府の中へ運んだ。

 

 

 

 

 

 

月乃「結構広いなぁ。分かってたけど」

 

 

 

この鎮守府の地図を眺めて呟く。広すぎて迷いそう。エレベーターとかついてるのはありがたい。

 

工廠にいた妖精さんたちによると、ここはテストケースなんだそうで、ここでの機能が将来別の鎮守府にも導入される予定なんだとか。

 

 

 

月乃「くっそ、あのジジイ…教えとけよな」

 

 

 

元帥様がいないので堂々と悪口が言える。ぶつぶつ言いながら歩いていくと、ようやく執務室に着いた。

 

 

 

ガチャリと扉を開ける。まず目に飛び込んできたのは、提督が使うであろう業務用の机。日当たりも良く、なかなか広い。ソファや紅茶セットが置いてあるテーブル。おそらく元帥が手配してくれたのだろう。高価そうだ。

 

どんだけ気に入られてるんだろう私は…。

 

 

 

月乃「んー、もうすぐ初期艦が来るんだよね。迎えに行くかぁ」

 

 

 

私でさえ迷うというのに、新しく来る艦娘が迷わない訳がない。

 

 

 

私は地図を片手に、執務室を出た。

 

 




飽きないうちはサクサク投稿できると思います
評価よろしくお願いいたします
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