「ええええええええええええええ!?」
魔法の森大きな声が響き渡った。本日二度目である。
「弟子!?蒼月が私の!?」
「はい、で住み込みで魔理沙さんから教わりたいのですが」
「なな何を言ってるんだぜ!?」
「い、いやだから魔理沙さんに弟子入りしたいと…」
「いや、でも住み込みってことはつまり蒼月が四六時中家にいるってわけで…」
「大丈夫です料理、洗濯、掃除もしますから!」
「そういう問題じゃないんだぜ!?」
「じゃあ、どういう問題です?」
「そ、それは、その」
そういうと彼女は顔を真っ赤にしていた。抱きしめたい
「魔理沙さん、俺はあなたの魔法が好きです」
「ふぇ?」
「初めてあったときに使ったあの魔法、俺はあんな綺麗な魔法を使えるようになりたいだから魔理沙さんに弟子入りしたいんです」
「…そうか、有難う私の魔法を綺麗と言ってくれて。分かったぜ、蒼月お前を私の弟子として認めるぜ」
「ありがとうございます、師匠」
「…なんか照れるんだぜ」
こうして俺と師匠魔理沙さんとの生活が始まった。
それから、俺が魔理沙さんの弟子と認められてから数時間後昼食の時間である。
「昼食は蒼月が作ってくれ」そう言われた
「師匠の命令なら喜んで」
(そういわれて台所に立ったもののどうしたらいいんだ?
コンロなんてものないし、火がつけれない…
ただ、フライパンは置いてある。あれ確か魔理沙さん今朝朝ごはん作ってるときにこのフライパンを使っていたような…)
(なんとなくわかったぞ)
おそらく彼女は魔法を使ったのだろう。そして火を起こした
(じゃあ、俺も魔法を使えばいいんだ!)
「……どうやるんだ?」
そうだ、俺は魔理沙さんの弟子になったとはいえまだ魔法の使い方も知らない。
「…このままじゃ昼食が作れない」
(どうしよう魔理沙さんに聞くか?いや、ここは一人でやって魔理沙さんに褒めてもらおう。大丈夫、こういうのは勘でやれと父さんが言っていた!)
「ボン!」
この後、様子を見に来た魔理沙によって黒焦げになった蒼月が発見される
「全く、無茶しやがって」
「すいません、魔理沙さんカッコつけようとして、それで失敗して治療も魔理沙さんにしてもらって」
「しかし、驚いたぜ台所に来たら蒼月が黒焦げになって倒れているんだから」
「あははは…」
「何をどうしたらああなるんだ?」
「勘で魔法を使った結果がこれです」
「勘で?ある意味すごいな」
「ある意味ですか?」
「ああ、魔法の使い方もわからないのによく自分を黒焦げにできたな」
「それは、褒めてくれてるんですか?師匠」
「ああ、褒めてるぜ」
彼女にそういわれると何故かとても嬉しかった。
「さて、私は黒焦げになった弟子の代わりに昼食を作ってくるぜ」
「本当すいません」
「謝る必要なんてないんだぜ」
数十分後、魔理沙さんの昼食を食べ終えた後、俺は外へと連れ出されていた。
「それで?外へ出て何をするんです?」
「ああ、蒼月まずお前に基本的な魔法を教えようと思ってな」
「基本的な魔法というと?」
「まあ、火をおこす魔法とか、服を一瞬で着替える魔法とか、あとこの魔法の森の瘴気を防ぐ魔法も覚えてもらわないとな」
「そうですね」
「じゃあ、少し移動するぜ」
「え?どこに?」
「博麗神社だぜ」
博麗神社、幻想郷の結界を管理していて、あと異変の解決、妖怪の退治などを行う巫女が住んでいると魔理沙さんは言っていた。
「それじゃ、箒に乗ってくれ」
「ああ、飛べるんでしたね、幻想郷だと」
改めてここが異世界なのであるのだと実感する。
「外の世界の常識が非常識に、非常識が常識になる世界か…」
そんなことをポツリとつぶやいた。
魔理沙さんと箒に乗って飛ぶことやや数分、魔法の森上空で俺は魔理沙さんと話していた。
「で、どうして博麗神社に向かうんですか?」
「ああ、結界とかに関しては霊夢のほうが上だからな、それに魔法の森で火の魔法が暴発して火事になったら大変だからな」
「そうですか…ってそれって博麗神社にもいえることなんじゃあ…」
「ああ、気にしなくていいぜ、どうせ霊夢のことだ事前に蒼月の周りに結界でも張るさ」
その、霊夢という人は一体どんな人なのだろう?魔理沙さんの話を聞く限りとても強い妖怪みたいな人間らしいけど…
「お、見えてきたあれが博麗神社だぜ」
博麗神社に降り立った俺はまず神社全体を見回す。
かなり新しいように見えるような気がする。古い神社だと魔理沙さんは言っていたのだが…
「魔理沙さん神社が割と新しいように見えるのは気のせいですかね」
「うん?ああ、ほんのちょっと前地震で神社が倒壊してな、そのときに直してまた倒壊してまた直したんだぜ」
「え?二回直したんですか?」
「そうなるな」
何があったんだこの神社
「まあ、それについてはまた今度話すぜ、さて蒼月、お金とかは持ってないか?」
「え?持ってますけど」
「よし、それなら話は早い、神社に来たらまずはお参りだよな」
「え?」
おかしい、前に聞いた時は神社に来たらまずは巫女にお茶を要求するといっていたのに、でも確かに神社に来たらお参りしないとなと思い俺は賽銭箱に10円玉を入れる、そして手を合わせ目を閉じ
「賽銭!賽銭!お賽銭んんんんんん!!!!」
「!?」
なんだ?目を開けたら目の前に女の人が立っていた
「やったー!約2か月ぶりのお賽銭!」
(え?2か月ぶり?あれ?幻想郷を支える神社なのに?)
「いやほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
「あ…あの…」
「え?」
目の前にいた女の人がこちらを向いた
そのとき、目の前の女の人が固まった。たぶん喜んでいるところを人に見られたせいだ
「よう、霊夢、随分とお喜びのようだな」
目の前の人が固まっているのに魔理沙は元気よく挨拶をしている。
「む…」
(あのカード…ってもしかして…)
「夢想封印!!!!」
(やっぱりいいいいいい!!!)
目の前にいた俺の視界はあっというまに光に包まれて…
「…さて、霊夢、私の弟子に何か言うことは?」
目が覚めてすぐに俺と魔理沙は霊夢さんと話すことになった。
「ご、ごめん、つい驚いてスペルカードを…」
「い、いえ、こちらこそ、見つめるようなことをしてしまって」
それから自己紹介などをして、彼女が博麗霊夢なのだと知った。
「で?その魔理沙の弟子は何をしにここに?」
「弾幕の稽古をつけてほしい」
「あれ、師匠、結界の作り方とかを教わるんじゃあ」
「あれは嘘だ」
「そうですか…ってなんで嘘つくんですか」
「面白いから」
「そうですか」
「ちょっと、何二人で話してるのよ」
「あー、すまん、で稽古つけてくれるか?」
「いいわよ、お賽銭入れてくれたし」
「そうか、それはよかった」
そして、霊夢さんは立ち上がり外へ向かう
そして、俺にこう言った
「魔理沙の弟子」
「はい」
「あなた多分…能力があるわ」
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