赤龍帝ストラトス(仮)   作:超人類DX

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なんかこう、なんだろうな中身に……。

※中身を微妙に移行前と変えてます。


おいたんの夜

 何とラウラがタッグのパートナーになってくれた。

 それが嬉しすぎて今まで以上にバカ真面目にISの特訓をする自称・実年齢三十路のおっさんこと一誠君。

 

 一回りも年下な女の子を師匠と呼ぶ姿に、彼を慕う者達はその師匠と呼ばれるラウラに嫉妬したりする訳で……。

 

 

「ふーん、キミが一誠さんにお師匠様って呼ばれてるドイツの子かぁ……へー、ふーん?」

 

「そういう貴様は確かロシアの代表操縦者……」

 

 

 特にIS以外では人の領域を越え、またその一端を教えて貰った者にしてみれば、ラウラの居るポジションは恨めしいものがある。

 それは割りとそういう所もあっけらかんとしてると思われていた少女……たっちゃんこと更識楯無すら思うところがある様だった。

 

 

「私に何か用でも?」

 

「んーん? 別にキミに用は無くて、あるのはイッセーさんなんだ? 今どこ? シャワー?」

 

「そうだが、お前はアイツとはどんな関係だ? ロシアの代表がド素人のアイツと知り合いなのは解せない」

 

「別にISを介しての知り合いじゃ無いし、どんな関係と聞かれたら……うーん、ただならぬご関係?」

 

「…………」

 

 

 飄々とした態度でラウラに答える楯無。

 すると先程の会話にあった通り、急遽作られた男子更衣室の扉が開けられる。

 

 

「お待たせしました師匠! 荷物がありましたら持ちますぜ!」

 

 

 開いた扉から姿を現したのは、このIS学園にてぶっちぎりの最高齢男子生徒であるイッセーであり、先に待ってくれていたラウラにヘコヘコと頭を下げ始めながら、ふと隣に見知った顔が居た事に気づく。

 

 

「たっちゃん?」

 

 

 彼女名である楯無を相当に砕いたアダ名で呼ぶイッセーの目は丸くなる。

 本当の名前は刀奈だし、既にイッセーには伝えてるのだが、敢えて愛称になるからと楯無の名を砕いて呼ぶイッセーに最初は不満を覚えたが、慣れてみるとそんな呼び方をするのは世界探しても彼だけだと思えば寧ろ心地よく、訝しげな顔をするラウラの視線を横に、楯無はにっこりしながら返事をする。

 

 

「はぁいイッセーさん、今日も訓練頑張ってるのね?」

 

「ん、おうよ。

このボーデヴィッヒ師匠のおかげで試合に出られるようになれたけど、IS自体の腕はダメダメだからね」

 

「……」

 

 

 と、楽しげに会話する二人を観察していたラウラにも、両者の間に単なる知り合いとは別の何かを感じ取り、暫く眺める。

 

 

「一夏君は簪ちゃん達とご飯食べてるみたいだし、良かったら一緒にどうです?」

 

「んー? 師匠も一緒で良いなら俺は全然構わないけど……あ、ちーちゃんも誘うか」

 

「は? きょ、教官を飯に誘う気か?」

 

 

 その会話を眺めてる内に、夕飯を一緒に食べる話になり、なんと無く聞き流していたらちーちゃん――つまり千冬も誘おうとするイッセーの言葉に思わず反応してしまうラウラ。

 

 

「いやだって師匠にとっての師匠なんでしょうちーちゃんは?」

 

「それはそうだが……」

 

 

 実はちょっと千冬に絡みづらいラウラは、悪気が無い一誠の気遣いに声を詰まらせる。

 するとそれを見ていた楯無が、いたずらっ子の様な笑みを浮かべる。

 

 

「あらあら? 怖いのかしら?」

 

「ち、違う! 私に怖いものなどない! 良いだろう、乗ってやる!」

 

「……? どうしたんすか師匠?」

 

 

 ニヤニヤする楯無の煽りにムキになったラウラを不思議がる一誠は肝心な所で色々と察しの悪いおっさんだった。

 

 

 

 

 という訳で職員室に居た千冬に対し、他の者ならまず誘われても乗らないのを、一誠の一言で――

 

 

「ちー――じゃなくて織斑先生、これから夕飯なんですけど先生もご一緒にどうで――」

 

「行く」

 

 

 この様に刹那で乗って来る。

 その時点でラウラは地味に一誠に悔しさを覚える。

 

 

「ISの方はどうですか?」

 

「まだ何とも……かな? でも師匠に教えて貰った結果少しはまともに動かせるようにはなれたよ。

これも師匠のお陰だぜ」

 

「ほーう……?」

 

「い、いや私は……」

 

「あーぁ、私が手取り足取り教えてあげたかったなー」

 

「お前は駄目だ。絶対許さない」

 

 

 ブリュンヒルデ、ドイツの国家代表候補、ロシアの国家代表&生徒会長……そして二番目の実年齢おっさん起動者。

 組み合わせとしてはシュール過ぎる組み合わせも、一誠という存在が中心となっていた事で可能にしていた。

 

 

「ところで更識、情報によると試合当日はチアガール姿で一誠さんを応援すると宣ってる様だが?」

 

「あぁ、簪ちゃんからひょっとして聞きました? ええそうですけど?」

 

「マジだったのかよ……。確実に従者の子に怒られちゃうぜ」

 

「既に猛反対されちゃってます。

けど、折角のイッセーさんのIS晴れ舞台にただ応援するだけなのはダメかな~って?」

 

「その事で従者の子にめっちゃ白い目で見られたけどね俺……」

 

「虚ちゃんは顔も見たくないなんて言ってたから、それを言ったのは本音ちゃん?」

 

「ん、まぁね……って、顔も見たくないなんて言ってたのかお姉ちゃんの方は……」

 

「まるで篠ノ之姉妹の様だな」

 

 

 そんなシュールな組み合わせの中にいるラウラは、千冬が一誠に敬語を使う違和感や、織斑先生と呼ばないと注意するのに、一誠にだけ逆に先生呼ばわりされたら半泣きになるという姿に、やはり並々ならぬものがあるのだと、改めて一誠に嫉妬する。

 

 

「後先考えないでちーちゃんやイチ坊、それからかんちゃんやたっちゃんに『教えちゃった』からな。

そら恨まれて当然だよ俺は」

 

「私と簪ちゃんからも言ってるんですけどねー……それが却ってダメだったみたいです」

 

「私と一夏の場合も似たようなものだ。

まあ、一夏はあんな調子だが……」

 

「彼のイッセーさんに対する慕いっぷりは尋常じゃありませんからねー。

イッセーさんと織斑先生以外は全部敵とすら真面目に思ってるし」

 

「そこなんだよなー?

イチ坊は折角モテる癖に勿体ない……。

俺なんかモテたくてもモテなくて未だに恋人もできやしないのに……」

 

 

 けれど最初に抱いていた殺意までは感じない。

 それは一誠が本気でラウラを師匠と慕ってくるからなのか、それとも別の何かが彼女の中に小さく芽生えたからなのか。

 それはまだ本人にもわからない。

 

 

 

 

 

 シュールな組み合わせの夕御飯も終わり、ラウラに明日もお願いいたしますと頭を下げてから別れた一誠は、試合まで出きるだけ会わない様にすると一夏と約束したせいで軽く手持ち無沙汰な気分で寮内をうろついていた。

 

 

(うーむ、見渡す限りの女子高生。俺って改めてみるとスゲー環境に居るんだなぁ)

 

『昔のお前ならもう少しバカ騒ぎしてたじゃないか?』

 

(いやぁ昔と今は違うよ。

当時と今じゃ目線が違うしねぇ?)

 

 

 私服の現役女子高生があちらこちらに居るのは実に目の保養になる……等という感想をバカ真面目にドライグに語るものの、流石に一回りも年下ともなると子供にしか思えないのか、楽しげに話をしてる女の子を見て、お爺さんが孫と遊んでる様なほんわかした気分にしかならない。

 

 しかしそんなほんわかした気持ちも……。

 

 

「……………あ」

 

「…………………っ!?」

 

 

 曲がり角で出会した一人の少女によって、如何に己が異物である事を自覚させられる。

 

 

「キミは……たっちゃんの従者さんで布仏さんのお姉さんの――」

 

「邪魔です」

 

 

 眼鏡を掛けた落ち着きを感じさせる女子の顔を見た瞬間、思わず声が出てしまった一誠は確認するように尋ねた。

 だがその眼鏡の女子は寧ろ一誠に対して憎しみにも取れる目で睨みながら横切り、足早に去っていった。

 

 

「だ、だよねー………顔なんてみたくもねーよなぁ―――ハァ」

 

 

 現役女子高生に嫌われるのは中々ハートに厳しい。

 ましてや布仏本音の姉であり、楯無の従者である虚という少女なのだから尚更だ。

 さっさと無視して去っていった虚の背を見ながら大きくため息を吐く一誠は中に宿るドライグからの『元の世界ではそれが普通だっただろ?』という言葉に『いや、それとは方向性がまるで違うから』と返しながら、トボトボと歩き出す。

 

 

『一々小娘一匹ごときにへこむなよ』

 

(目線が違うとは言ったけど、現役女子高生に嫌われるとなると多少はダメージがな……)

 

 

 自業自得とはいえ、凹むものは凹むのだ。

 

 

「イッセーさん? どうしたのよ、そんな辛気くさい顔しちゃって?」

 

 

 ドライグに呆れられながらトボトボ歩いてる内にどうやら二学年の寮階に来てしまってたらしく、先程別れた楯無が一誠の姿を見るや否や高速で近づき、凹んだ顔をした姿を気にする様に話しかけてくる。

 

 

「あ、たっちゃん……。別に何でも無いぜ」

 

「何でも無いようには見えないけど……。あ、そうだ、折角だしお茶しません?」

 

「……。聞くと同時に腕を引っ張る時点で断るのは無理ってか?」

 

「うん、そうなります♪」

 

 

 その楯無の従者にさっき親の仇の如く睨み付けられたから凹んでたとは言わず、曖昧に誤魔化した一誠を見て色々と察し、半ば強引に一誠を引っ張る。

 その様はまるで親戚のおじさんに遊んでとせがむ子供のようなやり取り――――にはそんなに見えず、偶々目撃した女子達は揃ってただならぬご関係を想像したのだとか。

 

 

「虚ちゃんと出くわした?」

 

「おう……ま、言われた通りの反応だったよ」

 

 

 楯無に引っ張られて『お茶』をする一誠の居る場所は夜の学園の屋上。

 本当なら缶ビール片手に晩酌したい所だが、隣に居るのは未成年の子供だし、何よりも今居るこの場所を考えたら教育上宜しくない。

 という事でオロナ○ンCを片手に、先程あった出来事を話しながらチビチビと少ない量だからこそ美味しく感じるオ○ナミンCを飲む。

 

 

「自業自得だし勝手に凹むこと自体が変な話だってのは自覚しちゃ居るんだけどさー……はぁ、俺って何時もこうだよ」

 

「そんなに気にしなくても良いと思いますけど……」

 

「相手がどうでも良い他人ならそう思うだろうけど、たっちゃんとの友情に茶々を入れるだけ入れただけだからな俺は……」

 

 

 他人を進化させる特性。

 その特性はシンパシーを感じる相手にのみに通じるものであり、強く願うだけではどうにもならない。

 だから一誠は千冬、一夏、楯無――いや、刀奈、簪を進化させられた。

 

 

「そもそも俺は癌みたいなものだし……へっ、皮肉だな」

 

 

 けれど彼女達を慕う者がその領域に追い縋りたくとも、元々の素材がなければどうにもならず、置いていかれたと思い込んでも仕方ない話だし、勝手に引き上げた一誠を恨むのは半ば必然。

 

 今更の様にツケとなって身に染みた一誠もこれにはただただ平身低頭にしかなれない。

 ましてや己のやってる事がかつて復讐した男と似通ってるかもしれないと考えると余計にだ。

 

 

「一夏くんみたいに極端な事は言わないけれど、イッセーさんは少し気にしすぎよ? 結局の所は私達の意思でこうなったんだから」

 

「面白半分で教えたと言われても否定できないし、そうでもないぜ。

ちーちゃんもイチ坊の事もそうだけど、本来なら俺はたっちゃんやかんちゃんの前に現れるべきでは無かったんだ」

 

「はぁ……変な所に拘りますねイッセーさんは? もしかして前に言っていたイッセーさんのご両親を奪った男と自分を重ねてます?」

 

「鋭い子だねぇたっちゃんは……」

 

 

 雲が無く、星と月が明るい夜空の下、少しだけ肌寒い風に当たりながらもうとっくに空になったオロナ○ンCを飲むフリをして困った様に笑うイッセーに楯無は初めて出会った時もそういえば色々と気にする人だったなと思い返す。

 

 

「私は本気で今だって思ってますけど、イッセーさんと出会えなかったら簪ちゃんと今でも溝かあったかもしれないんです。

そんな溝を埋めてくれたのがイッセーさんだって……」

 

「買い被りすぎだぜ、それこそ偶然だっただけだよ」

 

 

 偶然とはいえ、職探しの雑誌とにらめっこしながら真っ昼間の公園に1日中居座ってたのが見ててなんか面白く、自分とそう歳の変わらない青年が何で職探しなんだろうと思ってつい話し掛けてみたら、実年齢を聞いて驚いてしまったり等々あって、それから頻繁に会い、自分その内悩みを打ち明け、その内妹との仲たがいを直してくれて……。

 

 

「俺が居なくてもちーちゃんもイチ坊もちゃんと生きられたかもしれないし、イチ坊だってもっと周りの子に配慮できる子だったかもしれない」

 

「一夏くんって昔からそうなんですか?」

 

「いや、ちーちゃんの話によると俺が二人の前から消えた時以降、ちょっとグレちまったみたいでね。

それを聞いた時本気で俺なんかと会わなかった良かったんだと後悔したよ……今でもね」

 

「その言葉、絶対に一夏くんの前で言わない方が良いですよ? というか言わせません」

 

「はは、ちーちゃんにも言われた」

 

 

 空になった瓶を置きながらその場に座り込み、自嘲気味な笑みを浮かべる。

 

 

「時々思うんだ、俺が居なかったとしてたっちゃんとかんちゃんが仲違いしたままだとしても、俺と出会うことのなかったイチ坊が何とかしてくれたのかもしれない。

篠ノ之ちゃんと束ちゃま――じゃなくて博士さんとも普通に仲良くできてたかもしれない、ちーちゃんも幸せだったかもしれないってさ」

 

「…………」

 

 

 星が輝く空を見上げながら一誠は懺悔をするかの様にポツリポツリと話していくのを楯無は黙って聞く為にその隣に腰を下ろす。

 

 

「俺は存在しない筈の男で、本来なら在るべき世界で全ての存在から恨まれながら生きていくべきだった。

けど俺はそこから逃げた……復讐を遂げて、その後の全てから逃げてこの世界に来てしまった。癌としてさ」

 

 

 最良で最高の相棒にも聞こえる声で紡がれる言葉は一誠自身の半生。

 奪われ、忘れられ、ゴミの打ち捨てた男に対する恨みと憎悪を糧に進化をし続けた男の末路。

 

 

「ここまでしておきながら今更俺がほざけた事じゃないのはわかってるんだけど……思っちゃうんだ」

 

 

 一誠の中で復讐自体は全く後悔していないのは確かだ。

 しかしそれでも本音や虚、箒や束が恨む理由がかつて自分が転生者に抱いたものと同じである事なのを悟ってるからこそ……自分のやったことが決して善では無い事を自覚してしまう。

 

 

「ごめんな?」

 

 

 来てしまった事、戻ってきてしまった事、引っ掻き回してしまった事全ての意味が込められた謝罪が夜風と共に隣に座る楯無の耳に入る。

 でも楯無はその謝罪を決して受け取る事はせず、代わりに一誠と同じように輝く星空を眺めながら言った。

 

 

「ねぇイッセーさん、月が綺麗ですね?」

 

 

 癌だと自称するのは勝手だし、恐らくきっと世界からしたらそうなのだろう。

 でも、それでも楯無は一誠に対して憧れの気持ちを持っている。

 単なる年上に対しての憧れが、千冬と同じ……。

 

 

「悪いけど、うわついた台詞とか返しを俺に期待しない方が良いぜたっちゃん?」

 

「あ、誤魔化した。大人ってずるい」

 

「伊達にたっちゃんより永く生きてねーって事さ」

 

 

 例え今でもこうして然り気無く避けられても変わらない……。

 

 

「むー……なら、その気にさせるにはどうしたら良いの?」

 

「さぁてね、たっちゃんにとって良いことなんて無いから秘密」

 

「ツレない人。ふふ、でも少しはその辛気くさい考えは忘れられたでしょう?」

 

「クク、確かに。

ていうかこんな話をたっちゃんにするつもりなんて無かったんだけどね。

ちーちゃんやイチ坊には弱音を吐くわけにはいかないと思ってたのに」

 

「それを聞いて安心したわ。少なくともイッセーさんにとって私は弱い所を見せられる相手って事でしょう?」

 

「そういう訳じゃないんだけど……うーん……」

 

 

 少女から大人になるにつれて、この寂しい人に自分は惹かれてる。

 人を、悪魔を、堕天使を、天使を、妖怪を、神を――復讐の為に全ての敵となって殺めた上で生きてたとしても。

 

 

「試合前なのにそんなに悩んでいたら師匠ちゃんに怒られちゃいますよ?」

 

「あー……そうだな。あの子にはかなりお世話になってるし、みっともないところは見せない様にしないと……」

 

「ふふ♪ 私も応援する甲斐が無くなりますから頑張ってくださいよ?」

 

「あのさ、そういえば本当にチアガール姿になるの?」

 

「なりますけど? だってイッセーさんの晴れ舞台ですもの」

 

「いや、その……別に否定はしないけど、周りの子に変な誤解されたらたっちゃんだって嫌――

 

 

 

 

 

 

 

 

 Chu♡

 

 

 

 

 

 

 

 ――――――――だろ……う……え?」

 

 

 楯無としてでは無く刀奈として大好きなのだ。

 

 

「えへへ」

 

「え………は?」

 

「本当は唇が良かったけど、織斑先生に怒られちゃうのでほっぺたにしちゃった♪ 試合前の景気付けです」

 

「いや、うん……え?」

 

「もぅ! そんな茫然としないでくださいよ! これでもかなり勇気出したんですから!」

 

「えっと……うぅん?」

 

 

 例え世界が癌と捉えようとも……。

 

 

 

 

 

 

 

 

「お嬢様、先程例の男と外へと行く姿を見たと他の生徒から聞きましたが……」

 

「…………」

 

「お嬢様? ……もしやあの男に何か――」

 

「あは……あはは! えへへへへ!」

 

「なっ……! お嬢様!? お、お顔が真っ赤に……!?」

 

 

終わり




補足

篠ノ之姉妹と布仏姉妹は似てる的なそれです。

違うところといえば、クレイジーサイコラビット化した姉とは違って、とことん憎んでるといったところか……。


その2
おっさんの後悔に対して、たっちゃんエンジン始動の巻。

ほぼほぼ一誠の予想は当たってたりするのですが、今更そんな仮定の話をされてもたっちゃんやイチ坊やかんちゃんやちーちゃんにとってはまさに……『知ったことか』


その3
おっさん一誠、三十路にて遅れすぎた青春の巻。
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