「織斑先生大変です!!」
今度から胃薬でも常備してようかと色々とありすぎて軽くストレス性の胃腸炎になりかけていた一誠を救う大天使の慌てた声。
それはどうやら思っていた以上に緊急事態だったらしく、数分程何やら二人で話し合った後、千冬は声をあげる。
「全員注目!
現時刻よりIS学園教員は特殊任務行動へと移る! 今日のテスト稼働は中止!
各班ISを片付けて旅館に戻れ! 連絡があるまで各自室内待機すること!」
「……」
何かがあった。しかし一誠は敢えてそれを知ろうとはせずに黙って片付けの作業をし始める。
若い女子生徒はそんな命令に困惑するが、教師状態の千冬は間髪入れずに指示を飛ばす。
「早く戻れ! 許可無く部屋を出た者は、その身柄を拘束する!」
こう言われてしまえば生徒達に従わない者は居らず、迅速に後片付けを済ませて旅館へと戻る。
「……………」
去り際に千冬と目が合った際、一誠は『頑張れ』という意味を込めてウィンクをし、千冬も頷く。
「専用機持ちは全員集合!」
「だとよ、何だかわからんけど頑張れよ若者達?」
「頑張って」
この時点でIS絡みの事で何かがあったのは一誠も察した。
しかしながら専用機を持たない者なので介入は不可能だし茶々を入れるつもりは無かった。
「すぐにお姉ちゃんに連絡して何があったか調べて貰えるけど、おじさんはどうする? 聞いておく?」
「いや良い。イチ坊と師匠が参加する時点で心配はしてないからな」
「そう……」
……………。そう、この時までは。
「現状を説明する」
色々とあった挙げ句、敬愛して病まない――いや止まない一誠の細胞を奪った女と、その力の遥か劣化とはいえ組み込まれたISを持つ事になった女についてイライラが止まらない一夏は、取り敢えず何やら大事らしいこの状況についての説明を千冬からなので受ける為に、旅館の一番奥の部屋に集まった。
「二時間前、ハワイ沖で試験稼働にあったアメリカ・イスラエル共同開発の第三世代型軍用ISである
『…………』
「………」
全員が真面目な顔をして話を聞いてる横で一夏も取り敢えず聞いてる姿勢を取る。
「衛星による追跡の結果、福音はここから二キロ先の空域を通過する事がわかった。時間にして五十分後。学園上層部の通達により我々がこの事態に対処する事になった」
「要するに尻拭いですか。………はんっ!」
「有り体に言ってしまえばな。だが油断はするな……一応相手は殺傷能力の高いISだ」
「へい、了解」
思わず言ってしまった一夏を宥めつつな千冬。
このやり取りを見て同席していた女子達は『機嫌最悪だ……』と一夏の機嫌と言動にヒヤヒヤする。
「今述べた通り、教員は学園の訓練機を使用して空域及び海域の封鎖を行う。
よって、本作戦の要は専用機持ちであるお前達だ」
何はともあれ軍用ISを止める為の作戦会議が開始させる。
「ち――いえ、織斑先生、一応聞きますけどその軍用ISのスペックはどの程度ですか?」
「大体は把握してるが、これは最重要機密事項だ。
無いとは思うが、お前達がこの情報を漏洩させた場合は査問委員会の裁判と最低二年の監視が付けられる」
「いくら何でもそんなバカは居ないですよ―――と、俺は取り敢えず思うが?」
『勿論』
「………」
チラリと一夏に視線を寄越され、全員が即答する。
そのやり取りに箒は少し驚いた。
というのも一夏の言い方は周りに協調している様なものだからだ。
「敵を把握してからぶちのめす、おっちゃんに教えられた基本的な戦い方だからな……さてと、ガラクタ相手というのはイマイチテンションが上がらないけど、少しはストレス解消のサンドバッグ代わりになってくれよ? クックックックッ!!」
『…………』
――訂正、要するにストレスの捌け口にしたかったからなのと他ならぬ一誠の教えに忠実なだけだったらしく、モニターに表示された銀の福音のデータを前に一夏はテンションの上がった蟻の王みたいな極悪フェイスで嗤っていた。
「広域殲滅を目的とした特殊射撃型……わたくしのISと同じく、オールレンジ攻撃を行えるようですわね」
「攻撃と機動の両方を特化した機体ね。これが厄介だわ」
「この特殊武装が曲者って感じがするね」
「加えて、このデータでは格闘性能が未知数だ。
持っているスキルもわからん。偵察は行えないのですか?」
「無理だな。この機体は現在も超音速飛行を続けている。最高速度は時速二四五〇キロを超えるとある。アプローチは一回が限界だろう」
「それは必要無しだろ。接触と同時に捻り潰す……あぁ、これ無人機なんすか? 有人の場合のパイロットの生死は問われてるんですか?」
「可能であればパイロットは生きて保護するつもりだ」
「………………………」
妙な疎外感を覚えてしまう箒を横に次々と飛び交う意見の応酬。
てっきり参加しないと思っていた一夏ですら、普段敵意丸出しの相手を前にしても割りと……いや少しだけまともな意見や質問をしているのだから、初の専用機で初の実践である箒はどうしたら良いのかわからない。
(………。あの男がこの場に居たら―――くっ! わ、私は何を考えている!!)
そんな箒の脳裏に浮かんだのは、一夏を訳のわからない場所に引きずり込んだ憎き男の笑ってる顔だったが、直ぐ様頭を振ってその幻影を消し去る。
確かにこの場に一誠が参加していれば、今の箒を見て助け船を出してあの輪に捩じ込む事は可能だろう。
だが今は専用機を持たない一誠は居ないし、何より箒自身がそれを許したくなかった。
「一回きりのチャンス……という事はやはり、一撃必殺の攻撃力を持った機体であたるしかありませんね」
そんな箒の状態を知らずに話は進み、山田先生が一撃必殺案を出す。
「そうなると一夏の白式に搭載されている零落白夜が適任だが……」
「悪いけどそんなものを使った事は無いぜ?」
「あ、そ、そういえば一夏って基本的に武装すら使わずに素手だったね……」
「私はそれでご主人様に叩き潰して頂けましたわ」
「わ、私なんか最初から最後まで視線すら合わせて貰えなかった……」
「私は割りと善戦―――は、してないな、イッセーからの贈り物がなければやられていた。
悔しいが、織斑の戦闘力は凄まじい」
「ほほぅ? よくわかってるな、俺達のほうがおっちゃんに近い事が――」
「今はその話ではない馬鹿者。
しかし零落白夜を使ったことが無いとなると―――織斑、今やれと言われたら可能か?」
「え? …………あぁ、多分できると思いますけどね。そんなものに頼るくらいなら身勝手状態になってサンドバッグにしたほうが確実っすよ」
「…………………。まぁ確かにな」
「…………わ! 私は……!」
『ん?』
このままではマズイ、あんな男の頼んでない助け船なぞ無くても問題ない。
それを証明してやるつもりでどんどんと話が進んでいくのに焦った箒がここに来て手を上げる。
当然全員の視線が箒に集まる訳だが、一夏の目は相変わらず『そこら辺に落ちた消ゴムの欠片』を見るような目だ。
「私は何を……すれば……?」
「「「「「…………」」」」」
しかしわからない。こういった手合いは初めてだし、何より紅椿の能力というか、機体の詳細はまだ把握しきれていない。
なので手を挙げたまでは良かったが、段々と声が小さくなって遂には俯いてしまった箒に箒以外の全員が一旦互いに目を合わせ――
「撃墜されたくなければ端に居たら?」
一夏がまたしても辛辣に言ってしまう。
「そ、そんなの……!」
「じゃあ先陣切ってくれよ。様子見として使えるから」
「なっ!? わ、私を当て馬にするのか!?」
「おっちゃんの――というかドライグの力の遥か劣化品使ってんだ……その程度は出来るだろ?」
どうしてもそこを突っつきたくて仕方ない一夏の言い方に箒は顔を歪める。
「違う! こ、これは姉さんが参考にして組み込んだものだ! あの男のものじゃない!!」
「あぁそう、普段からおっちゃんを蛇蝎の如く嫌っておきながら、その相手の持つ力だけは調子よくテメーの力とほざくんだ? オーケーわかった、おーい、何やら篠ノ之さんが自信アリだとよー?」
「な、んで……」
一夏がもっとも気に入らないのは、アレだけ一誠を化け物扱いして嫌ってる癖にイザそれをモデルにした力を与えられたら平然と使う気でいるその態度だった。
これならまだラウラの方がマシだ……それほどに篠ノ之姉妹のやり方は気に食わない。
「耳が痛い話だよいっくんや」
それは天井裏でスタンバイしていた束にも聞こえていたらしく、苦笑いしながら顔を出し、そのまま一回転しながら着地する。
「…………。黙っててやってたがお前は部外者なんだが」
「あーうん、まあいっくんとちーちゃんの二人にはバレてるとは思ってたわけだけどさ……。いや、眼帯の子もかな?」
「教官とコイツが気づいて無いわけが無いと思ってたし、その上で流してたから私もそうしたつもりだったんだが」
束の登場に驚く者半分とは逆に一誠の系譜を直接持つ一夏と千冬とラウラには見抜かれていた様で、束はさっき聞かされた事もあってか少々苦笑いしながらも、気を取り直して声を張り上げる。
「でもいっくんの意見も割りと間違いじゃないんだな~? 箒ちゃんの紅椿はこの中のISより速いし――」
箒を推そうとする束が紅椿のスペックについて語る。
だが――
「え!?」
「む……な~に? 折角束さんのありがたい紅椿講座を――」
「お、織斑先生……し、銀の福音の反応が……ろ、ロストしました」
「なに!? 場所は!?」
更なる展開が全てを吹き飛ばした。
レーダーと衛生による銀の福音の居場所が完全に消えたという山田先生の報告に千冬は直ぐ様消えたポイントの特定を急がせる。
「ば、場所……! え、ええっと……きゃっ!?」
「どいて!」
突然の事で山田先生はアタフタする中、束が横から割り込み、端末を高速で操作する。
「居た、此処から遠く無いけど……」
「なに? 束よ何があった?」
「…………………何、これ……」
銀の福音の反応が消えた箇所をハッキングやら何やらして映像化させた束が思わず一度手を止めてしまう。
だがそれでも大型モニターに出力させると、今度はそれを目にした全員が目を見開く。
『……………』
モニターに写るそれは。
「なに、あれ……」
「黒い……狼……?」
銀の福音をズタズタにする謎の鎧騎士なのだから。
「あ、ISですのアレは?」
「スラスターに相当するものが無い。けれど宙に浮いている……?」
「…………」
「…………」
「言っておくけど束さんは知らないよあんなの。
というかISなのかすらわからないし」
拳が銀の福音の装甲をぶち抜いていく様は確かに正体不明の何かだ。
しかしそれがISであるかどうか……束にすらわからない。
いや、そうじゃないのだ……系譜を受け継ぐ、または系譜を無理矢理埋め込んだ者達はその映像に見える黒狼の発する力を何となく察知してしまった。
「銀の福音があの正体不明の何かによって潰された。
これより作戦を変更する――織斑とボーデヴィッヒ以外はこの場に待機せよ」
『……!?』
「それと山田先生、早急に兵藤をこの場に呼んでください」
「へ? ………あ、は、はい!!」
ISでは無い巨大な力である事を。
千冬に指示され急いで部屋を出た山田先生は言われた通り、何時ものヘラヘラした顔――――では無く、物凄く真剣な顔をした一誠を連れてくる。
「その顔からして察知しましたか?」
「………まぁね、ここで俺を呼んでくれたちーちゃんの判断は間違いないぜ」
「となるとおっちゃん……アレはやっぱり」
「あぁ、俺も間抜けにも今気付いた―――神器の力だ」
何時に無くふざけてない一誠の顔を見て、何の事を言ってるのかがわからない者も自然と顔が強張る。
「しかもこのレベルはマズイな……ドライグと相談したんだが、神滅具クラスだぞ」
「なんですって? とすると……」
「あぁ、何でこの世界にドライグ以外の神滅具が――いや
鋭い目付きと殺気に全員が圧倒される。
特に普段のヘラヘラした姿しか知らない者にしてみればこんな顔をするのかと思うくらいであり、一人で行くという正気の沙汰とは思えない言動に口を挟む事もできない。
「あ、あのー……先程から全く話が見えないのですが、兵藤君はこのモニターに映る正体不明機についてご存じなのですか?」
「? あ、ええっと……何て説明すっかなぁ。ISじゃない別物である――というの?」
「え!? ISじゃないのやっぱり?」
「うんまぁ……」
「じゃあ何なのよ?」
「えーっとだね……」
当然の質問に若干返答に困る一誠。
まさかこの世界で神滅具クラスの存在と出会すなんて思いもしてなかったし、況してや見たこともないモデル。
もしかしたら復讐相手と同じ存在である可能性を考えると、余計な事を話す訳にも連れていく訳にもいかない。
まあ、その前に千冬が待機を命じたらしいのでそこは問題ないようだが、この正体不明の誰かの力についてどう説明すべきかは難しい。
「神器使いだってのはわかったけど、アンタがアレと接触してどうするの?」
「中身が誰かなのかを知る。まずはそこからだな」
「ふーん? じゃあ束さんも行く」
「………は!?」
不気味にその場に立ち尽くしたまま動かない黒い鎧の存在を前に一人で行こうとしていた一誠に束が据わった目で同行を申し出たので思わず束を二度見しながら驚いてしまう。
「流石にこれはダメだ。
相手がどんな相手かもわからないのに危険すぎる。第一もし――えーっと、そういう存在だったら束ちゃまが危ない。
………主に貞操的な意味で」
「貞操って何の事だ? まさかイッセーよ、お前はこの黒い奴がお前を殺そうとした連中と同じ様な奴だと思っているのか?」
「場合によってはと一応はね。
勿論ちーちゃんや師匠――――あぁ、全員ダメだな。皆可愛いから連れていったらヤバイわ」
「ヤバイって、何されるのよ……」
「ええっと、何か目が合っただけでソイツに惚れて股を開く様な暗示じみた物凄い何かがだね……」
「何ですって!? 私は何をされようがご主人様にこの身を……!」
「うんまぁそう思ってても上書きしてくる何かを持ってるかもしれないって事なんだ。
特に皆みたいな可愛い子に対しては貪欲にね」
「じゃあ俺は?」
「イチ坊は逆に同性だから問題は無いが、ふざけた言いがかり付けて陥れてくるな」
上手いことはぐらかしつつ、危険だから絶対に連れていかないと話す一誠。
だがしかしそれでも束は付いていくつもりなのか、首に掛けて胸の谷間に挟んでいた待機状態のISを見せながら口を開く。
「勝手に溺れて股開いたビッチ共と束さんをいっしょくたにされたら腹立つなぁ。やっぱり行く」
「ダメだっての、キミは可愛いから絶対そういうパターンの奴だったら狙われるし」
「なら私は……」
「ちーちゃんもダメだ。ちーちゃんも可愛い」
「流石に私は……」
「師匠はもっとダメだ、属性ありすぎてヤバイ」
「……………。気のせいかもしれないけど、兵藤さんに可愛いって言われたいから連れていけを繰り返してる気がする」
「気のせいではありませんわね、織斑先生なんかもうニヤけるの隠せてませんもの」
「ラウラもね……博士は舌打ちしてるけど」
「多分あの人は未知の力を取り入れようとしたいんだろう……それにしてもクソ……結局あの男が来るのか」
「…………」
連れていけを言う度に可愛いからダメだと……一体どこのバカっぷる共だと言いたいやり取りが展開されてるのを生温い気持ちで眺めるセシリア達。
これでも一誠本人はかなり真剣なのだが、いかんせん一誠の普段が普段なのでイマイチ締まりがない。
「可愛いで誤魔化される束さんじゃないよ、ウダウダ言わずに連れていけ!」
「だからダメだっての! 俺嫌だよ、知り合いが目の前でいきなりディープキス噛まされるの見るなんて!! 昔幼馴染みがそんな感じだったからトラウマなんだって!」
「私なら大丈夫ですよ、気持ちが強ければはね除けられます」
「私だってそうだ。何処の馬の骨ともわからん輩にそうなるなんてありえん」
「嫌だ! もしちーちゃんと師匠がそうなったら俺は今度こそ精神崩壊する!! 嫌だ! 俺一人に行かせろ!!」
「へー、ちーちゃんとその子だったら精神崩壊ねー?」
「………言っとくがキミがそうなっても精神が死ぬぞ俺は」
「とてもそうには思えないけどなぁ? 寧ろうざったいのが消えて清々――」
「そんな事思うかよ!! 良いか束ちゃま! これは本気だし、そうでなくても神滅具クラスの力は危険なんだよ! 何でもするから此処は大人しくしてくれ!」
しかし本人は真面目だった。
一夏だろうとも連れていかない姿勢を崩さず、頑なな束に納得して貰おうと必死になった結果、ちょっとタブー気味な台詞が飛び出てしまう。
「………………何でもする? 本当に?」
「おう!」
その一言に目ざとく反応した束。
一誠もその次の瞬間には……あ、まずった? と思ったのと同時に束は動いた。
「………………あ、やっべ、間違ってコードで自分の手足が拘束されちゃったなぁ?(ちらっ)」
「……………おぅ?」
「ね、姉さん……?」
急に自分の手足を電源コードで縛って床の上に横たわる束に全員が唖然とする。
「こりゃ参ったなぁ~? 全っ然動けないなー? 今なら何されても抵抗できないよぉ……。(チラチラッ)」
「え、何故俺を見るの?」
「ピンチだな束さんはー! このままじゃ服を脱がされておっぱい揉まれてちゅーちゅーされちゃうなぁー!!(チラチラチラチラッ)」
「な、何してますのあの方は?」
「完全に自分で自分縛って変な事口走ってるだけじゃない」
「しかも兵藤さんばっかチラチラ見てるし……」
「ね、姉さんが……姉さんが……!」
「頭おかしいだろあの女……」
その行動が無理矢理というか、こじつけ過ぎると言うか……とにかく意味がわからない。
一誠もどうしたら良いかわからないし、千冬やラウラもこの奇行に驚くだけしかできない。
「なんでもするって言ったよね!? だったら欲望の赴くままに束さんを汚せば良いでしょう!!!? そうしたらアンタの懸念してる事は無くなるだろうし!! ほら動けないよ!? ほらパンツだって見えちゃったよ!!」
「み、見えたって……いや……」
「目を逸らすなよ! 何カッコつけてるのさ!! どーせ心の中じゃ今すぐ束さんのお腹がタプンタプンになるまでめちゃくちゃにしたいんでしょう!? だったらやったら良いさ! その代わりちーちゃんやその他――ていうか全ての異性と接触どころか会話も許さないけどね!!」
「……………………………。ちーちゃん、俺はどう説得したらよかったの?」
「さぁ……バカに何を言っても無駄というか、コイツ……やはり一誠さんを」
「いやん♪ 今度はおっぱいが見えそうになっちゃうよぉ……! このままだと確実に獣みたいに変態男に……あはぁん♪」
「…………………俺、一人で行くから後頼むね?」
「はい、シバき倒しますコイツは」
残り僅か……。
補足
現場前に察知した結果、予告と違ってダイレクト再会………なのかはまだ不明。
その2
力の性質が生前とあまりにも違いすぎて正体まではわからない。
だがわかってしまったらしまったで多分色々と厄介な事に……。