Fate kaleid moon プリズマ☆サツキ 作:創作魔文書鷹剣
〜イリヤside〜
黒い黒い極光の暴力は、一瞬で全てを飲み込み、鏡面界を両断した。
全ての希望が断たれ、かつてない絶望に触れた時、かちり、とわたしの中で何かが外れる音がした。
何が起きたのか、よくわからなかった。
ただ、怖くて、悲しくて、どうしようもなくて、何が起きようとしているのかも、わからなかった。
そして、わたしの記憶はここで途切れる。
〜さつきside〜
イリヤから魔力の嵐が解き放たれ、壮絶な暴風となって周囲に撒き散らされる。
「う・・・うーん・・・」
さつきは聖剣の暴力を受けてなお、持ち前の頑丈さで意識を保つに至った。目覚めると同時に目の前の光景に衝撃を受けた。
「何あれ!?どうなってるの!?」
「さつきさん!大丈夫なの!?」
「う、うん。一応・・・でもあれは・・・」
さつきが指をさした先には、膨大な魔力を放出するイリヤと、今にもイリヤに斬りかからんとする敵がいた。否、もはや敵と呼ぶより相応しい真名を彼女達は知っている。アーサー・ペンドラゴン。円卓の騎士の王にして、聖剣エクスカリバーの持ち主。そんなビッグネームを、魔法少女と吸血鬼がどうやって相手にしろと言うのか。先程までなら無理があったが、今は違う。
「倒さなきゃ・・・どうやって・・・?手段・・・?方法・・・?力・・・?力なら・・・ここにあった。」
イリヤがポケットから取り出したのは、アーチャーのクラスカード。突如、イリヤの足元に魔法陣が浮かび上がる。
「
〜イリヤside〜
「◾️◾️◾️ーッ‼︎」
「
イリヤは膨大な魔力を持って3本の黒鍵を投影し、弓を引いて放つ。かの騎士王にはまるで通用しないが、イリヤには次の一手がある。一組の双剣を投影し、騎士王に突き立てる。体から血が溢れつつも、騎士王はイリヤめがけて剣を振るう。イリヤはその反撃をバック転で避け、1本の剣を弓に構えて放つ。騎士王の鎧が砕け、その瞳が露わになる。
(信じられない・・・あの姿・・・あの戦闘能力・・・彼女は今、完全に英霊と化している・・・!そんな・・・まさか・・・手順も知らないまま、膨大な魔力のみで強引に召喚した!?)
美遊の胸中は、驚きと恐怖が支配していた。イリヤが秘めていた驚くべき魔力と、英霊を強引に召喚した事実に驚きを隠せていない。
「あのー・・・美遊ちゃん?下から何か近づいて来てるけど・・・」
「え・・・?」
イリヤの事ばかり気にしていたために、足元への注意が疎かになっていた。足元に走る謎の亀裂からでてきたのは、
『ご無事ですか美遊様ーッ‼︎』
「「キャーーーッ!?」」
サファイアだった。美遊とさつきは驚きすぎて2人で抱き合っていたが、そんなこと気にせずにサファイアは凛とルヴィアが無事な旨を伝えた。ちょうどその頃、イリヤと騎士王の戦いは決着を迎えようとしていた。聖剣が再び黒く輝き、全てを飲み込み光が放たれようとしていた。
「・・・‼︎まずい!宝具のニ撃目・・・!」
『あれは・・・イリヤ様ですか!?いったい何が・・・』
「逃げてイリヤちゃん‼︎いくら何でもアレには勝てない・・・」
「
イリヤに2人の声は届かない。右手に魔力が集まり、光輝く。その手には、美しく輝く聖剣が握られていた。
「
「
世にも珍しい、聖剣と聖剣のぶつかり合い。贋作と反転の対決は、贋作の勝利に終わった。そうして、全てが終わった。イリヤスフィールにはこの時の記憶は無く、それを目撃したのは美遊とサファイアとさつきだけ。この場で何が起こったのか、正しく理解している者はいない。けど・・・とにかくみんな生き延びた。長い夜は終わった。今は・・・それだけでいい。
セイバーは散り、夜は明ける。秘められた力は再び隠れ、鍵はかけられた。いずれにせよ、解き放たれる日は近い。
鏡面界の中で、膨大な魔力を感知。早急に調査をする必要あり。
やっぱりセイバー戦はこう終わらなきゃプリヤじゃない気がしたので、原作通りに終わりました。今回やたらと短かったですね。
もし今後、私が何か作品を書くとしたら、読みたいのは?(詳細は活動報告に記載)
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遠野志貴×サイコホモ弓塚さつき
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○○の主役は我々だ! in FGO
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○○の主役は我々だ! in ドルフロ
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ペルソナシリーズ オリジナル作品
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弓塚さつき、異世界転生で最強になる