Fate kaleid moon プリズマ☆サツキ   作:創作魔文書鷹剣

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新たなる物語には、新たなる役者が必要である。未だ、運命はこの舞台で役者を踊り狂わせるつもりらしい。


ep19さつき×さつき

〜イリヤside〜

 

「ホントに何がどうなってんのよ・・・」

 

凛の呟きも仕方ない。目の前には意識を失って倒れたさつきと、その上に立つ「もう1人のさつき」がいる。これで普通にしてる方が無理である。

 

「・・・・・・」

 

「え、えーと・・・さつきさん?」

 

「・・・・・(ダッ!)」

 

「逃げたーッ⁉︎」

 

脱兎のごとく逃げ出した「さつき」は大空洞の入り口に走り出したが、陽の光が見えると急に足を止めて振り返った。

 

「外はまだ明るいし、もうちょっとだけここにいるね。」

 

「シャベッタァーッ⁉︎」

 

「ちょっと黙って。」

 

こっちの「さつき」はやや辛辣である。まさかいきなり喋るとは思わず、わかりやすく発狂しかけただけのイリヤにこの一言である。

 

「うう・・・辛辣・・・」

 

「シャキッとしなさいイリヤスフィール!相手はやる気ですわよ!」

 

「なーんだ、バレちゃった。ホントは(さつき)だけにする予定だったけど、4人も5人も変わらないよね。」

 

この「さつき」はさつき以上に心が死徒らしくなっている。さつきより死徒としての性質が強いからか、今まで報われてこなかった事がストレスになってたのか、心まで怪物になってしまったようだ。

 

「じゃあ・・・まずは2人♪」

 

「え・・・?」

 

「ホントに手ごたえの欠片もないね。」

 

凛とルヴィアが1秒で倒された。(生きてます)正直最初から戦力にはカウントされていないのだが、せめてもうちょっと活躍してくれてもいいのではないか?

 

「この力・・・カード回収の時のさつきさんと似てる・・・」

 

「うーん、流石にバレちゃうか・・・でもネタバレするには早すぎない?」

 

「さつき」が何やら意味深なことを言っている。どうやら自分が死徒であることを隠す気はあまりないみたいだが、ネタバレするのは避けたいようだ。

 

「じゃ、今日はこのぐらいかな?じゃあねー♪」

 

「さつき」はいきなり地面を殴り、粉塵に紛れて逃げ出した・・・かと思いきや、よく見たら地面に人1人なら通れそうな穴があった。

 

『まるで土竜みたいですねー。』

 

「ホントに何だったのかな・・・」

 

〜さつきside〜

 

「それで・・・穴を掘って逃げたと・・・」

 

「はい・・・」

 

「さつき」が逃げてから5分後、ようやく目覚めたさつきは謎の事態に頭を痛めていた。自分がもう1人いるという現状は理解しがたいものだが、それでも実際にそうなったらしいから受け入れるしかない。

 

『さつき様、あの黒いさつき様に関して何か心当たりはありますか?』

 

「そう言われても・・・(流石に言えない・・・)」

 

自分が死徒であることをそう簡単に言えるはずがない。本来死徒は「聖堂教会」に討伐される対象であり、さつきのようになんやかんやで生き永らえるのは「27祖」くらいである。

 

「とりあえず、ルヴィアさんはわたしが持って帰るから・・・なんとかして凛さん持って帰れない?」

 

『わたしたちの身体強化をなめちゃいけませんよー、凛さんくらい余裕で持って帰れますよ。』

 

こうして、カード回収から続く第二の物語が始まった。

 

〜???side〜

 

「ここが冬木町・・・三咲町に似て穏やかでいい所ですね。」

 

冬木町に、1人の女性がやって来た。せっかく上から三咲町への滞在許可が下りたかと思いきや、地方で起きた吸血事件の調査に送られる羽目になったがここは黙って従わなきゃいけない。

 

「先ずは、現地の協力者に会わなきゃですね。」

 

もっとも、今はこうしているのが1番かもしれない。「彼」にあわせる顔が無いのだから。




さっちんオルタ(仮)はかなり性格に難ありですねー、これからどうやって書こうかな・・・

もし今後、私が何か作品を書くとしたら、読みたいのは?(詳細は活動報告に記載)

  • 遠野志貴×サイコホモ弓塚さつき
  • ○○の主役は我々だ! in FGO
  • ○○の主役は我々だ! in ドルフロ
  • ペルソナシリーズ オリジナル作品
  • 弓塚さつき、異世界転生で最強になる
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