東方masquerade   作:リョウタロス

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第二幕 博麗神社

クパア

 

「zzzzz」

 

ドシャッ

「ッ~腰が…」

目の前を見ると長い階段があり、その少し上に鳥居が見えた

「目の前に長い階段そのうえに鳥居ってことはここは博麗神社の前ってことか」

 

「さて、筋トレ代りに走っていくか!」

 

10分後

 

「や、やっと着いた。ハァ、ハァ」

この荷物でこの距離を走るんじゃなかった!

 

3分後

 

「ふぅ、よしお参りするか」

そう言って俺は賽銭箱の前に立った

そして紀斗がだしたのは何と万札!!

「東方ファンとして、俺はこれを使う!」

そう言いながら紀斗は万札を入れた。

バンッ

するといきなり神社の扉が開き、紅と白の特徴的な巫女服を着た紅白脇巫女こと霊夢が現れた

「今お賽銭を入れた音がしたんだけど、ってうそっ!一万円!?」

 

「こここ、これあなたが入れてくれたの?」

「あ、ああそうだけど」

「よかったら上がってく?お茶もだすわよ♪」

「は、はい」

 

博麗神社内

 

「あ、ゆかりん」

「あら、紫来てたのね」

博麗神社の居間的なところに来たら紫さんがすでにくつろいでいた

 

「はーい♪あなたは昨日の夜ぶりね、結構スキマの中に入れてたけど大丈夫だった?」

「ああ、スキマの中で途中で寝てましたから別に何の問題もありませんよ」

「「え?」」

「よくあんたあんな中で寝れたわね」

「紀斗…恐ろしい子!」

 

「それより霊夢、俺の能力を調べてくれないか?」

「え、ええ少し待ってて」

 

「わかったわあんた能力は【ツボを操る程度の能力】と【仮面ライダー?を司る程度の能力】よ」

「マジで?」

「マジよ」

 

「で、ツボは分かるけどこの仮面ライダーって一体何なの?」

「ああ、仮面ライダーっていうのは…」

 

青年説明中…

 

「ふーん、まぁ結局その仮面ライダーを司るってことは変身出来るんでしょ?やってみなさいよ」

「でもベルトをどうやって出せばいいんだ?」

「頭の中でイメージしてみたら?」

そして俺はディケイドライバーを思い浮かべた

 

すると次の瞬間俺の手にはディケイドライバーもう片方の手にはディケイドの変身用カードが握られていた

 

「本当にイメージだけで出せた」

「それが変身ベルトなの?」

 

空気だった紫さんが聞いてきた

「ああ、これは世界の破壊者とも言われたディケイドって仮面ライダーのベルトだ。まぁ、だからといってこの世界を破壊する気も破壊の仕方もわからないがな」

「当たり前よ。破壊する気だったらこの一瞬で殺してるわ」

「それじゃ、やってみますか」

 

俺はディケイドライバーを腰に巻きカードを突き出してからベルトに挿入した

 

「変身!!」

 

『KAMEN RIDE DECADE』

 

俺はバーコードを模したマゼンタ色の仮面ライダー

仮面ライダーディケイドになった

 

「ふーん、そういう風になるのね」

「ほ、本当に変身出来た!」

「でも装備はどうなっているのかしら?」

 

そう言われライドブッカーの中のカードを見てみると、ディケイド以外のカードはまだシルエットの状態だった

 

「まだ能力を使いこなせてない証拠ね」

「修行あるのみか。ハァ」

 

そして俺は一度変身をといた

 

「そういえばまだ弾幕のやり方を教えてなかったわね」

「ああ、そうd「霊夢ー邪魔するぜー。ん、誰だお前?」

 

そこへ現れたのは箒を片手にもった白黒の魔女っ子、霧雨 魔理沙だった

 

「あら、魔理沙いらっしゃい

そいつは外来人の紀斗よ。」

「あたしは霧雨 魔理沙、ただの魔法使いだぜ。」

「ああ、はじめまして。俺は海堂 紀斗、ただの外来人だ。能力は【ツボを操る程度の能力】と【仮面ライダーを司る程度の能力】の二つだ」

「仮面ライダー?」

「ああ、仮面ライダーってのは…

 

青年説明中…

 

博麗神社前

 

「それじゃあまず弾幕をだしてみるんだぜ。感覚的にはグッと出してヒュンッと放つ感じだぜ」

 

…まぁその感じでやってみるか

イメージ的には光弾をイメージしてと、グッと出す!

ポンッ

「で、出た」

 

俺の手のひらの上には赤い光弾がフワフワ浮いていた

 

「お、早いな。じゃあ次はそれを放ってみるんだぜ」

こうヒュンッて感じだよな

ヒュッ

ドガンッ

「あ」

 

やべえ!石畳み数枚破壊しちまった!

恐る恐る霊夢の方を見ると

“後で直しとけ”

顔でそうものかだっていた

 

「それじゃあ次は数を多くしてみるんだぜ」

「あ、ああ」

 

そう言われて出してみたら20個くらいの光弾が俺の周りに浮いていた

 

「お、初めてにしちゃ上出来だぜ。それじゃその弾幕を放ってみな」

「ふんっ!」

 

そう言われ放ってみた弾幕は神社の横の林へ

 

「あべしっ!?」

「ん?」

誰かに当たった?

不思議に思いながら林の近くに行ってみるとパパラッチで有名な烏天狗がカメラを持って口から煙を出しながら歩いてきた

 

「いや~ネタの気配がしたので博麗神社に来てみたら新しい外来人がいたので、つい写真を撮るのに夢中で弾幕が来たのに気がつかなかったんですよ。あ、申し遅れました。私は清く正しくがモットーの射命丸 文と申します。以後、よろしくお願いします」

 

「ああ、よろしく。俺の名前は海堂 紀斗今日幻想郷に来たばかりの外来人だ」

「何だ、当たったのは文屋だったのか。だったら別に問題無いな」

「ひどいですね~。ま、そんなことより取材をさしてもらってよろしいでしょうか?紀斗さん」

「いや、今弾幕の練習中だから」

「まぁ別に出来なくても捏造するだけですけど」

「質悪いな、おい」

「わかった、わかった、取材を受けるよ」

「ではでは…

 

少女取材中…

 

「そういえば、まだこれを渡してなかったわね」

 

そう言いながら霊夢は5枚ほどの白いおふだの様な紙を出してきた

 

「それってもしかしてスペルカードの素か?」

「ええ、そうよ。これに触れながらイメージして自分だけのスペカを作るの」

と言われさっそく試してみることに

 

(うーん、一体どういうのにしようか………よし!決めた!)

スペカを見てみると、全主役ライダーのバイクに乗っている姿がシルエットでうつっていた

 

「出来た。爆走符『ライダーズラン』」

「一体どういう効果何だ?」

「ま、それは後のお楽しみだ。あと4枚も早く作ろっと」

 

 


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