東方masquerade   作:リョウタロス

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すみません、前回の更新からまた遅れてしまいました。しかし試合の設営、課題レポート、文化祭の準備これらが連続できてはっきり言って死にそうです。明日からの文化祭、しっかり接客出来るだろうか…。愚痴と言い訳ばかりですいません。
それでは本編どうぞ!


第二十七幕 巨大な敵

紀斗が元に戻った次の日

 

紀斗side

 

俺は一昨日のメンバーで無縁塚に向かっていた

どうもあの薬の材料を浴びてからの記憶が無いが俺がそれでダウンしたらしくまたこのメンバーで向かっているというわけだ

 

「なぁ、早苗お前やっぱり俺に何か隠し事してないか?昨日も急に永琳と一緒に俺の幻想郷に来る前の話を聞きたがるし」

「べ、別に何も隠してませんよ。ただ紀斗さんが倒れてる間に永琳さんと紀斗さんはどんな人生を歩んできたのか気になって聞いただけですし」

(嘘は言ってません、嘘は)

 

早苗はそんな風に言って誤魔化そうとするが目が泳いでるので隠し事しているのがバレバレである

 

「まあいいけどさ。なんか悩んでるなら言えよ、仲間なんだから」

「は、はい」

(言えない!紀斗さんが元に戻った時服が破れて咲夜さん以外全員が紀斗さんのあそこを見ちゃったから恥ずかしいって理由なんて。紀斗さんはお昼寝してたからまだよかったけど)

 

「ほら2人共もうそろそろ着くんだからそんなこと話してないで今回のプランを決めましょうよ」

「そうだな、だがその前にやることが出来たみたいだ」

 

俺はハードボイルダーを止め2人も地上に降り俺たちの前方に立っている白衣の3人組と向き合う

 

「お前ら、財団Xのメンバーだろ。戦闘員共はそこらへんに隠れてんのか?」

「戦闘員なんていないよ。ここにいるのは俺らだけ」

「俺たちゃ所詮捨て駒なんだよ。M様の部署からは成果が悪い奴からこんな風に実験役か戦闘員として駆り出される」

「俺たち、研究ほっぽり出して合コンとかしてたからな。そんな俺たちに戦闘員なんか勿体無いって他のチームに取られちまったよ」

俺の質問になんか妙に落ち込んでる三人のうちの一人が答え続けるように他の二人も口を開く

 

「つまり自業自得ってことね。同情の余地もないわ」

「うるさい!僕らはお前らを倒すんだ!そうすれば僕らの株も給料も上がる!」

 

白衣の男達はメモリを取り出しそれぞれの生体コネクタに挿す

『TーREX』

『TRICERATOPS』

『PTERANODON』

 

三人はそれぞれ恐竜系のメモリで変身する

 

「仕方ねえな、その3on3受けてたとう」

 

俺は変身音叉 音角を出し折りたたまれた音角の本体を展開させハードボイルダーに打ち付ける

 

「変身」

 

音角の音が鳴り響き俺は音角をそのまま自分の額にかざす

すると俺の体は紫色の炎に包まれる

 

「はああぁぁぁぁ、はあっ!」

 

俺は濃い紫色の体に赤い隈取のような装飾、音撃戦士と呼ばれる仮面ライダーの1人、仮面ライダー響鬼に変身した

 

「私たちも!」

「いきますよ!」

 

「「変身!」」

 

『レ・デ・ィ フィ・ス・ト・オ・ン』

 

早苗達もそれぞれイクサとオルタナティブ・ゼロに変身し紀斗はプテラノドンドーパントと、I早苗はティーレックスドーパントと、O咲夜はトライセラトップスドーパントと対峙する

 

「さてお前だけは見たことが無いメモリだからな。俺が相手してやるよ」

「もう俺たちには後かねえんだよお!」

 

プテラノドンドーパントは上空に飛び口から超音波を発してくる

 

「後がないからヤケクソってやつか。よっと、そんな奴らに負けるほと俺たちは甘くないぜ。オラァ!」

 

俺は超音波をよけ音撃棒 烈火を取り出し先端の鬼石に炎を灯しそれを連続でプテラノドンドーパントに向かって放つ

 

「オラオラオラオラオラァ!」

「のわっ!?ちょっ!?熱っ!?」

 

プテラノドンドーパントは烈火弾をくらい地面に落ち体についた火を消そうとしている

俺はその隙に音撃鼓 火炎鼓をベルトから外しプテラノドンドーパントに取り付けようとするが直前で上空に逃げられる

 

「チッ、また空に逃げたか」

「はぁ、はぁ、言ったろ。俺たちはなぁお前らを倒さないともうお終いなんだよぉ!」

 

プテラノドンドーパントはそう言うと体が大きくなり巨大なプテラノドンの上半身だけが浮いているようなビッグプテラノドンになった

 

「グワアアアアァァァ!!」

「おいおい、もう暴走すんのかよ。そうとうヤケになってんな」

 

早苗side

 

「可愛がってやるよ!緑の脇巫女ちゃんよぉ!」

「黙ってその命、神に返しなさい、この顔面凶器」

「言ってくれるぜ!くらいな!」

 

「ガアアアア!!」

「くっ!いきなり咆哮ですか!こっちは耳栓ないんですから自重してほしいですよ!」

 

ティーレックスドーパントは咆哮による衝撃波を発しI早苗はそれを耐えイクサカリバーを取り出す

 

「これでもくらいなさい!」

「ぐあっ!?」

 

I早苗はイクサカリバー ガンモードでティーレックスドーパントを撃つ、ティーレックスドーパントは銃弾をモロに受けのけぞる

 

「このっ!くそったれがぁぁぁ!」

「うわ!?危ないですね!そんな口で噛みつかないでくださいよ!」

 

ティーレックスドーパントはI早苗に突進しおおきく開かれた口で噛みつこうとしてくる

 

「ウガアアア!」

「がっつく男は嫌われますよ!」

「のわっ!?」

 

ティーレックスドーパントはもう一度突進してくるがI早苗はティーレックスの右脚に足払いをかけ転ばせる

 

「ぐっ、くそ、あれ?やべえ!?顔がでかすぎて立てねえ!?」

 

ティーレックスドーパントはうつ伏せに倒れてしまい自分のでかい顔のせいで手が地面に届かず起き上がれなくなる

 

「あら、立てなくなっちゃったんですか」

 

そんな格好のティーレックスドーパントをI早苗は仮面の下で清々しいほどの笑みで見つめイクサカリバーをカリバーモードにし歩いてティーレックスドーパントに歩み寄り

 

「えい♪」

 

可愛らしい声で戸惑いなど微塵も感じさせず思いっきりティーレックスドーパントの後頭部をイクサカリバーで斬りつける

 

「あぎゃああああ!?」

「ほらまだ終わりませんよ!」

 

そう言ってI早苗は連続でティーレックスドーパントの背中を斬りつける

 

「くそが!いい加減にしやがれええええ!」

「なっ!?」

 

ティーレックスドーパントは叫ぶとティーレックスドーパントの体からティラノサウルスの体のような骨格が現れそこに無縁塚の機械や金属が吸いつけられ巨大な金属で出来たティラノサウルス、ビッグティーレックスになった

 

「こいつは扱いが難しいからあんまやりたくなかったが仕方ねえ。やられた分倍返し以上にやってやるよ!」

「勘弁してくださいよ、こんなの聞いてないんですから。(忘れてただけ)」

 

咲夜side

 

『SWORD VENT』

 

「はあっ!」

「ふんっ!」

 

O咲夜のスラッシュダガーとトライセラトップスドーパントのダイノソアクラブがぶつかり合いつばぜり合いとなる

 

「自分達が仕事サボってそれで捨て駒にされてヤケになって私達を倒そうとするなんてとんだ笑い話ね」

「うるせえ!自業自得だってことぐらいわかってるがよぉ、成果あげずに帰ったら今度こそ実験動物だ!そんなもんになるくらいなら玉砕覚悟でやってやらあ!」

「なら最初からその覚悟で仕事に取り組みなさいよ!」

 

『ACCEL VENT』

 

O咲夜がスラッシュバイザーにカードをスラッシュさせると音声と共にO咲夜は高速で動きトライセラトップスドーパントを連続で斬りつける

 

「こんなもんかしらね」

「ぐ、うあああ!?」

 

トライセラトップスはまだメモリブレイクはされないが斬られたダメージで地面に倒れる

 

「俺は…まだ…負けてねえええええ!」

 

トライセラトップスドーパントの体がどんどん大きくなり二本足の巨大な角竜のような姿のビッグトライセラトップスになった

 

「ゴアアアアアア!」

「ちょっと、こんなデカイ奴への対処法私知らないのよ」

 

紀斗side

 

「グワアアアア!」

「くそっ、烈火弾も効かねえし地面に近づいてこねえと音撃鼓はつけられねえし、厄介だな。ん?」

 

紀斗が他の2人の方も見ると2人の相手も両方巨大化していて2人共かなり苦戦しているようだ

 

(まだ俺はパワードイクサーみたいなのはサイドバッシャーくらいしか出せねえしこのままバラバラにやってちゃ戦況は悪くなる一方だな、一回合流するか。)

 

「早苗!咲夜さん!一旦合流しましょう!」

 

俺は大声で2人を呼び一箇所に集まりそれを追いかける形でビッグティーレックス達も集まってくる

 

「まさかこんな状態になるとは思ってなかっただろう?海堂」

「ゴアアアアアア!」

「グワアアアア!」

 

「紀斗、何か手はあるの?」

「あるにはある、だけどこの状況的に少しの間だけ引きつけてもらう必要があるな」

「その少しの時間を稼げるかってことですね」

 

「何コソコソ喋ってんだyドゴン! !?あれは…M様に渡されたメモリ?」

 

ビッグティラノの首あたりから一本のUの描かれたメモリが飛び出し3体の目の前まで飛ぶ

 

『UNION』

 

その音声がなると同時にメモリから3本の光の鎖のようなものが伸び3体に絡みつく

 

「なんだこりゃあ!?こんなの聞いてねえぞ!放せ放しやがれぇぇぇ!」

「グワア!グワアアアア!?」

「ゴアアアアアア!?」

 

3体はどんどん鎖に引っ張られそしてユニオンメモリに触れた。その瞬間メモリから眩い光が放たれ紀斗達の視界が戻るとそこには3体の姿は無く代わりに1体の巨大な異形がいた

大きさはさっきの3体の倍はあり姿はビッグプテラノドンの頭と翼、ビッグトライセラトップスの足以外が胴体となり右手はビッグティーレックスの頭左手は尾、足もビッグティーレックスの足という3体が合体したような異形が3人を睨んでいた

 

「おいおい、合体ってマジかよ。プトティラドーパントとでも呼びゃあいいのかこれは」

「はわわわ、紀斗さん早くでかいやつ出してください。でかいやつにはでかいやつです!」

「わかってるよっと!」

 

俺はサイドバッシャーとジェットスライガーを出し2人を乗せる

 

「紀斗さんは乗らないんですか!?」

「響鬼はこういう相手でもやれるしバイクに乗ると音撃鼓がつけにくいからな」

「グキャアアアアアアア!」

 

プトティラドーパントは吠えながらこっちに向かって歩き出してくる

 

「敵さんも待っちゃあくれねえようだし早く行け!」

 

「グキャアアアア!!」

 

プトティラドーパントは口からの超音波、胴体の角からエネルギー弾、両手足から瓦礫を飛ばし攻撃してくる

I早苗とO咲夜はそれぞれサイドバッシャーとジェットスライガーを走らせながら避けるが紀斗はその場から動かない

 

「紀斗さん!?なんで動かないんですか!?」

「大丈夫だって。さていっちょやるか。響鬼 紅」

 

瞬間紀斗の体から赤い煙が出たかと思うと今度は赤い炎に包まれ

「はあああぁぁぁ、ハア!」

 

炎が消えるとそこには炎の気を全力まで高め全身を真紅に染めた響鬼紅になった紀斗がいた

 

「なめんなよ、プトティラもどき」

 

紀斗は烈火に炎を灯し炎を剣のようにする

 

「うおおおおお!」

 

紀斗は烈火剣で飛んでくる瓦礫を切り裂きながら突っ込んでいく、超音波やエネルギー弾は避けたり響鬼の通常態の時よりも威力が増した烈火弾で相殺したりしていく

 

「こっちもいるわよ!」

「覚悟しなさい!」

 

I早苗とO咲夜はそれぞれサイドバッシャー バトルモードとジェットスライガーからミサイルを発射しプトティラドーパントを怯ませる

俺はその隙にプトティラドーパントの目の前にたどり着き脚に登り胴体に爆裂火炎鼓を取りつけ炎を消した烈火を振りかぶる

 

「音撃打 爆裂真紅の型ぁ!!」

「グキャアアアア!?グキャアアアア!?」

 

俺は爆裂火炎鼓を烈火で連打し清めの音をプトティラドーパントに叩き込んでいく、しかし

 

「ガアアアアア!」

「ぐお!?」

 

型の途中でプトティラドーパントは右手のティーレックスの頭で紀斗をくわえこみ噛みくだこうとする

 

「紀斗さん!」

「チッ、油断したな。安心しろ早苗!奥の手を使う!いくぜ、進化【ライダーエボリューション】!」

 

スペカを発動させると俺とI早苗の体が光り俺はディスクアニマルの鎧を纏った響鬼の最強フォーム、装甲響鬼へフォームチェンジしI早苗は青と金色を基本にしたライジングイクサにフォームチェンジする

 

「ふん、ぬりゃあ!!」

「グ、グギャ…」

 

紀斗は無理矢理ティーレックスの口を開き拘束から逃れるとプトティラドーパントの目の前に降り装甲声刃(アームドセイバー)を自分の顔の前に構え鈎状の鍔を折りたたむ

「一撃で決める」

 

「鬼神 覚醒!」

 

紀斗のその声が装甲声刃により増幅され装甲声刃の刃に音撃波の刃が纏う

 

「タアアアアア!」

 

斬!

 

「グギャッアッ!?」

 

紀斗が装甲声刃を振るうと音撃波の刃が巨大になりプトティラドーパントを袈裟斬りに裂いた

二つに裂かれたプトティラドーパントは爆発し爆炎が晴れると割れた4本のメモリと元の3人が倒れていた

 

「さて縛っておくか」

 

紀斗は能力で鎖を出し3人を縛る

 

「悪い、2人共俺はこいつらを処理してくるから調査は2人でやってくれないか?」

「わかったわ、任せなさい」

「えっと、事情聴取はしますよね?」

「いや、どうせ答えようとしたらこいつら死ぬからな。俺個人でやらせてくれ」

「…わかりました」

 

紀斗はそのまま3人を引きずって無縁塚を後にする、その姿をI早苗は少し悲しそうに見ていた

 

(変身してもわかる。今の紀斗さんとても怖い目をしてた。まるでダークライダーのような怒りや憎しみを感じる目)

 

(紀斗さんのあんな目初めて見たな。あんまり無理しないといいけど)

「早苗、さっさと行くわよ」

「あ、すいません、今行きます」

 

紀斗は無縁塚から離れたところで変身を解き鏡とディケイドライバーを出していた

 

『KAMEN RIDE DECADE』

 

ディケイドに変身した紀斗は3人を引きずりながらミラーワールドへ入る

ミラーワールドへ入り少し歩くとゾルダのミラーモンスター、マグナギガがおりその近くで俺は止まりライドブッカーをガンモードにして上に向けブラストのカードを挿入する

 

『ATACKRIDE BRAST』

「餌の時間だぞてめーらぁ!」

 

紀斗は上に向かってブラストを放つと近くの林や空、洞窟など様々なところからミラーモンスター達が集まってくる

このミラーモンスター達は外のレミリアや萃香達のデッキのミラーモンスターで放し飼いにしてあり2日に一回の頻度で俺が餌であるミラーモンスターのエネルギー球を与えている

 

「お前ら、今日は先着三体でご馳走があるぞ。」

俺はそう言うとミラーモンスター達に鎖で縛った3人を見せる

 

『オオオオオオオオオ!!』

モンスター達は歓喜の雄叫びをあげる

ここのモンスター達はほとんどが人間の味を知らない、それこそ知っているのはジェノサイダーの時に竜次のハーレムを喰ったベノスネーカー達3体だけである

モンスター達も最初は人間を襲おうとしたが全員紀斗に調ky…教育させられ人間は襲わせないようにさせているからだ

 

「う…ここは、ひっ!?」

すると白衣の1人が起き眼前のミラーモンスター達を見て恐怖する

 

「ミ、ミラーモンスター!?お前まさか俺達を食わせる気か!?」

「当たり前だろ。だがお前らに一つ聞きたいことがある。お前ら幻想郷に来る前に何かメモリでも使われたか?」

「だ、誰が言うか!」

「そうか、ならお前から早速「わかった!言う!言うから助けてくれ!」言ってみろ」

「俺たちは全員ここに来る前にSのメモリを使われるんだ。何の記憶かは知らないがそれを使われた奴は決められたことを絶対に喋ることが出来なくなって頭を覗いても瞬間メモリの効果でお陀仏だ。さあ言っただろう!解放してくれ!」

「やだね」

「なっ!?ハメやがったのか!」

 

「俺は別に言えば助けてやるなんて一言も言ってない。お前が勝手に喋ってくれただけだ。それにこいつらもそろそろ我慢できなさそうだしな」

 

紀斗は3人を縛った鎖ごとミラーモンスター達へ投げた

 

「助けっ!?」

『ギャアアアア!』『オオオオオオ!』『シャーーー!!』

 

「ぎゃあああああああああ!?」

 

「俺は…俺達の愛するこの世界を、俺の家族や仲間達を傷つけようとするお前達に情をよせてやるほど人間は出来てねえし、何より俺はお前達を絶対に許さない。」

 

紀斗はミラーモンスター達が3人を貪り食う様を見ながらそうつぶやく

 

『キシャアアアアア!』『グルルルル』『ガアアアアア』

 

「なんだお前らもう食っちまったのか。ほれ食えなかった奴らの分の餌だ」

 

紀斗はて手のひらからエネルギー球をミラーモンスター達の数だけ出しそれを食べたミラーモンスター達はそれぞれ自分が気にいったところへ帰っていく

 

紀斗はミラーワールドから出て変身を解くとスタッグフォンで早苗に電話をかける

 

『プルルルルル プルルルルル ガチャ』

 

『はい、もしもし早苗です。』

「紀斗だ、こっちの処理は終わった。そっちはまだかかりそうか?」

『今のところは問題なく進んでますからこっちはもう少しで終わりそうです。あの…紀斗さん、あまり無理しないでくださいね』

 

紀斗は早苗の言葉に少し笑みを浮かべ答える

 

「無理しないのは善処するよ、俺もそっちに行くから今日の探索が終わったら聞きたがってた俺の昔の話をしてやるよ」

『はい!待ってますよ♪』

「それじゃまた後でな」

早苗は電話ごしにでもわかるくらい上機嫌になり紀斗はそれを聞くと電話を切りマシンディケイダーを出しまた無縁塚に戻っていく

 

そしてその日の探索は無事終わり紀斗は永遠亭で永琳や早苗達に自分の過去を話した

そして最後にこの世界に来て本当によかったということも話し皆はそのことを嬉しそうに聞いてくれた

 

俺は自分を受け入れてくれる人たちがいるということを改めて実感し俺達はその日を終えた


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