俺は今、魔理沙と弾幕ごっこすることになった
何でそうなるのか聞いてみたところ
「実戦するのが一番手っ取り早い」
とのことだった
「ハァ、何でこうなるのやら」
「ルール説明といくぜ。使っていいスペカはあたしが3枚、あんたは5枚、先に3回あたしが被弾させたらあたしの勝ち、あたしに一回でも被弾させたらあんたの勝ちだ」
「OKだ」
「じゃあ先手は譲ってやるぜ」
「ほえ面かかせてやるよ。だがその前に変身はさしてもらうぜ」
俺はさっきやったようにディケイドライバーを出しカードを挿入した
「変身!!」
「おー、それが仮面ライダーってやつか」
「別に仮面ライダーはこれだけじゃねえぜ」
「あやー、あれがそうですかー。いい記事が書けますねー、これは♪」カシャッカシャッカシャッカシャッ
「それじゃあいくぜ!!」
俺は練習でやったようにまず20個程の弾幕を出し、5個ずつ時間差で放ってみた
「よっ、ほっ、はっと!どうしたこんなもんか?」
「んなわけねーだろ!!」
『ATTACK RIDE BLAST』
ダダダッ
俺はライドブッカーをガンモードにしてブラストで銃身を分身させながら撃つが軽く除けられてしまう
「そんな攻撃じゃああたしには当たらないぜ。おらっ、星符【メテオニックシャワー】!!」
星型の弾幕が俺に向けて発射されそれを俺は横に飛んで避けた
「うおっ、危ねえな」
「だったら俺も使ってやる!爆走符【ライダーズラン】!」
「何も起きないぜ?」
「これの使い方はこうだ!一号!二号!V3!ライダーマン!」
すると名前を言った仮面ライダーがそのライダーの専用バイクに乗った姿のシルエットで俺の影から出て来て魔理沙に向かっていった
「な、なんだぜこいつら!これでもくらうんだぜ!」
そう言って魔理沙はシルエット姿のライダー達に弾幕を放つがライダー達は弾幕を無効果しながら突き進んで行く
「クソッ!」
魔理沙は上に逃げ、ライダー達はそのまままっすぐ進んで行き林の木に当たると木を破壊せずに消えた
「これが俺のスペルカード【ライダーズラン】の効果だ」
「こいつは自分が名前を言ったライダーを専用バイクに乗った姿のシルエットで相手に突進させることができる。しかもそのライダー達に弾幕は効かないが目の前の敵が避けて障害物か味方に当たると霧散するって仕組みだぜ。さーらーに!このスペルカードが解けるのはライダーを言い尽くした時か、自分が別のスペルカードを使った時だけだ!!」
「ま、欠点があるとすれば出したライダーは直進しか出来ないとこだな」
「うわぁ、卑怯だぜ、そんなの」
「ま、再開しようぜ!X!アマゾン!ストロンガー!スカイライダー!スーパー1!」
「クソッ!なら範囲が広ければ問題無いんだぜ!魔符【スターダストレヴァリエ】!」
ライダー達で消せない分の星の弾幕が俺に降り注いで来た
(クロックアップは出来ない!なら…)
『ATTACK RIDE INVISIBLE』
「き、消えた!?」
(今のうちに…)
この時紀斗は弾幕を避け魔理沙の死角に移動しそこでディケイドライバーにカードを挿入した
『FINAL ATTACK RIDE DE DE DE DECADE』
その音と共に紀斗の正面から魔理沙までエネルギー状のカードが10枚並び紀斗が発射した光弾が巨大化しながら突き進んでいった
「なっ!?やってくれるぜ恋符【マスタースパーク】!!」
ディメンションブラストとマスタースパークはぶつかり合い拮抗した
そして数秒後
ドオォォン!!
「グッ!?」
「うわっ!?」
ぶつかり合った所が爆発し二人とも吹き飛ばされ紀斗は変身が解けてしまった
「いてて、あー変身は解けちまったし、体も動かねー俺はここでギブアップだ。魔理沙は?」
「あたしはまだまだ出来るけどルールの3枚は使い終わっちまったから別にいいぜ」
「えーと、あった回復【メディカル オン】」
すると紀斗の左手には薄黄緑色の箱が装備された。その中から注射器の様なものを出し自分の胸に刺した
「く~っ!効くな、こりゃ」
そして胸から抜いたらすぐに立ち上がった
「あら、もう大丈夫なの?」
振り向くと霊夢達が既にすぐ近くに立っていた
「ああ、この回復【メディカル オン】はその名の通り回復用のスペルカードでこうやって使えばある程度、体力は回復するんだ」
「ふーん、そういえばあんた泊まるとこ無いんでしょ?今日は家に泊まる?」
「うおっ!霊夢がアリスみたいなこと言い出したんだぜ!?」
「うるさいわね。別に賽銭箱に1万円いれてくれたからってだけよ」
「1万円!?紀斗お前賽銭に1万円も出したのか!?」
「あ、ああ」
「よくそんな大金入れたな。正気の沙汰とは思えねーぜ」
「ははは、まぁ東方ファンとしてはそのくらい入れてあげたくなるもんなんだよ。」
「東方?」
「ああ、東方っていうのは(ry
「なるほど、外界ではあたし達のことがそういう手段で伝わっているんだな。」
「あ、私は新聞を作るので帰らしていただきます。それでは!」ビュンッ!!
「で泊まるんでしょ?」
「ああ、よろしく頼むよ」
「それじゃ、あたしもそろそろ帰るぜ。じゃあな」
「私も帰ることにするわ、じゃあね、霊夢に紀斗」
「じゃあ中に入りましょ。そろそろ冷えてきたし」
「ああ、そうだな」
その後、紀斗は飯を手伝い、それを食べ風呂の後先に風呂に入った霊夢のマッサージをやらされ布団に入った
「明日は人里に行ってみるか。ふぁ~あ、寝よ」