最初に言っておきます、今回の話はか〜な〜り、長い!
それでは本編ですどうぞ!
Nレミリアは操られたOフランとそれぞれの得物で打ち合っていた、いや、正確にはOフランからの攻撃をNレミリアが受け止めいなしているという状況だ
「ああもう!いい加減正気に戻りなさいよフラン!」
「………」
しかしいくらNレミリアが呼びかけても答えはかえってこない、Oフランは自我のこもっていない赤く光る目でNレミリアを獲物として見て攻撃を仕掛けてくるだけだ
他のメンバーも倒してもすぐ復活してくる怪人達が足止めしていて2人の元には行けない
「はっはっは!いいですねえ、その屈辱的だという表情!さあ、フランさん!やってしまいなさい!」
『UNITE VENT』
Oフランはベノバイザーにユナイトベントのカードを挿入しジェノサイダーを召喚する
「シャアァァ!シャア?」
現れたジェノサイダーは目の前の相手を見るがそれは自分の契約者であるフランの姉、レミリアの変身したナイトでジェノサイダーは困惑の声を出す
しかもOフランは明らかに正気ではない状態でジェノサイダーは周りを見渡すと1体だけこちらを愉快そうに見ている怪人がいるのに気づく
「シャアァァァァァ!!」
「ジェノサイダー!そいつに闇雲に向かっていっちゃダメよ!」
「やれやれ、ペットが飼い主を助けるために奮闘ですか。まるで三流のシナリオですね、くだらない」
ジェノサイダーはオピウークスゾディアーツに向かって突進していきNレミリアが静止の声をかけるが自分の主を助けようとする思いで聞こえていない
「私を守りなさい、フラン」
「………」
「シャッ!?」
オピウークスゾディアーツに突進していくジェノサイダーの前にOフランがベノサーベルを構え立ちふさがる
フランの行動にジェノサイダーは止まり迷ってしまう
フランを突き飛ばすべきか否か、その一瞬の迷いが命取りだった
「捕まえましたよ、ジェノサイダー君」
「シャッ!?シャァァァ!!」
ジェノサイダーの死角から忍び寄っていたオピウークスゾディアーツの蛇にジェノサイダーは縛られ身動きが取れなくなってしまった
「ジェノサイダー!」
『TRICK VENT』
Nレミリアは8人に分身しジェノサイダーの救出、Oフランの拘束、オピウークスゾディアーツの相手と2:3:3で分かれる
それぞれのグループはジェノサイダーに巻きつく蛇を切り裂こうとしたりOフランを取り押さえようとしているしかしオピウークスゾディアーツの相手をしているグループはかなりの苦戦を強いられている
「卑怯者のくせに中々やるわね!」
「仮にもここの幹部ですからね、サバイブにもなっていないナイト3体程度さばけなくては務まりませんよ」
「言ってくれるわ!」
Nレミリアは全員がウイングランサーを装備しそのうちの1人はウイングウォールを装備しているが3人分の剣撃をオピウークスゾディアーツは硬質化させた蛇を剣のように使いいなしている
「しかしそれでも私自身が体を動かすのはあまり好きじゃないんですよね。だから…これでもくらいなさい!」
「なっ!?毒ガス!?」
オピウークスゾディアーツは身体に纏っている蛇と硬質化させた蛇の口から紫色のガスを吐き出させる
それを吸ってしまったNレミリア達は身体に力が入らなくなり地面に倒れてしまう
「安心してください、ただの即効性の麻痺毒ですよ。あなたへのトドメはあなたの妹さんに刺してもらいますからねえ」
「ほんっ…と、腐ってるわね、あんた」
「ふっふっふ、お褒め頂き光栄ですねぇ」
オピウークスゾディアーツはNレミリアからの罵倒も気にせずにNレミリアに手を触れようとすると真横から飛んできた火球を顔面にくらい転がる
「お嬢様達にこれ以上手出しするなこの外道!」
「美鈴…」
火球を放ったのはドラグクローを装備したR美鈴だった
彼女が相手していたスネークオルフェノクは倒れ気絶しているようだった
「気を纏った拳で気絶させました、紅魔館の名にかけてこれ以上お嬢様達を傷つけさせはしません!」
「門番風情がやってくれますねえ!あなたも私の毒の餌食に『ATTACK RIDE PYROKINESIS』なっがぁぁぁ!?」
R美鈴の攻撃に怒るオピウークスゾディアーツの身体が鳴り響いた電子音声と共に突如燃え上がる
「ぐわぁぁぁ!?」「あちぃ!?何で急に火が!?」「誰か火を消してくれぇぇぇ!?」
身体が突如燃え上がったのはオピウークスゾディアーツだけではなく他の怪人達も全員同じ状態だった
そしてフランを除くグループAのメンバー達が全員呆然としているとゆっくりとした足音と共に殺気を放ちながら紀斗が現れた
「Z、てめえ俺の妹分と仲間達に何してんだ?」
紀斗の声は静かながらもはっきりとした怒気を孕んでいた
実力者揃いであるその場所にいた全員が一瞬とはいえ恐怖を感じるほどまでに
「はぁ、はぁ、くっ!不意打ちとはやってくれますねえ!君といいそこの門番といいその程度しか出来ないということですくぁっ!?」
「黙れ、俺の仲間を…馬鹿にすんじゃねえ!」
「ぐおぉ!?」
紀斗は喋っていたオピウークスゾディアーツの首を掴み持ち上げると地面に叩きつける
オピウークスゾディアーツは地面をバウンドし転がると紀斗を憤怒の表情で睨みつける
「少しおとなしくしてろ」
『ATTACK RIDE BIND』『ATTACK RIDE BIO』
「ぬおっ!?鎖と蔦!?くっこのていど!」
紀斗が2枚カードを挿入するとオピウークスゾディアーツの周りの地面に魔法陣と蔦が現れ魔法陣から出てきた鎖と蔦がオピウークスゾディアーツを地面に縛りつける
「さて、今解毒してやるからな、レミリア、フラン」
「でも紀斗、あなたそういう薬持ってるの?」
紀斗はNレミリア達の方を向くといつも通りの声で話しかけるがレミリアは自分達の毒に対する解毒剤の有無を聞く
「安心しろ、そういうのに適したカードがあるから」
『ATTACK RIDE DOLPHI』
紀斗がカードを挿入すると紀斗の右肩にビーストのドルフィマントが装備されドルフィマントから青い光を放ちNレミリアとOフランにかける
「麻痺が治った!?」
「…あれ?私何してたんだっけ?てゆーかお姉様なんで私を拘束してるの?」
「シャアァァァ!」
「ジェノサイダー?私いつユナイトベント使ったっけ?」
ドルフィマントの効果によりNレミリアの麻痺は解けOフランの洗脳毒も解毒され元に戻りそのことにジェノサイダーは歓喜の声をあげる
「調子に乗るなよこのド低脳共がぁぁ!!貴様ら全員ぶち殺し確定だあ!!」
「化けの皮が剥がれたな、地の性格を出しやがった」
オピウークスゾディアーツは鎖と蔦を引きちぎり怒り狂った表情で紀斗達を睨みつける、さらにさっきまでの丁寧な口調は完全に無くなり乱暴な口調になっていた
「いくら死のうが復活はまだ出来るんだよお!蘇れてめえら!」
オピウークスゾディアーツは再び紫色の光を放ちやられたばかりの怪人達を復活させる、しかし復活させた怪人達の士気は明らかに低く疲れきっている
いくら復活したとはいえ痛みはあるし体力も無限ではない何度も何度も復活させられたせいで怪人達も疲労がピークにきているのだ
「チッ!その程度でへばってんじゃねえよ!」
「す、すいません」
その部下達の様子にオピウークスゾディアーツは苛立ち部下達を見下す
「使えねえ奴らだ!こうなったら俺自身で皆殺しにしてやる!超ぉ新星ぃ!」
オピウークスゾディアーツの身体の星座が輝きオピウークスゾディアーツの身体が巨大化していき空中に浮かぶと元のオピウークスゾディアーツの上半身を中心に巨大な蛇の頭を8つ持つオピウークス・ノヴァとなる
「こっちもでか物になりやがったか、めんどくせえ」
「てめえらから食いてえが先にこっちだ!」
「へ?Z様何をsバクン
『!?』
オピウークス・ノヴァはいきなり近くにいた自分の部下を8つの蛇のうちの1体に食わせた、その行動にオピウークス・ノヴァ以外全員が驚愕する
「仲間を…食いやがった!?」
「ふん、薄味だな。ふん!」
オピウークス・ノヴァの部下を食った蛇は口から何かを吐き出す
吐き出されたものは蛇だった、オピウークス・ノヴァの蛇と同じくらい巨大な大きさの大蛇だった
「シャァァァァ!」
「まさかこいつ…」
「ハハハハハハ!そう!俺は取り込んだ生物を自分の蛇に変えられるんだよお!これならへばってて使えねえ部下共でも有効活用出来るってもんだろぉ?」
「まさかここまで腐ってるとはね」
「人として許せませんね」
「とにかくあいつにこれ以上食わせるわけにはいかねえ!あいつの蛇から片付けるぞ!」
『ええ!(はい!)(うん!)(あいよ!)』
紀斗達はオピウークス・ノヴァの蛇を1体につき1〜2人で攻撃しこれ以上蛇を増やさせないように妨害する
『ATTACK RIDE TRIGER FULL BURST』『『STRIKE VENT』』
「オラァ!」「たあ!」「邪魔よでか蛇!」
紀斗やR美鈴、A天子はトリガーフルバーストやストライクベントによる火球や水流を放ち逃げ遅れている怪人を食べようとしている蛇を攻撃し怯ませる
「邪魔くせえなあ!うぜえんだよおおおおお!!」
『シャアァァァァァァァァ!!』
オピウークス・ノヴァが苛立ち叫ぶと8つの蛇は全員頭を上げ全ての口から紫色のガスを吐き出す
「全員俺の周りに集まれ!」
『ATTACK RIDE METAL TWISTER』
紀斗はメタルシャフトを装備しグループAのメンバーを自分の周りに集める
「伏せてろよ、お前ら!はぁぁぁぁ!!」
紀斗は旋風を纏ったメタルシャフトを上に掲げ両手で回転させる、すると旋風は竜巻となり近くまできていた毒ガスを吹き飛ばしていく
そして毒ガスが晴れると周りは毒ガスで死にそうになっている怪人だらけでオピウークス・ノヴァは身体から細い蛇を何十本も伸ばしどんどん自分の大蛇の口に入れていき新しい大蛇を生み出していた
「ひゃはははは!致死性の猛毒だ!怪人なら少しの時間は耐えられるからな!充分食う時間はあったぜ!」
紀斗達の周りには今も増え続けている多数の大蛇、目の前には自分の部下を喰らいながら高笑いしているオピウークス・ノヴァ、戦況はかなり悪いが紀斗は冷静だった
「全員、俺が最初渡したアイテムを使ってくれ。一気にぶっとばすぞ」
「大丈夫なのそれ?相手に自分達からカード見せるようなもんじゃない」
「問題無い、そう短時間で強化フォームに対策はとれないしなにより俺の仲間を弄んだあの野郎は完膚無きまでにぶちのめさないと気が済まねえ」
「ふふふ、いいわねその案。私は乗るわ、やられっぱなしはムカつくもの」
「確かにね、やるならパーっと派手にやった方が面白いしね!」
俺の出した案にNレミリアは多少不安を覚えるが俺の意見を聞くとD幽香やH勇儀を皮切りに全員が賛成する
そして紀斗以外のメンバー達はそれぞれ自分達の強化アイテムを取り出す
『『『『『『『SURVIVE』』』』』』』
「響鬼!装甲!」
『『『HYPER CAST OFF』』』『CHANGE HYPER BEETLE』『CHANGE HYPER HOPPER』『CHANGE HYPER WASP』
Nレミリア、R美鈴、Oフランは以前変身したサバイブに、R衣玖は弓のような形状になったエビルバイザーツヴァイを持ち金色の装飾が装備されたライア サバイブに、A天子はメガロドンを模したバズーカ砲型のバイザー、アビスバイザーツヴァイを持ちより鋭角的なフォルムになり身体が一回り大きくなったアビス サバイブに、V影狼は自力で動くことのできる自立駆動型のカメレオン型バイザー、バイオバイザーツヴァイを肩に乗せ肩や胸にカメレオンの顔を模した意匠が装備されたベルデ サバイブに、Iてゐは右膝に分厚くなり刺々しさを増したガゼルバイザーツヴァイを装備し胸にギガセールを模した意匠が装備され頭や両肩の角が大きくなったインペラー サバイブに変身した
H勇儀は紀斗が出しておいたディスクアニマル達を身に纏い装甲響鬼に、D幽香はカブト ハイパーフォームの装甲を赤の部分を黒くしたカブト ハイパーフォームの亜種のようなダークカブト ハイパーフォームに、Kパルスィは両手足にアンカージャッキが装備され下半身は装甲が少し展開されたような緑色、上半身は同じように装甲が少し展開されたような銀色、そして顔はダブルのように半分が銀色もう半分が緑色のキックパンチホッパー ハイパーフォームに、Z聖はザビーゼクターがでかくなり手甲と一体化し肩のアーマーもでかくなりそこから一対の黄色い薄い羽が生えたザビー ハイパーフォームに変身した
「もう一段階、上げていくわよ!」
NSレミリア、RS美鈴、OSフラン、RS衣玖は紀斗に渡されていたもう一枚のカード、アドバンスサバイブ【進化】を取り出す
するとそれぞれのバイザーが風、炎、毒、電気に包まれさらに形を変える
ダークバイザー ツヴァイは漆黒の槍に、ドラグバイザー ツヴァイは赤い青竜刀に、ベノバイザー ツヴァイはあまり刃は鋭くない叩きつけることに特化した紫色の大剣、エビルバイザーは先にドリルのついた赤みがかったピンク色の螺旋槍に形を変えそれぞれ柄についたカードの差込口へアドバンスサバイブのカードを入れる
『『『『ADVANCE SURVIVE』』』』
4人の姿は変わり自分達の契約モンスターを模したアーマーを身につけていく
ナイト アドバンスサバイブは頭にダークレイダーを模した金色と黒の仮面が装備され両腕にはダークレイダーの翼を模した刃が、サバイブの時に蒼色だった場所は漆黒の黒になり仮面の下の瞳が一瞬蒼く光る
龍騎 アドバンスサバイブは頭にドラグランザーを模した兜が装備され両腕にはキョウリュウジャーのディノスクランダーのように右手にドラグランザーの上顎、左手にはドラグランザーの下顎を模した手甲が装備される
王蛇 アドバンスサバイブは右肩に赤い角がはえ右腕の装甲が全て銀色に左腕の装甲は全て赤みがかったピンクに、頭にはベノヴァイパーを模した仮面を装備し両脇腹部分にはベノヴァイパーの頭部横のブレードを模した鎧が装備される
ライア アドバンスサバイブは頭にエグゾダイバーを模した兜を装備し両肩にはエグゾダイバーのヒレを模した鎧が装備される
「あたしもいくよ!」
AH勇儀は装甲声刃(アームドセイバー)の柄の底に一枚のカラフルな色の鼓を取り付ける
「響神 降誕!」
AH勇儀の声が響くと同時に装甲響鬼の背中に雷神のような太鼓が装備され肩や膝に雲を模した装甲が追加される
「響神 装甲響鬼(きょうしん アームズ響鬼)、さあ、祭囃子といこうか!」
A天子S VS 巨大蛇's A
「ほらほらー!こんなもんなのかしら!」
「ジャアァァァ!?」
A天子Sはアビスバイザーツヴァイによる水流弾を連発し数匹の巨大蛇達を吹き飛ばしていく
「「シャアァ!」」
「無駄無駄ぁ!」
『GUARD VENT』
巨大蛇達は毒液を吐くがA天子Sはアビスバイザーツヴァイの砲身の横の部分を開きそこにカードを挿入しアビソメガロの左右の胸ビレを合体させた盾、アビソシールドで召喚し毒液を防ぐ
『ADVENT』
「ノシャアァァァァ!!」
「ジャアッ!?」
A天子Sの後ろに出現した鏡からアビソドンよりさらに一回り大きい20mほどの大きさのメガロドン型のミラーモンスター、アビソメガロが現れ巨大蛇の胴体を噛みちぎり爆発させる
「さあ、ぶっちぎっていくわよ!」
『FINAL VENT』
アビソメガロは高さ5mほどの巨大なモンスターバイクとなりA天子Sがその上に飛び乗る
するとアビソメガロ バイクモードの目の前の地面から巨大な波が現れ巨大蛇達を呑み込んでいく
そしてA天子Sは波に呑まれ一箇所にかためられた巨大蛇達を全て踏み潰し蛇達は爆発した
「粉砕!玉砕!大っ喝采!フハハハハハハ!!」
V影狼S vs 巨大蛇's B
『TONGUE VENT』『SWORD VENT』
「そりゃそりゃそりゃそりゃあ!」
V影狼Sは両肩と胸のカメレオンの口の部分からカメレオンの舌を模したロープを伸ばし巨大蛇の首に巻きつけ巨人を相手にする調査兵団のような動きで翻弄しカメレオンの舌のようなレイピア、バイドレイピアで巨大蛇達を斬り裂きダメージを与えていく
『ジャアァァァァ!!』
「おっと、一気にきたね」
『CLEAR VENT』
巨大蛇達はV影狼Sを取り囲みV影狼Sに向かって飛びかかる
その時V影狼Sの肩にとまっていたバイオバイザーツヴァイが舌を伸ばしデッキのカードを一枚抜き呑みこむ
するとクリアーベントが発動しV影狼Sの姿は透明になり巨大蛇達は一瞬戸惑うがすぐに通常の視力からピット機関に切り替える
しかしそこにもうV影狼Sはおらず巨大蛇達は辺りを見回すとV影狼Sは巨大蛇の1体の背中に貼りついているのを見つける
「おっと、見つかったか。だがもう遅いよ」
『FINAL VENT』
バイオバイザーツヴァイがファイナルベントのカードを呑みこむとV影狼Sは蛇の背中から飛び退くとその隣にいきなり4足歩行の鎧を纏ったようなカメレオン、バイオアサシンが姿を現し飛び上がるとバイクモードになる
V影狼Sはバイオアサシンに乗ると乗った瞬間巨大蛇達はV影狼Sをバイオアサシンごと見失う
そこにいたはずなのに一瞬で姿が消えピット機関に切り替えても感知できない
「どこ見てるんだい?私はこっちだよ」
「ジャ、ガァッ!?」
V影狼Sの声と共に1体の蛇が何かに貫かれ巨大な穴があき爆発する
1体、また1体とどんどん蛇達は貫かれついに最後の1体となった
「ジャァァァァァァ!!」
「そう暴れるなって」
「ジャッ!?」
蛇はめちゃくちゃに暴れどこかから来るV影狼Sを追い払おうとするがまたV影狼Sの声が聞こえた瞬間身体が何かに締め付けられ動けなくなる
すると自分の身体を締め付けているものとその先の天井にいるV影狼Sの姿が見え始める
V影狼Sが乗っているバイオアサシン バイクモードの口やボディーから何本もの舌や尻尾が伸びそれが蛇の身体を拘束していた
「さあフィニッシュだ!」
V影狼Sはバイオアサシン バイクモードの天井から尻尾や舌を引き戻しながら蛇を頭から貫き最後の蛇も爆発した
「ジャ…ァッ…!?」
「ただのでかい蛇なんぞ相手になりゃしないよ」
IてゐS vs 巨大蛇'sC
『SPEAR VENT』『SHOOT VENT』
「邪魔だよ、でか蛇!」
「ジャアァァ!」
IてゐSはキングゼールの頭部を模した槍、ガゼルスピアーと同じくきんゼールの頭部を模した手甲と一体化した銃、ガゼルガンナー(ガゼルスタップの銃ver)を装備し武器と体術で巨大蛇達を牽制していた
そして蛇達がちょうど一箇所に集まった瞬間新たにガゼルバイザーツヴァイにカードを挿入する
『FALL VENT』
「落とし穴にはご注意を♪」
『ジャアァァァァ!?』
いきなり蛇達の真下の地面が落とし穴となり蛇達は全員その中に落ちる
「落とし穴はあたしの得意技うさ♪さっそく決めてあげるうさ!」
『FINAL VENT』
蛇達が落ちた穴の周りを取り囲むように機関銃やバズーカなどの銃火器を持ったレイヨウ型モンスター達が現れ蛇達に一斉放火を浴びせる
「総員撃てゐ!」
『ジャアァァ!?』
蛇達は銃撃で倒されはしないがかなりのダメージを負い穴を這い上がれなくなる
そしてレイヨウ型モンスター達は全員持っていた銃火器を装備したバイクモードになり他のレイヨウ型モンスターより一回り大きく2本の二股の槍を装備しているキングゼールはその槍を突き出すようなバイクモードになりIてゐSが乗り穴に他のレイヨウ型バイクと共に突っ込む
蛇達はレイヨウ型バイクの猛攻に為す術もなく蹂躙されさらにダメージを与えられていく
「うっさーーー!」
『ジャアァァァ!?』
IてゐSの乗ったキングゼール バイクモードは衝撃波を纏い一本の槍とかし蛇達を1体残らず貫き爆発させた
「気分爽快うさ!」
KPパルスィ&DH幽香&ZH聖 vs 巨大蛇's D
KPパルスィ、DH幽香、ZH聖は元はワームだったクロックアップを使える蛇達の相手をしていた
「高速移動する蛇ってのもなんか変な感じね」
「せめて苦しまないよう一撃で仕留めてあげましょう」
「面白くないこと言うわね、虐めた方が楽しいのに」
「その考え方は理解しかねますね。他者を痛ぶって喜ぶなど」
「別に理解してもらわなくて結構よ。私は私のやりたい用にやるだけだから」
(なんでこの2人味方同士で火花散らしあってるんだろ…)
「ジャアァァァ!」
「まあまずはこのでか物達を片づけましょう。話はそれからよ」
「ええ、その点に関しては同意しましょう」
(あ、ちゃんと共闘はするんだ)
『『『HYPER CLOCK UP』』』
3人はベルトのスイッチを作動させハイパークロックアップを使う
するとクロックアップを使っている蛇達すらほぼ止まっているような速度にまで加速する
「ふふふ、思う存分痛ぶってあげるわ」
DH幽香は1体の蛇を蹴り上げるとさらに蹴りや拳を叩き込んでいき他の蛇をもそのラッシュに巻き込んでいき巻き込まれた蛇達は全員何をされているのかわからないという顔で嬲られていった
「そんな姿でまだ生きているのは拷問のようでしょう。すぐに楽にしてあげます。いざ、南無三!」
『HYPER STING』
「ハイパースティング!」
ZH聖は1体の蛇に強化ザビーゼクターを思いきり突き刺すと強化ザビーゼクターからドリル状のエネルギー波が飛び出しその蛇と直線上にいた他の蛇達の身体を一瞬で抉り取っていき爆発した
「来世ではどうか幸せになってください」
「他2人のせいで私のキャラが薄れてる気がするわ、妬ましい。こいつらで気を紛らわせましょ」
『HYPER JUMP』
KPパルスィはホッパーゼクターのゼクターレバーを傾けると通常のライダージャンプよりも更に高く飛び上がりもう3回ゼクターレバーを動かす
『HYPER RIDER KICK』『HYPER RIDER PUNCH』
「ハイパーライダーダンス!」
KPパルスィは蛇の頭にキックをかますと同時に脚のアンカージャッキが作動し蛇は地面に叩きつけられ爆発するがKPパルスィはキックの反動でさらに空中に浮き今度は別の蛇の頭に拳を叩きつける、すると同じようにアンカージャッキが作動しその蛇も先程の蛇と同じようにやられる
KPパルスィは同じことを連続で繰り返しその姿は空中を踊りながら跳ねているようだった
KH勇儀 vs 巨大蛇's E
「さあ!盛り上がっていくよ!まずは雷!」
KH勇儀は背中に装備された1番右の太鼓、雷鼓を叩くするとKH勇儀の目の前に巨大魔化魍に取り付けた時と同じくらいの大きさの基本カラーが緑色の音撃鼓が現れそれと同じ物がKH勇儀の周りにいる全ての蛇に付けられる
「音撃打 雷孤招来!」
『ジャアァァァァ!?』
KH勇儀が音撃棒で目の前の音撃鼓を叩くと音撃鼓を付けられた蛇達全員の身体に超高圧の電流が流れほとんどの蛇が倒れる
「お次は風だ!」
KH勇儀は右から二番目の太鼓、嵐鼓を叩くと緑色の音撃鼓が青に変わる
「音撃打 疾風乱舞!」
今度はKH勇儀を中心に竜巻が吹き荒れ蛇達を吹き飛ばしていく
「それもういっちょ!」
KH勇儀は嵐鼓と雷鼓を連続で叩くと音撃鼓は半分が緑、もう半分が青になり竜巻に雷が混ざっていく
「音撃打 疾風迅雷!」
吹きすさぶ竜巻の中で雷が轟き蛇達はどんどん絶命し爆発していき最後の一匹も爆発するとKH勇儀は叩くのを辞め額の汗を拭う
「ふー、いい汗かいたー」
紀斗,NレミリアAS,OフランAS,R美鈴AS,R衣玖AS vs オピウークス・ノヴァ
「オリジナルフォームがなんだってんだ!全員ぶち殺して俺様の人形にしてやるよ!パラライズミスト!」
オピウークス・ノヴァは八つの蛇の口から黄色の霧を吹き出す
「邪魔な霧ね、消し去ってあげるわ」
?「いいえ、レミリア様のお手を煩わせる必要はありません」
『!?』
NレミリアASがカードを取り出しダークバイザーネクストにカードを挿しこもうとするといきなりNレミリアASの前にダークレイダーを模した鎧の女性が現れ紀斗を除いた三人の前にも自分達の契約モンスターを模した鎧を見にまとった者たちが現れる
「この程度の障害、私の力だけで充分です。ハアッ!」
「なっ!?俺様のパラライズミストを剣の一振りで!?」
ダークレイダーの鎧の女性は持っていた剣に風を纏わせるとその剣を振り竜巻を起こして霧を消し飛ばした
「あなた達まさか…」
「ええ、私達はレミリア様達の契約モンスターです。」
メイド口調で話す黒と青と金色の西洋鎧のダークレイダー
「やっとまともに話せるな、主」
「レッダー、あなた龍なのに西洋鎧なんですか…」
「くいつくとこそこか!?」
ツッコミ属性持ちらしい赤と銀の西洋鎧のドラグランザー
「お嬢!先程は敵に操られたお嬢をお救い出来なくてすいやせんした!」
「ごめんなさいね、私達がついていながらあんな攻撃通しちゃって」
「俺も、守れなかった…」
「別にその気持ちだけでも嬉しいから気にしなくていいよ!」
ヤクザ口調の紫と金の鎧のベノヴァイパー、メズールのような口調の赤みがかったピンクの女性型の西洋鎧のエグゾダイバー、ガメルのような口調の銀と黒の重装鎧のグランドゲラス
「主人、とっととこの下衆を叩き潰そう。こいつの行いには虫唾が走る」
「ええ、まったくですね。エビル」
こちらは男性型で忠義の厚そうなエグソダイバー
「はっ!いくらモンスター共が人型になったところで知ったことかよ!死ねや!」
オピウークス・ノヴァは蛇の口から今度は紫色の巨大な光線を放つ
「頼んだよ、ゲラス!」
『SHIELD VENT』
「任せろ!」
OフランASはベノバイザーネクストにカードを挿しこむとグランドゲラスが前に出て半透明の防御壁を張る
オピウークス・ノヴァの光線をは全て防がれ霧散する
「なっ!?私の攻撃が全て防がれた!?」
「フラン、俺が守る!」
「さあ、反撃開始だ!」
『『SWING VENT』』
OフランASとR衣玖ASはエグソウィップを装備すると2人のエグソダイバーもそれぞれ鞭を取り出しオピウークス・ノヴァの蛇の半数を縛る
「さあ!」
「痺れなさい!」
「ぐおおおぉぉぉ!?」
鞭から高圧電流が流れオピウークス・ノヴァはその電撃に苦しむ
「かっあっ…!?」
オピウークス・ノヴァは電撃で痺れ空中に浮いていたのが地に落ちる
「さて、そろそろ決めましょうか」
『FINAL VENT』
R衣玖ASはエビルバイザーネクストにファイナルベントのカードを挿しこむ
するとエビルバイザーネクストのドリルが回転し始めR衣玖ASは投合の体制に入る
「スパイラル…ピアース!!」
「主人、手伝うぞ!はあっ!」
R衣玖ASはエビルバイザーネクストを全力で投合しエグソダイバーはそれに鞭を回転させながら螺旋状に纏わせる
それはアークグレンラガンのドリル並の大きさのドリル状エネルギーとなりオピウークス・ノヴァを消しとばそうとする
「くっ!?ぬおぉぉ!」
しかしオピウークス・ノヴァは麻痺しながらも力を振り絞り横に飛び右の蛇二匹しか消しとばせなかった
「くっ、外しましたか」
「ぐっ!?早く麻痺直しを…」
「そんな暇」
「与えるわけないでしょ?」
『FINAL VENT』『FINAL VENT』
「お嬢に手を出したこと地獄で後悔させてやるよ!」
「さあ、一思いに散りなさい」
OフランASはベノバイザーネクストを真上にかかげるとベノヴァイパーも同じように自分の尾を模した剣を上にかかげる
すると二つの剣は毒々しいエネルギーに包まれていきその大きさは天井をも貫いた
NレミリアASとダークレイダーも同じようにダークバイザーネクストと蝙蝠を模した剣を上にかかげると青い風のエネルギーがOフランAS達の紫色のエネルギーと同じくらいの大きさまで巨大化する
「「「「ヴェノムストームスラッシュ!!」」」」
「っ!?」ゴクン
オピウークス・ノヴァは4本の巨大なエネルギーに呑み込まれそうになるがギリギリ麻痺直しを作りだしそれを飲み麻痺の取れた身体でなんとか避けるが残っていた6本の蛇のうち4本がエネルギーに呑み込まれ跡形もなくなった
「はぁー、はぁー、くそっ!くそくそくそくそくそくそったれがぁぁぁぁ!!この俺が!俺様が!てめえらなんぞにここまでこけにされるとはな!いつか!いつか絶対てめえら全員殺してやる!」
『FINAL ATTACK RIDE RYU RYU RYU RYUKI』
「てめえなんぞに仲間をやらせるわけねーだろ、屑野郎。美鈴、ドラグランザー、やるぜ」
「ええ、お嬢様達を傷つけたこいつは絶対許しません」
「主に同意だ、こいつは人として越えてはいけない一線を越えた。ここで始末する!」
「ほざけぇ!クソカス共がぁ!!」
紀斗とR美鈴AS、ドラグランザーは飛び上がるとライダーキックの体制に入り灼熱のエネルギーに包まれオピウークス・ノヴァに向かって突き進んでいく
「うおおおおらああああぁぁぁぁ!!」
「無、駄、だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
オピウークス・ノヴァは残った2本の蛇の口から紫色の光線を放つが3人の一体となったライダーキックにどんどん押し戻されていきライダーキックはまったく威力の弱まる気配は無い
「「「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」
「ちく、しょうがぁぁぁぁぁぁ!?」
オピウークス・ノヴァはライダーキックに蛇も本体であるオピウークスゾディアーツの上半身も貫かれ爆発した
「やりましたね!これで幹部2人目撃破ですよ!」
R美鈴AS達はオピウークス・ノヴァを倒したことに喜ぶが紀斗は一つの違和感に気づく
「おい待て、Zの野郎の身体とスイッチが無いぞ!」
「なっ!?」
「確かに見当たらないわね」
「逃げられた…ということでしょうか」
「恐らくな、倒れる瞬間に瞬間移動を使ったんだろう」
「チッ、それじゃあここらを洗いざらい探しますかい?紀斗の旦那」
(旦那?)「いや、とりあえずここの戦闘は終わったみたいだからデンデンセンサー達を放っておいて俺たちは体力を回復しよう。流石にこのままの体力じゃ他の幹部達に勝てるかわからないしな」
「それじゃ、まずは他のグループの到着も待ちましょうか」
……(チーン)←返事が無いただの屍のようだ
レミリア「あらら、作者また死んじゃったわよ」
紀斗「大量のテストと課題に今回の話は詰め込みすぎたせいだとよ。やれやれもう少し考えてやれよ」
じ、次回もお楽しみ…に…ガク
レミリア「生きてたわね」
紀斗「いや、今ので完全に死んだだろ」