東方masquerade   作:リョウタロス

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やっと書けた〜、助っ人の方々後半組+大妖精とリグルのパワーアップです、一人一人の分が短いですが勘弁してください…
それでは本編です、どうぞ


第四十二幕 助っ人活躍〜その二〜

紫は紀斗が落としていったカードとクワガタをリグルと大妖精にスキマを使って渡しに行く

 

O大妖精はTSチルノと共にアイズドーパントとコマンダードーパントをジーンドーパントが融合させたコマンダーアイズドーパントとデスイマジン、アルビノレオイマジンと戦っていた

コマンダーアイズドーパントは周りに歯車が付いた目玉をまるで統率のとれた軍隊のように展開させその目玉一つ一つからミサイルが発射されさらに顔の真ん中に巨大な一つ目がある仮面兵士も大量に生み出され周りの目玉と仮面兵士の目玉がリンクしているせいでO大妖精の瞬間移動は見切られなんとか他のカードで応戦しているがデスイマジンとアルビノレオイマジンが邪魔をして思うように一掃できない

 

「ああもう!邪魔邪魔邪魔ー!」

TSチルノは周りの目玉や仮面兵士達をデストバイザーツヴァイをめちゃくちゃに振り回し斬り裂くがその隙をついてデスイマジンが鎌で後ろから斬りかかるのをO大妖精が瞬間移動でTSチルノの背後に移動しゴルトセイバーで鎌を防ぐ

 

「チルノちゃん落ち着いて!熱くなったら向こうの思うツボだよ!」

「ありがと大ちゃん!でもまだデスト達呼んじゃ駄目なの?」

「うん、今デストさんやフェニを呼んだら出てきた瞬間を袋叩きにされちゃう。」

「ならこれなら使えるかしら?」

「「!?」」

 

いきなりO大妖精とTSチルノの後ろにスキマが出現しそこからさっき紀斗から渡された2枚のカードを持った紫が現れ2人は驚く

 

「ゆ、紫さん!?それでそのカードは?」

「さっき紀斗から渡されたのよ、あなたに渡してくれって」

 

そう言って紫はO大妖精にカード、サバイブ【烈火】とし風】を渡す

「これは、レミリアさんと美鈴さんのと同じカード…」

 

O大妖精はカードを受け取ると自身のゴルトバイザーを見る、

大妖精自身、途中で気づいてからずっと気になっていたゴルトバイザーのいつも使っている場所とは違うもう二つのカードのスロットの意味、それがわかった気がした

そしてO大妖精は二枚のサバイブのカードをゴルトバイザーに装填した

 

『SURVIVE』

 

するとO大妖精の姿は変わり右手の籠手が蒼く左手の籠手が紅く変化しその背中には片方の6枚が蒼のオーラを、もう片方の6枚が紅のオーラを纏った計12枚の蒼と紅のオーラを纏った黄金の翼が現れる

強化された、いや、真の姿へと戻ったオーディン・真へと姿を変えた

 

OS大妖精は空中に浮かび上がると自分を中心に球体の形に黄金の羽を展開する、その羽一枚一枚が蒼や紅のオーラを宿しかなりのエネルギーを持っていることがわかる

コマンダーアイズドーパントは厄介なことをされる前にと仮面兵士や目玉からのミサイル攻撃で襲わせるが羽は一種のバリアのようになっておりOS大妖精には少しも届かない

 

「邪魔です」

 

OS大妖精が手を振るうと羽が全方向に射出され全ての仮面兵士と目玉を破壊する

 

「なっ!?」

 

「あれだけの数を一瞬で…」

「大ちゃんすげー!」

 

『SWORD VENT』

 

OS大妖精は翼と同じように紅や蒼のオーラを纏ったゴルトセイバー・真を装備しまだ呆然としていたアルビノレオイマジンに向かってゆっくりと歩いていく

 

「ハッ、い、いくら目玉や仮面兵士を倒したところで所詮奴らは数が多いだけの雑魚!1対1なら負けん!」

 

そう言うとアルビノレオイマジンは雄叫びをあげながらOS大妖精に右腕を振り上げ襲いかかる

しかし次の瞬間には振り下ろされる筈の右腕は右肩から斬り裂かれ床に落ちた

 

「な、な、なんだこれはぁぁ!?」

「1対1なら、なんですか?」

「く、くそぉぉぉぉぉ!」

 

余裕そうにつぶやくOS大妖精にアルビノレオイマジンはヤケクソに残った左腕で殴りかかろうとするが次の瞬間には既に細切れにされ砂となり消えた

そしてOS大妖精は次にデスイマジンの方を向きデスイマジンはOS大妖精を恐れたのか一歩後退する

 

「逃げても無駄ですよ?」

 

OS大妖精はゴルトセイバー・真の柄を組み合わせると一つの弓になり一枚の羽が弓の弦となり更にもう一枚の羽が光輝く矢に姿を変える

 

「ふっ!」

 

OS大妖精はデスイマジンに狙いを定め矢を放った、その矢は形を変え不死鳥の姿となりデスイマジンへと突き進む

デスイマジンは鎌を振るい竜巻を起こすが不死鳥に触れた瞬間霧散しまったく効果がなくデスイマジンは逃げようとするが不死鳥はそれを許さず背中からその胸を貫いた

 

「か…あっ…」

「次はあなたです、歯車目玉さん」

「まさかここまでとは…予想外ですね。正直面倒ですが、死んでください!」

 

コマンダーアイズドーパントは自分の両脇に構える他の目玉より一回り大きい歯車付きの目玉から極太のレーザーをOS大妖精に向けて放つ

 

『GUARD VENT』

 

しかしそのレーザーはOS大妖精のゴルトシールド・真によって阻まれさらに当たったレーザーのエネルギーがゴルトシールド・真の目の前で収束されるとコマンダーアイズドーパントに向かって放たれた

 

「馬鹿な!?」

 

まさかレーザーを返されるとは思っていなかったコマンダーアイズドーパントはなんとか避けるが片方の目玉がレーザーに呑み込まれ爆発する

 

『FINAL VENT』

 

OS大妖精の後ろから通常より一回り大きくなり目が紅と蒼のオッドアイ、胸に金と紅と蒼の宝玉を付けたゴルトフェニックス・真が現れOS大妖精と共に上空に浮かび上がるとOS大妖精はゴルトセイバー・真の弓から先ほどより太い不死鳥の矢を放つとゴルトフェニックスが両翼と胸の宝玉と口から黄金の光線を放ち不死鳥の矢と一体となり巨大な一羽の不死鳥となりコマンダーアイズドーパントに激突した

 

「ぐわああぁぁぁぁぁ!?」

 

「大ちゃんカッケー!」

「えへへ、ありがとうチルノちゃん。さ、他の人達の援護に行こ?」

「うん!」

 

2人は他のメンバーの援護に行き紫もリグルにアイテムを渡しに行く

 

カブト系ライダーズ VS ワーム's

 

DH幽香達とワーム達の戦いはワーム達の一方的な展開だった、メモリの力により上がったクロックアップの速さはハイパークロックアップと同程度のスピードとなりフリーズを使うカッシスワームのスピードはハイパークロックアップでも目視出来ないほどにまでなっている

そのためあの幽香や聖ですらボロボロになり肩で息をしている

 

「弱い!弱いなあ、ライダーの諸君!」

「その程度ならとっとと餌になることを勧めるよ」

「くっ、速すぎる…」

 

カッシスワーム クリペウスの一体がGHリグルに右腕の剣で刺そうとする

 

「ぐわっ!?」

 

そこへいきなりガタックゼクターより一回り小さい金色のクワガタが飛んできてカッシスワーム クリペウスの顔面に突進をくらわせる

 

「なんだこのゼクターは!?こんなものデータに無いぞ!」

「これは…」

 

クワガタはGHリグルの目の前に飛んでいきアゴをキシキシと鳴らす

 

「僕に、力を借してくれるの?」

 

クワガタはコクリと頷く

GHリグルはクワガタ、ディメンションゼクターを見据え立ち上がる

 

「来い!ディメンションゼクター!」

 

ディメンションゼクターはGHリグルのハイパーゼクターに向かって飛ぶとハイパーゼクターがGHリグルを離れディメンションゼクターの方に同じように飛ぶ

するとディメンションゼクターが様々なパーツに分かれハイパーゼクターに装備されていく、ハイパーゼクターはコーカサスオオカブトのような姿となり所々に金の装甲を身につけたディメンションハイパーゼクターとなりGHリグルの腰に再び装着される

 

 

「ディメンションキャストオフ」

『DIMENSION CASTOFF』

『CHANGE DIMENSION HYPER STAG BEETLE』

 

GHリグルの姿は変わり大きく開いていた頭部のガタックホーンがギラファノコギリクワガタのようになり青と金の色の場所が逆になったガタック ディメンションハイパーフォームとなった(以下GDHリグル)

 

「ディメンションクロックアップ」

『DIMENSION CLOCKUP』

 

GDHリグルがディメンションハイパーゼクターのボタンを押すとハイパークロックアップを使っていたDH幽香達やワーム達、強化フリーズを使っていたカッシスワーム達さえ止まっていた

そしてGDHリグル以外の全てが止まったと同時に部屋に ガタキリバの分身の数を遥かに上回る数の

・・・・・・・・・・

無数のリグルが現れた

ほとんどは最初からいたリグルと同じディメンションハイパーフォームだが中にはウヴァのようになっている怪人少女やメモリを使ってドーパントとなっているもの、スイッチを使ってゾディアーツ化している者もいる

 

「ディメンションクロックアップは次元の壁すら越え様々なパラレルワールドの自分を呼び出す、それも全員ディメンションクロックアップの速度でね。ま、聞こえてないか…。それじゃ皆やるよ!」

『うん!(ええ!)(ああ)』

 

『DIMENSION RIDERPOWER!』

『1 2 3 RIDER KICK』

 

全てのGDHリグル達はディメンションハイパーゼクターの角を下ろしガタックゼクターでライダーキックの発動準備をし他のリグル達も自分達の身体に力を溜めキックの体制になる

 

『多次元【アンリミテッドライダーキック】!』

 

全てのリグル達が一斉に飛び上がり全てのワームや近くにいた怪人達に光輝くエネルギーや雷などを纏ったキックを放つ

 

『DIMENSION CLOCK OVER』

 

その音と共に時間は元の速さに戻り最初からいたリグル以外のリグル達は姿を消す

 

「へ?いきなり何が?」

「いきなり爆発したぞ!?自爆か!?」

「いえ、恐らくリグルがやったのでしょう。ハイパークロックアップですら捉えきれないほどのスピードで」

 

ほとんどの者が呆然とする中幽香や豊聡耳神子、聖の実力者達はあの強力なワーム達を一蹴したGDHリグルを見ていた

 

仮面ライダーゼロ vs カニレーザー&イカデビル&ガラガランダ

 

「イカァ!」

「ガラァ!」

「おら!」

 

イカデビルとガラガランダは触手と右腕を伸ばしゼロを絡めとろうとするがゼロはゼロスラッガーで斬り裂き輪切りにする

 

「イカと蛇の輪切りいっちょ上がり!」

「おのれ!イカ爆弾!」

「焼け焦げろ!」

 

今度はイカデビルは隕石を放ちカニレーザーも目からレーザーを放つ

 

「効かないね!」

 

ゼロは自分の目の前にバリア、ウルトラゼロディフェンサーを張り攻撃を全て防ぐ

ゼロは攻撃を防ぎきるとゼロスラッガーを胸のカラータイマーに装着しそこから光線が放たれる

 

「ゼロツインシュート!」

「なっ!?ゲソーーー!?」

「ガラァーーー!?」

「ガニーーー!?」

 

3体はゼロツインシュートに呑まれ爆発しゼロは次の相手を探す

 

「さあて、次はどいつだ?」

 

天音 vs カテゴリー3アンデッド

『APOLLO』『BRAVE』

 

「追いかけられたお返しだ!」

「グル!?」

 

天音はダブル アポロブレイブとなりアポロの炎熱を纏うブレイブィードを持ちカテゴリー3アンデッドに斬りかかる

 

 

「グルルァ!」

「おわっと!?」

 

カテゴリー3アンデッドは顔のドリルミサイルを三つ飛ばし対抗し天音はギリギリミサイルを避ける

 

「やってくれるじゃん!」

「グル!?」

 

仰け反った勢いで天音はバク転をしカテゴリー3アンデッドの顎を蹴り上げる

 

『BRAVE MAXIMAM DRIVE』

 

「太陽剣【プロミネンスブレイブ】!」

 

600度の炎熱を纏った炎の剣で天音は体制を崩したままのカテゴリー3アンデッドを逆袈裟斬りで斬りさく

 

「グルァァァァァァ!?」

「いっちょあがり♪」

 

翔太郎 vs ン・ガミオ・ゼダ&ゴ集団

 

「おらあ!」

「グゥ!?」

翔太郎はヒットアンドアウェイ戦法でグロンギ達の攻撃を避けながら応戦している

 

「ぬう、面倒な奴だ!俺1人で片づけるか、ぬん!」

 

ン・ガミオ・ゼダはそう言うと周りのゴ集団全員を黒煙に変え吸収し更にパワーアップした

 

「1人に集中したか、多対1よりやりやすくて助かるぜ」

「ぬかせ、貴様もすぐにあの世に送ってやる」

 

ン・ガミオ・ゼダの拳を翔太郎はなんとかいなしながら蹴りやパンチを放つがパワーアップしたン・ガミオ・ゼダの身体にはあまり効いていない

 

「くそ!かてぇな!」

「その程度か!」

「ぐあっ!?」

 

ン・ガミオ・ゼダの拳が翔太郎の胸にはいり翔太郎は少し吹き飛ぶがなんとか体制を立て直す

 

「長期戦は不利だな、こいつで一気に決めるか」

『CRASH MAXIMAM DRIVE』

 

翔太郎はマキシマムスロットにクラッシュメモリを入れると跳び上がりキックの体制に入る

 

「クラッシュライダーキック!」

「その程度!ぬっうおお!?俺の腕が!?」

 

翔太郎は足に茶色のエネルギーを纏ったキックを放ちン・ガミオ・ゼダは胸の前でクラッシュライダーキックを受け止めるが受け止めた瞬間ン・ガミオ・ゼダの腕にヒビが入り砕け散る

 

「そのまま砕けな!」

「お、おのれぇぇぇぇ!?」

 

クラッシュライダーキックは勢いを衰えさせずン・ガミオ・ゼダを蹴り抜きン・ガミオ・ゼダは爆発した

 

遊星 vs ン・ダグバ・ゼバ

 

「ハア!」

「フン!」

 

クウガ アルティメットフォームに変身した遊星とン・ダグバ・ゼバは原点のクウガとン・ダグバ・ゼバと同じように殴りあっていた

両者共に何発もの拳をくらい身体にいくつもの傷が出来ている

 

「ふふふ、楽しいね。さあ、もっと楽しもうよ」

「こっちは楽しくなんかねえよ!レンゲルラウザー!」

 

遊星はレンゲルラウザーを召喚すると手に持った瞬間レンゲルラウザーは黒いライジングドラゴンロッドへと姿を変える

 

「たあ!」

「ぐっ!あのクウガが使わなかった武器変化だね!」

 

遊星はライジングドラゴンロッドでン・ダグバ・ゼバを突きン・ダグバ・ゼバは怯む

 

「まず一本!」

「ぐほっ!?」

 

ライジングドラゴンロッドが再び突き出されそれがン・ダグバ・ゼバの胸に刺さる

 

「リボルゲイン!ガルルセイバー!」

「ごはぁ!?」

 

遊星はリボルゲインとガルルセイバーを召喚すると二本の剣は二本の黒いライジングタイタンソードとなりン・ダグバ・ゼバの胸に更に突き刺さる

 

「は、ははは、僕が…はははははははは!」

 

ライジングドラゴンロッドと二本のライジングタイタンソードを突き刺されたン・ダグバ・ゼバはさすがに耐えきれず笑いながら爆発した

 

「やれやれ、相変わらず面倒な相手だったな」




やっぱり他作者様のキャラ達を書かせてもらうのは難しいですね、修正してほしいところや変えてほしいところがあったところは感想でお願いします
次回もお楽しみに!

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