東方masquerade   作:リョウタロス

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第八幕 初仕事

保存日時:2014年09月02日(火) 19:52

 

紅魔館から帰った後俺は…

「なんだから。ちょっと、聞いてるの!」ガミガミ

永琳に正座で説教されています

かれこれ2時間位は続いている

長時間の説教と正座のせいでオデの体はボドボドダ!

 

しかし急に説教の声が止み顔を上げると永琳は瞳に涙を滲ませて俺を見ていた

「だけど本当に無事で良かった」ギュッ

その言葉と同時に永琳は俺に抱きついていた

「永琳…」

「あなたが中々帰って来ないからずっと心配だった。やっぱり行かせるんじゃ無かったと思った」

「ごめんな、心配かけて。後俺は案外しぶといから大丈夫だよ」ギュッ

俺はそう言いながら永琳を抱き返した

そして俺達は見つめ合い軽く口付けをした

「永琳俺、今すごい幸せだよ///」

「私もよ、紀斗///」

 

ジーー

(あたし達の視線にも気づかないなんてお熱いね~)

(まさかあの永琳にこんなお熱い春がくるなんてね~)

(いいなー、お師匠様は好きな人がいてキ、キスまで出来て///)

 

「今度からは心配かけないようにこいつを渡しておくよ」

俺はそう言いながらスタッグフォンを出した

『STAGG』

「これは?」

「こいつはスタッグフォン。まぁ、簡単に言えば動く携帯電話だ。ところでそっちの覗いてる三人もいるかい?」

ギクッ×3

「え、もしかして3人ともさっきのを見てたの?」

「ばっちり!」ニヤニヤ

「赤面してるあなたも可愛かったわよ」ニヤニヤ

「お師匠様、すいませんでした!」

3人のうちてゐと輝夜は悪びれもなくからかい、鈴仙は一人土下座をしていた

「そう、ならその記憶を消さなきゃね」ジャキンッ

永琳は何処からか取り出したでかい注射器を持って逃げた3人を追っていった

 

「やれやれ、鈴仙にはまだ用があったのに」

 

俺は鈴仙を追いかけさせておいたスタッグフォンと連絡をとるためビートルフォンを出した

『BEETLE』

 

永遠亭内廊下

「ハァ、ハァ、なんとかまけた」

ツンツン

「ん?これはさっき紀斗さんが持ってたスタッグフォン?だったっけ」

カシャカシャン

スタッグフォンは携帯電話モードになり鈴仙の手におさまった

ピピピピ ピピピピ

するといきなりスタッグフォンから着信音が鳴った

「わわわ!?えーと、このボタンを押せばいいのかな?」

ピッ

『もしもし、鈴仙か?』

「あ、はいそうです」

『出来れば後で俺の部屋まで来てくれ。あと昨日渡した紙も一緒に持ってきてくれ』

「わかりました。師匠から完全に逃げ切れたらそちらに行きます」

 

 

1時間後 紀斗の部屋

 

「これが今日注文をいれてくれた方の表なんですが」

表を見てみると書かれていた名前は東風谷 早苗、洩矢 諏訪子、八坂 神奈子だけだった

「幻想郷では今まであまりマッサージ師がいなかったので注文してくれたのは外の世界から来た早苗さんたちだけだったんです」

「ま、最初はこんなもんだろ。むしろ最初の客が守矢の三柱だっていうのが驚きだよ。まあ、これからもこんな感じで頼むよ」

「はい、わかりました!」

そう言って鈴仙は俺の部屋を後にした

 

「えーと、明日午前中のうちにスタッグフォンを飛ばして料金はこんなもんでいいか。他には…」

そして俺は明日の準備をして寝た

 

次の日 守矢神社

ここでは霊夢とはまた違ったタイプの巫女服を着た緑髪の少女、東風谷 早苗が境内を掃除していた

「今日はマッサージを注文した日だから楽しみですね~♪」

ブーン

「あれは…クワガタ?」

カシャカシャン

スタッグフォンは携帯電話モードになり早苗の手におさまった

 

「携帯になった!?」

 

ピピピピ ピピピピ

「!?通話ボタンはこれかな?」ピッ

『もしもし、注文を承った永遠亭のマッサージ師ですが、そちらは守矢神社でよろしいでしょうか?』

「はい、そうですが」

『では本日訪問してよろしい時間をお訪ねしてよろしいでしょうか?』

「じゃあ午後の2時頃でお願いしていいですか?」

『わかりました。ではその時間に伺います』

『では失礼しました』ブツッ

ツー、ツー

「切れちゃった」

カシャカシャン

早苗がスタッグフォンを耳から離すとスタッグフォンはライブモードになり早苗の周りを飛んでいる

「早苗ー、誰と話してたのー?ってうわ!?何それ!?新種のクワガタ?」

 

そこへ2つの目がついたカエルのようなZUN帽をかぶった10歳くらいの姿の女の子、洩矢 諏訪子が現れ早速スタッグフォンに興味をしめす

「いや、今日来るマッサージ師の道具みたいなんですけど携帯電話にもなるんですよ、これ!」

早苗は諏訪子にキラキラした目で説明し始め

「お、何だいそれ?面白そうじゃないか」

「あ、神奈子様すごいんですよこれ!」

そこに青髪のセミロングで背中に輪にした注連縄を装着した女性、八坂 神奈子も加わり早苗はさらにヒートアップして説明していた

 

永遠亭前

「さて、今回はこいつで行くか」

俺はサイガフォンを出しベルトを巻き315と押してからENTERを押した

 

『STANDING BY』

 

「変身」

 

『COMPLETE』

 

俺は仮面ライダーサイガに変身し、背中に着いたフライングアタッカーからジェットが吹き出し飛行しながら守矢神社を目指した

 

妖怪の山上空 PM13:40

シュゴオォォォ

紀斗はフライングアタッカーを使い飛んでいると目の前から白い髪と犬科の耳を持った白狼天狗が飛んできた

「ん?あれは白狼天狗か。」

「止まれ!この妖怪の山に何しに来た!」

 

「俺は守矢神社の三柱に仕事でマッサージをしに来ただけだよ」

「本当か?証拠を見せろ」

「それなら一度降りて見せよう」

俺は白狼天狗と一緒に下に降りると変身を解き持っていた荷物の中から三人の名前が入った紙を取り出して見せた

「ん、確かに。通っていいぞ」

「あいよ。そんじゃお勤め頑張れよー」

『STANDING BY』

 

『COMPELETE』

 

俺はもう一度サイガに変身し荷物を持って飛びたった

 

守矢神社PM1:50

シュゴオォォォ トッ

「ふぅ、やっと着いた」

俺は守矢神社上空に着くと降下して守矢神社の目の前に着陸した

すると早苗がこちらに気づきなんかキラキラした目で掴みかかってきた

「あなたがマッサージ師の紀斗さんですよね!私東風谷 早苗と言うんですけど、紀斗さんの能力って新聞で見ましたけど羨ましいですね!私以前少し仮面ライダー観てたんですけど確かその姿も仮面ライダーサイガですよね!あとあのクワガタっぽいのも仮面ライダーのツールなんですか!」

「ちょ、ちょっと落ち着いて。顔も近いから少し離れて」

俺は変身を解くと早苗に聞いた

「今回マッサージを注文してくれたのはあんたと神奈子と諏訪子でいいんだよな?」

「はい、そういえばこの子が飛んできて携帯になったと同時に電話してきましたけどこの子の機能ですか?」

早苗はスタッグフォンを出して聞いてきた

「ああ、それはそいつの機能じゃなくてこいつらも一緒に向かわせたからだよ」

俺はそう言いながらポケットから缶状態のタカカンとバッタカンを出した

「なんですか、それ?」

「あー、早苗は仮面ライダーのシリーズを何処まで知ってるんだ?」

 

「えーと、確かカブト辺りまでですね」

「じゃあ知らないか。こいつらは平成ライダー12作目の仮面ライダーオーズに出てたカンドロイドって奴なんだが…

 

青年説明中…

 

 

「そういえばDVDデッキってある?」

「あ、確か外界から持ってきましたけどまだDVDは幻想入りしてないので倉庫に入れてあります。だけど急になんですか?DVDデッキなんて」

「ああ、知っての通り俺の能力は【仮面ライダーを司る程度の能力】。つまり仮面ライダー関係なら何でも出せるってことは」

俺はそう言いながら何本かの仮面ライダーのDVDケースを出した

 

 

「全部説明すると長いから暇な時にでも観てくれよ」

「わかりました!ありがとうございます!」パァァァ

早苗は嬉しそうな表情でDVDを受け取った

 

 

「あ、忘れてましたけどマッサージは中でやるんですよね。案内します」

「ああ、よろしく頼むよ」

 

守矢神社内

神社の中の居間に案内されるとそこには諏訪子と神奈子がいた

「待ってたよー」

「案内に少し時間をかけすぎじゃないかい?」

「すいません、ちょっと夢中になっちゃって」

 

「それじゃあ布団を敷けて香りを充満させやすいような部屋はあるか?」

「ハッ、まさかそこで私たち1人ずつにあんなことやこんなことをする気ですか!エロ同人みたいに!」

「………」

俺は早苗を冷たい目で見てから諏訪子達に聞いた

「こんな巫女で大丈夫か?」

「「大丈夫だ、問題ない」」

 

とりあえず条件の合った部屋に案内されると俺は準備を始めた

3分後

「準備は出来たが誰からやる?」

「私はDVDデッキを持ってくるので後でいいです」

「私も後でいーよー」

「じゃあたしから頼むよ」

「わかった。あ、でも注連縄は外してくれよ。それがあったらマッサージが出来ない」

「わかってるよ」

「諏訪子は暇ならこいつらとでも遊んでてくれ」

俺はそう言うとフロッグポットやフードロイド達を出した

「おー、カエル型のやつか!」キラキラ

「ケロケロ」

『ケロケロ』(諏訪子の声)

俺はそれを見てから神奈子と一緒 に準備がしてある部屋に向かった

 

俺は部屋に入ると神奈子を布団にうつ伏せに寝かせた

「何の匂いだいこれは?」

「ああ、アロマキャンドルの香りだよ。相手をリラックスさせるのにちょうどいいから使ってるんだ」

「確か人の気分を和らげる香りを出すろうそくだったね」

「ああ、以前自作で作ったやつを持ってきたんだよ」

 

「それじゃ始めるぜ」

俺はまず背中辺りから始め腕や足の筋肉もほぐしていった

「気持ち良くて寝ちまいそうだね~」

「別に寝ててもいーぜ、マッサージが終わったら起こしてやるからよ」

「それじゃ頼むよ……zzz」

 

40分後

大体の筋肉を揉みほぐし終えた俺は次の段階へと移った

「さて仕上げのツボ押しだ」

 

「やっぱ神様だと普通の人とは違うツボがあるな」

20分後

ツボも押し終えた俺は神奈子の頬を軽く叩き目を覚まさせる

「おーい、終わったぞー」

「ん、もう終わっちまったのかい」

神奈子は起き上がると伸びをし自分の身体の具合を確認する

「んー、すごいね体が軽くなったみたいだよ」

「色々ツボも押したからな。さ、二人のところに戻ろう」

 

俺は神奈子と一緒に居間に戻ると早苗はさっき渡したDVDを観ていて諏訪子はフロッグポット達をそばにいさせて一緒に観ていた

「おーい、終わったぞ」

「なかなか気持ち良かったよ」

「あ、私はまだDVD観で諏訪子様が先でいいですよ」

「はいはい、それじゃよろしく頼むよ」

会話ややったこととは神奈子の時とほぼ同じなので割愛「あー、気持ち良かったよ」

「さすがにロリ相手はマッサージしずらかったぜ」

「じゃ、次は私をお願いしますね」

 

最後に俺は早苗のマッサージをしてキャンドルや使った物を片付け神奈子と諏訪子が待っている部屋へ移動する

 

「いやー、なんだか身体が軽くなっていいですねー。マッサージって」

「まあ俺のマッサージは色々ツボも押すからその効果もあるけどな」

「ツボなんて分かるんですか?」

「ああ、新聞には出てなかったけど俺のもう一つの能力は【ツボを操る程度の能力】だからな」

「へ~、じゃあ今回は私達のどんなツボを押したんですか?」

「えーと、確か疲れをとるツボ、力が出てくるツボ、血行を良くするツボ、あ、あと確か信仰が集めやすくなるツボっていうのも押したな」

「マジですか!?ありがとうございます!ついでに守矢神社を崇拝しませんか?」

「い、いや遠慮しとくよ。俺は無崇拝者だから」

 

そんな会話をして居間に戻ると神奈子と諏訪子が早苗が見終わったDVDを観て待っていた

 

「あ、終わった?」

「ああ、それじゃあ料金なんだが1人あたり2貫、三人合わせて6貫だ」

「以外と安いですね」

「こっちじゃまだマッサージはやる奴がいないせいでほとんど普及してないからな。外界の平均の値段じゃ高すぎると思ったからこの値段だ」

※マッサージ1時間平均は大体4500~6000円です

 

「それじゃちょうど6貫です」

「まいど」チャリン

俺は金を受け取ると荷物の中の財布に入れた

 

「しかし、マッサージがこんなにうまくて性格もいい、顔も悪くない、どうだい?うちの早苗の婿にならないかい?」

「ちょ、ちょっと神奈子様!?///」

「い、いや俺には生涯嫁にすると決めた人がいるので!///」

「あー、やっぱりあの記事本当だったんだ」

 

ピクリ

 

俺は諏訪子の一言が気になり聞いてみる

 

「あの記事って、どの記事です?」

「えーとね、あ、これだよ昨日の新聞」

俺は渡された新聞を見るとそこには

『衝撃!!永遠亭の医師と仮面ライダーの青年との熱愛発覚!!』

とデカデカと一面になってしかも写真は俺と永琳が抱き合っている写真だった

 

「こいつは…」ゴゴゴゴゴ

「もしかして、その記事って本当なんですか?」

「ちょっと誰かあのパパラッチのとこまで案内してくれない?」

「あ、それならあそこの処に隠れてますよ。」

 

俺が笑顔で早苗に尋ねると早苗は境内の茂みの一つを指差すとそこにはつい先日見たばかりの天狗の帽子が見えていた

「ヤバッ!」バッ

「逃がさん!」

 

俺は文が逃げる前にドレイクグリップとドレイクゼクターを出しドレイクグリップをかざすとドレイクゼクターが結合した

「変身」

 

『HENーSIN』

 

「キャストオフ」

 

『CAST OFF』

『CHANGE DRAGONFLY』

 

俺は仮面ライダードレイクに変身しさらにヤゴを模したマスクドフォームからトンボを模したライダーフォームになった

 

「キャー!本物ですよ!神奈子様!諏訪子様!本物の仮面ライダードレイクですよ!!」

「ほう、あれがねえ」

「なかなかかっこいいね」

 

 

「クロックアップがないと捕まえられないからな、文は」

 

「クロックアップ」

『CLOCK UP』

 

俺はベルトの横にあるスイッチをスライドさせるとその瞬間音声が流れると共に俺以外の全てのものがスローモーションのようになる

俺はそのままあまり離れていないところにいる文の後ろに回りこみドレイクゼクターを構えドレイクゼクターの後ろのヒッチスロットルを引いた

「ライダーシューティング」

 

『RIDER SHOOTING』

 

ドレイクゼクターからタキオン粒子を収束した光弾が放たれ低スピードで文に近づいていく

 

『CLOCK OVER』

 

その電子音と共に全てのスピード元に戻ったそして光弾は…

「え、アヤァァァ!?」ピチューン

文に命中し見事にピチュらせた

 

「今のがクロックアップなんですね!すごいですね!本当に気付いたら終わりましたよ!」

「紀斗の奴、なかなかやるねぇ」

「このカエルだけでも貸してもらえるかな」

 

俺は変身を解除し文を早苗からもらった縄で縛っていると文のいた茂みから1人の白狼天狗が出てきた

「まったく、だから辞めといた方がいいって言ったのに…。あ、申し遅れました。私は文様の助手をしている犬走 椛といいます。以後お見知り置きを」

「俺は海堂 紀斗、能力は…もう知ってるな」

「すいません、うちの上司がご迷惑をおかけしたみたいで。」

「いや、椛は別に謝らなくてもいいよ。悪いのはこのパパラッチだから」

 

俺は事情徴収をするために文を起こすことにした

 

「おい、起きろ」

 

頬をはたいても反応が無い

 

「! そうだこの言葉なら」

俺は文の耳元で囁いた

「実験」

「ヒィッ!?」ガバッ

「お、起きた起きた。」

「すいませんすいませんすいませんすいませんすいませんもうしません許してくださいごめんなさい…」

どうやらかなりのトラウマになっていたらしい

(どんだけむごい実験をやられたんだろ)

 

その後あの記事について聞くとカメラはてゐが隠していてフィルムは無事だったらしい。金を払い無事カメラを取り戻したのであの記事を書き俺や永琳にばれないよう永遠亭だけには別の記事を書いた新聞をやったということだ

 

俺はビートルフォンを出すと永琳のスタッグフォンに電話をかけた

 

ピピピピ ピピピピガチャ

 

「もしもし、永琳か?」

『ええ、何かあったの?』

「ああ、実は…

 

青年説明中…

 

…というわけだから永琳にはてゐのO☆SI☆O☆KIを頼む」

『わかったわ、ちょうど新しい薬を開発したところだったのよ、それの実験台になってもらうわ』

「頼んだ、こっちは文をやっておくから」

『わかったわ、じゃ切るわね。』

「ああ、また後で」ブツッツーツー

 

俺はビートルフォンをポケットにしまうと文の方に向いた、我ながらこの時はファイズの草加のようないい笑顔をしていたと思う

「さて俺も一つ試してみたいことがあったんだ」

「た、試してみたいことですか」

「そう、俺の二つの能力で唯一一致するものだ。いくぞ」

 

「秘技 笑いのツボ!!」ドスッ

 

俺に首のあたりのツボを押された文は突然笑いだし笑いが止められなくなった

「!?あははあはっ!ははははは!」

 

5分後

やっと笑いが収まりだした文は笑い過ぎて酸欠状態になり地面に手をつき俺はその隣にしゃがみこみ提案を言う

「ひー、ひー、ごめふふふっなさふふっい」

「さて文、お前にはやってもらいたいことがある。俺のマッサージを新聞で記事にして幻想郷に広めてくれ」

「そ、そんなことでいいんですか?」

「ああ、だがまた俺の恋愛関係をネタにしたら…」

「したら?」

「笑いのツボ+永琳の実験だ」

「ハイィィィ!」

 

「さてと、じゃあ俺は帰るよ。」

俺は荷物を持って帰ろうとすると諏訪子がフロッグポットをかかえながら聞いてきた

「この子はこのまま借りてていい?」

「ああ、別にいいよ。あとそこのスタッグフォンも置いてくから用があったらかけてくれ」

 

「それじゃまたな」

「またお願いしますねー!」

「早苗、ばかにあいつを愛おしそうに見てるじゃないか」

「べ、別にそうゆう風に見てませんよ!///」

 

俺はそんな会話を聞きながら守矢神社を後にした

 

その頃 永遠亭では

 

「す、すいませんお師匠様もうしません、もうしませんからそれだけは勘弁してくださいウサ」

「あら、だめよ。大丈夫、痛みは一瞬だけだから」

「お願いしますから…その禍々しい色の薬剤はやめてください!」

「だーめ♪」ブスッ

 

「アアアァァァァァァ!?」

 

その後俺が帰ったら顔が青を通り越して緑になったてゐが倒れていた


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