異世界を塗り替えなイカ   作:PIGRO ナマケモノ

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初戦闘してみなイカ

ババババババ…

 

 やっぱり初心者向けのワカバシューターの塗り性能はなかなかですなー、世の中には整地厨と言われる人種がいるらしいが気持ちは少し解る、俺もこのインクを綺麗に塗っていく作業は癒しに近いものを感じる

 

 

 「うーん、やっぱ ローラーでこうコロコロって塗りたいね」

 

 「…無い物ねだり、私もチャージャーがいい」

 

 「二人とも マザーを狙って魔物が寄ってくるらしいからハルを見習ってほら足場 確保」

 

 「…あれは塗り中毒の変態 真似できない」

 

 いやいや、変態じゃないぞ!塗ってると落ち着くだけだ

 

 「それにフユもヘッドショット中毒じゃないか…」

 

 「…ヘッドショットは快感」

 

 「ほら、ハル フユ喋ってないで塗るとこいっぱいあるぞ」

 

 「うーっす」

 

 今皆でマザー周辺にインクを塗っていき自陣を確保している所だ、運動場のような広い空間をただひたすら塗っていく

 

 この巨大な洞窟内(迷宮?)にスポーンしてから一時間 、まだ魔物に出会っていない、マザーの関係上 遠出 出来ない俺達は 少しリスキーだが少し魔物を誘き寄せる事にした

 

 さて、ここでひとつ説明をしよう、魔物達は本能的に神力の高いもの狙って集まる習性がある それを逆手にとったのがマザーの機能その①だ、神力をわざと遠くまで解るようにして魔物達を誘き寄せる つまり返り討ち作戦だ、ON OFF が出来るので今はONの状態にしてある

 

 

 初めは戦いやすい敵でありますようにっと

 

 

 ーーーーー

 

 おっふ いきなり群れで来やがった…

 

 洞窟の暗闇から出てきたのは狼のような魔物、角ついてるのがイカにも魔物っぽい

 

 1 2 3 … 13匹

 

 群れで出てくるとクマさんのバイトサーモンランを思い出すなッと

 

 結構なスピードで迫り来る一角狼…そろそろインク塗ったテリトリー内に侵入してくる…まー初めは様子見でっと

 

 コロコロってね

 

 サブ武器のスプラッシュボムを転がす

 

 カランコロンと音を立てスプラッシュボムは狙い通り一角狼の足もとに転がり

 

 キュィィン パァン

 

 弾け飛ぶインクの直撃をくらった一角狼はそのまま膨らみ破裂インクをばらまく…HP180以下でしたか余裕だね

 

 他のメンバーも初手ボム投げて様子見ている、ワカバシューターの射程短いからね

 

 パァン パァン弾ける敵 残る数は8

 

 狼達の角が光出す…なんか来るな

 

 インクに潜り勢いよく後退、まずは敵の観察が大事だよなーまあ置きボムしときますけど

 

 角から放たれる一撃は風の刃 インクを蒸発させながら俺に迫る

 

 ははは 遅い遅いー

 

 そのレベルの一撃を俺が避けられぬわけないだろうが見てからの回避で余裕だ 、そしてその狼の足元で俺の置きボムがぱぁんする

 

 キュピン‼

 

 後は蒸発したインクの部分に気を付けつつインク内から他の一角狼に一気に接近

 

 ババババババ

 

 敵の懐に入り至近距離で1発27ダメージのインクが多段ヒットして一気に狼を溶かす

 

 ガゥゥ

 

 その溶けた一角狼の近くにいたもう一匹が俺に牙を向け襲いかかる

 

 ほいっ キュピン‼

 

 丸い球体が俺を包む、初代スプラトゥーンのワカバシューターのスペシャル ウェポン「バリア」だ 一瞬ノックバックくらうも直ぐにエイム合わせて はいOK~

 

 バリア維持したまま近くの狼もバイバイっと

 

 バリアが切れた頃には辺りは戦闘前のように静かになっていた

 

 「…歯ごたえがない」

 「もうちょと多くても良かったね、サーモンランに比べると数が少ないから余裕だったよ」

 「はいはい、初戦闘なんだから欲張らない、一旦マザーの敵寄せOFFにするよ」

 

 そういったアキはマザーの中にトポンッと入る、俺らは神力の回収かな? 一角狼の弾けた位置にイクラのような塊がある、それを拾いマザーへ運ぶ…気分はサーモンランのバイトだ

 

 

 「じゃあ、俺見張っとくから ナツとフユはマザーで休んできたら?」

 

 「…ん、中もっと詳しく見てくる、よろしく」

 「詳しく見てくるよーお願いね ハル」

 

 トポンッと音を立て二人はマザーの中に入っていく、見た目はゲーム スプラトゥーンのスタート地点にある丸い奴 、中に入るとちょっと良いとこのマンションの一室みたいな空間が広がっている これがマザーの機能 その②だ

 

 リビングにキッチン、お風呂トイレ別 それぞれの個室となかなかの設備だ今はモデルルームみたいに寂しい感じだが神力、つまり「G」 で家具家電などが買えるらしい…もっと魔物狩らねば

 

 ついでに食料とか生活に必要なものも「G」を使って購入する、選んだ食材がリビングにあるの小窓から出てくる、牛乳パックひとつ15G

だった 1G=10円くらいかな

 

 「ハル、イクラぽいの全部回収した」

 

 「おう、で何 G 貯まった?」

 

 「678Gだ、1匹 約50Gくらいかな 」

 

 「おーまずまずだな 、アキ まずは二人の武器購入が目標で良いか?」

 

 「そうだね、生活費とマザーの防御強化代を確保して 残りはまずローラーとチャージャーの武器を買ってあげようか 」

 

 マザーの防御強化は俺達の生命線なので稼いだGの半額はマザーの強化注ぎ込む事を四人一致ですでに決定している

 

 今マザーの能力が

  HP 500 ・防御力10だ

  HPは30Gで1上昇、防御力は1000Gで1上昇だ結構コストがデカイ

 

 防御力と言うのは俺達の武器には無意味だが結構大事である、例えば敵がワカバシューター持ち(防御無視無し)なら1発27ダメージを 1発17ダメージに減らせる 最大HPも大事だし「G」はいくらあっても足りないものだ

 

 「まー頑張るしかないんだよねー」

 

 「だな、試しに敵を誘き寄せたが弱い奴だけが来るとも限らない…結局の所 ギャンブルみたいなもんだな…」

 

 安全を確保するために強くならないといけない…強くなるにはリスクを負わないといけない… 難しいな…

 

 「でも 理不尽にトラックが突っ込んで来るより対処の方法がある分今の方がましだって 、また戦闘配置について誘き寄せるか?」

 

 「だな、ハル見張りよろしく、二人呼んでくるわ」

 

 さてっと そうだ、狼の攻撃でインク蒸発した所塗り直ししてこないとな、そしてG 貯めて 二人の武器を購入だな使用武器使うだけで動きが違うもんな、頑張ろう

 

 

 

 

ーーーーー

 

 アキのメモ帳

 

 一日目

 

 ・魔物

 

 一角狼 角より風魔法のようなものを放つ、スプラッシュボム1発で倒せる為HPは180以下と思われる

  ※魔物にレベルの概念があるならHPなど増える可能性あり注意

 

 1匹 約50G 個体によりばらつきある為レベルの概念がやはりあるかもしれない

 

 爪長ウサギ 二回目の誘き寄せで出てきた大型犬サイズのウサギの魔物、今の所爪に魔法を纏わせた近接攻撃のみ おこなってくるが まだ10匹弱しか遭遇してない為 要観察

 

 1匹約30G

 

 でっかい蜘蛛 これも大型犬サイズの蜘蛛 魔力を纏った糸を放出してくる、糸の挙動はスプラ2のパラシェルターに近い感じ、壁を移動するために注意が必要

 

※フユが虫 苦手のため早急に遠距離武器購入する

 

 1匹約45G

 

 白い蝙蝠 見えない超音波は俺らにダメージは無いようだがインクが広範囲で蒸発する、攻撃方法は近接のみだが動き早く音波で把握しているのか位置取りも上手い

 

 1匹約80G

 

 

 今日の稼ぎ 2192G

 

 出費・マザー強化

  防御力10 → 11

 HP 500 →503

 

 -1090G

 

 食費、冷凍ピザ、ジュース等購入

  -173G

 

 残高 929G

 

 

 

 

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