からかわれ上手の西片くん   作:Iceblade

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☆注意☆
・原作との齟齬があるかもしれません。
・登場人物の気持ち、考え方などは想像で書いています。
・語彙力皆無な部分があると思いますがそこは、温かい目で見てください。

それではお楽しみください。

Iceblade


辞典

「ねぇ、西片」

今日も私のこの言葉から、私達の会話が始まる。

教室の1番左後ろの席に、西片は座っている。私の席はその隣。

「な、何、高木さん」

ふふ、この警戒している表情を見るだけで、笑えてきちゃう。でも今は我慢我慢。

「ねぇ勝負しない?」

「あ、ああ、いいよ」

よし、のってきた。じゃあ、西片を思う存分からかおうかな。

 

今回する勝負は、フィクショナリー。

まず、親と子を決める。親は広辞苑、または国語辞典からひとつ単語を選び、その意味を子が当てるというゲーム。

「負けたほうは、勝ったほうの言う事を絶対聞く、でいいよね?」

「いいよ。ところで辞書は?」

西片は下卑(げび)た笑みを浮かべた。

「高木さん。辞書も持ってないのにそれをしようとするなんて、やっぱりドジだねぇ」

ふふ、かかった(・ ・ ・ ・)

「そうだね、国語辞典は忘れちゃったね。でも」

私は引き出しからとあるものを取り出した。

「まさか、それは、電子辞書!?」

「そうだよ」

目の前の西片はとても悔しそうな顔していたので、思わず笑ってしまった。

「は、早くゲームをしよう」

「あ、そうだった。ごめんごめん、西片のリアクションがあまりにも面白かったから」

そうして私達はじゃんけんをし、西片が親、私が子になった。

西片は電子辞書を受け取ると、操作を始め、う〜んと唸りながら言葉を選んでいた。そんな西片をずっと見つめていると、西片がこちらを向いた。

「な、なんだよ。」

「別に。ただ、真剣な顔の西片もいいな〜って思っただけ」

「えっ・・・!?」

西片の顔が見る見るうちに赤くなっていく。よし、からかっちゃおうっと。

「どうしたの?顔、赤いよ?」

「べ、別に・・・何でも、ない・・・」

そう言うとそっぽを向いた。つまんないな〜。

とその時、「よし、決めた」と西片が叫んだ。

「ふっふっふっ、高木さん、わかるかな?」

西片は下卑た笑みを浮べながら自信ありげに言ってくる。無言で言っていいように促す。

「じゃあ、いくよ。・・・『常世(とこよ)』!」

「常世かぁ〜。んー・・・『永遠の時』、だったかな?」

西片が悔しそうな顔をしている。ということは、私の勝ちってことでいいのかな?

「・・・次は高木さんが親だよ」

電子辞書を受け取ると、早速出す言葉を考える。そして、1つ思い浮かんた。

「じゃあ・・・『恋』!」

西片のほうを見ると、またもや頬を赤めらせている。ずっと黙り込んたままだった。

「い、意味は・・・」

「意味は?」

西片は何かぼそぼそと言った。

「聞こえないな〜」

「・・・男女がお互いを、す、好きに、なること・・・?」

「惜しかったね。正解は、『男女のあいだで、相手を好きなり、いつもいっしょにいたいと思う気持ち。』でした」

「それって、ほぼ正解じゃないの?」

西片が抗議してくるが私はそれを無視して

「私の勝ちね。何してもらおうかな〜・・・。そうだ、ねぇ、帰りにジュース奢って」

 

 

私達は、ずっといっしょにいたいと思えるような関係になるのかな?

 




しばらくしたら書くので、楽しみにしていてください。出てきた言葉の意味は、三省社の『第七版 例解 新国語辞典』を引用させてもらいました。
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