からかわれ上手の西片くん 作:Iceblade
・原作との齟齬があるかもしれません。
・登場人物の気持ち、考え方などは想像で書いています。
・語彙力皆無な部分があると思いますがそこは、温かい目で見てください。
それではお楽しみください。
Iceblade
「ねぇ、西片」
今日も私のこの言葉から、私達の会話が始まる。
教室の1番左後ろの席に、西片は座っている。私の席はその隣。
「な、何、高木さん」
ふふ、この警戒している表情を見るだけで、笑えてきちゃう。でも今は我慢我慢。
「ねぇ勝負しない?」
「あ、ああ、いいよ」
よし、のってきた。じゃあ、西片を思う存分からかおうかな。
今回する勝負は、フィクショナリー。
まず、親と子を決める。親は広辞苑、または国語辞典からひとつ単語を選び、その意味を子が当てるというゲーム。
「負けたほうは、勝ったほうの言う事を絶対聞く、でいいよね?」
「いいよ。ところで辞書は?」
西片は
「高木さん。辞書も持ってないのにそれをしようとするなんて、やっぱりドジだねぇ」
ふふ、
「そうだね、国語辞典は忘れちゃったね。でも」
私は引き出しからとあるものを取り出した。
「まさか、それは、電子辞書!?」
「そうだよ」
目の前の西片はとても悔しそうな顔していたので、思わず笑ってしまった。
「は、早くゲームをしよう」
「あ、そうだった。ごめんごめん、西片のリアクションがあまりにも面白かったから」
そうして私達はじゃんけんをし、西片が親、私が子になった。
西片は電子辞書を受け取ると、操作を始め、う〜んと唸りながら言葉を選んでいた。そんな西片をずっと見つめていると、西片がこちらを向いた。
「な、なんだよ。」
「別に。ただ、真剣な顔の西片もいいな〜って思っただけ」
「えっ・・・!?」
西片の顔が見る見るうちに赤くなっていく。よし、からかっちゃおうっと。
「どうしたの?顔、赤いよ?」
「べ、別に・・・何でも、ない・・・」
そう言うとそっぽを向いた。つまんないな〜。
とその時、「よし、決めた」と西片が叫んだ。
「ふっふっふっ、高木さん、わかるかな?」
西片は下卑た笑みを浮べながら自信ありげに言ってくる。無言で言っていいように促す。
「じゃあ、いくよ。・・・『
「常世かぁ〜。んー・・・『永遠の時』、だったかな?」
西片が悔しそうな顔をしている。ということは、私の勝ちってことでいいのかな?
「・・・次は高木さんが親だよ」
電子辞書を受け取ると、早速出す言葉を考える。そして、1つ思い浮かんた。
「じゃあ・・・『恋』!」
西片のほうを見ると、またもや頬を赤めらせている。ずっと黙り込んたままだった。
「い、意味は・・・」
「意味は?」
西片は何かぼそぼそと言った。
「聞こえないな〜」
「・・・男女がお互いを、す、好きに、なること・・・?」
「惜しかったね。正解は、『男女のあいだで、相手を好きなり、いつもいっしょにいたいと思う気持ち。』でした」
「それって、ほぼ正解じゃないの?」
西片が抗議してくるが私はそれを無視して
「私の勝ちね。何してもらおうかな〜・・・。そうだ、ねぇ、帰りにジュース奢って」
私達は、ずっといっしょにいたいと思えるような関係になるのかな?
しばらくしたら書くので、楽しみにしていてください。出てきた言葉の意味は、三省社の『第七版 例解 新国語辞典』を引用させてもらいました。