からかわれ上手の西片くん   作:Iceblade

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☆注意☆

・原作との齟齬があるかもしれません。
・登場人物の気持ち、考え方などは想像で書いています。
・語彙力皆無な部分があると思いますがそこは、温かい目で見てください。

それではお楽しみください。

Iceblade


欠席

今日は月曜日。土日は学校がなく、西片をからかえなかったので、存分にからかおうと心を弾ませながら登校した。

教室に入り、西片の机を見る。しかし、そこに西片はいなかった。時計を見ると、針は7時45分を指している。まだ来ていなくてもおかしくない時間だ。私はとりあえず、自分の席に座ることにした。5分、10分と時間が経過していく。遅刻かな?と思いながらぼんやりしていると、教室のドアが開く音がした。入ってきたのは――担任の田辺先生だった。

「皆座れー。出欠をとるぞー」

そう言ってクラスメートの名前を一人一人の名前を呼び始めた。それでも、西片は来なかった。これってまさか――

「――――高木」

「あ、はい」

そんなことを考えていたため、呼ばれたこと一瞬気付かなかった。

「――――西片、は今日は風邪で欠席だ」

やっぱりね。予想どうりでため息がでた。あいつ、昨日の夜何かしていたな、と思っていると先生が再び口を開いた。

「欠席連絡は・・・そうだな、高木、頼めるか?」

「はーい」

と棒読みの返事をしたが、内心とても嬉しかった。

 

 

 

放課後、帰る支度を素早く済ませ、早速西片の家に向かった。

玄関の前に立ち、インターホンを押した。「ピンポーン」という音だけが響いたが、反応は返って来なかった。今度は直接玄関の扉を開け、「こんにちはー!」と叫ぶ。すると足音と共に人影が現れた。それは、パジャマ姿でマスクをつけた西片だった。

「・・・だがぎざん!?」

「鼻声じゃない。大丈夫?」

「あまり・・・大丈夫じゃ、ないかも・・・」

そう言うとゲホゲホと咳をした。顔は火照っていて、まだ熱もあるようだ。「はい、これプリント」と言ってプリントの束を差し出す。

「あ、ありがとう」

受け取った西片を見ると、さっきより顔が赤くなっているように見える。

「どうしたの?もしかして、照れてる?」

「ち、違う。熱があ、あるから・・・」

明らかに動揺している。ふふ、やっぱり照れてる。

「・・・ねえ、上がっていい?」

「ダ、ダメだよ!風邪がうつっちゃうから」

「冗談だよ。ていうか、西片慌てすぎ」

あははは、と私は笑う。ほんと、涙が出ちゃう。そして私は「からかわれて、元気出た?」と聞くと、西片は

「・・・高木さんが来てくれたから、少し、元気になったかも」

と呟いた。すると西片は、自分が何を言ったか気づき、何やら慌てて言い始める。

「いやっ、さっきのは、えっと・・・か、風邪がうつっちゃうから、バ、バイバイ!」

と言って、扉を閉めてしまった。

 

ふぅ~、と口からため息が漏れる。

「今のは、反則だよ~」

と呟きながら、日が傾き始めた帰り道を歩き始めた。

 




読んでいただき、ありがとうございました。
からかいがなかなか思いつかない・・・。山本崇一朗先生、どうやったらあんなからかい思いつくんだろ。

次回も楽しみにしていてください!
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