からかわれ上手の西片くん   作:Iceblade

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☆注意☆

・一部ネタバレがあります。
・原作との齟齬があるかもしれません。
・登場人物の気持ち、考え方などは想像で書いています。
・語彙力皆無な部分があると思いますがそこは、温かい目で見てください。

それではお楽しみください。

Iceblade


警報

朝、起きると今まで経験したことのない寒さだった。窓を開け外を見ると、一面真っ白の雪景色だった。まだ雪は降っており、まだまだ積もりそうだ。

テレビをつけ、天気予報の画面にいくと赤字で【大雪警報】と出ていた。ということは学校が休みになる。

「えっ!?これじゃ西片からかえないじゃん」

と思わず口に出してしまったため、母親に変な目で見られた。

朝食を済ませたあと、自室に戻り、ベットに寝転がった。宿題は昨日のうちに終わらせていたからやることがない。

「あ、そうだ!」

最近、西片はスマホを手に入れていたので、電話することにした。

しばらくコール音が続いた後、向こうからの音声が聞こえてきた。

『もしもし?』

と、聞き慣れた声が聞こえてくる。

「西片?起きてる?寝ぼけてない?」

『寝ぼけてないよ。ところで高木さん、警報、出てた?』

と聞いてきた。どうやらテレビを見ていないようだ。

「出てたよ」

と言うと向こうからよしっ、という声が聞こえてきた。

「そんなに嬉しいの?」

「当たり前じゃないか高木さん!」

と興奮したように言ってくる。そりゃそうか、たいていの人はそうだよね。

「ふ~ん、私は西片に会えないからいやかな~」

そう言うと、急に向こうから音が聞こえなくなった。おっ、これは効いたようだ。

「どうしたの、急に黙り込んじゃって」

「い、いや、別に・・・」

と小声で返ってきた。この様子だと相当考え込んでいるようだ。よし、じゃあそろそろ話の内容を変えよう。

「ところで西片。休みだったら何するの?」

「え、え~と・・・勉強・・・かな?」

ふふ、西片ってほんと嘘つくの下手だね。そんなんじゃすぐに嘘だって分かっちゃうよ。

「ふ~ん。『100%片思い』見ないの?」

「なっ!?」

図星のようだ。向こうから何やらもごもご聞こえる。

「何?聞こえないな~」

「べ、別に見ないよ」

「ほんとに?」

「ほ、ほんとに」

「ほんとにほんと?」

「見ないって!」

「ふ~ん、そっか~」

と返事をした時、下から母親の呼ぶ声が聞こえた。どうやら学校から連絡がきたらしい。内容は、警報が解除されたから9時から登校しろというものだった。ということは、学校で西片をからかえる。私は自然とガッツポーズをしていた。時計は7時40分を表示していた。行くまでまだ時間がある。すると母親が「暇なら雪かきしろ」と言われたので、仕方がなくすることにした。時間はあっという間に過ぎ、気がつけば8時20分になっていた。急いで準備をし、学校へ出発した。空はすっかり晴れ、積もった雪がきらきら輝いている。

しばらく歩いていると、見慣れた後ろ姿が見えた。小走りで近づき、肩を叩いた。

「西片」

「た、高木さん!」

突然肩を叩かれて驚いたようだったが、直ぐにいつもの西片に戻った。

「ところで西片、今日は休みじゃなくて残念だったね~」

「べ、別に、残念なんかじゃないし」

「ほんとかな~?」

「ほんとだって!」

「西片、わかりやすすぎ~」

あはは、と私は笑った。やっぱり西片をからかうのは楽しい。そして今日もあの言葉を西片に告げた。

「ねえ西片、勝負しない?」




遅くなってすみません。今回は私が住んでる街に「大雪警報」が出ていたので書きました。やっぱりからかいを考えるのは難しいですね(笑)
次回は原作にあるストーリーを高木さん目線で書こうと思います!楽しみにしていてください!
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