リリカル龍騎ライダーズinミッドチルダ   作:ロンギヌス

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祝 1 0 0 話 目 達 成




……いや本当、自分でもびっくりしています。まさかここまで執筆が続くなんて、連載開始当初は思っていませんでした。どうせ途中で投げ出すだろうと予想していました(ォィ)

それがここまで続いたのは、この小説を読んで下さっている皆様、お気に入り登録をして下さっている皆様、感想を書いて下さっている皆様、アンケートや募集に応じて下さった皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

とうとう100話目に到達しましたが、物語はまだまだ続いていきます。現在はエピソード・アビスを更新中です。

読者の皆様、今後も『リリカル龍騎StrikerS 運命を変えた戦士』をどうかよろしくお願いいたします。

さて、ではエピソード・アビスの3話目をどうぞ。



エピソード・アビス 3

「だぁくそ!! イラつくったらありゃしねぇな!!」

 

「ちょっと、うちの家具蹴らないでくれるかしら」

 

オンボロのアパートにて。シャドウに良いようにやられた挙句、二宮に置いてけぼりにされる羽目になった湯村は苛立ちが収まらず、その発散の為にドゥーエがいる部屋を訪れていた。やって来て早々冷蔵庫に入れられている酒を取り出しては豪快に飲み始め、ドゥーエは呆れた様子で昼食のおでんを食べている。

 

「また荒れてるわねぇ……何、そっちも鋭介に何か言われたの?」

 

「あ? そういうって事は、テメェもか?」

 

「えぇそうよ。鋭介ったら、碌に事情らしい事情も話さないで一方的に通信切っちゃったわ。おかげで今どこにいるのか全然わからない」

 

「んの野郎、また俺達に黙って勝手に話を進めやがる。今回だって生意気なライダーに出くわしたってのに……」

 

湯村は不機嫌そうな表情を隠さず、ソファにドカッと座ったまま酒をグビグビ飲み続ける。一方、ドゥーエは彼が告げた話の内容に喰いついていた。

 

「へぇ、新しいライダーに会ったのね。どんな奴?」

 

「ぷはっ……どうもこうもねぇ、生意気なクソガキだ。俺をコケにしやがって、次はタダじゃおかねぇぞあの小娘が……!!」

 

「小娘ねぇ……そいつ女なの?」

 

「あぁそうだよ。しかもあの感じだと、中身は20歳にも達してないだろうなぁ」

 

「ふぅん。ちなみに特徴は?」

 

「真っ黒でカラスみたいなライダーだが……何でそんなとこまで聞くんだ?」

 

「……いえ、別に」

 

真っ黒でカラスみたいなライダー。その特徴を聞いた時、ドゥーエの眉がほんの僅かにピクリと反応した。彼女の脳裏に思い浮かんだのは、例の事件で目撃されているという謎の黒い羽根。

 

(カラス……それなら黒い羽根と一致するけど……)

 

仮にそのライダーが事件の犯人だとしたら、二宮はわざわざそのライダーに会いに行ったのだろうか。だとすれば通信で「用事がある」とだけ告げて、さっさと通信を切ってしまったのも理解はできる。理解はできるのだが……

 

「……何か気に入らないわね」

 

「お、何だ嫉妬か?」

 

「違うわよ!!」

 

重要な事柄は碌に話してくれなかったりと、どうも自分の扱いが軽い気がしてならない。そんな二宮からの扱いに小さな苛立ちを感じ、湯村から言われた発言を即座に否定するドゥーエなのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わり、ミッドチルダ北部……

 

 

 

 

 

「……ここか」

 

ミッドチルダ臨海第8空港。厳重に封鎖されているこの空港の前に、二宮は到着していた。閉鎖された空港入り口の前には数人の警備員が立っており、そう簡単に侵入できる状況ではなさそうである。

 

(今から数年前、この空港で起こった大規模火災……それを解決したのが、3人の若い魔導師だった……か)

 

今からおよそ3年ほど前。密輸品として運び込まれていたロストロギアが爆発を起こし、それによって発生したとされる大規模空港火災。現場の災害担当局員だけでは対応し切れないほどに被害が大きくなっていく中、その災害を解決する為に動いていたのが、当時偶然近くに居合わせていた高町なのは、フェイト・T・ハラオウン、八神はやての3人だった。なのはとフェイトが逃げ遅れた民間人を救助し、はやてがオーバーSランクの魔法を駆使して上空から消火活動を行う。そんな彼女達の活躍で、死亡者が出る事なく事態は解決へと導かれたという。

 

「若い娘が3人いるだけで、あっという間に事件解決とは……管理局が人材不足ってのは本当らしいな」

 

たった3人の若い少女達が事態を解決に導き、本来こういった状況で活躍するべきであるはずの災害担当局員が彼女達のフォローをするだけで精一杯。この出来事が後々、地上本部の民間人からの支持が低下してしまう要因にもなっているのだから、地上本部の総司令的な立場であるレジアス・ゲイズからすれば溜まった物ではないだろう。

 

(ま、だからこそ俺にとっては都合が良い訳だが……さて)

 

今はそんな事を考える為にここへ来た訳ではない。早いところ、自分を呼び出した張本人を見つけ出さなくてはならないのだ。思考を切り替えた二宮は周囲をキョロキョロと見渡してみるが、それらしい人物はこの場には見当たらない。

 

「どこにいるのやら……ん?」

 

キィィィィィン……キィィィィィン……

 

その時、再び聞こえて来た金切り音。それに気付いた二宮は近くの建物を見て、近くに存在していると思われるモンスターの正体に気付く。

 

『クカカカカカ……』

 

「! コイツ、あの女の……」

 

窓ガラスに映り込んだ、地面に降り立った状態でこちらを見ているシャドウクロウの姿。二宮と視線が合わさった事から、シャドウクロウは翼を広げてその場から飛び立ち、どこかに飛び去って行く。

 

「……空港に行けって事か」

 

つまりは、ミラーワールドを介して空港内部に侵入しろという事だ。ミラーワールドを通じてこの地までやって来たばかりだというのに、例のライダーに会う為に再びミラーワールドに入らなければならないとは。あまりの回りくどいやり方に、二宮は面倒極まりないといった表情で溜め息をついた。

 

「また面倒な事をさせる……変身」

 

再びアビスに変身し、彼は再度ミラーワールド内へと突入。アビスがミラーワールドに入って来たのを確認したのか、空中を飛び回っていたシャドウクロウはアビスを案内するかのように空港へと向かって行く。

 

(わざわざ俺にミラーワールドを通らせるという事は……空港内部に出入り口がある(・・・・・・・)、という事で良いのか……?)

 

そうでもなければ、火災でボロボロになっている空港に自分を案内する理由がわからない。アビスは空港まで一定の速度で飛んで行くシャドウクロウを、ライドシューターに乗り込んで追いかけて行く。

 

『クカァ!』

 

「……ここから入れと?」

 

そしてアビスが空港の敷地内に潜入した後、空港施設の壁にできている大きな穴の前で、飛んでいたシャドウクロウが地面に着地。シャドウクロウが見ている穴を見て、アビスは停車させたライドシューターから降りて穴の前に立ち、そこを通じて施設の内部へと入って行く。

 

「想像はしていたが……ここまでとはな」

 

大規模火災に遭った空港施設は、どこもかしこもボロボロだった。ガラスは全部割れており、施設内に建っていたと思われる巨大な女神像が倒れた状態で放置されている。更に進んでみると、階段が崩落していて通れなくなっていたりと、とてもじゃないが人が出入りできるような場所ではない。

 

(ここに奴がいるのか……?)

 

 

 

 

 

 

「待ってたわよ」

 

 

 

 

 

 

「!」

 

声のした方にアビスが振り返る。アビスが見た先には、崩落して途切れている階段の上で足を組んで座り込んでいるシャドウの姿があった。

 

「お前……」

 

「こっちよ。付いて来て」

 

立ち上がったシャドウはクルリと背を向け、階段を上がって上の階へと進んで行く。このまま素直に付いて行くべきか少し考えるアビスだったが、ずっとここにいても埒が明かないと判断し、崩落している階段をライダー特有の跳躍力で軽々と飛び越えてから彼女の後を付いて行く事にした。

 

「ここよ」

 

そして辿り着いたのが、他に比べて火災の被害が比較的少ないと思われる小さな部屋だった。ギィィィ……と今にも壊れそうな音を立てながらドアが開き、そこに入ったシャドウは少しだけ罅割れている窓ガラスに飛び込み、現実世界へと戻って行く。それに続くようにアビスも現実世界に帰還し、2人は同時に変身を解除する。

 

「あなたにとっては初めましてかもしれない……けど、敢えて私は久しぶりと言わせて貰うわ」

 

「……何者だ?」

 

シャドウの変身を解除し、人間としての姿を露わにした少女は、その身に黒いセーラー服を纏っていた。胸元には赤いスカーフを着けている他、下半身の短いプリーツスカートからは白い太ももが露わになっており、履いている黒いニーソックスも相まって美しく魅せている。髪型は黒い長髪をポニーテール状に結んでおり、前髪には赤いヘアピンが2つほど着いていた。

 

「野崎溟……って言えば、あなたはわかるかしら」

 

「何……?」

 

黒いセーラー服の少女―――“野崎溟(のざきめい)”がそう名乗った途端、二宮は自身の記憶に何らかの引っ掛かりを覚えた。記憶に引っ掛かりを覚えるという事はつまり、自分は彼女の名前を、何らかの形で聞いて事があるという事だ。それを思い出すべく、必死に過去の記憶を思い起こしてみた結果……数秒ほど時間を要する事で、二宮はようやく思い出した。

 

「待てよ……その学生服にその校章……お前、水無月高校の奴か?」

 

「! 知ってるの?」

 

「たった今思い出した」

 

水無月高校(みなづきこうこう)。二宮の口からその名前が出た途端、溟は少しだけ驚きの表情を見せた。

 

「いつ頃だったかは覚えてないが……仕事の用事で高校のすぐ近くに寄った時、たまたま当時担任だった先生に声をかけられてな。水泳部のOBとして、少しだけ水泳部が活動している様子を見させて貰った事があった。確かその時だったか……ある女子部員が1人、1年生の頃からレギュラーとして大会で活躍していると聞いている。もしかして、その女子部員がお前か?」

 

「正解。何だ、意外と知ってるんじゃない」

 

「知ってるのはそれくらいだがな。あまり会話らしい会話もしてないし、関わったのはそれっきりだ」

 

「ふぅん……そっか」

 

二宮の話を聞いた溟は興味深そうな表情を浮かべながら、近くのボロボロなソファに座り込む。

 

「じゃあそっちの私(・・・・・)は、ライダーにはならなかったみたいね」

 

二宮の目付きが一変する。それに対して溟はニマリと笑い、足を組んだままソファに肘を突いた姿勢を取る。

 

「……そういう言い方をしてるって事はだ。聞いたんだな? オーディンに」

 

「えぇ、聞かせて貰ったわ。私が初めてこの世界に来た時に一通り」

 

(……何故その事を俺に伝えないんだか、あの野郎)

 

二宮と裏で手を結んでいる正体不明の戦士―――仮面ライダーオーディン。かつて神崎士郎の忠実な手駒として動いていた彼は、ミッドチルダに来てもなお素性不明のままで、普段からどこにいるのかわからない状態だった。そのオーディンから事情を知ったという溟の言葉に、二宮はきちんと報告をしてくれないオーディンに対して小さな不満を募らせる。

 

「まぁ良い。既に知っているのなら、こっちも説明の手間が省けて助かる……取り敢えず今は、お前の話を聞かせて貰おうか」

 

「えぇ、良いわよ。元々そのつもりでここに呼んだ訳だし」

 

二宮も溟が座っているソファに座り込むが、2人の距離は少しだけ離れている。溟はそれに気付きながらも敢えて口は出さず、話を続ける事にした。

 

「まずは教えろ。あの時、お前が言っていた言葉の意味を」

 

「……言葉通りの意味よ。私もあなたと同じ、天涯孤独の身となった人間って訳」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『パパ、ママ、こっちこっち!』

 

『はいはい、今行きますよっと』

 

『あんまりはしゃいだら溺れちゃうぞ~?』

 

小さい頃の私は、ただひたすら泳ぐのが好きなだけの子供だった。夏の時期はいつも近くのプールまで連れて行って貰って、その時の私はとても幸せだった。

 

こんな楽しい日々がいつまでも続いていけば……そう思っていたのに。

 

『パパ……ママ……?』

 

小学4年生の頃だったかな……私の耳に、両親が事故死したという報せが入り込んで来た。急いで病室に駆けつけた私を待っていたのは、二度と目覚めない眠りについたお父さんとお母さんだった。

 

私は泣いた。葬式の時も、私はずっと泣き続けた。そんな私を慰めてくれる人間は……ほとんどいなかった。

 

『あぁもう、いつまでもギャンギャン泣いてうるさいわね!! 黙らないとぶつわよ!!』

 

『お、おいおい、相手はまだ小学生だぞ……!?』

 

『うちの子だって小学生よ!! 大体アンタもアンタよ、アンタの姉の子かなんか知らないけど、よくもまぁこんな面倒なのを引き取ってくれたわね!!』

 

それからというもの、私は叔父や叔母、親戚等をたらい回しにされ続けた。ほとんどの人が私を邪魔者扱いして、私に暴力を振るってきた。

 

『うわ、根暗女が来たぞ!』

 

『来んな、あっち行け!』

 

学校でも、私は周りのクラスメイトからずっと虐められていた。クラスメイトの連中から見て、親がいない私は虐めるには打ってつけだったのかもしれない。担任の先生に相談しても、先生は解決してくれるどころか、責任を問われる事を恐れて虐めを放置する始末だった。

 

その時から、私は周りの人間が信じられなくなっていった。

 

ある程度自分で家事ができるようになってからは、誰の手も借りずに自分1人で生活してきた。

 

虐めてきた連中と何度も喧嘩する内に、次第に喧嘩が強くなって返り討ちにする事が多くなっていった。

 

いつからか虐めは収まったが、同時に誰も自分に親しくなろうとする奴はいなくなっていた。

 

私はこれで良い。誰も信用できないのなら、初めから誰も信用しなければ良い。

 

そう自分に言い聞かせながら、私は成長していった。

 

そして高校生になって、昔からずっと泳ぐ事が好きだった私は水泳部に加入して……そこで私は、ある1人の男に出会う事となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『おぉ、良いぞ野崎! またタイムが縮んだな!』

 

『……ありがとうございます』

 

高校2年生の頃。学校のプールで、私はいつも通りタイムを縮める為に練習を続けていた。

 

3年の先輩は私の泳ぎを褒めてくれていたけど、その頃から誰の事も信用していなかった私は、そんな先輩の言葉に対しても、常に淡々とした返事を返すだけだった。

 

どうせ、やる事はいつもと変わらない。自分は自分の泳ぎをするだけ。

 

そう思い込んでいた時……私の前に、()は現れた。

 

『ねぇねぇ、あの人誰だろう?』

 

『さぁ? でも、なんかちょっとカッコ良いかも……♡』

 

『えぇ~そうかなぁ~? 眼帯がちょっと怖そうじゃない?』

 

『……?』

 

たまたま仕事で近くを寄ったという水泳部のOBが、顧問の先生に声をかけられ、部活動の様子を見に来ていたという事を私は後から知った。

 

その左目に白い眼帯を着けたOBらしき男は、顧問の先生と何か話をしているようだった。他の部員達の話に聞き耳を立ててみたところ、彼も自分と同じように大会で活躍し、何度か優勝もした事があるらしい。当時の私はそんな彼の話にあまり興味を抱いてはいなかったが……只者ではない事だけは、私にもすぐに理解できた。

 

『……ふぅん』

 

『ッ……!』

 

その男と私の視線がたまたま合った。その男の目付きは獰猛で、まるで獣のようだった。視線が合った私は、少しだけ彼の目に気圧されたような感じがした。

 

それでもまだ、彼とそれほど深い関わりを持つ事はないだろうと、この時の私はそう思っていた。

 

しかし……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『痛っ……ちょ、何するの……離してよ……!!』

 

『チッ暴れんなって、大人しくしろ!』

 

『へぇ、なかなか可愛いじゃねぇか……!』

 

その日の夕方だった。

 

家に帰宅しようとしていた私は、同じ学校の不良生徒達によって、体育倉庫まで連れ込まれた。後ろから突然捕まえられたせいで、私は抵抗らしい抵抗ができなかった。

 

『ふん、良い気になってんじゃないわよ。2年の癖にデカい顔しちゃってさ』

 

『そうそう。あまり調子に乗ってると痛い目見るわよ?』

 

『ッ……何をする気……!?』

 

『何する気かって? へへへ……こうするのさ!!』

 

私の水泳部での活躍を妬んだ、一部の3年生部員の仕業だった。罠に嵌められた私は逃げ出す事もできず、私を連れ込んだ不良達によって慰み者にされた。この私から純潔を奪った不良達は、思いのままに私を貪り続けた。

 

 

 

 

私は憎かった。自分をこんな目に遭わせた奴等が。

 

 

 

 

私は憎かった。こんな奴等に良いようにされている自分の無力さが。

 

 

 

 

私は憎かった。自分から居場所を奪い続ける世界その物が。

 

 

 

 

それから数時間後だった。

 

 

 

 

倉庫内に放置され、意識が飛びかけていた私の前に……あの男が現れたのは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『望みを叶えるチャンスを与えてやる……戦え』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてそれが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『酷くやられたな……うちに来い。そのカードデッキの事で、お前に話がある』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私とあの白い眼帯の男―――二宮鋭介が繋がりを持つ事になる、1つの小さな切っ掛けだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To be continued……

 




名前が明かされました仮面ライダーシャドウの変身者―――野崎溟。彼女が二宮と会おうとしていたのには、彼女の過去が大きく関係していました。

そんな彼女の背景を語る中で、明かされたのは二宮の意外な学生時代。実は彼も元々は水泳部員で、溟が所属していた水泳部のOBでした。高校時代の彼も、レギュラーで出場していた大会では『隻眼の超新星(ルーキー)』という二つ名で有名だった模様。
この時、たまたまお互いの視線が遭った事を切っ掛けに、二宮と溟は深い関わりを持って行く事となるのです。

さてさて。次回は二宮に拾われた溟が、如何にしてライダーバトルに身を投じるようになっていったのか……その辺りの背景をじっくり描いていく予定です。

数名ほど、原典のライダーも登場するよ!
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