そして今回は第19話で無念の死を迎えてしまった湯村敏幸/仮面ライダーインペラーについてのキャラ設定と、キャラ造形に関する簡単な解説を載せてみました。
ネタバレが多く含まれている為、先に本編を最新話まで一通り読み終わってからご覧下さい。
追記:お気に入り登録が気付いたら100件を超えていた事に気付き、内心マジで驚いております。登録して下さった皆様、本当にありがとうございます!
更に追記:知り合いから「日間ランキング10位入ってるで」と言われ「いやいやまっさか~www」と軽い気持ちでランキング覗いてみたら……
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …!?
……マジで日間ランキング10位だったので、連載している中で一番驚きました(一時的な物だったのでランキングからはすぐに消えましたが)。
ちょっと待って、何が起きたんだ一体!?
取り敢えず、この作品を読んで下さっている読者の皆さんに言いたい……本当の本当にありがとうございます!!!
更に更に追記:活動報告にて、ちょっとした募集を開始しました。詳しくは活動報告にて。
詳細:仮面ライダーインペラーの変身者。23歳。タイムベントで繰り返されるライダーバトルの中、『佐野満にカードデッキが渡らなかったループの世界』でインペラーに変身していた人物であり、ベルデ率いるライダー軍団の1人として龍騎とナイトを追い詰めようとしたが、城戸真司/仮面ライダーナイトサバイブに敗れて死亡。その後、世界が再生されると共にミッドチルダへと転生した。
元いた世界では高見沢グループの社員で、高見沢に従ってライダーバトルに参加していたが、実は高見沢の偉そうな態度に少なからず不満を抱いていたらしく、彼が秋山蓮/仮面ライダーナイトに返り討ちにされて死亡した時は内心清々していた模様。同じく高見沢と同盟を組んでいた二宮との面識もあるが、ミッドチルダで対面した二宮は彼が知らないループの世界から転生してきた二宮であり、彼からは「高見沢のところにいた部下」という認識しかされていない他、後先を考えずに動いている事から「単細胞馬鹿」と見下されていた。
ミッドチルダに転生した後、元いた世界に帰るつもりはないのか、オーディンに大金で雇われモンスター狩りに興じていた。非常に好戦的な性格で、モンスターに限らず敵を集団で一方的に追い詰めて叩き潰す事に一種の高揚感を感じており、契約維持の為に一般人をモンスターに襲わせたり、ストレス発散の為にギガゼール達に八つ当たりで攻撃するなど残忍性が強く、酒癖も悪い。人間を超える力を手に入れたあまり、力その物に溺れ、人間性が醜く歪んでいってしまった人物と言える。
元いた世界でも「ヒーロー気取りで吐き気がする」という理由で嫌悪していた手塚、自身に手痛い反撃をしてきた美穂の2人に対して、かつて自身を倒した城戸真司と重なって見えた事に苛立ち、2人を始末しようと幾度となく付け狙うようになる。しかし何度も2人に挑んでは返り討ちにされており、その苛立ちから二宮の忠告も無視し始め、そのせいで二宮からも次第に見切りを付けられてしまう。そして遂には手塚にトドメを刺そうとしたところで二宮の不意打ちを受け、アビスのファイナルベントでカードデッキが罅割れたところに追撃のキックを受けてミラーワールドから追い出され、現実世界に戻った直後に限界を迎えたカードデッキが破損。ガゼル軍団から契約破棄と見なされ、最期はフォワードメンバー達の救援も間に合わず、彼女達の目の前でガゼル軍団に喰い殺されてしまった。
集団を率いて敵を一方的に追い詰めていく戦いに高揚感を見出してきた結果、その集団によって一方的に喰い殺されるという、皮肉かつ因果応報な末路を辿る事となった。
仮面ライダーインペラー
詳細:湯村敏幸が変身する仮面ライダー。イメージカラーは茶色。ギガゼールと契約しているが、ギガゼールの能力を利用して他のガゼル系のミラーモンスター達も複数従える事を可能にしており、集団で敵を一方的に追い詰めていく戦法を多用する。
しかし集団を率いて戦う事に執着するあまり、単独での戦闘には慣れていないのか、1人になってしまった途端に追い詰められてしまう事が多かった。
詳細:右足の膝に装備されているアンクレット型の召喚機。膝を曲げる事でスロット部分が開放され、そこにアドベントカードを装填する。
ギガゼール
詳細:湯村敏幸と契約しているガゼル型ミラーモンスター。発達した脚力で高速移動し、両腕に付いた高周波電磁カッターやドリル状の刃が付いた槍などの武器を使ったヒット&アウェイ戦法を得意としている。
また、四肢から発する電気信号を使って同種族のモンスター達と意思疎通し、常に群れを率いて行動する習性を持っており、これを活用して同種族のモンスター達もインペラーの支配下に置いている。ただしこの場合、眷属として集まってきた同種族のモンスター達も餌を求めてくるという大きなリスクを抱える事になる為、湯村はその対策として主に不良やチンピラを餌として襲わせていた。また、湯村自身がストレス発散の為にギガゼール達に八つ当たりで攻撃する事もある。
アビスの攻撃でインペラーのカードデッキが破損した後は契約破棄と見なし、集団で湯村に襲いかかり彼を喰い殺してしまった。湯村の死後、彼に付き従っていたと思われる野生の個体が複数確認されている。
ギガゼール単体は4000AP。
スピンベント
詳細:ギガゼールの頭部を模した槍『ガゼルスタッブ』を召喚する。2000AP。
ファイナルベント
詳細:インペラーの合図と共にギガゼール達が一斉に敵に突撃し、集団でダメージを与えたところにインペラーが左足でローリングソバットを炸裂させる『ドライブディバイダー』を発動する。5000AP。
さて、ここからは湯村のキャラ造形についての簡単な解説です。
Q.湯村を登場させようと思った切っ掛けは?
A.正直な話、一からオリジナルのミラーライダーを考えるのは非常に難しかったです。それでも何とかオリジナルキャラも出してみたいと思っていました。
そこで、TVSPで真司が持っていたライダーリストに載っていた名前『湯村敏幸』と『椎名修治』の名前が使えそうだなと思い、TVSPで唯一声が別人だったインペラーに目を付けてみました。
ちなみにこのライダーリスト、本編でインペラーだった佐野満だけでなく、仮面ライダータイガ/東條悟の名前も載っていなかったとの事で(※)。
※TVSP放送当時、TV本編ではまだタイガとインペラーが登場していない。
Q.湯村のキャラを掴んだ切っ掛けは?
A.オリジナルキャラとなると、龍騎に登場するライダーらしく人間性に何かしらの歪んだ一面が必要だなと思ったんですが、やはり一から考えるのは非常に難しい物がありました。
しかしTVSPの戦闘シーンを見ていた時、とあるシーンがキャラを掴む切っ掛けになりました。それは龍騎とナイトがベルデ率いるライダー軍団に追い込まれる中、龍騎がコアミラーを破壊しに向かおうとしたシーンです。
龍騎「アレ(※コアミラー)さえ壊せば、全てが終わる!!」
龍騎が↑の台詞を言った直後、ベルデ率いるライダー軍団の中で真っ先に駆け出したのが、他でもないインペラーなんですよね。実はインペラーの方が王蛇より先に龍騎に襲い掛かっていたんです。
このシーンを見て「このインペラーはやけに好戦的だな」と思い、これが湯村のキャラを掴む切っ掛けになりました。
ちなみに湯村のキャラの元ネタですが、実は他にもう1人います。それについては↓の解説で。
Q.湯村のライダーバトルにおける願い事って何?
A.湯村の場合、願いらしい願いは特に持っていません。第10話で彼が言った「気に入らないと思った奴をぶっ潰す為にライダーになった」という台詞が全てです。
TV本編の27話にて、ライダーに変身しようとした少年がいましたが、実はこの少年もまた、湯村のキャラを作るのに参考になった元ネタの1人です。
この少年はライダーに変身したい理由について「だってカッコ良いじゃん。生意気な奴をやっつけられるし」と告げており、今回はこの『生意気な奴をやっつけられる』という点に着目しました。もしこの少年が考えを変えないまま悪い方向に成長した場合、今の湯村みたいな、人間性の歪んだ幼稚かつ最低な大人になってしまうんじゃないかと考えた訳です。
「自分が嫌いな奴をやっつけたい。表には出さずとも、そういう事を思ってしまう人間だって少なからずいるかもしれない」という風に考えてみた結果、今の湯村のキャラが完成しました。
Q.湯村インペラーのドライブディバイダーが微妙に違うのは何故?
A.佐野インペラーと区別する為です。彼が膝蹴りなら、湯村はローリングソバット……という感じで。
それから変身ポーズも佐野とは異なります。湯村の場合は龍騎やナイトみたいに結構シンプルな感じになっていますね。
Q.元いた世界のライダー達とはどんな関係?
A.まず、高見沢グループ総帥である高見沢には基本的に忠実でした。ただし↑の設定でも書いた通り、湯村は偉そうな態度の高見沢を内心では快く思っておらず、彼が蓮に倒された時は密かに「ざまぁ見ろ」と思っていました。
二宮(アビス)・芝浦(ガイ)・須藤(シザース)・北岡(ゾルダ)は湯村と同じく、利害の一致で高見沢と同盟を組んだライダー達です。集団で敵を一方的に追い詰める戦いが好きな彼は、彼等と一緒になって真司と蓮を追い詰めましたが、まさかナイトサバイブとなった真司に負けて死ぬ羽目になるとは思ってもみなかった事でしょう。
ちなみに浅倉(王蛇)とは基本的に関わりを持とうとはしませんでした。奴に関わったら蟹刑事……もとい須藤と同じような末路を辿る羽目になりますからね。
Q.どうして手塚と美穂を何度も付け狙ったの?
A.↑の設定や劇中でも語られた通り、彼は真司が変身したナイトサバイブに敗れて死亡しました。自分が『ケツの青い甘ちゃん』と見下していた真司に敗れた事で、湯村はそれを屈辱に思った訳です。
そして真司と同じくモンスターから人を守る為に戦う手塚と、真司に関わって彼の影響を受けた美穂……この2人にかつての真司の姿が重なって見えてしまった事で、真司に負けた時の事を思い出して苛立ち、その苛立ちを晴らす為に2人に襲い掛かりました。
要するにただの八つ当たりです。2人からすれば溜まったもんじゃありません。
Q.ミッドチルダに来てから、彼はどんな生活を送っていたの?
A.ぶっちゃけるとホームレスみたいな生活です。劇中でも何度か描写したように、不良やチンピラからカツアゲしたお金で食事代を確保し、寝床は立ち入り禁止区域などの人がいない建物に潜伏していました(寝る為の毛布もカツアゲしたお金で購入)。なお、数回ほど二宮とドゥーエがいるアパートに泊めさせて貰った事もあります。
Q.どうしてオーディンに雇われていたの?
A.単純に資金調達の為です。モンスターを1体倒すごとにオーディンから報酬の資金を貰っていました。
Q.湯村はミッドチルダについてどれくらい把握してる?
A.手塚や美穂よりも早い段階でミッドに流れ着いた為、首都クラナガンの地形は割と把握しています。ミッド語については、いち早くミッド語を修得した二宮からミッド語の翻訳表を作って貰いました(ドゥーエ曰く「その時の二宮は超めんどくさそうな顔をしていた」との事←)
時空管理局の魔導師に対しては、モンスターにまともに対応できていないのもあってか、かなり舐め腐ったような態度を取っていましたが、ホテル・アグスタでの戦いでティアナから手痛い攻撃を受けた挙句、シグナムとヴィータが(時間切れで消滅しかけていたとはいえ)ガゼル達を倒してみせた事で、彼女達の事も強く敵視するようになりました。
Q.今作における湯村の役目って何?
A.ガゼル軍団を戦闘員ポジションの敵として活用する為の召喚師みたいな役目です。実は、ある理由からミッドチルダのミラーワールドではシアゴースト系がそれほど繁殖していません。なのでモンスターを一度に大量発生させる為にインペラーのガゼル軍団を採用しました。ちなみに美穂が手塚達の仲間になったのには、ファムのファイナルベントであるミスティースラッシュが、ガゼル軍団の攻略に一番最適だったという理由も含まれています。
ただし、本編途中でスカリエッティがモンスター型ガジェットの開発と量産に成功した事で、『機動六課の魔導師でも倒せる戦闘員キャラ』が他に誕生してしまった為、その時点で『魔導師では倒しにくい戦闘員キャラ』であるガゼル軍団の存在は不要になり、それと同時にインペラーも用済みに近い状態になった訳です。その為、湯村には悪いですがさっさとアビスにやられて退場して貰いました。
Q.湯村の死に方は最初から決まっていたの?
A.これは早い段階で決まっていました。集団で敵を一方的に追い詰めていくのが好きなら、その集団によって一方的に殺されるのが彼にはお似合いの最期でしょう。
Q.オーディンは彼や二宮を雇って何をしようとしてるの?
A.それはまだ明かせません。
ひとまず、今回のキャラ設定&キャラ解説はこんなところで終わりたいと思います。
それではまた。
なお、今週の金曜日と土曜日は個人的な事情で忙しい為、本編の更新ができません。次の更新は恐らく日曜日以降になると思います。ご了承下さいませ。