リリカル龍騎ライダーズinミッドチルダ   作:ロンギヌス

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文字を太字にしたり大文字にしたりする方法を最近知りました←

そんな呟きは置いといて、第36話をどうぞ。

活動報告の短編アンケートもまだまだ続いていま~す。



第36話 鳳王

『シャアッ!!』

 

「……ッ!」

 

ライドシューターに乗り込み、ガルドサンダーを追いかける形でミラーワールド内を移動していたライア。そんな彼が辿り着いたのは、ヴィヴィオが六課に保護された日、そして湯村が死亡した日に一同が激しい戦いを繰り広げた廃棄都市区画。ライドシューターから降りたライアの行く先に待ち構えていたのは、積み重ねられた瓦礫の上に座り込んでいるブレードだった。

 

「待っていたよ、手塚」

 

「雄一……!」

 

ガルドサンダーがブレードの隣に降り立ち、ブレードも瓦礫の上から立ち上がる。その左手は既にガルドバイザーの柄部分にかけられている。

 

「答えてくれ雄一……お前がスカリエッティに従っているのは本当なのか?」

 

「……そっか。もうそこまで知ってるんだね」

 

「……何故だ!! 奴に従ってまで、何故そこまでして戦おうとする!? お前ほどの優しい人間が何故……!!」

 

ライアの問いかけに、ブレードは否定の意志を示さない。その反応から彼がスカリエッティに従っているのが本当の事だとわかり、ライアは声を荒げて雄一に問い詰めようとしたが、そんな彼をブレードが右手で制する。

 

「手塚。ハッキリ言うとね、俺はお前が思っているような優しい人間じゃない。むしろ真逆の人間だ。俺は俺の望みを叶える為に、お前を犠牲にしようとしてるんだから……」

 

「なら、お前の望みは何だ!? お前は何の為に戦って―――」

 

「悪いけど、それ以上は話せない」

 

『シャアッ!!』

 

「……ッ!!」

 

ブレードはガルドバイザーを引き抜き、ガルドサンダーがその場から跳躍し宙を飛行し始める。彼はそれ以上語るつもりはないようで、ライアもいつでもカードを引き抜けるよう右手をカードデッキに移動させる。

 

「今度は俺からも聞かせて欲しい……手塚。ライダーをやめるつもりはないか?」

 

「!?」

 

ブレードから投げかけられた問いかけは、ライアを一瞬だけ動揺させる。

 

「このミラーワールドじゃなく、現実世界でモンスターを倒してしまえば、お前はモンスターに襲われる事なくライダーをやめる事ができる。現実世界なら、消滅する危険性もない……どうする? 手塚」

 

彼の言う通り、手塚と契約しているエビルダイバーを倒してしまえば、手塚はライダーの戦いから解放される事だろう。おまけにそれを実行するのはミラーワールドではなく現実世界であるのなら、ミラーワールドで消滅してしまう危険性もない。それは戦いを好んでいない者からすれば、願ってもいない事かもしれない……だが。

 

「……お前なら、答えはわかっているはずだ」

 

≪SWING VENT≫

 

その問いかけに、ライアの答えが揺らぐ事はなかった。エビルウィップが召喚され、それを右手で掴んだライアはエビルウィップを伸ばして地面を叩く。

 

「この戦いから逃げるつもりは毛頭ない。それが俺の答えだ、雄一」

 

「……そっか。うん、そうだよね。手塚ならそう答えるだろうと思ってたよ」

 

≪AX VENT≫

 

ガルドバイザーの開かれた装填口にカードが装填され、ブレードの手元にトマホークの形状をした武器―――“ガルドアックス”が飛来。ブレードはそれを右手で掴み、それを両手で持って構えを取る。

 

「なら手塚……後はもう、やる事は1つだ」

 

「……本当に、お前は止まらないつもりなのか?」

 

「昨日も言っただろう? 手塚……俺はこうするしかないって」

 

「……そうか」

 

これ以上何かを話したところで、もはや戦闘は避けられないだろう。そう考えたライアとブレードは、お互いにジリジリと少しずつ歩を前に進めていき……同時にその場から素早く駆け出した。

 

「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」」

 

擦れ違い様に、エビルウィップとガルドアックスの一撃がぶつかり合う。それを皮切りにライアとブレードの戦いが始まり、互いの武器が互いを攻撃し合い、攻撃の当たった装甲から激しく火花が飛び散っていく。

 

「ッ……おぉぉぉぉぉぉっ!!」

 

「くっ……つあぁ!!」

 

ガルドアックスがライアの左肩を、エビルウィップがブレードの左腕を攻撃し、2人は同時に吹っ飛ばされ地面を大きく転がる。それでも2人はすぐに立ち上がり、お互いに距離を取りながらも荒廃したビルの中へと同時に移動していく。

 

『シャアァァァァッ!!』

 

「ッ……チィ!!」

 

しかし当然、攻撃をしてくるのはブレードだけではない。空中を飛行していたガルドサンダーも荒廃ビルの中に高速飛行しながら突入し、ライア目掛けて何発もの火炎弾を連射する。ライアが走る後方で火炎弾が次々と着弾していく中、そんなライアに跳びかかって来たブレードがガルドアックスを振り下ろし、ライアはエビルバイザーを振り上げてその攻撃を防いでみせた。

 

「ッ……さっきの質問だが、こっちも敢えて質問で返す!! 何故お前は俺にあんな事を聞いた!?」

 

「何の話かな……ッ!!」

 

「俺にライダーをやめないかと聞いた事だ!! 俺があんな答えを返すとわかっていたのなら、何故お前は問いかけようと思った!?」

 

ガルドアックスを握ったブレードの右手をライアが掴み、ブレードもエビルウィップを握っているライアの右手を掴み取る。掴み合いの状態になる中、ライアはブレードに再び問い詰めた。戦う事は避けられないとしても、せめてブレードの真意だけはどうしても確かめたかった。

 

「……俺のせいだから」

 

「何……?」

 

「……お前をライダーにしてしまったのは、他でもない俺だから……だから俺は!!」

 

「ッ!?」

 

ブレードから言い放たれた言葉に、ライアに再び動揺が生まれる。その隙を突いてブレードはライアの腹部を蹴りつけ、一定の距離を取ってからライアと相対する。

 

「雄一、どういう事だ……!?」

 

「あの時、俺はライダーになる事を拒んで、ガルドサンダーに喰われた。お前のカードデッキは元々、俺が使うべき物だったのに、俺が我儘を言ったせいで……手塚、お前が俺の代わりにライダーになった。俺が背負うべきだった物を、お前に背負わせてしまった」

 

「!?」

 

「俺がライダーになっていれば、お前にそんな運命を背負わせる事はなかったのに……あの時、俺が戦いを拒んだりしなければ……!!」

 

「ッ……雄一、それは―――」

 

それだけは絶対に違う。ライアは否定したかった。自分がライダーとして戦う事になったのは、自分の意志で戦う事を決めたから。そうブレードに伝えたかった……しかし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『『『ブブブブブッ!!』』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「―――ッ!?」」

 

無情にも、それはこの空間に巣食う異形達によって妨害された。

 

『ブブッブブッ!!』

 

「ッ……モンスターか!?」

 

「こんな時に……!!」

 

『ブブブッ!!』

 

『ブッブッブッブッブッ!!』

 

現れたのは蜂型の怪物―――“バズスティンガー”が3体。赤いボディを持つ“バズスティンガー・ホーネット”は両腕の毒針を振り回してライアに攻撃を仕掛け、黒いボディを持つ“バズスティンガー・ワスプ”はレイピアのような武器でブレードのガルドアックスと激しく切り結ぶ。そして少し離れた位置からは黄色いボディを持つ“バズスティンガー・ビー”が、弓から複数の矢を放ち2人を狙い撃とうとする。

 

「ッ……どけ!! 邪魔をするなぁっ!!!」

 

『ブブッ!?』

 

『シャアァッ!!』

 

バズスティンガー・ビーが撃ち放つ矢は、ライアのエビルバイザーとブレードのガルドアックスで防がれ、ブレードが怒号を上げながらバズスティンガー・ワスプをガルドアックスで斬りつける。野生のモンスター達をも交えた戦闘がミラーワールド内で繰り広げられる中……その様子を、別の荒廃ビルの中からオーディンが腕を組んだ状態で静かに眺めていた。

 

『モンスターも介入して来るとはな……さて、他の所はどうなっているのか……』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

『ブ、ブブッ……!!』

 

現実世界。陸士108部隊に属するギンガもまた、トンボ型に変形した大量のガジェット相手に奮闘していた。彼女の左腕に装備されたリボルバーナックルがまた1機のガジェットを殴り壊し、彼女の後方には木っ端微塵に破壊されたガジェットの残骸が転がっている。

 

(こんなに多く現れるなんて前例がない……早くスバル達と合流しなきゃ……!!)

 

しかし、そうは問屋が卸さない。

 

「見つけたぞ」

 

「ッ!?」

 

両足のブリッツキャリバーで一気に駆け抜けようとしたギンガ目掛けて複数のナイフが飛来し、ギンガがかわす事で地面に刺さったナイフが次々と爆発していく。ギンガが見上げた先からは、複数のナイフを両手に構えた眼帯の少女―――チンク、巨大なサーフボードのような物に乗り込んだ赤毛の少女―――ウェンディ、そしてギンガと同じようなガントレットを装備した赤毛の少女―――ノーヴェの3人が姿を現した。

 

「タイプ・ゼロファーストだな。お相手願おうか」

 

「!? あなた達は……ッ!!」

 

チンクが再びナイフを投擲し、ギンガが頭を下げると同時に後方で爆発が起こる。そして駆け出そうとしたギンガにウェンディとノーヴェが同時に突撃し、彼女に攻撃を仕掛けていく。

 

「恨みはないっスけど、ドクターの命令なんで……」

 

「ぶっ潰してから連れて行く!!」

 

「くっ……ウイングロード!!」

 

サーフボードのような固有武装―――ライディングボードによるウェンディの突進、右腕に装備したガントレット型の固有武装―――ガンナックルによるノーヴェのパンチをかわし、ギンガもウイングロードを展開して戦場を地上から空中に変えて激しい攻防を繰り広げる。しかし彼女達ナンバーズは、ギンガにまともな戦闘をさせるつもりは毛頭なかった。

 

「卑怯ではあるが……これもドクターの命令だ」

 

 

 

 

キィィィィィン……キィィィィィン……

 

 

 

 

ウイングロード上での戦いを様子見していたチンクが、どこからか大きな鏡を取り出す。その時、鏡の中から例の金切り音が響き渡り……

 

『グゴォォォォォォォォォォッ!!!』

 

「!? なっ―――」

 

鏡から飛び出した怪物―――サイコローグが、戦闘中だったギンガの背後から襲い掛かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わり、六課本部……

 

 

 

 

 

「現在、大量のガジェットが接近して来てます!!」

 

「急げ!! ヴィヴィオを安全な所に!!」

 

六課の隊舎にも、大量のガジェットが迫って来ているところだった。こちらのガジェット達もトンボ型に変形しており、赤い目から発射する光線で隊舎を攻撃し、隊舎が激しく燃え上がっている。そんな中、ファムはシャマルと共にヴィヴィオを安全な場所まで避難させようとしていた。

 

「うぅ……怖いよ、お姉ちゃん……!」

 

「大丈夫よヴィヴィオちゃん、心配しないで……!」

 

「ヴィヴィオはアタシ達が守るから……ッ!!」

 

しかし、そう上手くはいかないのが現状だった。

 

 

 

 

キィィィィィン……キィィィィィン……

 

 

 

 

「!! スカリエッティ……!!」

 

「えっ!?」

 

『フフフ……』

 

金切り音が聞こえて来た方角にファムが振り向くと、その先にある窓ガラスには見覚えのある黒い戦士が待ち構えていた。スカリエッティが変身したオルタナティブ・ネオだ。ファムは仮面の下でオルタナティブ・ネオを強く睨みつけながら、スカリエッティの接近に驚いているシャマルにヴィヴィオを託す。

 

「ごめんシャマル、ヴィヴィオの事をお願い!!」

 

「え、えぇ、わかったわ!! 気を付けて!!」

 

「お姉ちゃん……!」

 

ヴィヴィオが不安そうな目で見る中、ファムはオルタナティブ・ネオが映り込んでいる窓ガラスに向かって一目散に駆け出し、ブランバイザーにカードを装填する。その電子音と共に、同じく窓ガラスに映り込んだブランウイングがオルタナティブ・ネオ目掛けて飛来した。

 

≪ADVENT≫

 

「スカリエッティ!! お前の相手はアタシだ!!」

 

『ピィィィィィィィィッ!!』

 

『ん……おぉっ!?』

 

ブランウイングがオルタナティブ・ネオ目掛けて突撃し、オルタナティブ・ネオを捕まえたまま窓ガラスから飛び出す。そしてファムがブランウイングの背中に飛び乗った後、オルタナティブ・ネオを捕まえたブランウイングは隊舎から離れるように大きく街の中を移動していく。

 

「うぉっと!?」

 

「ふっ!」

 

そして隊舎からある程度離れた場所まで来た後、ブランウイングは捕まえていたオルタナティブ・ネオを地上に振り落とし、落とされたオルタナティブ・ネオが地面に転がる。そしてファムもブランウイングの背中から勢い良く飛び降りてから、背中のマントを広げて華麗に地面へと降り立った。

 

「フフフ……また会えたねぇ、白鳥のお嬢さん? 随分と手荒な歓迎じゃないか」

 

「良いじゃん、別に。アンタみたいなのにはこういうのがお似合いでしょ」

 

「おやおや、手厳しい……こちらはまだライダーになったばかりの新人だよ? 少しは手加減という物をしてくれても良いのではないかな?」

 

「そうはいかない。アンタのカードデッキはここで破壊させて貰う……お前なんかが、あの子に近付くな!!」

 

≪SWORD VENT≫

 

「ふむ、ならば仕方ない……君も私の為に実験台となってくれたまえ!!」

 

【SWORD VENT】

 

ファムはウイングスラッシャーを、オルタナティブ・ネオはスラッシュダガーを召喚。2人は同時に跳躍し、空中ですれ違い様に剣を交えるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なのはさん、フェイトさん!! デバイスを持って来ました!!」

 

「うん、ありがとう!!」

 

一方、フォワードメンバーの4人はガジェットを殲滅しつつ、会場内から上手く脱出していたなのは・フェイト・シャッハの3人と合流していた。陳述会が行われている間は会場内でデバイスを所持できなかった為、なのはとフェイトはスバル達にデバイスを預けていたのだ。

 

「ティアナ、ギンガさんは?」

 

「今は別行動中で、この後すぐに合流する予定です!! 今のところ連絡もないので、無事だとは思いますが……」

 

「ティア、ちょっと待って!! ギン姉と連絡が取れない!!」

 

「!? 嘘でしょ!?」

 

「ッ……ロングアーチ、聞こえる!?」

 

しかし、別行動中のギンガと連絡が取れず、スバルが焦ったように何度も連絡を取ろうとする。それを見て嫌な予感がしたフェイトはロングアーチにも連絡を取ろうとするが、こちらも通信が繋がらない。その事から、本部でも襲撃を受けているのではないかと一同は推測する。

 

「分かれて行動しよう!! スターズはナカジマ三佐の安否を確認!! ライトニングは六課に戻って様子を見て来て!! シスター・シャッハは八神部隊長とシグナム副隊長のデバイスを届けて下さい!!」

 

「わかりました!!」

 

「皆、急いで!!」

 

「「「「了解ッ!!」」」」

 

なのはの的確な指示で、一同はそれぞれ分かれて行動を開始。なのはとフェイトがガジェットの殲滅に、エリオとキャロが六課に戻り、シャッハがデバイスをはやてとシグナムに届けに行く中、スバルとティアナは大急ぎでギンガを見つけ出すべく街を駆け抜けて行く。

 

(ギン姉……お願い、無事でいて……!!)

 

「ちょ、ちょっとスバル、1人だけで突っ込まないで!!」

 

姉が窮地に陥っているかもしれない。その焦りからスバルはティアナの言葉も耳に入れず、猛スピードで街中を走り抜ける。そんな彼女の悪い予感は……見事に的中していた。

 

「!? ギン姉―――」

 

ギンガがいる現場まで駆けつけたスバルは、言葉を失った。彼女が見据える先には……

 

「! タイプ・ゼロセカンドか……」

 

崩れた瓦礫の上に立っているチンク、ノーヴェ、ウェンディの姿。

 

『グォォォォォォォォォ……!!』

 

何かを踏みつけながら、スバルの方に振り向くサイコローグの姿。

 

そして―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ッ……ぁ、が……はぁ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――千切れた左腕から血を流し、全身ボロボロの状態でサイコローグに踏みつけられているギンガの姿だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間、スバルは自身の中で何かが切れたような気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『―――ブブブッ!!』

 

「ッ……ぐぁ!?」

 

「!? 手塚ッ!!」

 

一方、ミラーワールド内の荒廃都市区画。3体のバズスティンガーと激しい戦いを繰り広げるライアとブレードの2人だったが、バズスティンガー・ビーの放った矢がライアの右足に突き刺さり、その痛みでライアがその場に膝を突いてしまった。そこへバズスティンガー・ホーネットが両腕の毒針で追撃を仕掛けるも、割って入ったブレードが左手のガルドアックスで毒針を受け止め、右手でホルスターから引き抜いたガルドバイザーによる斬撃でバズスティンガー・ホーネットを退ける。

 

『ブブッ!?』

 

「手塚、大丈夫か!?」

 

「ッ……あぁ、俺は大丈夫だ……!!」

 

ライアとブレードを3体のバズスティンガーが取り囲む中、ライアは痛みに耐えながらも右足に刺さった矢を力ずくで引き抜き、目の前のバズスティンガー・ワスプに攻撃を仕掛けようとする。しかし……

 

「ッ……痺れが……!!」

 

バズスティンガー・ビーの矢が刺さった影響か、ライアは右足が痺れてしまい思うように走れない。あまり時間はかけられないと判断したライアは、まだ痺れが回っていない右手でカードを引き抜き、即座にエビルバイザーに装填する。

 

≪FINAL VENT≫

 

「ッ……はぁ!!」

 

「!? 手塚、無茶だ!!」

 

『『『ブブブ……!!』』

 

ブレードの制止も聞かず、ライアは痺れていない左足だけで何とか跳躍し、飛来したエビルダイバーの背中に飛び乗りバズスティンガー達に向かって突撃していく。しかしそれを見たバズスティンガー達は、突然1ヵ所に集まると同時に、背筋を伸ばして立ったまま3体は高速でグルグル回転し始めた。そして……

 

「!? ぐあぁっ!?」

 

バズスティンガー達の高速回転は、ライアのハイドベノンをいとも簡単に弾き返してしまった。弾き飛ばされたライアはエビルダイバーごと吹き飛ばされた後、地面に落下してしまう。

 

「ッ……なんて奴等だ……!!」

 

『『『ブブブブブブ……!!』』』

 

「手塚、ここは俺に任せろ!!」

 

「!? 雄一……!!」

 

その時、ブレードはライアの前に立ち、ブレードは2枚のアドベントカードを引き抜く。そしてそれらを順番にガルドバイザーの装填口へと挿し込み始めた。

 

≪ADVENT≫

 

≪ADVENT≫

 

『―――キシャアッ!!』

 

『―――グルアァッ!!』

 

『『『ブブッ!?』』』

 

「!? アレは……!!」

 

電子音と共に、どこからか緑色のボディを持った鳳凰型の怪物―――“ガルドミラージュ”と、ガルドサンダーと同じ赤いボディを持つ羽根飾りが特徴的な鳳凰型の怪物―――“ガルドストーム”の2体が猛スピードで飛来し、バズスティンガー達目掛けてそれぞれチャクラムのような武器とトマホークのような武器を投擲した。バズスティンガー達が慌ててそれを自分達の武器で弾く中、ブレードは更にもう1枚のカードを引き抜き、それをガルドバイザーの装填口に挿し込んだ。

 

「アイツ等は、俺達が倒す……!!」

 

≪UNITE VENT≫

 

「!? 雄一、お前もそのカードを……!?」

 

『シャッ!!』

 

『キシャアッ!!』

 

『グルァァァァァァッ!!』

 

ブレードの目の前でガルドサンダー、ガルドミラージュ、ガルドストームの3体が並び立ち、3体は鳴き声と共にその場から宙に浮遊し、光と共にその姿が1つに重なっていく。そして……

 

 

 

 

 

 

『―――ショオォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!』

 

 

 

 

 

 

金色の翼を持った、巨大な鳳凰型の怪物―――“鳳王(ほうおう)ガルドブレイザー”へとその姿を変えてみせた。神々しい煌めきを見せつけるその巨体に、ライアは思わず圧倒されてしまった。

 

「これは……ッ……!!」

 

「アイツ等のパターンは読めた……俺なら、奴等を倒せる……!!」

 

≪FINAL VENT≫

 

『ショアァァァァァァァァァァァッ!!!』

 

ブレードがファイナルベントのカードを装填し、それと共にガルドブレイザーが鳴き声を上げて大きく翼を羽ばたかせる。その背中に飛び乗ったブレードがガルドバイザーを引き抜くと、振り向いたガルドブレイザーがその刀身に赤い炎を噴きつける。

 

「終わりだ……!!」

 

『『『ッ……ブブブ!!!』』』

 

「!! よせ、防がれるぞ!!」

 

ブレードを乗せたガルドブレイザーは、少しずつ加速しながらバズスティンガー達に接近していく。それを見たバズスティンガー達は再び1ヵ所に集まり、その場で高速回転を行い防御態勢に入ったのだが……

 

「ハァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!」

 

『『『ブァァァァァァァァァァッ!!?』』』

 

ガルドバイザーから伸びる炎の刃に、実体など存在しない。ガルドブレイザーに乗り込んだブレードは擦れ違い様にガルドバイザーを振り回し、その刀身から伸びる炎の刃でバズスティンガー達を纏めて焼き尽くす。回転による防御がまるで意味を為さなかったバズスティンガー達は、ブレードの必殺技―――“ブレイジングアサルト”の一撃をその身に浴びて呆気なく爆散し、ガルドブレイザーから飛び降りたブレードがライアの目の前に着地する。

 

「ッ……雄一……」

 

「はぁ……はァ……!」

 

地面に降り立ったブレードは、俯いたまま呼吸を整えようとする……しかし。

 

「はァ……ハぁ……倒さな、きャ……」

 

「……雄一?」

 

ライアの呼びかけにも、ブレードは反応しない。

 

「勝たなくチャ、いけなイ……あの子の、為にモ……」

 

(! あの子(・・・)……?)

 

「倒す……倒サなきゃいケない……」

 

 

 

 

ドクン……

 

 

 

 

「倒さなければ……!」

 

 

 

 

 

 

ドクン……

 

 

 

 

 

 

「倒サナければ、俺ハァ……!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドクン……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「? 雄一、一体どうし―――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ガァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――ッ!!?」

 

その直後だった。顔を上げたブレードが突然大きく叫び出し、すぐさま目の前にいるライアに向かって両手でガルドバイザーを振り下ろして来た。突然過ぎる謎の事態に、ライアは動揺を隠せない。

 

「雄一、どうしたんだっ!?」

 

「倒ス……倒スゥッ!! 敵ハ全テ、俺ガコノ手デ倒スゥッ!!!」

 

「雄一……ぐっ!?」

 

ライアの呼びかけにも全く聞く耳を持たず、ブレードは我武者羅にガルドバイザーを振り回しライアを一方的に攻撃していく。ライアはその猛攻を捌き切ろうとするも、ブレードが振り回すガルドバイザーのパワーが強い為になかなか隙を見つけられず、カードを引き抜く余裕すら与えられない。

 

(何だ、様子がおかしい……一体どうしたんだ、雄一……!!)

 

≪CHAKRAM VENT≫

 

「ガァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」

 

「ッ……ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」

 

しかし今のライアには、ブレードの身に何が起きたのか考える暇すら与えられない。ブレードが召喚したチャクラム型の武器―――“ガルドチャクラム”が投擲され、高速で飛来しながらライアの装甲を何度も斬りつけていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ACCEL VENT】

 

「フハハハハハハハ!!」

 

「く……うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

場所は変わり、現実世界での戦い。オルタナティブ・ネオは高速移動を繰り出し、スラッシュダガーでファムを全方向から連続で攻撃していた。高速移動を行う敵と戦った経験のないファムは一方的に圧倒されてからスラッシュダガーの斬撃を受け、建物の柱を破壊しながら大きく吹き飛ばされる。

 

「くっ……!!」

 

「おやおや、どうしたんだい? それが君の限界ではないだろう?」

 

「うるさい!!」

 

≪GUARD VENT≫

 

「! ほぉ……」

 

地面を何度も転がされるファムだが、即座に次のカードを装填しウイングシールドを召喚。それにより2人の周囲に無数の白い羽根が舞い上がり始めたが、オルタナティブ・ネオは変わらず冷静であり、スラッシュダガーを地面に突き刺し1枚のカードを引き抜く。

 

「鬱陶しい羽根だねぇ。ならば吹き飛ばしてしまおうか」

 

【SHOOT VENT】

 

「ハッ!!」

 

「ッ!? きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

召喚されたクラッシュボマーを左腕に装備し、オルタナティブ・ネオはその砲台から無数のミサイルを発射。発射されたミサイルは次々と爆発し、その爆風で白い羽根は一斉に吹き飛ばされてしまい、それにより居場所がバレたファムも数発のミサイルをその身に受けてしまった。

 

「がは、ごほ……ッ!!」

 

「残念ながら、その手の小細工も既に分析済みさ」

 

「がっ!?」

 

地面に落ちたウイングシールドを拾おうとするファムだったが、それより前にオルタナティブ・ネオがウイングシールドを蹴り飛ばしてからファムの事も蹴り転がす。そして地面に刺していたスラッシュダガーを引き抜いたオルタナティブ・ネオが、ファム目掛けてスラッシュダガーを振り下ろそうとしたその時……

 

 

 

 

ドゴォォォォォォォォォォンッ!!!

 

 

 

 

「「!?」」

 

突如、2人のすぐ近くに何かが吹き飛ばされて来た。何事かと思った2人が振り向くと、その先には地面に減り込んだままピクピクしているサイコローグの姿があった。

 

『グ、ゴォ……ッ!!』

 

「!! サイコローグ……!?」

 

「ドクター、タイプ・ゼロセカンドが―――」

 

「ウワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!」

 

ボロボロ状態のギンガが入れられたケースを、チンク達が運びながら飛んで来た直後。彼女達に向かってウイングロードが展開され、とてつもないスピードで突っ込んで来る人物の姿があった。その人物の素顔を見て、ファムは絶句する。

 

「ッ……スバル……!?」

 

「アァァァァァァァァァァァァァッ!!! 返せ!!! ギン姉を返せェェェェェェェェェェェェッ!!!」

 

その人物―――スバル・ナカジマは今、いつものスバルとは違っていた。その全身からは魔法を使えないファムですら見えるほどに膨大な魔力を放っており、その瞳は金色に光り輝いている。そして何より、その口調は今まで見た事もないくらい荒々しかった。

 

「くそ、あのガキャア!!」

 

「よせ、ノーヴェ!!」

 

「アァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」

 

チンクの制止も聞かず、スバルを仕留めようと突撃し、強力なパンチを繰り出すノーヴェ。しかしスバルも即座に振り返ってパンチを繰り出し、2人のパンチがぶつかり合った瞬間、何故かノーヴェの方が一方的に威力で押され始め、そのまま吹き飛ばされてしまった。

 

「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

「ノーヴェ!! ぐっ!?」

 

「うわたぁっ!?」

 

吹き飛ばされたノーヴェはチンクとウェンディに激突し、その際に彼女達が運んでいたケースが落下。そのケースの中に入れられている人物にファムが気付いた。

 

「ギンガ!!」

 

「フハハハハハハハ!! 素晴らしい、これがタイプ・ゼロセカンドの力か……!!」

 

「!? タイプ・ゼロセカンド……? 何だよそれ!!」

 

「おや、君はまだ知らなかったかな? 彼女、タイプ・ゼロセカンドはナンバーズを製作する際の元となった戦闘機人……わかりやすく言うなら、サイボーグのような存在さ」

 

「!? スバルが……じゃあ、まさかギンガも……!!」

 

「その通り。姉の方はタイプ・ゼロファースト、あちらも戦闘機人さ。できる事なら、彼女達姉妹も一緒に連れて行こうと思っていたんだが……っと!!」

 

 

 

 

ガキィンッ!!

 

 

 

 

何かに気付いたオルタナティブ・ネオは、スラッシュダガーを素早く目の前に構える。その瞬間、ブランバイザーの刃先がスラッシュダガーの刀身に突き立てられ、大きな金属音を鳴らす。

 

「ほぉ、守るつもりかね?」

 

「ッ……事情はよく知らないけど、アンタ達があの2人を狙ってる事はわかった……ヴィヴィオも、あの2人も、アンタ達に連れて行かせやしない!!」

 

「かっこいい事を言うじゃないか。しかし、その状態で一体何ができるというのかね?」

 

「あぐ、ぅ……ッ!!」

 

オルタナティブ・ネオに腹部を踏みつけられるファム。先程のミサイルのダメージもあって仮面の下で表情を歪めるファムだったが、それでも怯まずファイナルベントのカードをブランバイザーに装填する。

 

≪FINAL VENT≫

 

『ピィィィィィィィィィィッ!!!』

 

「ん……おぉ!?」

 

「な……うぉっ!?」

 

「うわぁ!?」

 

「チィ……!!」

 

近くの建物の窓ガラスからブランウイングが飛び出し、一同がいる地上目掛けて大きく羽ばたき、強烈な突風を発生させる。それによって吹き飛ばされたオルタナティブ・ネオが転倒し、チンク・ノーヴェ・ウェンディの3人も動きを制限され……

 

「ウアァァァァァァァァァァァッ!!!」

 

「!? ぐ……があぁっ!!」

 

スバルのリボルバーナックルの一撃が、チンクの腹部に炸裂した。リボルバーナックルとマッハキャリバーから火花が散る中、リボルバーナックルから発生した振動がチンクの全身に響き、そのまま建物の壁目掛けて吹き飛ばしてみせた。

 

「チンク姉!!」

 

「ッ……オーバーデトネイション!!」

 

壁に減り込みながらもチンクは能力を発動し、スバルの周囲に無数のナイフが出現。それらが一斉にスバル目掛けて飛来し、大爆発を引き起こしたが……

 

「渡さない……お前達に、ギン姉は渡さないっ!!!」

 

その爆風の中からは、ボロボロのバリアジャケット、右腕と頭から流れる赤い血、二の腕が吹き飛び機械のケーブルが露出している左腕など、非常に痛々しい状態のスバルが飛び出して来た。それでもスバルは戦いを止めようとはせず、その姿を見たファムは言葉を失う。

 

「スバル……どうしたんだよ一体……!!」

 

『グゴォォォォォォ……!!』

 

その一方、地面に減り込んでいたサイコローグも起き上がろうとしていた。起き上がったサイコローグは、ギンガが入れられているケースの方へ向かおうとする。

 

「!? しまった、ギン―――」

 

ズドドドドォンッ!!

 

『グゴォ!?』

 

「夏希さん!!」

 

「!! ティアナ!!」

 

そんなサイコローグを、複数の弾丸が命中し怯ませる。駆けつけたティアナはギンガの入れられたケースを守るようにサイコローグの前に立つ。

 

「ギンガさんを連れて行かせはしない!!」

 

『ッ……グゴォォォォォォォォ!!』

 

「くっ!?」

 

ティアナのクロスミラージュから放たれる魔力弾と、サイコローグの顔から放たれるミサイルが相殺され爆発を引き起こす。その衝撃で地面に転倒するティアナだったが、それに対してサイコローグは全く怯んでおらず、再びティアナとギンガに迫ろうとしていた。

 

「駄目……来るな……!!」

 

「ティアナッ!!」

 

『グゴォォォォォォォォォォォォッ!!!』

 

サイコローグが右手を振り上げ、手刀でティアナを攻撃しようとする。ティアナはすかさず防御魔法を張り、次に来る衝撃に備えようとした……その時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪ADVENT≫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『グォォォォォォォォォォォォォッ!!!』

 

『!? グゴォッ!?』

 

「え……?」

 

サイコローグが手刀を振り下ろそうとした直後、突然どこからか突進して来たメタルゲラスが、サイコローグを大きく吹き飛ばしてみせた。防御魔法を破られる事を覚悟していたティアナが数秒間だけ唖然となってからメタルゲラスの存在に気付き、ファムとオルタナティブ・ネオもメタルゲラスを見て驚愕する。

 

「! 何……?」

 

「ッ……あのモンスターは……!!」

 

「まさか……!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここかぁ、祭りの場所は……!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪SWORD VENT≫

 

「!? ぐぁあっ!?」

 

「……ッ!!」

 

電子音が聞こえたその直後、立ち上がったオルタナティブ・ネオの真横から王蛇が現れ、ベノサーベルの一撃で彼を薙ぎ払ってみせた。現れた王蛇を見て、ファムは仮面の下で彼を睨みつける。

 

「浅倉……!!」

 

「何をやっている……? 俺も仲間に入れろよ……!!」

 

王蛇はベノサーベルを肩に置き、首を回してゴキゴキ鳴らしてからオルタナティブ・ネオの方を睨みつける。思わぬタイミングで戦場に現れた王蛇に対し、立ち上がって体勢を立て直したオルタナティブ・ネオは、仮面の下で小さく不敵な笑みを浮かべる。

 

「ッ……なるほど……君もここに来たのか、浅倉……!!」

 

「せっかくの祭りなんだ……俺にも戦わせろよ、スカリエッティ……!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突如戦場に現れた、最凶最悪の戦士。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼の介入により、事態は更に混沌と化していく事となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To be continued……

 




リリカル龍騎StrikerS!


スバル「返せよォ……ギン姉を……返してよォ……ッ!!」

ティアナ「エビルダイバーがもう1体!?」

ルーテシア「悪いけど、あなたはここで終わり……」

スカリエッティ「ささやかながらコレは、私からのプレゼントだ……!」


戦わなければ生き残れない!
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