リリカル龍騎ライダーズinミッドチルダ   作:ロンギヌス

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はいどうも、ロンギヌスです。
今回からEXTRAストーリーの更新が本格的にスタートします。

まずは第1弾『エピソード・ファム』の1話目。タイトル通り、白鳥夏希こと仮面ライダーファムが主役のちょっとしたお話となります。

それではどうぞ。



EXTRAストーリー
エピソード・ファム 1


それは、ある出来事を切っ掛けに始まった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『―――懐かしい代物だな』

 

ミラーワールド、××街のとある地下駐車場。不気味な環境音以外、風の音も、人の声も、何も聞こえないこの特殊な空間の中、オーディンは1つのオブジェ(・・・・・・・)を発見する事となった。それはかつて、自分達がライダーバトルを繰り広げていた世界でも、神崎士郎によって生み出された事がある代物。

 

『まさか、こんな物まで流れ着いていたとはな……コアミラーよ』

 

四角い柱の形状をした大きな鏡。オーディンが“コアミラー”と呼称するその大きな鏡の柱は、地下駐車場の内部にポツンと存在したまま、オーディンの目の前で不思議な輝きを放ち続けていた。

 

キィィィィィン……キィィィィィン……

 

『!』

 

金切り音が鳴り響き、それと共にコアミラーの鏡に2体の蜘蛛型モンスターが映し出される。そこから2体の体が実体化し、それぞれレスパイダー、ミスパイダーの姿となりこのミラーワールドに生み落とされた。

 

『モンスターを生み出す力も変わらず、か』

 

『『シャアァァァァァァ……!』』

 

コアミラーから実体化したレスパイダーとミスパイダーは、コアミラーの近くに立っているオーディンに対しては目も暮れず、それぞれ別々の道へと歩き去って行く。その様子を眺めながら、オーディンはこのような場所にコアミラーが存在している理由を考える。

 

(しかし、何故このような物まで……? コアミラーは所詮、神崎士郎がライダーの戦いを活性化させる為に用意しただけのフェイクに過ぎないはずだが……)

 

その時。

 

キィィィィィン……キィィィィィン……

 

『む……』

 

再び金切り音が鳴り響き、コアミラーの鏡に何かが映し出され始めた。再びモンスターが実体化するのだろう。そう思い込むオーディンだったが……彼のそんな予想は、数秒も経たない内に裏切られた。

 

『……ッ!?』

 

コアミラーの鏡から少しずつ突き出て来た謎の存在。その正体を知った時、オーディンは珍しく動揺の意志を示す事となる。

 

『まさか、これは……!?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数日後……

 

 

 

 

 

「―――ふぅ、あぁ~疲れた」

 

かつて機動六課フォワード分隊に所属していた魔導師―――ティアナ・ランスターは今、忙しい日々を送っていた。

 

機動六課が解散する前、フェイトとシャーリーから「執務官補佐にならないか」と誘いを受けていた彼女は喜んでその誘いを受け、猛勉強の末に執務官補佐試験で見事合格。機動六課解散後は次元航行部隊に移行し、現在はフェイトの補佐官として様々な事件を解決して回っていた。彼女もまた、これまで抱いていた「執務官になる」という自身の願いを実現させようと、目の前の道を1歩ずつ確実に進んで行っているのだ。

 

「わかってはいたけど、補佐官の仕事だけでもかなりの激務ね……」

 

しかしその分、仕事量は機動六課時代と比べても遥かに増えており、執務官への道を1歩踏み出したばかりの頃は、あまりに激務過ぎて本当に過労で倒れてしまいそうになった事もあった。今はだいぶ慣れてきているものの、それでも仕事が忙しくないかと言うとそれも嘘になる。おかげでこの日もまた、仕事が終わる頃には翌日の朝になってしまい、そして帰宅する頃には既に真っ昼間の時間帯になってしまっていた。

 

「……あの人、ちゃんと生活できてるかなぁ」

 

ところで、現在の彼女は1人で生活している訳ではない。

 

機動六課が解散した後、世界のピンチを救う為に機動六課と共に戦った戦士―――“仮面ライダー”と呼ばれる人物が1名ほど、自身の家に居候する形となった。ティアナ自身も1人での食事は味気ない物があった為、居候自体には特に拒否する理由もなく、それにより彼女の家には現在2人の人物が生活するようになっていた。

 

しかし、ティアナには1つの懸念があった。

 

(……いや、どうせまたできてないんだろうなぁ)

 

その人物は問題なく家事ができる為、自分が仕事で数日いない間も大して問題はないだろうと、居候を受け入れたばかりの頃の彼女はそう思っていた……そう、その時は確かにそう思っていたのだ。

 

「ただいま~」

 

玄関の扉を閉めたティアナは靴を脱いだ後、その人物がいるであろう部屋の扉を開ける。そして扉を開けた先に映り込んだ光景を見た彼女は「あぁやっぱり」といった感じで表情を歪めていく。

 

ティアナの懸念、それは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う~ん……もう食べられないよぉ……むにゃむにゃ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その人物―――白鳥夏希の私生活が、物凄くだらしない事にあった。

 

「……はぁ~」

 

脱ぎ散らかされた衣服や下着、食べ終えたカップラーメンの容器などが床のあちこちに散乱しており、部屋のクーラーは冷房をガンガンにつけっぱなし。そして当の本人はと言うと、青いショーツしか履いていない状態で(しかもブラを着けていない)、抱き枕を抱いたまま気持ち良さそうにグースカと眠っている始末。あまりにだらしない彼女の姿に、ティアナは思わず頭を抱えたくなった。

 

(こんな事だろうと思った……)

 

この光景を見るのはこれが初めてではない。これまでに何度も目撃している光景であり、流石のティアナも彼女の居候を許可した事をちょっとだけ後悔し、同時に居候を受け入れた過去の自分を殴りたくなるほどだった。

 

「すぅぅぅぅぅぅぅ……」

 

何にせよ、このあまりに汚い部屋は一度掃除しなければならない。その為にもまず、ティアナは自身が持っていたカバンをひとまず別の部屋に置いて来た後、右手拳を強く握り締めて……

 

「……起きなさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいっ!!!!!」

 

「ふぎゃあぁっ!!?」

 

呑気に寝ている夏希の後頭部に、強烈な拳骨を炸裂させる事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぅ~……頭が痛いぃ~……」

 

「自業自得です」

 

その後、拳骨で叩き起こされた夏希はティアナに部屋の掃除を命じられ、渋々と言った表情で部屋の掃除を開始する事になった。床に散らばっていた衣服や下着は洗濯機に放り込み、カップラーメンの容器などは全てゴミ箱にぶち込み、現在は掃除機で部屋を綺麗にしているところだが、ティアナの拳骨が強力だったからか、今も殴られた後頭部を痛そうに押さえている。

 

「確かに私は、部屋を好きに使って良いと言いましたよ。言いましたけど……ここまで汚して良いとは一言も言ってません! そしてクーラーをつけっぱなしのまま下着の状態で寝ない! お腹壊しますよ!」

 

「は~い……もぉ、お母さんっぽくなってきたなぁティアナも」

 

「誰のせいだと思ってるんですか! スバルだってここまで部屋を汚した事ありませんよ!」

 

夏希に説教しつつ、衣服や下着の放り込まれた洗濯機に洗剤を入れるティアナ。夏希の居候を受け入れてからというもの、こうしたやり取りが既に何度も行われている為か、ティアナの動きはかなりテキパキしている。その一方で夏希もまた、面倒臭がってはいるものの掃除はきちんと行っており、少しずつだが部屋を綺麗にしていっていく。

 

「全く、やればちゃんとできるんですから、普段からしっかりして下さい! 子供じゃないんですから!」

 

「は~い」

 

「は~いって、本当にちゃんと聞いてますか? もぉ……同じライダーなのに、手塚さんとは全然違いますね」

 

「海之のは逆にお堅過ぎなんだって。人間、ある程度は羽目を外さなきゃ」

 

「夏希さんは羽目を外し過ぎです!!」

 

「あだぁ!?」

 

今度はティアナのチョップが勢い良く炸裂し、夏希がチョップされた頭を抱えて蹲る。

 

「手塚さんなんて、今は四輪と二輪の免許を取得する為に教習所まで通ってるんですよ? それにモンスターとの戦いがない間、仕事で忙しいなのはさんやフェイトさんに代わって家事をしたり、ヴィヴィオの面倒を見てあげたりもしてるんですし」

 

「へ、そうなの? 海之の奴、行動早いなぁ」

 

「夏希さんもせめて、私がいない間もだらしない生活を送るのはやめて下さい。いちいち掃除に付き合わなきゃいけない私の身にもなって欲しいくらいですよ」

 

「あははは、ごめんごめん。以後気を付けま~す」

 

「絶対反省してませんよねその返事!? あぁもう……取り敢えず、私は今からシャワー浴びてきますから、夏希さんはその間に部屋の掃除を済ませて下さい。後で夕飯の食材の買い出しに付き合って貰いますから」

 

「えぇ~」

 

「えぇ~じゃない!!」

 

とにかく今、ティアナは仕事から帰って来た後も、こうして夏希と騒がしい時間を過ごすようになっていた。ある意味スバル以上に世話の焼ける人だと思っているティアナだが……1人で過ごしていた頃よりも、今の方が退屈しないと感じているのも事実だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まぁだからって、私の苦労を増やして良いという訳でもないんだけど」

 

「ん、ティアナ何か言った?」

 

「何でもありません」

 

その後、夕飯の食材の買い出しを終えたティアナと夏希はショッピングモールの入り口を出て、帰路につこうとしていた。掃除に付き合わされた罰として、買った食材の入っているレジ袋は夏希が持ち運ぶ事になったが、夏希は特に苦にしている様子もなく、ティアナは何度目かもわからない溜め息をつく。

 

「あ、そういえばティアナ。そっちは今のところどうなの? 仕事とか」

 

「……執務官補佐になってから、覚える事が多くて大変な毎日ですよ。まぁこなすべき仕事は一通り片付いたので、明日はのんびりできそうです」

 

「お、良かったじゃん。他の皆とは顔を合わせたりするの?」

 

「ここ数週間、スバル達と直接顔を合わせる機会はありませんでしたけど、ちょっと前にギンガさんには会いましたよ。雄一さん達やナンバーズの皆も、変わらず元気に過ごしているみたいですし」

 

「そっか。海之が聞いたら喜びそうだね」

 

「はい……あ、でも」

 

「ん?」

 

「ギンガさんに聞いた話なんですが……何かここ最近、ディエチがちょっと様子が変みたいで」

 

「ディエチが?」

 

元ナンバーズの1人―――No.10のディエチ。夏希は彼女について、クアットロに操られていた雄一とヴィヴィオを助け出そうとするも返り討ちに遭い、死にかけていたところを手塚となのはによって助け出された人物だと話には聞いていた。そんな彼女が一体どうしたというのか。

 

「何だか最近、気付いたらボーっとしてしまう事が増えているみたいなんです。それもどこか、1方向を向いた状態のまま……ギンガさんが声をかけるたびに、急に顔を赤くして、首をブンブン振って何かを誤魔化してるみたいなんですが」

 

「……ん?」

 

声をかけるたび、急に顔を赤くして、首をブンブン振って何かを誤魔化している……その発言に引っかかりを覚えた夏希は問いかけてみる事にした。

 

「……ちなみにさ。その更生プログラムって、雄一やルーちゃん達も一緒なんだっけ?」

 

「? はい、そうですが」

 

「……もしかして」

 

どこか1方向を向いたまま、ボーっとしているディエチ。

 

そんなディエチと共に更生プログラムを受けている、雄一やルーテシア、その他の元ナンバーズ達。

 

そこから導き出された1つの答え……夏希は小悪魔のような笑みを浮かべ始めた。

 

「……ほほぉ? なるほど、そういう事かぁ~♪」

 

「へ? 何かわかったんですか?」

 

「うん、何となくだけど、原因わかっちゃった気がするなぁ~♪」

 

元々、そういった空気(・・・・・・・)には何となく敏感だった夏希。機動六課時代にフェイトが手塚に対して見せていた表情(・・・・・・・・・・・・・・・・・・)にも気付いていた彼女は、何故ディエチがそのような事になっているのか、すぐにその原因に気付いたようだ。

 

「それで、結局どういう事なんですか?」

 

「ん~? それって要するにさぁ……」

 

面白い事を知ったとでも言うかのような笑みを浮かべながら、ティアナに原因を話そうとした夏希だったが……たまたま他所の方向を向いた彼女は、突然その台詞が途切れ、その場に立ち止まってしまった。

 

「? 夏希さん?」

 

彼女が突然立ち止まった事に首を傾げたティアナが振り向いてみると、夏希は先程までの小悪魔のような笑顔ではなく、その表情から笑顔が完全に消え去っていた。何事かと思ったティアナは、彼女が向いている方向に自身も首を向けてみる事にした。

 

「夏希さん、どうかしたんですか?」

 

「……ッ」

 

ティアナが声をかけても返事がない。夏希はある方向を向いたまま、開いた口が全く塞がらなかった。彼女が向いている方角には……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこかで見覚えのある、水色のジャケットを着た男(・・・・・・・・・・・・)の後ろ姿があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ごめんティアナ、先に帰ってて」

 

「え、ちょ……夏希さん!?」

 

食材入りのレジ袋をティアナに押しつけた後、夏希はその男(・・・)の後ろ姿を追いかけるようにその場から走り出した。しかしその男(・・・)は人込みの中に紛れていき、その姿が見えにくくなっていく。

 

(そんな……どうして……!!)

 

夏希は信じられなかった。

 

自身の両目に、その男(・・・)の背中が映り込んだ事が。

 

元いた世界で最期に見たその背中を、こうして再び見てしまった事が。

 

「ッ……どうして……どうしてアイツ(・・・)がここに……!?」

 

どれだけ走っても、その男(・・・)の背中には追いつけない。それどころか、その男(・・・)は人込みに紛れたまま姿が見えなくなってしまい、立ち止まった夏希は周囲をひたすら見渡していく。

 

「どこだよ……どこに行ったんだよ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――真司ィッ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女の叫ぶ声は届かない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ空しく、街中に響き渡っていくだけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わり、首都クラナガンの某バスケットコート……

 

 

 

 

 

 

「ふ~ん。じゃあ、他にも何人かライダーがいる訳だ」

 

「は、はい、間違いありませんぜ!」

 

コート内で壁に何度もバスケットボールをぶつけている1人の少年に対し、ピアスを付けたガラの悪そうな金髪の青年が平身低頭しながら、何かを報告しているようだった。その報告内容を聞いた少年は、右手でバスケットボールを何度も壁にぶつけつつも、左手で持っている写真を見て面白そうに笑ってみせた。

 

「ナイスだよエディ。取り敢えずさ、頑張ってこの人探して来てよ」

 

「わ、わかりました! すぐに他の連中にも伝えます!」

 

少年から写真を受け取った金髪の不良―――エディはすぐにその場を立ち去って行く。その後ろ姿を見送った後、少年は先程から何度も壁にぶつけていたバスケットボールをキャッチし、バスケットゴールの方へと視線を向ける。

 

「僕以外にも、この世界にやって来てるライダーがいるなんて……嫌だなぁ。僕以外のライダーなんて、この世界にいるだけで邪魔なのに(・・・・・・・・・・・・・・・)

 

少年は片手でバスケットボールを放ち、見事バスケットゴールにシュートを決める。バスケットボールが足元に転がって来る中、少年は首をカキコキ鳴らしながら小さく呟いた。

 

「ライダーは僕1人で良い……他のライダーには悪いけど、1人残らず死んで貰おうかな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このミッドチルダで、事件は再び起ころうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To be continued……

 




私生活のダメダメっぷりが存分に発揮されてしまった夏希。ティアナも何だかんだで今回みたいなやり取りは退屈しないと思い始めちゃっている辺り、彼女も既に手遅れな領域だったり←
ちなみに下着一丁で寝る姿は、演者の加藤夏希氏が『15歳まで自宅では裸族だった』というお話が元ネタです……あ、これを聞いてエロい妄想をした人。罰としてブランウイングの餌になって貰います←

その一方で、オーディンがある日偶然見つけていた1本のコアミラー。これが今後の展開にどんな影響を及ぼしていくのか?

それからラストシーンに登場した、謎の少年は一体誰なのか?

そして本来、夏希が二度と会えないはずだった城戸真司が何故ミッドに現れたのか?
尤も、こっちに関しては既に勘付いている方もいらっしゃると思いますので、取り敢えず今はまだ「あれ~何で真司がミッドにいるんだろう~(棒」みたいな感じですっとぼけといて下さると非常に助かります←

ちなみにEXTRAストーリーの更新中は、今までみたいな短い次回予告は載せませんので悪しからず。

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