リリカル龍騎ライダーズinミッドチルダ   作:ロンギヌス

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エピソード・ディエンド、4話目の更新じゃーい!!

いやすまない、FE新・紋章の謎をプレイしまくってたもんで……アテナとノルンが可愛過ぎるんじゃ畜生めぇ!!←

まぁそれはさておき、本編どうぞ(軽ッ
ちなみに今回は戦闘シーンはありません。









あ、活動報告でオリジナルライダー募集を再開中なので、興味が湧いた方は活動報告までどうぞ。








エピソード・ディエンド 4

「―――ッ」

 

「あ、海之! 気が付いた?」

 

「手塚さん! 良かった……」

 

「……夏希、ギンガ」

 

仮面ライダーベルグとの戦いから数時間後。意識の戻った手塚が最初に目にしたのは、こちらを覗き込んでいる夏希とギンガの心配そうな表情だった。彼女達の顔を見て、自分は先程まで自分が何をしていたのかを思い出し、ベッドからゆっくりと体を起こす。

 

「ここは……?」

 

「先程、あの怪物達から助けた女の子が所有しているお屋敷です。リムジンでここまで運ばせて貰いました」

 

「……あの2人か」

 

ギンガの説明を受けて、手塚は先程の戦いで助け出した金髪の少女と老齢の男性を思い出し、自分達が今いる部屋の内装や窓の外を確認する。

 

綺麗に掃除されている床や壁。

 

部屋を明るく照らしている天井の大きなシャンデリア。

 

自身が寝ていたふかふかのベッド。

 

窓の外から見える広大な敷地と巨大な噴水、そして前庭の前に存在する大きな門。

 

リムジンを見た時点で相当な金持ちだろうと考えた手塚だが、それでも実際に金持ちの屋敷に来訪するのは初めてだからか、その圧倒的な豪華さには流石の彼も言葉を失うほどだった。

 

「……凄い屋敷だな」

 

「だよねぇ、アタシもびっくりしちゃったよ。まさかこんなデカくて豪華な屋敷に来るなんて思っても見なかったもん……っと! はぁ~フカフカァ~♡」

 

「夏希さん、少しは遠慮という物をして下さい。はしたないですよ」

 

手塚が寝ていたベッドの布団に夏希がボフンと顔を突っ込ませるように倒れ込み、そんな夏希の行動を呆れた表情で注意するギンガ。その様子に苦笑する手塚だったが、その表情はすぐに真剣な物へと切り替わる。

 

「それで夏希、あのライダーはどこに?」

 

それを聞いた途端、布団に顔を伏せていた夏希の表情が曇り出した。

 

「……ごめん、逃げられちゃってさ。エビルダイバーのカードもまだ取り返せてないんだ」

 

「そうか……道理で先程から」

 

 

 

 

 

 

キィィィィィン……キィィィィィン……

 

 

 

 

 

 

「……機嫌が悪そうに、俺の事を睨んできている訳だ」

 

『キュルルルルル……!!』

 

「「……!?」」

 

手塚が見据えた窓には、唸りながら手塚を睨みつけているエビルダイバーの姿が映っていた。それを見たギンガは青ざめた表情になり、夏希はすぐにブランウイングの名を叫ぶ。

 

「まさか、手塚さんを……!?」

 

「ッ……ブランウイング!!」

 

『ピィィィィィィッ!!』

 

『キュルルル……』

 

すぐにブランウイングが飛来し、翼を激しく羽ばたく事でエビルダイバーを追い払う。ブランウイングに邪魔されたエビルダイバーは渋々といった様子で姿を消し、それを見た夏希とギンガはホッとするが、あまり時間は残されていない事も同時に理解させられる。

 

「どうしよう海之……もしあのライダーに、エビルダイバーのカードを破かれたりしたら……!」

 

「あの戦いの後も、奴がカードを確保したままでいる事を祈るしかない状況か……すまない夏希。前にあれだけ説教しておきながら、今度は俺の命が危うくなってしまった」

 

「そ、そんな、手塚さんのせいじゃありませんよ!!」

 

「そうだよ!! 悪いのは海之のカードを奪って行ったライダーであって……」

 

 

 

 

コンコンコンッ

 

 

 

 

その時、部屋の扉をノックする音が聞こえて来た。それに気付いた3人は会話を中断し、ノックされた扉の方へと視線を向ける。

 

「ナカジマ様、白鳥様。今、よろしいでしょうか?」

 

「あ、スーマンさん?」

 

扉越しに聞こえて来たのは、あの金髪の少女に付き従っていた老齢の男性―――執事スーマンの物だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――なるほど、ここもか」

 

ミッドチルダ国立博物館。泥棒に侵入された事で閉館となり、警備員が立っている入り口に『KEEP OUT』と書かれたテープが複数貼られているこの博物館の前で、二宮は入り口前で複数の野次馬が興味本位で集まる中、昨夜に発生した盗難事件に関連する1枚の書類を静かに眺めていた。

 

(ここでも、妙な怪物が出現したという情報が入って来ている。しかもその怪物達は全て、盗みに入られた施設の近辺でだ……フローレンス(・・・・・・)が調べた通りだな)

 

二宮が手にしている書類にも、ギンガが手塚に見せた画像と同じように、ミッド各地で目撃されたという様々な怪物の写真が載っていた。1枚目には古代の戦闘民族を彷彿とさせる姿の怪物が、2枚目には西洋の魔物を彷彿とさせる姿の怪物が、3枚目にはゲームキャラを彷彿とさせる姿の怪物が写し出されている。

 

(だとすれば、ドゥーエをあの屋敷(・・・・)に潜入させたのはある意味で正解だったか。今の状況なら、俺より先にドゥーエの方が、鷹のライダーと妙なライダーの両方と出くわす可能性が高い……後は手塚の現状をどうするべきか、だな)

 

仮面ライダーベルグ。

 

仮面ライダーディエンド。

 

素性不明のライダーが2人も存在し、その両方がライダーや怪物を召喚する力を持っている。おまけにその内の片方であるベルグによって、手塚はエビルダイバーのカードを奪ってしまっている。この現状は二宮にとっても芳しくないのだ。

 

(どうやって奴に身を守らせるか……今は予備のカードデッキも残っていないし、霧島1人で全部を引き受けられるほど事態は小さくないし……)

 

二宮は書類を綺麗に折り畳んで懐にしまった後、この現状に対する打開策を考えながらも野次馬の中を掻い潜り、用のなくなった博物館から立ち去ろうとした……その時だった。

 

「おっと、ごめんよ」

 

「……!」

 

野次馬の中から抜け出した直後、1人の人物が二宮と擦れ違い様に肩をぶつけて来た。その人物は一言だけ謝罪の言葉を告げてからすぐにどこかへ立ち去って行き、二宮はその人物に対して首を傾げつつもすぐに視線を反らし、着ている上着のポケットに両手を突っ込みながら立ち去って行く……が、ここで二宮は気付いた。

 

「? これは……」

 

先程の書類は懐にしまっている為、上着のポケットには何も入れていないはず。それなのに何故、手を突っ込んだ上着のポケットの中に紙の感触が存在するのか。二宮はすぐに近くの路地裏に入り込み、上着のポケットに入っていた物を取り出す。

 

(封筒だと……?)

 

それは1枚の薄い封筒だった。何故こんな物が入っていたのか、二宮は疑問に思いながらも封筒を開けて中に入っていた物を取り出した。

 

「!? 何だと……!!」

 

そして取り出した物を見て、二宮は驚愕した。入っていたのは1枚のカードと1枚の写真で、二宮が驚愕させられる要因となったのはカードの方にあった。ブラックホールのような絵が描かれ、そこに英語で『SEAL(シール)』と書かれているそのカードは、二宮もよく知っている代物だった。

 

(何故だ、何故このカードが……ッ!?)

 

そこで二宮はハッと気付き、自身が先程までいた博物館の方角へと振り返る。野次馬達は博物館の方に視線を向けており、警備員達も特に自身を怪しんでいるような様子もなかった。だとすれば、自身のポケットにこんな物を密かに突っ込ませる事ができる人物は1人しか該当しない。

 

「……さっきの奴か……!!」

 

先程ぶつかって来た人物だ。二宮は路地裏から出て周囲を見渡すが、既にその人物は姿を消しており、行方がわからない状態だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうぞ、お入り下さい」

 

場所は戻り、とある屋敷。怪物達に襲われていたところを助けて貰ったお礼として、3人はこの屋敷の料理をご馳走する事になった。老齢の男性に案内された3人がそこで見たのは……

 

「おぉ~!」

 

「う、うわぁ……!」

 

複数の使用人が並ぶ大きな部屋。その中央に設置された、高価そうな装飾が置かれた長いテーブル。そしてテーブルの上にはナイフやフォーク、ナプキンにグラス、そして複数の料理が用意されており、誰から見ても豪華と言える光景が存在していた。

 

「……凄いな、これは」

 

その光景を見た夏希は純粋に目を輝かせ、ギンガはあまりの光景に思わず言葉を失った。そんな中で手塚は何となく予想がついていたのか、表情の変化が比較的小さいなど、3人はそれぞれ違った反応を見せる。使用人達が椅子を引いて手塚達が1人ずつ座った後も、ギンガの緊張はあまり解けていない様子だ。

 

(懐かしいなぁ~。詐欺師だった頃、こうやって金持ちの家で何回も見た事あるよこんな光景)

 

(ど、どうしよう……私、ここまで豪華な場所で食事をするのは初めてです……! え、えっと、確か食べる前にまずはナプキンを取って……!)

 

(えぇ~、別にそこまで礼儀正しくしなくても良いんじゃない? アタシ達、一応お客様って扱いなんだしさ)

 

(そういう訳にはいきません!! というか夏希さんは少しくらいマナーという物を考えて下さい!?)

 

「……聞こえているぞ、2人共」

 

過去に詐欺師をやっていた頃、何度か経験があるのか夏希はあまり驚きの感情は見せていない。しかしギンガはここまで豪華な屋敷で料理を振る舞って貰う事が初めてだからか、テーブルマナーが下品にならないよう必死に上品さを保ち続けようとしているようだ。なお、2人の小声による会話は手塚の耳にハッキリ聞こえており、彼女達の様子を見ていた金髪の少女と老齢の男性は微笑ましい目で見ていた。

 

「心配なさらずとも、ここで食事のマナーを問われるような事はありません。どうか気を楽にして、食事をお楽しみ下さい」

 

「あ、そう? じゃあ遠慮なく」

 

「夏・希・さ・ん!!」

 

「お前は少しくらい遠慮という物を覚えろ」

 

「フフ、仲がよろしいんですのね♪」

 

老齢の男性にそう言われた途端、夏希は気楽な表情で目の前の料理に手を付け始めた。ギンガと手塚が同時に突っ込みを入れた後、金髪の少女は楽しそうに笑みを浮かべてから自己紹介に入る事にした。

 

「自己紹介が遅れました。私はアルファード家の長女、ロザリンド・エル・アルファードと申します。気軽にロザリーとお呼び下さい」

 

「! ……手塚海之だ。今回の件ではお世話になった」

 

「あ……ど、どうも、白鳥夏希、です……よろしく」

 

「改めまして。時空管理局・陸士108部隊所属のギンガ・ナカジマです。今回はお部屋を借りさせて頂き、誠に感謝します」

 

金髪の少女―――“ロザリンド・エル・アルファード”ことロザリーは礼儀正しく名乗り、手塚達も順番に自己紹介していく。その際、ロザリーが見せるお淑やかな雰囲気に思わず圧倒されたのか、流石の夏希も名前を名乗る際に丁寧に会釈を返している。

 

「いえ、お礼を言わなければならないのはこちらの方です。危ないところを二度も助けて頂き、感謝します」

 

「本当に、ありがとうございました……!」

 

「い、いえ、頭を上げて下さい! こちらもお世話になった身ですので!」

 

「ギンガの言う通り、傷の手当てまでしてくれて本当に感謝している……1つ聞きたいんだが、良いだろうか?」

 

「はい、何でしょうか?」

 

自己紹介の際、手塚はロザリーが名乗った“アルファード”という名前に僅かな反応を示している。何故ならその名前は、手塚も聞いた事がある名前だったからだ。

 

「アルファードという名前……もしや、“氷壁”のアルファードか?」

 

「あら! ご存知なのですね」

 

「? ギンガ、氷壁って何……?」

 

「……夏希さんは少しくらい、ミッドとベルカの歴史を勉強して下さい」

 

手塚が告げた“氷壁”という呼び名に、ロザリーは嬉しそうな反応を示してみせた。それに対し、イマイチ会話の内容を把握できていない夏希は隣に座っているギンガに問いかけ、ギンガは呆れた様子で溜め息をついてから夏希に説明を開始する。

 

「氷の壁と書いて、氷壁(ひょうへき)のアルファード。古代ベルカの戦乱時代に存在した『ノア王国』の王女にして、王国一の女傑として戦果を挙げていたとされる人物です。あの“聖王オリヴィエ”や“覇王イングヴァルト”、“冥王イクスヴェリア”や“雷帝ダールグリュン”にも名を連ねるほど、歴史上ではかなりの有名人ですよ」

 

「戦では自ら前線に立って兵士達の士気を高め、王国を守り続けて来たその手腕から、ノア王国が雪国だったのも相まって『氷壁(ひょうへき)』という二つ名で呼ばれるようになった……尤も、現代の研究では『苛烈な弱肉強食主義者』やら『氷の心臓を持った王女』とも評されているようだが」

 

「う、うぅん……? 聖王だけは一応知ってるけど、他はあんまり……」

 

普段あまり歴史の勉強をしていなかった為か、ギンガと手塚の説明を受けても夏希はサッパリな様子だった。しかしロザリーは全く気にしていないのか、そんな彼女の困惑した表情を見てクスリと笑みを浮かべる。

 

「もう古い時代の話です。古代ベルカが滅亡した今では、氷壁の血を受け継いでいるだけの、ほんのしがない一貴族でしかありません。私は争い事は好みませんから」

 

「……先祖とはまるで対照的だな」

 

苛烈な女傑だった先祖に対し、ロザリーの醸し出す雰囲気はそれとは正反対の大人しそうな物だった。血は受け継いでいても、性格面まで受け継いでいる訳ではない事を理解した手塚は、古代ベルカの歴史に対する興味が増したのか少しだけ表情に笑みが零れ出る。

 

「私の先祖はさておき、今度は手塚さん達のお話も聞かせて欲しいですわ。あの時、手塚さんが変身していた姿についても」

 

「「「……!」」」

 

ロザリーが話を切り替えた事で、今度は手塚達に話が振られる事となった。手塚達はお互いに顔を見合わせ、どこまで話すべきか悩んだ。仮面ライダーの事、ミラーワールドの事、モンスターの事などは、世間に知られると確実にパニックを引き起こしてしまうレベルの内容だからだ。

 

「もし話し辛い内容でしたら、無理に話さなくても構いませんわ」

 

「どうする、海之……?」

 

「……1つだけ頼みたい事がある」

 

話すべきか否か。悩みに悩んだ末に……手塚は1つの条件を出す事にした。

 

「ここにいる使用人達を全員、部屋から退室させて欲しい。話せるのは君とスーマンさんの2人だけだ」

 

「! 海之……」

 

手塚が出した条件、それは部屋にいる使用人達を部屋から退室させ、部屋にいる人物が手塚・夏希・ギンガ・ロザリー・スーマンの5人しかいない状態を作る事だった。本来なら自分達の事情はあまり周囲に話すべきではないのだが、ロザリー達が謎の怪物達に狙われていたのもあり、当事者である2人だけでも事情を把握しておいて貰う必要があった。そしてもう1つ……

 

 

 

 

 

 

『なるほど、コイツ等の狙いはさっきの女の子か』

 

 

 

 

 

 

『つまりコイツ等の周囲を探れば、いずれ最高の“お宝”を見つけられるという事だ』

 

 

 

 

 

 

(……あの言葉が正しいとすれば、放っておく訳にもいかない)

 

謎の泥棒―――海東大樹こと仮面ライダーディエンドが、あれからまだ一度も姿を見せていない。彼の狙いが現時点で判明していない以上、より警戒を強めて貰う必要があるのだ。

 

「わかりました。手塚さんがそう仰るのであり……スーマン」

 

「畏まりました」

 

スーマンが両手をパンパン叩いて鳴らすと、それを聞いた使用人達が手塚達に礼儀正しくお辞儀をしてから1人ずつ順番に部屋から退室していく。そして使用人達が全員退室した後、スーマンが部屋の扉に鍵をかけた。

 

「良いな? 2人共」

 

「……うん、わかった」

 

「私は……手塚さんの判断を信じて、お任せします」

 

夏希とギンガからの許可も得た。手塚はロザリーとスーマンが口の堅い人物である事を信じ、自分達の素性を2人に明かす事にした……もちろん、二宮やオーディンに関する事情は一通り伏せる形で。

 

「改めて名乗ろう……俺は手塚海之、またの名を仮面ライダーライア。そして彼女は白鳥夏希、またの名を仮面ライダーファムだ」

 

「仮面、ライダー……?」

 

「そうだ。俺達はこのミッドチルダに存在する鏡の中の世界……ミラーワールドで、ある怪物達と戦い続けている。この世界の人達を守る為に」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、屋敷内の中庭では……

 

 

 

 

 

「うしっ……ひとまず、こんな感じで良いかな?」

 

中庭で作業をしていた庭師の男性が、囲いがレンガで形成されている大きな花壇の手入れを無事に完了させているところだった。花壇には時期に合わせた色とりどりの綺麗な花が植えられており、庭師の男性は手に持っていた小型のスコップを器用に回転させながら満足そうに頷いた後、作業用の道具を片付ける為にその場から動き出そうとしたが……

 

「失礼」

 

ガンッ

 

「うっ……!?」

 

死角から現れた海東が庭師の首元に手刀を振り下ろし、一瞬で気絶した庭師の男性がその場に倒れ込む。海東は意識のない庭師の男性を物陰に引き摺り込んだ後、庭師の男性から剥ぎ取った作業服に素早く着替え、変装マスクを被る事であっという間に庭師の男性への変装を完了させた。

 

「あ、あぁ~……うん、これでよし。中にはライダーもいる事だし、まずは様子見と行こうかな」

 

取り付けた変声マイクにより、声も庭師の男性にそっくりな物へと切り替わる。庭師の男性(海東)は余裕の表情で帽子を深く被り、この屋敷に存在する“お宝”を手に入れるべく、屋敷内への潜入を開始する。

 

「……」

 

そんな彼の行動を、物陰から密かに眺めている者がいた。

 

(……あの男、まさか……)

 

この屋敷に使用人として仕えている赤髪の女性。ロングスカートのメイド服に身を包んだ彼女は、かけている眼鏡を指でクイッと上げながら、庭師の男性(海東)の後ろ姿を怪しげに睨みつけていたのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To be continued……

 




頑張って書いた割にはあんまり話が進展してない……そしてメインであるはずの海東の出番がなかなか増えない……取り敢えず、海東は次回以降からちょっとずつ出番を増やしていきたいところ。

そして自分、後先も考えずになのは側のオリキャラを作り出しちゃいました。ヴィクターの先祖である“雷帝ダールグリュン”も原作ではあまり詳しく語られてないから「これくらいなら良いかな?」と思い始めちゃったのが全ての始まりというね←
ギンガと手塚の口から語られた“氷壁のアルファード”という人物のモデルですが、某錬金術師漫画に登場する某将軍を思い浮かべて下さればわかると思います。
ちなみに『アルファード』という名前や王国の『ノア』という名前ですが、どちらもトヨタ自動車の車種として存在しています。

一方、独自にベルグとディエンドの行方を追っていた二宮ですが、こちらはベルグとは違う謎の人物と接触。まぁこれもわかる人はすぐにわかる事でしょう。
そんな謎の人物から受け取ったのは封印(シール)のカードと謎の1枚の写真。これが今後、どのような形で関わって来る事になるのか……?

そして屋敷内では、密かに潜入工作を開始していた泥棒野郎こと海東大樹。そんな彼を見据える謎のメイド……果たして今後の展開や如何に。
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