リリカル龍騎ライダーズinミッドチルダ   作:ロンギヌス

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はい、9話目の更新です。

檀黎斗/仮面ライダーゲンム役を演じた岩永徹也さん、Twitter名がまた変更されている事に数日前やっと気付きました(しかも現在、ゲンムライドウォッチの情報まで出回っているとか何とか)。
これはもしかすると……今からwktkが止まりませんねぇ!

まぁそれはさておき、エピソード・ディエンドの方もどうぞ。
今回はBGMや挿入歌を多めに投入しています。














ファムの戦闘挿入歌:Revolution

アビスの戦闘BGM:Covert Coverup

ディエンド&ライアの戦闘BGM:フォームライド

ディエンド・??????フォームの戦闘挿入歌:Treasure Sniper









エピソード・ディエンド 9

「「「はぁ!!」」」

 

「「「フンッ!!」」」

 

「ヴァアアアウゥゥゥゥッ!!!」

 

ベルグ変異態率いる怪人達を正面から迎撃し、戦い始めたディエンド・ライアサバイブ・ファムサバイブの3人。ライアサバイブがヘルブロスの繰り出して来た蹴りを受け流し、ファムサバイブの振り上げたブランセイバーがグラファイトバグスターの振るって来た拳を防ぎ、ゴルドドライブのパンチを避けたディエンドがベルグ変異態に銃撃を炸裂させる。

 

「海東!! 奴を止める方法はないのか!?」

 

「残念だけど、こうなった時点で人間としての彼は死んでいる……!! 後はもう、楽にさせてやる以外の方法はないだろうね……!!」

 

「くそ、何でこんな事になって……うあっ!?」

 

「夏希……ぐはっ!?」

 

「く……ぐあぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

もはや倒す以外にベルグ変異態を止める術はない。止むを得ず、彼を倒す道を選ぶ事になった3人だが、グラファイトバグスターの構えた双刃状の武器―――グラファイトファングの一撃がファムサバイブを薙ぎ払い、ヘルブロスの構えた拳銃型デバイス―――ネビュラスチームガンの銃撃がライアサバイブを押し退け、ゴルドドライブのパンチを受けたディエンドがベルグ変異態の銃撃を何十発も浴びて圧倒されてしまう。そこへ怪人達が追撃を仕掛けようとしたその時……

 

『ギャオォォォォォォォン!!!』

 

「「「!? グワァッ!?」」」

 

「フンッ!!」

 

「ヴェアァウ!?」

 

彼等の頭上から無数の弾丸が降り注ぎ、ディエンド達に襲い掛かろうとした怪人達をその場で足止め。更に上空から飛んで来たアビソドンの突進で怪人達が纏めて突き飛ばされ、アビソドンの背中から飛び降りたアビスがベルグ変異態に飛び蹴りを喰らわせる。

 

「!? 二宮……!!」

 

「おいおい。またおかしな状況になってるな……っと」

 

「ッ……グオォ!?」

 

ベルグ変異態の姿を見て眉を顰めるアビスは、殴りかかって来たヘルブロスのパンチを右手で防ぎ、その腹部にアビスバイザーを押し付けたままエネルギー弾を連射しヘルブロスを後退させる。その間に起き上がったライアサバイブは彼の横に並び立つ。

 

「お前、何故……」

 

「言ったはずだ。お前等に死なれると俺達が困るってな。お前等のサポートをしなくちゃならない俺の身にもなってみろ」

 

「……そうか、それは悪かったな!!」

 

「グワッ!?」

 

ライアサバイブの構えたエビルバイザーツバイから矢が放たれ、アビスに襲い掛かろうとしていたゴルドドライブに命中し怯ませる。そのままライアサバイブがゴルドドライブに向かって行った後、アビスは近くでベルグ変異態に銃撃を浴びせていたディエンドにも声をかける。

 

「お前か。他所の世界からわざわざ首を突っ込んで来たライダーってのは」

 

「少し違うね。僕はただ、お宝の為に戦っているだけさ」

 

「言ってる意味がわからんな……とにかく、お前等に暴れられるとこっちも迷惑だ。さっさと用を済まして出てって貰いたいな」

 

「安心したまえ。お宝さえ手に入れば、この世界にもう用はないさ」

 

「全く……っと!!」

 

「ヌゥン!!」

 

ディエンドの言動に呆れていたアビスに、ヘルブロスが再度襲い掛かり、ネビュラスチームガンを連射して来た。アビスはそれをアビスバイザーで防ぎ、掴みかかって来たヘルブロスを足払いで転倒させ、空中を飛んでいるアビソドンに指を鳴らして合図する。

 

『ギャオォン!!』

 

「!? ヌ、グオォッ!?」

 

合図を聞いたアビソドンが飛来し、ヘルブロスに噛みついたまま飛び上がり、その背中にアビスが飛び乗る。そのままアビソドンがどこかに飛び去って行く中、ディエンドと戦っていたベルグ変異態が紫色のディエンドライバーに1枚のカードを装填し、その銃口を真上に向ける。

 

「グゥゥゥゥゥゥ……ヴェアァ!!」

 

≪ATTACK RIDE……BLUST!≫

 

「「ッ……ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」」

 

発射された弾丸はディエンドだけでなく、ゴルドドライブと戦っていたライアサバイブにも命中。吹き飛ばされた2人が地面を転がされた後、先に起き上がったディエンドも負けじと1枚のカードをディエンドライバーに装填する。

 

「ぐ、強い……!!」

 

「ッ……仕方ない、助っ人を呼ぶとしようか……!!」

 

≪KAMEN RIDE……BLADE!≫

 

「! ブレイド……?」

 

ディエンドライバーから放たれたエネルギー体が、1人の仮面ライダーを実体化させる。トランプのスペードマークとカブトムシを彷彿とさせる青色の戦士―――“仮面ライダーブレイド”の姿を見たライアサバイブがその名前に思わず反応する中、ブレイドは左腰から専用武器の長剣―――“醒剣(せいけん)ブレイラウザー”を引き抜き、前方に立っているゴルドドライブに斬りかかった。

 

「ウェイ!!」

 

「グッ……ヌアァ!!」

 

ブレイドとゴルドドライブが戦う中、ベルグ変異態の前にはディエンドとライアサバイブが立ち向かう。ベルグ変異態は雄叫びを上げながら、2人に向かって駆け出していく。

 

「ウゥゥゥゥゥ……ヴァアアアアアァァァァァウゥッ!!!」

 

「さて、ここから仕切り直しだ……!!」

 

「……はぁっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪SHOOT VENT≫

 

「はっ!!」

 

「ヌ、グゥ……ッ!!」

 

少し離れた場所では、グラファイトバグスターと戦闘中だったファムサバイブがブランシューターを構え、複数の矢を放ちグラファイトバグスターを圧倒していた。しかしグラファイトバグスターも防戦一方ではなく、その手に構えたグラファイトファングで飛んで来る矢を的確に弾き、矢を防ぎながらファムサバイブに迫り強烈な一撃を炸裂させる。

 

「フンッ!!」

 

「ぐぁ!? くっ……ドラゴンを相手するのはもうたくさんだっての……!!」

 

同じ龍の戦士(・・・・)を相手取っているこの状況に辟易しながらも、ファムサバイブはブランシューターの弓を収納し、ブランセイバーを引き抜いてグラファイトファングと鍔迫り合いになる。しかしパワーは僅かにグラファイトバグスターが上回ったのか、グラファイトファングがブランセイバーを押し切り、ファムサバイブを後退させる。

 

「ハァッ!!」

 

「うわっとと!? くそ、こうなったら……!!」

 

≪FIRE VENT≫

 

『ピィィィィィィィッ!!』

 

「!? ヌォ……ッ!!」

 

召喚されたブランフェザーが炎の羽根を複数放射し、地上にいるグラファイトバグスターはそれをグラファイトファングで防ぎながら後ろに下がっていく。その間にファムサバイブは次のカードを引き抜き、ブランセイバーの装填口に差し込んだ。

 

「短期決戦だ……一気に倒す!!」

 

≪FINAL VENT≫

 

『ピィィィィィィィッ!!』

 

「ッ……フン!!」

 

ファムサバイブがブランフェザーの背中に飛び乗り、ブランフェザーのボディが変形しバイクモードに切り替わっていく。それを見たグラファイトバグスターもグラファイトファングを高く掲げた後、それを地面に叩きつける事でグラファイトファングの刀身にエネルギーを収束させ始めた。

 

激怒竜牙(げきどりゅうが)……!!」

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!」

 

バイクモードとなったブランフェザーが迫り来る中、グラファイトファングを構えたグラファイトバグスターは姿勢を低くして構え出す。そして……

 

「―――ハアァッ!!!」

 

グラファイトファングから放たれた十字の斬撃―――“激怒竜牙(げきどりゅうが)”が、ファムサバイブの発動したボルケーノクラッシュと衝突。大爆発が起こるも、その爆炎の中を突き抜けたブランフェザーが一気に加速し、グラファイトバグスター目掛けて突っ込んだ。

 

「どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

「ヌ……グワアァァァァァァァァァッ!!?」

 

ボルケーノクラッシュが決まり、ブランフェザーを停車させたファムサバイブが後ろを振り返る。その先では強力な一撃を喰らったグラファイトバグスターが、全身から火花をバチバチ鳴らしていた。

 

「グ、ウゥ……見事だ……白き、騎士……よ……ッ……!!」

 

そう言い残し、グラファイトバグスターはその場で爆散。爆炎と共に跡形もなく消滅した後、ファムサバイブはすぐにその場を移動する。

 

「よし、こっちは倒した……海之の方に加勢しないと!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ギャオォォォォォッ!!』

 

「グゥ!?」

 

「よっと」

 

場所は変わり、クラナガンのとある広場。アルファード家の屋敷から大きく離れたこの場所まで移動したアビソドンは、口に咥えていたヘルブロスを地面に放り捨て、地面を転がるヘルブロスの前にアビスも着地する。

 

「さて……これだけ離れていれば問題ないか」

 

「ハッ!!」

 

アビスが周囲に他のライダーがいない事を確認した直後、立ち上がったヘルブロスは構えた右腕から巨大な歯車状のエネルギーを生成し、高速回転しているそれをアビス目掛けて撃ち放つ。アビスがそれを前転で回避し、彼の後方で着弾した地面が爆発を起こす中、アビスは面倒臭そうな口調で1枚のカードを引き抜いた。

 

「コイツも他の世界の存在か……面倒だ、さっさと沈めるに限る」

 

「!? ヌ、オォ……ッ!!」

 

アビスが引き抜いたカード―――サバイブ・無限の絵柄が発光し、その光に怯んだヘルブロスが両手で仮面を覆う。その間にアビスは左腕のアビスバイザーを変化させ、アビスバイザーツバイとなったそれの口の部分を開き、サバイブ・無限のカードを食べさせるように装填する。

 

≪SURVIVE≫

 

「ッ……フン!!」

 

ネビュラスチームガンの弾丸が放たれるも、アビスの周囲を渦巻くように発生した水流が弾丸を防ぎ、アビスの全身をドーム状に包み込んでいく。そして水のドームから光が漏れると共に、水風船のように弾けたそれからアビスサバイブが姿を現した。

 

「さぁ、かかって来い」

 

「ヌゥゥゥゥゥゥ……ハァッ!!!」

 

ヘルブロスはネビュラスチームガンを持っていない左手の歯車を高速回転させ、構えずに棒立ちしているアビスサバイブに接近してから左腕の歯車を叩きつけた。高速回転する歯車はアビスサバイブの胸部に命中し、そのままアビスサバイブの装甲をガリガリ削り取っていく……かのように思われたが。

 

「……ぜあぁ!!!」

 

ズバァァァァァァンッ!!!

 

「グワァッ!?」

 

アビスバイザーツバイの先端からアビスカリバーの刀身が伸びた瞬間、アビスサバイブはそれを振り上げる事でヘルブロスの歯車を弾き上げ、その勢いでヘルブロスの胸部を力強く斬りつけた。そのたった一撃で大ダメージを受けたヘルブロスが地面を転がされる一方、歯車を押し当てられたアビスサバイブの装甲は傷1つ付いておらず、余裕そうな態度でヘルブロスに歩み寄って行く。

 

「どうした。俺を倒すんじゃないのか?」

 

「ヌッ……グハァ!?」

 

起き上がろうとするヘルブロスを再びアビスカリバーで斬りつけ、うつ伏せに倒れたヘルブロスをアビスサバイブが左足で容赦なく蹴り転がす。蹴り転がされたヘルブロスは既にフラフラながらも何とか立ち上がり、青緑色の歯車が付いたアイテム―――“ギアリモコン”をネビュラスチームガンのスロット部分に装填する。

 

≪ギアリモコン! ファンキードライブ!≫

 

「フッ……!!」

 

「! 消えた……?」

 

ギアリモコンを装填した瞬間、ヘルブロスの全身が透明化していき、その場から姿を消す。ヘルブロスが透明化能力を持っている事に驚いたアビスサバイブが周囲を見渡す中、透明化しているヘルブロスが右腕の歯車でアビスサバイブを攻撃する。

 

「ヌンッ!!」

 

「ッ……なるほど、鬱陶しい力だな」

 

しかし、ヘルブロスの攻撃を受けても特にダメージがないアビスサバイブは、冷静に1枚のカードを引き抜き、アビスバイザーツバイの装填口に差し込む。

 

「それなら……無理やりにでも引っ張り出してやるよ」

 

≪GUARD VENT≫

 

「!? グッ……!!」

 

電子音と共に、アビスサバイブの足元から強力な水流が渦巻くように発生。その水流は背後から攻撃しようとしていたヘルブロスを弾き飛ばした後、アビスサバイブが右腕を振るったのを合図に強力な波となり、その場にある物を一斉に押し流す。

 

「グガアァッ!?」

 

「! そこにいたか……」

 

波に流されたヘルブロスは街路樹に叩きつけられ、透明化能力が解除されて姿が露わになる。ヘルブロスの居場所を特定したアビスサバイブは次のカードをアビスバイザーツバイに装填。頭上にアビスウェイバーが飛来し、アビスサバイブは構えたアビスバイザーツバイの銃口を倒れているヘルブロスに向ける。

 

≪SHOOT VENT≫

 

『ギャオォォォォォォンッ!!』

 

「長引くと面倒だ。早いところ沈んでくれ」

 

「ッ……!!」

 

≪ライフルモード!≫

 

歯車の付いた胸部装甲からバチバチと火花を出しつつ、立ち上がったヘルブロスはどこからかバルブの付いた短剣状の武器―――“スチームブレード”を取り出し、そのパーツを分離させてネビュラスチームガンに接続。ネビュラスチームライフルとなったそれに今度は白い歯車の付いたアイテム―――“ギアエンジン”を装填、更には銃身のバルブを回転させてエネルギーを収束させ始めた。

 

≪ギアエンジン! エレキスチーム!≫

 

「ヌゥ……!!」

 

「何だ、やる気か?」

 

『ギャオォォォォ……!!』

 

ヘルブロスが構えたネビュラスチームライフルを見て、アビスサバイブもアビスバイザーツバイにエネルギーを収束。アビスウェイバーも口元に巨大な水流弾を形成させていく。

 

≪ファンキーショット! ギアエンジン!≫

 

「ハァッ!!!」

 

そしてネビュラスチームライフルのトリガーが引かれ、銃口から巨大なエネルギー弾が発射される。電流を纏ったその一撃がアビスサバイブに向けて放たれるが、アビスサバイブは冷静だった。

 

「無駄だ……ふん!!」

 

『ギャオォォォォォォッ!!!』

 

「ッ!?」

 

アビスバイザーツバイから発射されたレーザー、そしてアビスウェイバーが放った水流弾が同時に衝突し、電流を纏ったエネルギー弾が打ち消される。そのままレーザーと水流弾はヘルブロス目掛けて飛んで行き、命中したヘルブロスを吹き飛ばした。

 

「ガアァァァァァァァァァッ!!?」

 

「何だ、こんな物か」

 

倒れたヘルブロスが全身からバチバチ火花を散らす中、アビスサバイブはトドメを刺すべく、1枚のカードをアビスバイザーツバイに装填。そのカードには、アビスの紋章が大きく描かれていた。

 

≪FINAL VENT≫

 

「……ふっ!!」

 

『ギャオォォォォォォン……!!』

 

エコーのかかった電子音と共に、大きく吼え上がったアビスウェイバーがボディを変形させ始める。背中の背びれが収納され、腹部からは収納されていた2輪のタイヤが出現し、背びれの収納された背中には座席とハンドルが出現する。その背中に飛び乗ったアビスサバイブが座り込み、地面に降り立ったアビスウェイバー・バイクモードが猛スピードで走り抜ける。

 

「ッ……グ、ゥ!?」

 

それを見たヘルブロスが再びネビュラスチームライフルを構えようとするも、全身に走った電流がヘルブロスの動きを鈍らせる。どうやら水流を浴びた事で、ヘルブロスのシステムがショートを起こしてしまったようだ。

 

「終わりだ……!!」

 

『ギャオォォォォォォォォォォォォッ!!!』

 

バイクモードの姿で疾走するアビスウェイバーが、口から放った水流でヘルブロスの全身を覆い尽くし、水のドームを形成。閉じ込められたヘルブロスが水のドームを殴りつけるも、水のドームはビクともせず、その間にアビスウェイバーが一気に加速する。

 

「ッ……グワァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!?」

 

最後は自身のボディにも水流を纏わせたアビスウェイバーが砲弾のようになり、その直線上にいるヘルブロスを水のドームごと貫通。アビスサバイブの必殺技―――“アビスインフェルノ”の一撃を喰らったヘルブロスは水のドームが弾けると同時に爆発四散し、跡形もなく消滅する事となった。ヘルブロスの消滅後、アビスウェイバーを停車させたアビスサバイブは後ろを振り返り、小さく鼻息を鳴らす。

 

「わざわざ、この力を使うまでもなかったかな……ま、良いか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヴェアァァァァァァウッ!!」

 

「「ッ……ぐあぁ!?」」

 

場所は戻り、アルファード家の屋敷。ベルグ変異態の銃撃を受けたライアサバイブとディエンドが後退し、地面に膝を突けているところだった。その近くではブレイドとゴルドドライブが戦っており、ブレイラウザーの斬撃を受けながらもゴルドドライブがブレイドの胸部を殴りつけた後、右手で槍状のエネルギーを生成し、それをブレイド目掛けて投げつける。

 

「ククク、クハハハハハハハ……フンッ!!!」

 

「ッ……!!」

 

≪SLASH≫

 

≪THUNDER≫

 

≪LIGHTNING SLASH≫

 

「ウェイッ!!」

 

ゴルドドライブが投げて来た槍に対抗するべく、ブレイラウザーに2枚のカードをスラッシュしたブレイドは必殺技―――“ライトニングスラッシュ”を発動。電撃を纏わせたブレイラウザーで槍と正面から打ち合った結果……技と技の威力が相殺され、その衝撃でブレイドとゴルドドライブが同時に吹き飛ばされる。

 

「ヌォ!?」

 

「ウェアァッ!?」

 

ゴルドドライブが倒れ、吹き飛んだブレイドがディエンド達の近くまで転がって来る。それを見たディエンドはこの状況を打破するべく、1枚のカードをディエンドライバーに装填した。

 

「紛い物と言えど、馬鹿にはできない力か……それなら……!!」

 

≪FINAL FORM RIDE……≫

 

「!? 海東、そのカードは……?」

 

「ここは僕に任せたまえ……ブレイド、痛みは一瞬だ!!」

 

≪B・B・B・BLADE!≫

 

「ウェッ!?」

 

電子音と共に、ディエンドはブレイドの背中をディエンドライバーで撃ち抜く。すると背中を撃たれたブレイドは驚いた様子で声を上げた後、その全身が次々と変形していき、カードホルスターの展開されたブレイラウザーを模した大剣―――“ブレイドブレード”への変形が完了。その光景を見て驚くライアサバイブに、ディエンドはそのブレイドブレードを投げ渡す。

 

「ライダーを変形させた……!?」

 

「手塚海之、君がこれを使いたまえ」

 

「ククク……ハァッ!!」

 

その一方で、ゴルドドライブは自身が腰に装着しているベルト―――“バンノドライバー”に付いているイグニッションキーを捻り、その場から跳躍。金色のエネルギーを纏ったゴルドドライブが、ドリルのように回転しながら飛び蹴りを繰り出した。

 

「ハァァァァァァァァァッ!!!」

 

「おっと、そうはさせないよ」

 

≪FINAL ATTACK RIDE……DI・DI・DI・DIEND!≫

 

「はっ!!」

 

対するディエンドも、即座に次のカードをディエンドライバーに装填し、複数のカード状のエネルギーによって形成されたターゲットサイトでゴルドドライブに狙いを定める。そしてディエンドがトリガーを引き、ターゲットサイトが強力なビーム砲となってゴルドドライブの飛び蹴りと真正面から激突。大爆発を引き起こし、爆炎の中から撃墜されたゴルドドライブが落下する。

 

「グハッ!? ガ、ァ……!!」

 

「今だ!!」

 

≪FINAL ATTACK RIDE……≫

 

「ッ……はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

カードの装填されたディエンドライバーが鳴らす電子音を聞いて、ライアサバイブもブレイドブレードを構えてその場から跳躍。両手で振り上げたブレイドブレードを、地上のゴルドドライブに向かって振り下ろし……

 

≪B・B・B・BLADE!≫

 

「はあぁっ!!!」

 

「!? グワアァァァァァァァァァァァァァァァッ!!?」

 

立ち上がろうとしていたゴルドドライブを、真っ二つに斬り裂いてみせた。ゴルドドライブが断末魔と共に跡形もなく爆散した後、ライアサバイブが構えていたブレイドブレードも役目を終えた事で消滅する。

 

「消えた……」

 

「さぁ、残るはアイツだけだ」

 

「ヴゥゥゥゥゥゥ……!!」

 

ゴルドドライブも撃破され、残るはベルグ変異態を倒すのみ。ディエンドとライアサバイブが向き合って武器を構え直したその時……彼等の頭上を、1体のモンスターが通過した。

 

『ショオォォォォォォォォッ!!』

 

「!? あれは……」

 

「ベルグと契約していたモンスターか……!」

 

2人の頭上を通過したラプターウイングが、ベルグ変異態に向かって飛来する。契約のカードが失われた事で、元契約者だったダーインを捕食しようと飛んで来たのだ。

 

しかし……思わぬ事態が発生した。

 

「ヴゥゥゥゥゥゥゥ……ヴァアッ!!!」

 

「「!?」」

 

ベルグ変異態の全身から伸びた複数の触手が、空中を飛んでいたラプターウイングに巻きついて捕縛。その巻きついた触手の先端がラプターウイングの翼やボディ、そして頭部へと突き刺さり、ラプターウイングが悲鳴のような鳴き声を上げ始める。

 

『ショオアァァァァァァァッ!?』

 

「な、何だ……!?」

 

「ッ……まさか、モンスターと融合する気か……!?」

 

「ヴァアアアアアァァァァァッ!!!」

 

ベルグ変異態がラプターウイングの背中に乗り込んだ後、ベルグ変異態の下半身から伸びた触手がラプターウイングのボディ各部に巻きつき、ラプターウイングのボディに侵食していく。それにより無理やり意識を乗っ取られたラプターウイングが大きく羽ばたき、上空から無数の羽根を地上目掛けて放ち始めた。

 

『ショアァァァァァァァァァァァッ!!!』

 

「「ぐあぁぁぁぁぁぁぁっ!?」」

 

地面に突き刺さった羽根が次々と爆発を起こし、ディエンドとライアサバイブを吹き飛ばす。そこへラプターウイングが接近しようとした時、別方向から飛んで来たブランフェザーがラプターウイングに体当たりを仕掛ける。

 

『ショアァ!?』

 

『ピィィィィィィィッ!!』

 

「海之、大丈夫!?」

 

「ッ……夏希……!!」

 

駆けつけたファムサバイブがライアサバイブを抱き起こす一方、起き上がったディエンドは上空を見上げる。上空ではベルグ変異態と融合したラプターウイングが、ブランフェザーと激しい空中戦を繰り広げていた。

 

「あんなのが現実世界で暴れたら、街はひと溜まりもない。そうなれば、この街に存在する多くのお宝が失われる事になるだろう。もちろん、君達が大切に思っている物も全て……ね」

 

「……そうはさせない」

 

ファムサバイブの手を借り、立ち上がったライアサバイブは1枚のカードを引き抜き、エビルバイザーツバイに装填する。

 

「あの街には、俺達の守ってきた物がたくさんある……それを奴に壊させる訳にはいかない……!!」

 

≪SHOOT VENT≫

 

「はぁっ!!!」

 

『!? ショアァァァァァッ!?』

 

「ヴァァァァァァッ!?」

 

エビルバイザーツバイから放たれた一撃は、上空でブランフェザーを圧倒していたラプターウイングの右翼を撃ち貫いた。バランスを崩したラプターウイングが地上に落下する中、ディエンドは「やれやれ」といった様子で首を振る。

 

「甘いねぇ……けど、嫌いじゃない」

 

「海東……」

 

「それが君達にとってのお宝なら……共に守ろうじゃないか。この世界のお宝を」

 

「ッ……そんなの、アンタに言われるまでもないよ!」

 

『ッ……ショオォォォォォォォォォッ!!!』

 

ディエンド・ライアサバイブ・ファムサバイブの3人が並び立ち、地面に降り立っていたラプターウイングが3人に向かって鳴き声を上げる。それに対してディエンドは怯まず、どこからか青いタッチフォン型のデバイスを左手で取り出し、それを見たファムサバイブは首を傾げた。

 

「ん? 何だよ、それ」

 

「見ていたまえ……これが僕のお宝さ!」

 

ディエンドは取り出したデバイス―――“ケータッチ”を右手で持っているディエンドライバーの上に置き、カードのような物を差し込む。そしてケータッチの画面に現れた複数のマークを、左手の人差し指でタッチしていく。

 

≪G4≫

 

≪RYUGA≫

 

≪ORGA≫

 

≪GRAVE≫

 

≪KABUKI≫

 

≪CAUCASUS≫

 

≪ARC≫

 

≪SKULL≫

 

≪FINAL KAMEN RIDE……DI・END!≫

 

そしてベルトのバックル部分を取り外し、そこにケータッチをセットしたディエンドは、その姿が変化する。青色だったボディは黒色になり、ディエンドの頭部に1枚のカードが貼り付けられる。そしてディエンドの胸部装甲にも8枚のカードがセットされ、ケータッチを使用した強化形態―――“仮面ライダーディエンド・コンプリートフォーム”への変身が完了した。

 

「え……えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!? 何それ、めっちゃカードだらけ!?」

 

「これが、奴のパワーアップした姿……!」

 

コンプリートフォームの姿を見たファムサバイブが驚き、ライアサバイブは冷静な口調で呟く。そんな2人の反応はスルーし、ディエンドは1枚のカードをディエンドライバーに装填。ディエンドライバーを力強く振るい、その銃身をスライドさせた。

 

「さぁ、スペシャル大サービスだ……!!」

 

≪ATTACK RIDE……≫

 

電子音が鳴り響く中、ディエンドはディエンドライバーの銃口を真上に向けてトリガーを引き……

 

≪GEKIJOUBAN!≫

 

「ッ!?」

 

「……えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」

 

銃口から放たれたエネルギー体が、8人の仮面ライダーを召喚した。自分達と同じように並び立つ彼等を見たファムサバイブが、再び驚きの声を上げる。

 

「ヌゥゥゥゥゥゥン……!」

 

3.2mもの巨体を誇る、悪魔のような意匠を持つ戦士―――“仮面ライダーアーク”。

 

「フゥゥゥ……」

 

その手に大型のミサイル砲を持った、黒い装甲の機械戦士―――“仮面ライダーG4”。

 

「ハァァァァ……!」

 

『Ω』の意匠を持ち、長い刀剣状の武器を構えた帝王の戦士―――“仮面ライダーオーガ”。

 

「フン……」

 

太鼓の撥のような武器を構えた、赤と緑のボディが特徴的な鬼の戦士―――“仮面ライダー歌舞鬼(かぶき)”。

 

「ハァァァァ……」

 

黒いドラゴンの意匠を持った、鏡の世界の邪悪な戦士―――“仮面ライダーリュウガ”。

 

「フフフ……」

 

青色の薔薇を手にした、コーカサスオオカブトを彷彿とさせる金色の戦士―――“仮面ライダーコーカサス”。

 

「ハァ……!」

 

トランプの『A(エース)』を彷彿とさせる、長剣を構えた金色の戦士―――“仮面ライダーグレイブ”。

 

「フッ……」

 

古ぼけたマフラー、そして白い帽子が特徴的な髑髏の戦士―――“仮面ライダースカル”。

 

そこにディエンド・ライアサバイブ・ファムサバイブを含めた、計11人もの仮面ライダーがその場に集結する事となった。

 

「ちょ、えぇ!? リュウガ!? 何でお前が……!!」

 

「落ち着け夏希。恐らくだが、それは俺達が知っている奴ではないだろう」

 

「呑気に喋ってる場合じゃないと思うけど? ほら、来るよ」

 

「ヴァアァァァァァ……!!」

 

≪FINAL ATTACK RIDE……DI・DI・DI・DIEND!≫

 

3人がそんなやり取りをしている間、ラプターウイングの背中に乗り込んでいるベルグ変異態が1枚のカードを紫色のディエンドライバーに装填。禍々しい紫色のターゲットサイトを形成し、ディエンド達がいる方角へと狙いを定め始めた。

 

「ッ……俺達も行くぞ!!」

 

≪FINAL VENT≫

 

「僕に命令はしないで欲しいね……!!」

 

≪FINAL ATTACK RIDE……DI・DI・DI・DIEND!≫

 

「と、取り敢えずアタシも!!」

 

≪SWORD VENT≫

 

ライアサバイブとディエンドはそれぞれの必殺技用のカードを装填し、既にファイナルベントを使用した後であるファムサバイブは代わりとしてソードベントのカードを装填。その3人に続くように、他の8人の仮面ライダー達も一斉に動き出した。

 

「フン……!!」

 

G4はその手に持っていたミサイル砲―――“ギガント”を右肩に乗せて構え、伸ばしたケーブルをベルトの右側に接続する。

 

≪FINAL VENT≫

 

『グオォォォォォォォォン!!』

 

リュウガは左腕の召喚機―――“暗黒龍召機甲ブラックドラグバイザー”にカードを装填。どこからか現れた黒いドラゴン―――“暗黒龍ドラグブラッカー”が彼の周囲を回り、リュウガがその場からゆっくり浮遊していく。

 

≪EXCEED CHARGE……!≫

 

オーガはベルトに装填している携帯電話型デバイス―――“オーガフォン”のエンターキーを押し、右手に構えた長剣状の武器―――“オーガストランザー”にエネルギーを収束。巨大な刀身を形成し始める。

 

≪MIGHTY≫

 

グレイブは逆手に持っていた長剣状の武器―――“醒剣グレイブラウザー”に1枚のカードをスラッシュ。逆手から順手に持ち替え、グレイブラウザーの刀身にエネルギーを纏わせる。

 

「ハァァァァァァァ……!!」

 

歌舞鬼はベルトの中央に取り付けている太鼓状のバックル―――“音撃鼓(おんげきこ)”を模した巨大なエネルギーを正面に発生させ、両手に持った撥のような武器―――“音撃棒(おんげきぼう)烈翠(れっすい)”で静かに構え出す。

 

≪MAXIMUM RIDER POWER……!≫

 

コーカサスは青い薔薇を地面に落とした後、ベルトの左腰に付けているカブトムシ型のデバイス―――“ハイパーゼクター”の角部分を倒し、右足にエネルギーを収束させながら高く跳躍する。

 

≪ウェイクアップ!≫

 

「ヌゥゥゥゥゥゥゥン……!!」

 

アークは唸り声を上げながら両腕を左右に広げ、全身に黒いエネルギーを纏わせる。そのエネルギーを右足に収束させつつ、その場からゆっくり浮遊し始める。

 

≪SKULL MAXIMUM DRIVE!≫

 

スカルは装着しているベルト―――“ロストドライバー”から骸骨の記憶が内包されたメモリ―――“スカルメモリ”を引き抜き、ベルトの右腰に付いているスロットへと装填。帽子を深く被り直した後、その場から高く跳躍する。

 

「ヴゥゥゥゥゥゥゥゥ……ヴァアアアアアアアアアッ!!!」

 

仮面ライダー達が一斉に必殺技を発動しようとしているのを見たベルグ変異態はトリガーを引き、紫色のディエンドライバーから強力なビーム砲―――“ディメンションシュート”を発射。それに応じて、仮面ライダー達も一斉に必殺技を発動した。

 

「「「「「「「「「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」」」」」」」」」」」

 

G4が発射したギガントによる4発のミサイル。

 

リュウガが発動した必殺技―――“ドラゴンライダーキック”。

 

オーガが発動した必殺技―――“オーガストラッシュ”。

 

グレイブが発動した必殺技―――“グラビティスラッシュ”。

 

歌舞鬼が音撃鼓を叩いて発動した必殺技―――“音撃打(おんげきだ)業火絢爛(ごうかけんらん)”。

 

コーカサスが発動した必殺技―――“ライダーキック”。

 

アークが発動した必殺技―――“ライダーキック”。

 

スカルが発動した必殺技―――“ライダーキック”。

 

ファムサバイブが発動した斬撃―――“フレイムスラッシャー”。

 

ライアサバイブが発動した必殺技―――“エクスティンガーブレイク”。

 

そしてディエンド・コンプリートフォームが発動した必殺技―――“ディメンションシュート”。

 

それらの必殺技が、ベルグ変異態の繰り出したディメンションシュートと正面から激突し……結果、ベルグ変異態のディメンションシュートが打ち破られ、ライダー達の必殺技がベルグ変異態とラプターウイングに叩き込まれていく。

 

「ヴ、ヴァアアアアアァァァァァァァァァッ!!!??」

 

『ショアァァァァァァァァァァァッ!!!??』

 

もはやオーバーキルと言っても過言ではないほどの攻撃を受け続けた事で、ベルグ変異態はラプターウイングと共に大爆発を引き起こす。そして爆風が巻き起こる中、空中に吹き飛んだ紫色のディエンドライバーが皹を生やし……粉々に粉砕され、塵となって消滅した。

 

「……終わった、のか」

 

「そのようだね」

 

ベルグ変異態とラプターウイングの消滅を確認し、召喚されたライダー達が一斉に消滅。エクソダイバーから降りたライアサバイブが燃えている地面を見据えている中、ディエンドはディエンドライバーを指先でクルクル回転させながら、軽い口調でそう告げるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや、だから何だよあの訳のわからん姿は……もう良いや、考えるだけめんどくさい」

 

なお、屋敷に戻って来たアビスが物陰に隠れつつ、ディエンド・コンプリートフォームの姿を見てそんな感想を呟いていたのはここだけの話である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To be continued……

 




という訳で、今回で仮面ライダーベルグも退場です。これを読んだ皆さん、絶対に盗みなんかしてはいけませんよ。そんな悪い事をしていたら、いつか必ず自分に返って来ますからね!←

それはさておき、今回はベルグ変異態に召喚された3体の解説をしましょう。この3体は【仮面ライダーと同じアイテムで変身する】タイプの怪人達です。

まずゴルドドライブ。彼はベルグ同様【相手の武器を奪う】能力を持っていた為、今回は彼も怪人側としてチョイス。
おまけに、ゴルドドライブの依り代にされたロイミュード006も、素体のロイミュード体がコブラ型です。なんと、こんな所にも王蛇の要素が隠れていました。

次にグラファイトバグスター。もう気付いている人もいましたが、彼は龍騎&リュウガと同じドラゴンモチーフの怪人としてチョイス。しかもグラファイトの場合、パワーアップすると龍騎&リュウガと同じイメージカラーになりますね(ダーク版はリュウガと同じ黒色、グレン版は龍騎と同じ赤色)。
今回はコピー体としての登場ですが、自身を打ち倒した相手を称賛する一面は相変わらずな様子。

そしてヘルブロス。こちらはどちらかと言うと、仮面ライダービルドのネットムービー『ハザードレベルを上げる 7つのベストマッチ』に登場するクローンヘルブロスに近い仕様ですね。
クローンヘルブロスは劇中で透明化能力を披露しており、今回は同じ透明化能力を持つベルデと重ねてみました。そしてアビスサバイブに一方的にやられたのは『ヘルブロスは“サメ”と“バイク”のフルボトルの力に弱い』という弱点のオマージュ。その為に今回、アビスサバイブは初めてファイナルベントを発動しました。
なお、作者は「これに気付く人は少ないだろう」と思っていましたが、感想欄で既にこの点に気付いている方もいらっしゃいました。何でわかるんだよ、正解だよ!←

そんな中、怪人達に対抗するべくディエンドが召喚したのは『仮面ライダー剣』の主人公・剣崎一真が変身する仮面ライダーブレイド。今回もやっぱりブレイドブレードに変形させられ、ライアがゴルドドライブを『イッテイーヨ!』するのに活用されました。
ちなみにブレイドの名前を聞いた際、雄一の仮面ライダーブレードを思い出した手塚がちょっぴり反応してしまったようで。

そして終盤、遂に登場しましたコンプリートフォーム!
最後は召喚した劇場版ライダー×8と共に同時必殺技でフィニッシュ。超・電王トリロジーで初めて見た時は「何このオーバーキル?」と素直にそう思いました←

そんなエピソード・ディエンドも、そろそろエンディングの時です。
海東が守ろうとしていたお宝の正体とは……それは次回のエピローグにでも。
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