第13話始まります。
「ふっおりぃやぁ!!」
広いスクラップ工場の中で未確認生命体と戦う戦士クウガ。
「ギッ!」
その未確認は素早い動きでクウガの攻撃を避けクウガの後ろに回り足を掴みクウガを投げ飛ばす。
「うわぁ!」
クウガは壁に激突し横転する。
「いってぇ~っ!?」
するとクウガは突然頭を抱え込み
「(またこの感覚?何なんだこれは!?)」
クウガが向かって来ないと隙をつき未確認は攻撃に仕掛ける。
「やべっ!」
クウガは青いクウガに代わりジャンプし未確認の攻撃をかわす。
「ニゲルナクウガァー!」
未確認は走って向かってくるクウガは工事楊のバーを掴みドラゴンロッドに変え未確認を受け流す。
「ッコシャクナクウガァ!」
未確認は腕を振るうがクウガはロッドでガードし腕を弾き蹴りを入れる。
「ギッ!?」
シャンシャン音を鳴らしとロッドを振り回し構えジャンプし未確認に目掛けロッドを横から打ち付ける。
「ギャア!?」
未確認はその攻撃で弾き飛ばされ廃車にぶつかり導線が切れ火花が出て流れ込んでいた油に引火し一気に爆発する。
「うぉっ!」
突如の爆発にクウガは驚くが未確認の生死を確認する為に近づく。
「いないなぁあれで倒したのか?」
辺りを見渡すが未確認の姿がなくクウガはトライチェイサーに戻り一条に連絡する。
『そうかわかった俺も直ぐに向かう』
「わかりました」
クウガは雄介の姿に戻りトライチェイサーに股がる。
「なんだったんだあれは?」
雄介は戦いの最中頭に流れ込んできたビジョンそれは大きなクワガタのような物だった。
ー翌日ー
「おはよー」
「あっゆーくんおはよう」
「おはようございます」
雄介が教室に入りことりと海未が挨拶を交わす。
「ゆーくん昨日大丈夫だった?」
「えっ?あっうん大丈夫だよ」
雄介は自分の席に座りことりに返答する。
「(昨日頭に流れたあれは未だに謎なんだよなぁ)」
「雄介どうしたのですか?何か考え事ですか?」
「えっ?いやぁ大丈夫大丈夫」
そうこうしていると学校の予鈴がなりHRが始まる。
時は放課後授業が終わり雄介はことりと海未に桜子の所に寄ると伝え雄介は桜子のいる教室に向かう。
「失礼しまーす」
「あっ中野君」
「すいません忙しい中」
「大丈夫だよ今日はどうしたの?」
「ちょっと聞きたい事がありまして」
雄介は桜子に自分が見た幻影を話す。
「大きなクワガタ・・・でもそんなの碑文には載ってなかったかなぁ」
「そうですか」
「最近の事なの?その・・・幻影を見るのって?」
「はい、戦っている中突然ブワッとなんか始めて変身した時と似てる感覚で」
「じゃあ中野君のお腹の中にある石アマダムが見せた幻影って事なのかも」
「じゃあ何かの前触れとか?」
「そういう事に捉えておきましょう私ももう少し調べて見るね」
「ありがとうございます宜しくお願いします」
雄介はお辞儀し教室を出て部室に向かう。
「皆ごめん遅くなった・・・ってどうした?」
雄介が入って来るや否やμ'sのメンバーは重い空気を漂わせていた。
「どうしたのみんな?」
「雄介単刀直入に言うわ今の現状どう思う?」
「現状って?」
にこに突然振られ頭を傾げる雄介。
「わからない?ラブライブ予選が近づいている中リーダーが不在の事よ」
「それは、まぁでもしょうがないだろ穂乃果ちゃんは怪我で入院しているんだし」
「その穂乃果が出れない以上今まで練習してきたパフォーマンスを練りなさなきゃいけないのよ」
「それはこれからみんなで」
「その時間が惜しいって言ってんのよ私は!」
「っ」
「今からフォーメーションを変えても逆に変になるだけだわそれに今から新しい曲を作るって言っても時間がない!だから!」
「ちょっと落ち着けって」
「落ち着けるわけないでしょ!ラブライブなのよ!せっかくチャンスを貰ったのにこれじゃあまたっ・・・!」
「確かにラブライブは大事だよだけどここで穂乃果ちゃんをいない事を嘆いてもしょうがないだろ」
「じゃあどうしろって言うのよ!穂乃果さえ怪我しなければこんな事にならなかったのに!」
「っ穂乃果ちゃんだって好きで怪我した訳じゃないだろ!そんな言い方すんな!」
「っ・・・」
「・・・悪ぃ怒鳴って」
「私もごめん色々あせちゃって少し頭冷やしてくるわ」
そう言ってにこは部室を出ていく。
「みんなもごめん嫌な気分にさせちゃったな」
「いえ雄介が言わなかったら私がにこに怒鳴ってたかもしれません」
「にこの気持ちもわかる私達3年生とってこれは最後のラブライブだし必ず出たいっでもここで穂乃果を責めたら絶対に間違ってるわ」
「だとしてもどうするんにこっちの言うとおりこのままじゃ・・・」
「それでもやるしかないにゃ」
「凛・・・あなた」
「確かに時間はないよだけどやれるだけやってみようよ穂乃果ちゃんの分まで凛頑張るから!」
「・・・凛ちゃん」
「ふふっまさか凛がこんな事言うなんて思ってもみなかったわ」
「えぇ~?どういう意味にゃ絵里ちゃーん」
「誉めてるのよ」
「でもどうするの?今から新しい曲でも考える?」
「そうねぇ・・・それもこれも踏まえて穂乃果とも相談してみるわ」
μ'sの皆はこれからの事を話今日は解散となった。
「ほいっことりちゃん」
「うん、ありがとうゆーくん」
ことりはヘルメットを受け取りトライチェイサーに股がる。
「しっかり掴まっててね」
「うん」
ぎゅっと雄介の腰に手を回し密着する。
「うっ///」
「どうしたのゆーくん?」
「何でもないです///(ことりちゃんの胸が背中に)」
そう言ってエンジンをつけゆっくり走行する。
「ねぇゆーくん」
「うん?」
「これからどうなっちゃうのかなぁ私達」
「・・・大丈夫だよ絶対」
「どうして?」
「だってμ'sだよ?皆が力を合わせればどんな事だって乗り越えられるさ」
「・・・そうだね私達はどんな事があっても乗り越えてきたもんね」
「うんだから絶対大丈夫!」
雄介はそう言うがことりは気付いていた雄介も不安なんだと。
「ゆーくん・・・私達頑張るから」
「えっ?うん!俺も全力でサポートするからさ」
ことりは雄介の背中にぎゅっとしがみつくことりも不安で少しでも不安を和らぎたいから。
「うっことりちゃん///」
「えっ?」
「凄く柔らかいです///」
「・・・ゆーくんのえっち///」
ー夜ー
穂乃果が病室でマンガを読んでいると携帯が鳴り出す。
「ん?絵里ちゃんからだ」
ピッと通話をONにし
「もしもーし」
『もしもし穂乃果今大丈夫かしら?』
「うん全然大丈夫だよー凄く暇してたし」
『そうやっぱ入院生活は辛い?』
「まぁねぇあっでも授業受けなくていいしそこはいいかも」
『もうっちゃんと勉強もしなくちゃ駄目よ』
「はーい」
『所で話は変わるんだけど』
「うん?」
『ラブライブ予選のことなんだけど』
「うん・・・ごめんね私のせいで混乱しちゃってるよね?」
『いえ、穂乃果は自分を責めないであなたは勇敢な行動を取ったんだから』
「でも」
『確かに穂乃果の抜けた穴は大きいわだから私達は新しい曲を作ろうと思うのどうかしら?』
「新しい曲・・・うん良いんじゃないかな」
『それでその曲での事なんだけど・・・』
ー翌日ー
「えぇーーー!!凛が!りんがぁ!?」
教室の中凛が絵里の発言に驚き他のクラスメイトに注目を浴びる。
「えぇ今回のライブは凛が前に出てもらうわ」
「昨日絵里が穂乃果と話決定したそうです」
「で、でもいいの?凛なんかで」
「こらっ凛自分なんかなんて言っちゃ駄目でしょ?あなたはもう昔の凛じゃないんでしょ?」
「真姫ちゃん・・・でも」
「穂乃果と絵里が決めて皆が納得したんなら頑張ってみなさいよ凛」
「にこちゃん」
「凛確かにいきなり言われて困惑すると思うわあなたが本当にしたくないなら考えるけど、どうする?」
「えっと・・・ゆーすけはどう思う?」
「俺も皆と同じだよ凛ちゃんなら大丈夫!」
「ゆーすけ・・・うん!絵里ちゃん凛やってみるにゃ!」
「良かったなら今日の放課後から取り掛かるわ真姫と海未は作詞と曲を他の皆はダンスの練習よ」
「わかりました」
「了解よ」
「凛ちゃん!頑張ろうね!」
「かよちん・・・うん!凛頑張るにゃ!」
ー夕方 未確認生命体対策本部ー
「一条!」
「杉田さん?どうしたんですか?」
「この間の4号と13号が争いで倒されたはずの13号が生きている可能性が出てきたんだ」
「なんですって!?」
杉田は一条に書類を渡し
「現場検証によれば13号の遺体の破片は一部とも見つからなかったそれが不明点だったんだ」
「確かに4号が撃破した未確認はいずれも遺体一部は必ずありましたね」
「あぁだからこの写真を見る限り奴はここから逃げたんじゃないかと思われる」
杉田が指を指した所そこは
「マンホール・・・奴は爆発の寸前にここから逃げたのか」
「一条さん!」
「どうした笹山君」
「都内の各所にトラックで轢き逃げしている事件が多発しています多分13号の仕業かと」
「以前も奴は大型トラックを使い同じ犯行を繰り返していた」
「やっぱり奴は生きてやがったんた!」
「行きましょう!」
「おう!」
一条と杉田は現場に向かう為走っていく。
ー音乃木坂学園屋上ー
「ワン!ツー!ワン!ツー!凛遅れてるわよ!」
「は、はい!」
「はい!ストップ!」
絵里の掛け声で皆一度止まる。
「凛あなたのテンポだけ少し違うのよいつものあなたらしくないわね?」
「そ、そうかな?今度は大丈夫もう一回!」
「わかったわ皆もう一度行くわよ!」
「「はい!!」」
すると雄介の携帯が鳴り
「はいもしもし・・・はい、はい!わかりました!すぐ行きます!」
雄介は通信を切り
「ごめん皆未確認が出たから俺行くな」
「わかったわ気をつけてね雄介」
「あぁ!」
「えっ?ゆーすけ行っちゃうの?」
「凛ちゃん?」
「あっごめん何でもない!」
「・・・なるべくすぐ戻ってくるから」
雄介はそう言い走って屋上を出ていった。
「凛あなた・・・」
「ごめん絵里ちゃん続けよ練習!」
「え、えぇわかったわじゃあ行くわよ!」
雄介が現場に向かっている途中通信が入る。
『中野雄介聞こえるか?』
「はい!」
『未確認は君が以前倒したと思われていた未確認生命体13号がまた大型トラックで犯行を繰り返している』
「生きてたんですか!?」
『あぁだから以前のように姿を変え襲っているに違いない』
「わかりました!直ぐに向かいます!」
雄介はアマダムを出現させ変身の構えを取る。
「''変身''!」
その掛け声と共に赤いクウガに代わりそしてトライチェイサーも色を代える。
「っう!?」
クウガに変身したと同時にまた頭の中にあのビジョンが流れる。
「またこの感覚!?一体何なんだ」
するとクウガの上から大きな飛行物体が飛んでくる。
「うぉっ!?何だ?」
『お待たせしました』
飛行物体はそう発言し体を分裂しクウガの乗っているトライチェイサーに合体した。
「えっ?合体した!?」
『さぁ行きましょう』
「えぇと何が何だかわかんないけどとりあえず行くか!」
クウガは突然な事に戸惑いながらも飛行物体と合体したトライチェイサーと共に現場へと急ぐ。
未確認生命体が現れた現場へと到着するとすでに襲われていた人達の亡骸があった。
「そんな」
すると1台の大型トラックがクウガのいる所に目掛け猛スピードで走ってくる。
「コロシテヤルクウガァー!」
「くっ」
クウガはグリップを回しトライチェイサーを動かしそれを回避する。
「チィ」
「っの野郎!」
クウガは再びトライチェイサーを走らせようとするが突然動かなくなってしまった。
「えっ一体どうしたんだ!?」
何をしても動かず未確認はもう一度クウガを目掛け突進してくる。
「くそっ」
クウガはバイクから飛び降りトラックの突進を避けたがトライチェイサーは大型トラックにそのまま押し付けられる。
「あぁ!俺のバイク」
未確認はバックし再びクウガに突進してくる。
「っこの!」
クウガは青いクウガに代わり未確認の運転席側まで飛びそのまま運転席のドアを開け未確認を引きずり出す。
「ギャア!」
引きずだされた未確認はトラックから投げ飛ばされ横転する。
「キサマァ」
クウガは着地し身構える。
「クウガァ!」
未確認は攻撃を仕掛けるがクウガは受け流し未確認にエルボーを喰らわす。
「ギッ!」
「おりぃやぁ!」
そのままパンチを未確認に放つが未確認は受け止め
「コンドコソオマエヲコロシテヤルコノ''メ・ギャリド・ギ''ガナ!」
ヤドカリに酷似した未確認はそう言いクウガに膝蹴りを喰らわそうとするがクウガは片手でガードし
「何を怒っているのか知らねぇけどな・・・怒りたいのはこっちもなんだよ!」
クウガは赤いクウガに代わり蹴りを入れギャリドを怯ませパンチを喰らわす。
「グックソクウガァ」
ギャリドは顔を抑えクウガを睨む。
「うぉおおお!」
クウガは再び攻撃を仕掛けるがギャリドは隙を見つけクウガにドロップキックを喰らわす。
「うあっ」
クウガは横転するが直ぐ様立ち身構えるとギャリドの姿はなかった。
「なっあいつどこ行った!?」
クウガは辺りを見渡すがギャリドの姿はどこにも居なかった。
「逃げたのか?でもあんな素早く」
クウガは雄介の姿に戻りトライチェイサーの元へ
「うぅ~どこか壊れてなければいいけど」
雄介は押し付けられた際にそこらのビニールシートや看板等がトライチェイサーに覆い被されそれをどかす作業に
「あれっ?全然傷がない?」
雄介が見る限りではトライチェイサーは傷1つ付いてなかった。
「あれだけ派手にやられたのに傷1つないとは」
雄介がもう一度エンジンをつけようとするがやはり動かない。
「ふぅしょうがない一条さんに連絡するか」
雄介が一条に連絡を取りそのままトライチェイサーは榎田ひかりのいる科学警察研究所に運搬された。
「まさかその未確認飛行物体がTRCSと合体するとは」
「はい俺も驚きましたいきなり頭の上に来てそのままバイクと合体しましたからねぇ」
「あれは何なんだ?クウガと何か関係があるのか?」
「それが俺もよく分かんないんですよ頭の中に流れて来たのはその未確認飛行物体?だったんですけどまさか合体するとは」
「とにかく榎田さんに頼んで調べてもらう君はどうする?」
「俺も行ってもいいですか?気になりますし」
「あぁわかった」
雄介は一条の車に乗せてもらい科学警察研究所に向かった。
ー科学警察研究所ー
雄介と一条は科学警察研究所(科警研)に着き榎田に会う。
「あっ一条君」
「榎田さんこの間はどうもありがとうございました」
「12号の時に渡したあれどうだった?」
「えぇ最初は効力を発揮したのですが奴に体制がついたのかそれ以降は・・・」
「そう・・・あれだけ詰め込んだ弾薬も最初だけか・・・もっと改良が必要ね」
「はい・・・申し訳ないんですが」
「いいのいいのそれが仕事なんだしそういえばそちらの彼は?」
「えぇ彼の事は歩きながらでも話しましょう」
雄介達は運び込まれたトライチェイサーの所に向かいながら雄介の事を榎田に話した。
「そう・・・君が」
「はい宜しくお願いします」
「うんこちらこそ宜しくね・・・辛いでしょまだ子供なのに1人で未確認と」
「いえ俺は大丈夫です一条さんもいるしそれに大切な人達も一緒に居てくれてますから」
「そっか私もこれからあなたの事をサポートしていくね」
「ありがとうございます!」
そう話いる内に雄介達は研究所の所に着き榎田がドアを開ける。
「どう?TRCSは」
「どうもこうもないですねぇ~分からない事だらけですよ」
1人の研究員が頭を抱え榎田にそう答える。
「一条君が言ったようにもし4号の物なら古代から来たものそれがバイクとねぇ」
「えぇどうしてこうなったのか当の本人も分からないみたいで」
「ほんと謎ですよねぇ~まぁ良い奴だとは思うんですよねクウガのマークも付いてるし」
「まったく君は軽率すぎる」
「へへっあっとすいません電話が」
雄介が画面を見るとことりから着信が来ていた。
「もしもしことりちゃんどうした?」
『ゆーくん今すぐ学校に来て!大変なの!』
「えっ一体どうした?」
『いいから早く!』
「は、はい!」
雄介は一条に事情を話走って学校に向かった。
「はぁはぁつっかれた」
雄介は息を整え屋上の扉を開くと
「ちょっと離しなさいよ!まだ言いたい事があんのよこの分からず屋には!」
「凛の気持ちも知らないくせに変な事言わないでよ!」
「えっと・・・どういう状況?」
にこが海未に抑えられ凛が真姫に抑えられている状態。
「あっゆーくん!」
「ことりちゃんこれは一体?」
「うん実は・・・」
遡る事数時間前雄介が未確認の通報受け出ていって数分後凛の失敗により練習がうまくいかず苛立ちを見せるにこ。
「ちょっと凛あんたやる気あんの?」
「えっ?もちろんあるけど」
「私から見たらねあんた全然いつもと動きが違うのよ」
「そんな事は・・・」
「そんな事があるから言ってるんじゃない!ラブライブの予選が近づいている中こんな所で躓いてられないのよ!もっと集中しなさい!」
「にこ少し落ち着いて」
「絵里!あんたも分かるでしょ!凛の動きが全然違うって!なのになんで何も言わないのよ!」
「それは・・・」
「甘やかしてる場合じゃないのよ私達にはラブライブに出なきゃいけないんだから凛あんたがやる気がないなら他の誰かに代わってもらうわ」
「にこちゃん!」
「ちょっと言いすぎよにこっち」
「あんたが前に出るって話になった時少し元気がなかった多分緊張もあるそれはしょうがないわでもね雄介が居なくなった瞬間もっと動きが悪くなったあんた雄介がいないと何も出来ないの?」
「にこちゃん!」
「にこ!いい加減に!」
「いつまでも雄介に甘えてんじゃないわよ!」
「っうるさい!凛の気持ちも知らないくせに!」
「ふんっ何よいっつも雄介にべったりで見ているこっちが鬱陶しくてやんなっちゃうわ」
「っこの!」
「なによ!やろうっての!?」
凛がにこに飛びかかろうとした瞬間
「凛!駄目!」
「にこもいい加減にしなさい!」
真姫と海未に抑えられ今の状況にいたる。
「なるほどねぇ」
雄介は睨み合っている2人の間に入り
「はーいストップ」
「ちょっと雄介!」
「邪魔しないでよ!」
「いい加減にしろ!2人共!」
「っ」
「ゆーすけ?」
「2人が喧嘩して傷つきあったら2人も痛いしここにいる皆も痛い!そんなの嫌だろ!?」
「それは・・・」
「・・・」
「にこ!ラブライブの予選が近づいて焦っているのもわかる!だけどちゃんと仲間を信じて1つ1つ積み上げていくしかないじゃないか」
「・・・」
「凛ちゃん今回の事で緊張していつも通りいかないんだよな?」
「ゆーすけ凛は・・・」
「大丈夫焦んなくていいからいつも通りの凛ちゃんでいけばいい」
「いつも通りの凛?」
「うん、だから自分を信じて?」
「う・・・ん・・・」
凛は雄介に抱きつき小さくすすり泣き雄介はそんな凛を優しく頭を撫でる。
「にこ凛ちゃんだって凛ちゃんなりに頑張ってんだだからもう少し時間をやってくんないか?そうしなきゃライブだってうまくいかないしラブライブだって夢のまた夢だろ?」
「それは・・・」
「だから頼むもう一度皆と力を合わせて凄い曲を作ろうぜ」
「っわかったわよ」
にこは凛の方に向かい。
「ごめん凛私が焦っているせいで傷つけて本当にごめん」
「にこちゃん・・・ううん凛こそごめん」
「よっしじゃあ仲直りの握手だ!」
雄介は凛とにこの手を取り2人に握手をさせる。
「全く一時はどうなるかと思ったわよ」
「雄介君のおかげでなんとかなったね真姫ちゃん」
絵里が凛の所へ行き
「凛、今回の事で凛には1番負担がかかるかもしれないけど大丈夫?やれそう?今ならまだ・・・」
凛は目元の涙を拭き取り
「大丈夫だよ絵里ちゃん凛頑張るよ皆の為にそして穂乃果ちゃんの為に!」
「凛・・・えぇそうね!」
そんな絵里と凛を見て雄介はサムズアップをする。
ー翌日ー
雄介は桜子に呼ばれ教室に
「失礼しまーす」
「あっ雄介君いらっしゃい」
「どうしたんですか?呼び出しで?」
「うん雄介君が見るその飛行物体の正体がわかったかも」
「本当ですか!?」
「昨日君が送ってくれたバイクにくっついた状態の写真に写っている文字を調べたらね」
桜子はパソコンの画面に写っている碑文を見せる。
「ここにはね''来たれ甲虫をかたどりし馬の鎧となるしもべよ''と書かれてあるの」
「馬の鎧かぁあのくっついた状態が馬なのかなぁ?」
「さぁねぇ」
「でもしもべって事はやっぱりあいつはクウガの仲間って事なんですかねぇ?」
「まぁ今のところ何ともいえないなぁ」
雄介は桜子のいる教室を出て雄介は一条に連絡を取る。
『もしもしどうした?』
「一条さんどうですか?トライチェイサー」
『あぁ榎田さんの情報だとあれから変化が見られないらしい」
「そうですか」
『君の方はどうなんだ?何かわかったか?』
「えっと一応碑文には書いてあったんですけど馬の鎧でクウガのしもべって書いてあったので良い奴だと思うんですけど」
『まだ確定の情報は出てないって訳か』
「そうですねぇ」
『わかった何か分かり次第君の方に連絡する』
「わかりましたお願いします」
雄介は通信を切ってμ'sの皆がいる被服室へ。
「お待たせー」
「あっゆーくんいい所に!」
「お、おぉどうした?」
「今ね凛ちゃんが着るライブの衣装を試着している所なのもうすぐ着替え終わると思うんだぁ」
「えっ?ゆーすけ来たの!?は、恥ずかしいにゃ!」
「何恥ずかしいとか言ってんのよどうせライブで見られるんだし今見られても同じよ」
「そうだよ凛ちゃん勇気だして!」
真姫と花陽に言われ渋々と試着室から出てくる凛。
「ゆーすけどう?にあ・・・ってるかな?」
そこにはウェディングドレスのような衣装を着た凛が雄介に問いかける。
「お、おぉに、似合ってるよ・・・すごく」
「あ、ありがとう///」
本当に凄く似合っていて他のメンバーも絶賛の嵐だ。
「凄く似合っていますよ凛」
「衣装も可愛いなぁさすがことりちゃんやね」
「えへへっありがとう」
すると絵里が手をパンパンと鳴らし
「皆衣装も完成して後はダンスだけよ凛いけるわね?」
「うん大丈夫にゃ」
「よし!これからがラストスパートよ!」
それから日にちを追うごとに練習を続けラブライブ予選前日へと近づいた。
その夜。
「ついに明日なんだね」
『えぇ皆本当に頑張ってくれたわ後は本番にぶつけるだけ』
「絵里ちゃん」
『なぁに穂乃果?』
「ありがとう」
『どうしたのよ急に?』
「ううんなんか言いたくなって」
『ふふっ変な穂乃果ね』
「明日頑張ってね」
『えぇあなたの分まで必ず予選を突破してみせるわ!』
「うん!ファイトだよ!」
ー翌日ー
待機している中カーテンから外を覗く花陽。
「うぅすごいお客さんだよぉ」
「でもこれだけ私達が注目されてるって事かしらね」
「や、やってみせるにゃ」
そう言った凛は体を小刻みに震えていた。
「凛、落ち着いてあんまり緊張しちゃ駄目よ」
「う、うんわかってる」
「みんなー本番10分前だ準備は大丈夫?」
「私達は大丈夫だけど凛が」
「凛ちゃん」
雄介が凛に近づこうとすると携帯が鳴り出す。
「もしもし・・・はい、はい!わかりました!すぐ向かいます!」
「ゆーくんもしかして?」
「・・・うん、ごめん行かなきゃ」
「えっ!ゆーすけ行っちゃうの!?」
「何てタイミングが悪いの」
「最悪・・・やな」
「とりあえず後の事は任せた行ってくる!」
行こうとした瞬間凛に腕を掴まれる。
「ゆーすけ行っちゃやだよぉ」
「り、凛ちゃん!?」
突然の事に皆が驚愕する。
「凛何言ってるの!未確認が出たんだから雄介は行かなきゃ!」
「そうだけど・・・そうだけど!凛緊張でおかしくなりそうなの!」
「凛ちゃん・・・」
「もし失敗したらだとか凛のせいで予選落ちたらどうしようだとかそう考えたら怖くて雄介が居なきゃ凛怖いよぉ」
そう言いう凛を雄介は背中を擦り
「凛ちゃんごめんな傍で見守ってやれないけど必ずすぐに帰ってくるから!」
「ゆーすけぇ」
「約束するよ凛ちゃん達のライブは絶対に見るから!」
そう言って雄介は凛の腕を優しくほどき走って行ってしまった。
「凛、立てる?」
「・・・うん、ごめんね真姫ちゃん」
「凛、雄介も言ってたでしょう必ず帰って私達のライブを見るとだから勇気を出して行きましょう!」
凛はゆっくりと立つがまだ体が震えたままだ。
「どうするんえりち今のままステージに立ったら」
「それでも凛を信じるしかないでしょ」
凛が緊張で皆がどうしようかと困っていた所
「凛ちゃん、みんな」
突然声を掛けられたメンバーが振り向くとそこには・・・
一方雄介は一条から連絡を受け走っていた所を一条に見つけられ車に乗り込んだ。
「中野奴はまたトラックで犯行を及んでいるらしい」
「じゃあまたあいつをトラックから引きずり出してっ!?」
と突然雄介は頭を抱え
「どうした中野!?」
「な、なんか突然頭に何か・・・」
雄介の頭の中に流れてくる声それは
「一条さん今から科警研に向かってもらっていいですか!?」
「何!?どうしたんだ突然?」
「呼ばれているような気がするんですあいつに」
「まさか未確認飛行物体が」
一条はハンドルを切り経路を変え科学警察研究所に向かう。
「ほ、穂乃果ちゃん?」
皆が振り向いたそこには車椅子に乗った穂乃果と雪穂がいた。
「うん、我慢出来なくて来ちゃった」
舌をペロッと出しそう言う穂乃果を皆呆れながらも嬉しそうで
「まったく穂乃果らしいですね」
「体大丈夫なの穂乃果ちゃん?」
「うん車椅子に乗ってるから全然大丈夫だよ雪穂には迷惑かけちゃうけど」
「まったくだよお姉ちゃんが駄々こねて無理矢理来たんだから退院したら店番当分お姉ちゃんにやってもらうからね」
「はーい」
そう言って穂乃果は凛の方を見る。
「凛ちゃん」
「ほ、穂乃果ちゃん」
「ごめんね私のせいで凛ちゃんに一杯負担かけちゃったね」
「そんな事!」
「ううんそんな事ある凛ちゃんだけじゃない他の皆にも迷惑かけちゃったし」
「穂乃果」
「穂乃果ちゃん」
「でもね私このライブすごい楽しみでもあるんだ!」
「えっ?」
「いつもね絵里ちゃんに曲の事や衣装の事そして練習の事を聞かされて皆が頑張っているって聞いて凄く嬉しかった」
穂乃果は凛の手を取り
「凛ちゃんも勇気を出して前で歌ってくれるって聞いて嬉しかったよ」
「穂乃果ちゃんでも凛は・・・」
「大丈夫だよ凛ちゃんは1人じゃないでしょ?花陽ちゃん真姫ちゃんことりちゃんに海未ちゃんそれに絵里ちゃん希ちゃんにこちゃんそして私と雄介皆が傍にいるから」
「うん、うん!」
「何も怖くないでしょ?」
「うん!」
「今は私一緒に踊れないけど皆の事見守ってるから」
「凛」
「凛ちゃん」
花陽と真姫がピースを作り他の皆も同じように凛の前にピースを作り
「後は凛ちゃんだけだよ」
穂乃果もピースを皆に合わせ
「みんな、うん!」
凛が加わりピースのわっかが出来
「いくよ!1!」
「2!」
「3!」
「4!」
「5!」
「6!」
「7!」
「8!」
「9!」
「「ミューズミュージックぅスタぁートぉ!!!」」
凛達がステージに立つと大勢のお客さんが
「きゃあぁぁぁぁ!」
「かわいいー!」
大勢の歓声も聞こえてくる。
「あ、ありがとうございます///あの、今回の曲は本来9人で歌うはずだったんですが誠の事情により8人で歌う事となりました、ですが私達はいつでも繋がっていますだからそのメンバーの想いも乗せて歌っていきたいと思います!」
凛は今日一番の笑顔をみんなに向け
「それでは1番可愛い私達を見ていってください!」
雄介達が科学警察研究所に着き榎田達のいる研究所へ走って行き
「榎田さん!」
「一条君に中野君どうしたの?」
「TRCSがどうなったか気になりまして」
「いつもと変わらないよ動かないま」
「榎田さん!」
突如現れた研究員に
「どうしたの!?」
「み、未確認飛行物体が」
それを聞き雄介と一条はトライチェイサーのある所まで走る。
バタンっとドアを開くとトライチェイサーに付いていたケーブルが全て弾かれておりエンジンも作動している状態だ。
「TRCSが」
「一条さんこれなら行けるかもしれません」
一条は頷き雄介はトライチェイサーに股がり
「中野俺もすぐ追い付く」
「はい!」
雄介はそのままエンジンを吹かせ走っていき一条は後から来た榎田に一礼をし走っていった。
機材が散乱しあちこちケーブルが弾き飛んだ現状を見て榎田は
「ちょっと高いんだぞこれ!」
『中野どうだ?』
「はい何とか行けそうです!」
雄介はアマダムを出現させ変身の構えを取り
「''変身!''」
赤いクウガへと変わり現場へと急ぐ。
クウガが走行している中1台のトラックを見つけ
「あれか!」
クウガはスピードを上げトラックを追い抜くそれに気づいたギャリドは
「クウガ!?コンドコソオマエヲコロシテヤル!」
ギャリドもスピードを上げ突っ込んでくるクウガはUターンしそのままクウガも突っ込む。
一条がちょうど現場に到着し
「中野まさか突っ込むつもりか!?」
「うおぉぉぉぉ!!!!」
バイクとトラックが正面衝突しトラックが衝撃で半回転しそのままガリガリガリっとトラックが弾かれていくように横転しバァンっと壁にぶつかり止まる。
「グック、クウガコロシテヤルオマエヲ」
ギャリドがドアから出てきたと同時にトラックにでかでかとクウガの紋章が浮き出しておりギャリドもその紋章の放電を浴び体に着いているベルトへと到達し
「クウガアァァァァァ!!!!!!」
ドォーン!!っとトラックごと爆発する。
「ふぅ」
クウガはバイクから降り手を見るとそこから煙が出ていた。
「まったくとんでもないことするなぁ君は」
「正直俺も怖かったです」
一条と雄介が話していると未確認飛行物体の色が変色し茶色くなりバラバラっと崩れさってしまった。
「えっ?一体どうしたんだ?」
「これはまだ色々調べないとだな」
「はぃ」
雄介がバラバラになった未確認飛行物体を見て落ち込んでいると
「あっ!一条さんすいません俺これで失礼してもいいですか!?」
「あ、あぁ構わないが」
「ほんとすいません後の事宜しくお願いします!」
雄介はそう言いバイクで走り去っていく。
「ほんと変な奴だなぁ」
雄介がライブ会場へと到着するとライブはおおいに盛り上がっていた。
「凛ちゃん、みんな」
そこには本当に楽しそうに歌っている凛とメンバー達
「良かった凛ちゃん立てたんだなステージに」
「皆のお陰だよ」
突然話し掛けられ振り向くと
「穂乃果ちゃん!?」
「やっほー雄介」
「来てたんだ?」
「うん結構無理矢理ね」
「そっか、でも」
「うん本当に来て良かっただって皆楽しそうだもん」
雄介は穂乃果の頭を撫で
「大丈夫立てるよ穂乃果ちゃんだって次は必ず」
「うん・・・うん!」
いつの間にか泣いていた穂乃果やはり自分もあのステージに立ちたかったのだろう。
「ほら、穂乃果ちゃん皆手を降ってるよ」
ライブを終え会場皆に手を降るμ'sメンバー達。
「雄介本当に今さらなんだけどすごいねμ'sって」
「うん俺も皆に自慢したくなるよ最高のスクールアイドルだって」
雄介と穂乃果が話しているとμ'sのメンバーが雄介達の元へと走ってくる最高の笑顔を向けながら。
ー第13話 装甲 endー
今回は案外短く終わってしまいましたが次の話は長いかもしれません。
第14話も頑張ります。