怪物の襲撃のあった翌日の朝太陽の光が灯り雄介は、眼を覚ました。
「んっここは?」
辺りを見渡すと見知らぬ部屋それにベッドここが、病院だとすぐにわかった。
「そうか俺・・・」
雄介は、自分の腹をさすり自分が違う姿に変わって怪物と戦った事を思いだす。
「あの後俺は・・・」
そう言いった時ドアの開ける音が聞こえた。
「ゆーくん!目が覚めたの!?」
ことりが花瓶を持っておりどうやら花の水を替えに行ってたらしい。
「あぁことりちゃんおはようあの聞きたいことが」
そう言いかけたがことりは、無言で雄介に近づきそのまま抱きしめた。
「こ、こ、ことりちゃん!?ど、どうしたの///!?」
雄介は、驚き+嬉しさでテンパっていた。
「ゆーくんどうして、あんな無茶したの?」
ことりの声からすすり泣く声が聞こえ
「ごめん」
雄介は、ただ謝るしかなかった。
「本当に、本当に心配したんだよ!ゆーくんが私達を庇って血だらけになるしそのうえ姿も変わっちゃうし!
ねぇ本当に大丈夫なの?」
ことりがこちらを見上げ心配しそうに見てくる。
「本当にごめん・・・でもああやるしか助かる方法は、なかったと思ったから」
雄介は、そっとことりを抱きしめた。
「ことりちゃん聞いていい?あの後どうなったか教えてもらっていいかな?」
「うん・・・わかった」
ことりは、あの後の出来事を1つ1つ話始めた。
あの後学校の先生の通報で警察が来て学校を捜査した所雄介達がいた教室だけ被害があり怪物に襲われた半分以上のクラスメイトが亡くなっていて、屋上で重症だった雄介を見つけ保護されたらしい。
「そうか・・・じゃあ偶然に俺達の教室だけが襲われたくさんの人達があいつに」
雄介は、悔しさに拳を強く握りしめた。
「あの後ゆーくんがこの病院に運ばれた事を知って、皆が駆けつけた頃ゆーくんは、治療室にいたけど、すぐに治療は終わったらしいんだどこにも異常は、ないって」
と言い雄介は、驚いた確かに大怪我をしていたはずのにと思っていたところことりは、雄介をじっと見て
「ねぇゆーくん、あの姿は何?」
と言い雄介の返事を待った。
「正直俺にもわからないあのベルトを付ける前頭の中に流れてきたんだベルトを付けて姿を変えて戦っている人を実際に付けてみたら本当に姿が変わったんだ」
雄介は、そう言い自分の腹の辺りを擦る。
「ねぇゆーくんもうあんなあぶない事絶対にしないで!
もしもの事があったら私!」
ことりは、そう言い雄介の手を握る。
「ことりちゃん・・そうだよねそれにあの感触は、なれないし」
「あの感触って?」
そう言い雄介は、空いてる方の拳を握る。
するとドアのノックの音が聞こえた
「ことりちゃーんお兄ちゃんの様子はどうって、目が覚めたの!?」
お見舞いに来た梓が驚き雄介の方に近づく
「あぁ今さっきなごめんな梓心配かけて」
と雄介は、誤り梓は、少し怒った様子だ
「本当だよ全くことりちゃん達を守る為とはいえ自分が犠牲になったら意味ないよ・・・でも本当に無事で良かった本当に」
梓は、少し涙目になり自分の目元を擦る。
「でもどうしてあんな未確認生命体がいきなり出現したんだろう?」
梓は、そう言い雄介は、疑問に思った。
「未確認生命体って?」
「今回お兄ちゃん達を襲った奴の事だよそれに今話題になってるよ人を襲う怪物があちこち現れてるってそれが未確認生命体ってネットやニュースに流れてる」
梓の説明に雄介は、驚愕したこの前戦った奴以外にもまだあんな奴らいるって事を
「嘘だろあいつ以外にもまだ」
「でも今回お兄ちゃん達の学校にもう一体現れたんでしょその未確認が仲間同士で争ってその一体が撃退したとか」
と言い梓が携帯を雄介の方に見せるそこには、あの怪物とクウガが戦っている画像が載せられていた。
誰かがあの時撮ったのだろうかと雄介が思い画像を見つめる。
「でもこのおかげでお兄ちゃん助かったんだよね」
と梓の言葉に雄介がへっ?となり
「だってそうでしょもう一体の未確認がこなきゃお兄ちゃんこの怪物に殺されてたんだからそれにことりちゃんもそう言ってたし」
と梓は、言い雄介は、ことりの方を見てことりは、目で合図をし雄介は、なるほどと思い
「そうだよな~もう一体こなきゃ俺あのまま怪物に殺されてたかもな」
と言い雄介は、梓の話に合わせた。
「そう言う事あっ私お兄ちゃんが起きたことお父さんとお母さんに連絡してくるね」
そう言い梓は、病室をでた。
「ごめん、ことりちゃん気を使わせちゃって」
雄介は、ことりを向き謝った。
「ううんだってゆーくんがまさかこの未確認にって梓ちゃんが知っちゃうとたぶんショック受けると思うから」
それに・・・とことりは、言葉を続け
「梓ちゃんにとって、ゆーくんは本当に特別だから」
と言う。
ことりの言葉の意味とは、雄介と梓の両親は、海外赴任で日本には、滞在していないのである。
梓が中学校を上がる頃両親の海外に転勤する事が決まり最初は、一緒についていくという話もでたが梓が日本に残りたいという思いに家族の皆が頭を悩ませた。
一晩中話し合い雄介が梓と一緒に残ると名乗り出て最初は、反対されたものの雄介の強い意思で両親を納得させた。
両親が海外に転勤をしてからは両親のいない寂しさに最初は、梓も後悔していたやっぱり着いていくべきだと思った時もあったが、雄介の支えにより少しずつ元気を取り戻していった。
雄介は、梓にとって兄であり親代わりでもあり本当に心から信頼している。
「だから梓ちゃんの為にもゆーくんはもう二度とあの姿にはならないで」
ことりに念を押され雄介は頷くしかなかった。
「わかったもう二度とあの姿にはならない」
雄介はことりと約束しことり椅子から立ち上がり
「じゃあ私はそろそろ行くね」
と病室のドアの方に向かった。
「うんまた学校で」
雄介は、そうことりに言ったがことりは、暗い顔をし
「学校は今回の事があって当分休校になるよ」
ことりがそう告げ雄介は、えっ?となり
「じゃあμ'sは、μ'sの活動は?」
雄介がそう言いったがことりは、雄介の方を向かず
「μ'sの活動の事もこれから穂乃果ちゃん達と話合う事になったから今は何とも言えないんだ」
「そう・・・なのか」
あの事件が原因で学校が休校μ'sの活動も極力控えるよう理事長(ことりの母)に言われたらしい。
「それじゃあ私行くね」
ことりは、そう言い病室を出た。
雄介は、大切な場所を守れなかった悔しさに涙を流すことしかできなかった。
ー翌日ー
昨日雄介の身体検査が終わりどこも異常がみられなかったので、すぐに退院となった。
「じゃあこれから俺穂むらの所に行ってくるから」
「うん気をつけてねお兄ちゃん」
病院を出て雄介は、穂乃果の家穂むらに向かう
昨日のやりとりで、雄介は、μ'sの皆と連絡を取り
今後の事を皆と話し合いをしたいと皆それを了承し
穂乃果の家穂むらに集合する事になった。
歩いて30分くらいで穂むらに着きドアを開けた。
「お邪魔しまーす」
と雄介が中に入ると奥の方から女性が1人出迎えてくれた。
「あぁいらっしゃい雄介君皆待ってるわよ」
出迎えてくれたのは、穂乃果の母で雄介が小さい頃からお世話になっている。
「それにしても、体大丈夫?穂乃果から聞いたけど重症だった見たいじゃない」
「えぇまぁ体の方は、何ともなかったみたいなので、
大丈夫です」
「そう、なら良かった」
穂乃果の母は、安心したように微笑んだ
「じゃあお邪魔しますね」
「えぇゆっくりしていってね」
穂乃果の母にそう告げ雄介は、穂乃香の部屋に向かった
穂乃果の部屋の前に立ちノックをし奥の方から
「どうぞー」
という返事が聞こえたので、ドアを開けた瞬間
「雄介ー!」
と凛が飛び出してきた。
「おわっ!凛ちゃんびっくりしたー」
凛が雄介に抱きつき驚く雄介
「ちょっと凛!いきなり飛び出したら危ないでしょ!」
真姫が凛に注意すると花陽が「まぁまぁ」と言い
「凛ちゃんも雄介君の事心配してたから」
と真姫に言い真姫も「それもそうね」と納得する。
雄介は、皆に心配かけたと凛の頭を撫でながら
「ごめん、皆心配かけて」
「そうにゃ!本当に皆心配したんだよ」
凛が雄介に言い皆同じ思いだった。
と海未がそっと立ち上がり
「雄介あの時は、私達を助けていただきありがとうございます。あの時雄介が助けていただけなけれはば、私達もあの怪物に」
と海未が言い雄介が海未に近づき肩に手を置いて
「3人とも無事で良かった」
と雄介が言い海未は、もう一度「ありがとうございます。」と深々と頭を下げた。
すると絵里が雄介の方に近づき
「雄介大体の事情は海未から聞いたわ怪物が襲って来たことそれと、あなたがこの画像に写っている姿に変わったこと」
絵里は、ポケットから携帯を取り出し画像を雄介に見せるそれは、梓に見せてもらった画像と同じだ。
「あなたがベルトを着けこの姿に変わったそうよね?」
と絵里が雄介に質問してきた。
「あぁそうだ」
「そのベルトは、何だったの?どこから持って来たの?あなたは、なぜそんな軽率な事したの!」
絵里は、どんどん声を張り上げ怒りをあらわにした。
「えりち落ち着いて」
希が絵里をなだめるが、雄介は、「いいんだ」と希に言い自分が知っている事をすべて話した。
「あのベルトは友達の集って奴が持って来たものだ
あのベルトは東京にある古代遺跡の近くに落ちていたらしい最初は、桜子先生に預けるつもりだったが怪物が襲ってきてなまぁ後は海未ちゃんから聞いたとおりだ」
「じゃああなたは、何故ベルトを着けようって思ったのなぜあの姿に変われると思ったの?」
絵里の質問に雄介は、
「求められた気がしたんだあのベルトにあのベルトに触れるとあの姿に変わる映像が見えたから着けてみたらそのとおりになった」
絵里は呆れながら
「ハァあなたは、本当にバカねでもあなたが穂乃果達を助けた勇気は、本当にすごいと思う」
絵里がそう言い雄介は、照れながら
「へへ、なんか絵里にそう言われと照れるな」
と頬をかくと雄介は、もう一度皆の前に立ち
「今回の事で皆に心配をかけた本当にごめん!それと
ことりちゃんと約束をして二度とあの姿にはならないと決めたから」
と雄介は、言い深々と頭を下げた。
と皆納得したように頷いた。
雄介が頭をあげ本題に入ろうとする
「皆話は変わるけどこれかりのμ'sの活動の事で話がしたい」
雄介の言葉で皆真剣な顔つきになる最初に声をだしたのは、穂乃果だった。
「μ'sの事だけど、今学校では練習は出来ないし未確認生命体がいて、極力外には出れないけど私は続けたい!」
穂乃果の言葉に皆が賛同した。
「確かに今とても危険な状態だけど私達の最後の思い出をこんな形で終わらせたくない!」
そう絵里達3年生は、来年の春で学校を卒業だからラブライブで最高の結果を残し卒業したいというμ's皆の思いだった。
「なら続けよう」
雄介が立ち上がり
「μ's皆の努力をこんなところで終わらせたくない皆でラブライブを優勝して最高の結果を残そう!」
皆が強く頷きにこが立ち上がり
「あったりまえじゃない!ラブライブに出場して必ず優勝するんだからこんな所で止まってなんてられないわよ!」
とにこが渾身のにっこにっこにーをする。
それを見た凛が「にこちゃんは相変わらずにゃ」と言い皆を笑顔にさせた。
夕方まで穂乃果の家にいた皆が帰りの支度をし始める。
「じゃあ穂乃香私達はこれで」
「うんまた今度ね」
皆が穂乃果に別れを告げ穂乃果の家を出る凛達一年生
絵里達3年生とも別れ別々の道を行く。
凛がご機嫌よく鼻歌を歌いながら歩いていく。
「ご機嫌いいね凛ちゃん」
「うん!だってこれからもμ'sの活動が決まってテンションあがるにゃー!」
と凛が勢いよくジャンプをした。
「本当に凛ってわかりやすいわね~」
「そういう真姫ちゃんも嬉しいくせに~」
「わ、私は別に・・・まぁその通りだけど!」
真姫は照れながら答えるナイスツンデレ
凛達が楽しく談笑しながら帰って行くはるか上空の所に
凛達を狙う黒い影が強く羽を羽ばたかせ狙いを定めていた。
「ツギハアイツラダ」
と猛スピードで向かって真ん中にいる凛を狙った
と黒い影は凛を捕らえる突然の事で何が起きたかわらからない凛が顔を上の方にあげたらコウモリみたいな外見をしている未確認に捕らえられていた。
突然真ん中から凛が消え唖然としている花陽と真姫の先には、未確認に捕らえられている凛が見えた。
「凛!」
「凛ちゃん!」
と同時に2人は走り出し凛を助けようとする
「う、あ」
凛は目の前の恐怖にただ怯える事しか出来なかった。
以前海未に言われた通り怪物を見てまともに立っていることが出来ないその意味がわかった。
未確認が大きな口を開け凛の首筋に噛みつき血を吸いはじめた。
「うあぁぁぁー!!」
凛は首筋から通る激痛に叫ぶ事しかできなかった。
「りんちゃーん!!」
花陽は叫びながら未確認に向かっていき凛を捕らえている腕をほどこうとしたが力が強く振りほどく事が出来ない同時に真姫も試みるが同様に振りほどくが出来なく
ただ未確認に襲われている凛を見る事しかできなかった
うっとおしいと思ったのか未確認は大きな羽で花陽達を吹き飛ばした
「きゃ!」
「痛!!」
花陽と真姫がしりもちを着き未確認は花陽達の方見ながら
「ツギハオマエタチノバンダ」
と言い凛の血を吸い続けどんどん顔が青白くなっていくのがわかるこのままじゃ凛が殺されると思った時偶然か車が通りかかった。
そのライトで未確認は怯み凛を離すその隙に真姫が凛を担ぎ上げダッシュでその場から逃げた。
「凛ちゃん!凛ちゃん!ねぇ!大丈夫!?」
花陽が凛に話しかけるが凛は応答しない
「花陽今すぐ雄介に電話しなさい!」
花陽は「えっ?」と真姫の方を向く
「どうして雄介君なの!?警察に連絡しないと!」
「今ここで警察を呼んでもあいつに捕まるのが先よ!
だったらまだ近くにいる雄介の方が早いわ!」
「でもさっき雄介君はもう戦わないって!」
「あなたは今ここで死にたいの!?悠長にしている暇はないんだから早く!」
真姫の言葉に圧倒された花陽がしぶしぶ携帯を取りだし雄介に連絡をする。
車のライトで視界を奪われた未確認がだんだん回復していき
「アノリントドモゼッタイニニガサン」
と言い大きく羽を広げ飛だした。
雄介がことりと海未と一緒に帰っている最中雄介の携帯が鳴り出した。
「ん?かよちゃんからだ何だろ?」
雄介が携帯に出ると
「「雄介君助けて!凛ちゃんが未確認に襲われた!」」
花陽の言葉に驚愕する。
「えっ!?凛ちゃんが!わかったすぐに行く!」
雄介は携帯をしまい走り出そうとする。
「ゆーくん!なにかあったの!?」
「凛ちゃんが未確認に襲われた今からそこに向かう!」
「凛が襲われたって凛は大丈夫なのですか!?」
「わからないだから今から合流する」
「わかりました私も行きます!」
「わ、私も行くよ!」
雄介は頷き3人とも走り出す。
この時ことりは嫌な予感をしていたまた雄介が戦うんじゃないかと
真姫と花陽は今は誰も使ってない廃工場に身を細めていた凛の様子を伺いながら警戒している。
「真姫ちゃんどう?凛ちゃんの様子は」
「かなりの血が抜かれているわね早く輸血しないと」
「凛ちゃん」
と花陽の携帯が鳴り出す。
「「かよちゃん!今どこにいる!?」」
「今使ってない廃工場がこの近くにあったでしょ今そこに隠れてる」
「「わかったもうちょっと待ってて!」」
と花陽は携帯を切りポケットにしまう
「雄介君今向かってるって」
「そう、わかったわ」
「ねぇ真姫ちゃん早く凛ちゃんを病院に連れていかないと」
「わかってるわよでも今動いたらたぶん見つかっちゃう」
花陽は凛を膝枕をし雄介の到着を待つ。
数分後こちらに向かってくる足音が聞こえた
「凛ちゃん!かよちゃん!真姫ちゃん!」
雄介は花陽達を見つけ走り出す。
「2人とも大丈夫か!?凛ちゃんは!」
「私と花陽は大丈夫でも凛は未確認に血を吸われて」
と雄介は凛の様子を伺う
「ひどい」
「なぜ凛が」
ことりと海未も凛の様子を見て言葉を失う
「早く病院に!」
「今はダメ!あいつに見つかっちゃう!」
雄介は早く凛を病院に連れて行こうとするが未確認がまだ近くにいると真姫に止められた。
と同時にガラスが割れる音が聞こえ皆が驚愕する
「ミツケタゾリントドモ」
現代では理解できない言葉を放ちこちらに向かってくる
「どうしてここが?」
花陽が怯え凛を抱きしめる。
「前とは別の未確認」
雄介は立ち上がり身構える。
「皆おれがあいつを引き付けるからその間に」
と雄介が言った時ことりに袖をつかまれ
「ゆーくんもしかして戦うつもり!?」
「今はそれしかない!」
雄介はことりの手を放し未確認に向かって行く。
「ゆーくん!」
雄介は未確認の体にパンチを入れその腕が変わっていくと同時に蹴りも入れ雄介の体はクウガに変わっていった
「うそ本当に変わった」
真姫と花陽が驚いている内に海未が凛を抱え
「ほら2人とも今の内に逃げますよ!ことりも!」
海未が3人を逃げるよう指示をする。
真姫と花陽は頷き海未と一緒に走っていくが、ことりだけはその場から動かない。ただ雄介と未確認の戦いを見ていた。
クウガは連続で攻撃を繰り返すもたいしたダメージを与えていかなった未確認はクウガのパンチを素手で受け止め
「ホンウノパンチハコウヤッテヤルンダヨ」
とクウガの顔面を殴りその攻撃でクウガは怯み未確認はクウガを蹴りその勢いでガラス窓を突き破り外に吹き飛ばされた。
「ぐあ!」
クウガは立ち上がると同時に未確認が飛んできてそのまま突っ込む
「うあぁぁ!」
その衝撃で電信柱に激突しそのダメージで雄介の姿に戻ってしまう。
「ぐっくっそ!」
雄介は立ち上がろうとするが体に力が入らなくそのまま地面に倒れる。
未確認が雄介に止めを指そうとした瞬間パトカーのサイレンが鳴りこちらに向かってくる。
そのライトの光で未確認は怯みその場から立ち去った。警察が車から降り雄介の方に向かう。
「大丈夫か君!怪我は?」
「俺は・・・大丈夫ですそれよりも今建物の中にも人がいますそっちを先に」
雄介は無理矢理体を立たせ警察官の人に凛達の保護を頼む
「わかった」と警察は中に入り花陽達を保護する。
警察の保護により皆の安全を確かめ凛が重症だと伝えパトカーに乗せ病院まで連れて行ってくれた。
どうやら事前に花陽が警察に連絡していたらしい。
真姫の父が経営する病院に着くと凛を緊急搬送しすぐに集中治療室に運ばれた。
皆は、治療室の前で凛の無事を祈る。
数十分後凛が襲われた事を知らされた残りのμ'sメンバーが到着する。
「皆!凛は大丈夫なの?」
「まだわからないわ」
絵里の質問に真姫が答える。
「雄介君も怪我を」
雄介の腕や額に包帯が巻かれている所を見て希が心配する。
「俺は大丈夫だ」
と雄介は座っていた椅子から立ち上がり
「皆俺ちょっと外に出てくる」
そう言い雄介は歩き出す。
雄介が見えなくなる所まで歩いて行ったらにこが口にする。
「雄介また戦ったの?」
「えぇ私達を逃がす為に」
と海未が頷き答える。
「でも、もう戦わないって」
穂乃果が疑問に思った事を言ったがもしあの場に居て同じだ立場だったらいたらと思うと雄介を頼ってたかもしれないと皆がそう思い口を開かなかった。
すると、ことりは立ち上がりさっき雄介が歩いて行った方に歩き出す。
「ことりどちらに?」
「ゆーくんの所に」
海未はことりを方を見て頷き「わかりました」と言い
「凛の事は私達が見ていますだからことりは雄介を頼みます」
ことりは大きく頷き雄介の所に向かう。
雄介は自販機の近くにあるベンチに座っていた外は暗く空には、たくさんの星が輝いていた。
「ここにいたんだねゆーくん」
ことりは、雄介を見つけ隣に座る
「空、綺麗だね」
「うん・・・でも、この空は綺麗でも今の街は危険に
満ちているあんなに平和だった街が」
雄介は、空を見上げ悔しそうな表情をする
「・・・俺、本当にこのままでいいのかな?このままあんな奴らに好き勝手やらせて」
「ゆーくん」
「今回の事だって、皆を守りたい一心で未確認に向かって行ったけどダメだった・・・あいつの強さには歯が立たなかった、このままじゃ本当にダメだ」
「ゆーくんは、戦いたいの?」
ことりは、雄介の顔を見て答える真剣な表情がものがったっていた。
ことりやμ'sの皆の前でもう戦わないと宣言したのにいざ目の前で大切な人達が襲われている所を見るといてもたってもいられない。
「・・・俺は」
すると救急車のサイレンが聞こえこちらに向かってくる音が聞こえた。
病院に着くと救急車を止め後ろのドアが開き担架が降りてくるのが見えた。
そこには、女性が1人運ばれてもう1人は、その娘だろうか必死にその女性に叫んでいた。
「おかーさん!おかーさん!死んじゃ嫌だよ!」
娘の叫びに返事がなく救急隊に担架を押され病院に入った。
雄介は、一瞬だが見えた凛と同じくあの女性の首筋には噛ませれたような跡があった。
「まさかさっきの未確認がまた」
雄介は、怒りと共に強く拳を握り締める。
ことりは、雄介の拳をそっと自分の手で包み込む。
「ゆーくん皆の所に戻ろうそして伝えよ今ゆーくんが
どうしたいのか」
「ことりちゃん・・・」
雄介は、大きく頷きことりと共に皆がいた所へ戻る。
雄介とことりが走って皆の所へ戻ったら皆が気づいたのか花陽がこちらに向かって来てことりに抱きつく。
「さっき凛ちゃんの治療が終わったの先生に聞いたら
たくさんの血が吸われていたけど命には別状ないって」
花陽は、「良かった、良かったよ凛ちゃん」と呟きながらことりの腕の中で泣いていた。
ことりは花陽を抱きしめ安心させるかのように背中を擦る。
他の皆も安堵したのか疲れたようにその場に座っている。
「さっき凛の親御さんが来て今中で凛の輸血をしているわ」
絵里がさっき先生に聞いたらもう少し吸われていたら命が危なかったらしい。
もう少し助けるのが遅かったら凛は、死んでいた
そんな恐ろしい事が起こってたかもしれない大切な友達がいなくなっていたかもしれない。
さっきの女性だってそうだまだ助かるかわからない
助からなかったらさっきの女の子は、ずっと悲しみを
背負いながら生きていくかもしれない。
これ以上未確認生命体の好きにさせたらもっと被害が
大きくなりこれ以上の悲しみが増えるかもしれない。
雄介は、覚悟を決め皆に伝えた。
「皆、俺やっぱり戦う事を選ぶよ」
雄介の発言にことり以外の皆が驚愕する
「ちょっ、ちょっと待ってよ!戦うって」
穂乃果が雄介の方に歩み肩を掴む
「言葉の通りだ、俺はこれ以上あいつらの好きにはさせたくない」
「それって!死んじゃうかもしれないんだよ!今回の事だって、雄介ももうちょとで」
穂乃香が最後まで言おうとしたが海未が穂乃果の肩に手を置き雄介の方を向く。
「雄介・・・確かに穂乃果の言うとおり貴方が戦うのであればそれは、死と隣合わせかもしれません」
ですが・・・と海未は、続け
「今、現状未確認生命体と戦えるのは、貴方しかいません
ですから私は貴方の力を信じたいと思います」
海未がそう言い穂乃果が海未の肩を掴み大きく揺さぶる
「それって!雄介に犠牲になれって事!?そんなのダメだよ!」
「じゃあ貴女は、このままでいいと思っているのですか!?
また凛が襲われたように他のメンバーや家族が襲われ
それを黙って見ていろと言うのですか!?」
海未の怒りに穂乃果は、何も言えなかった
前回穂乃果達が襲われた事今回凛が襲われた事
このまま何もしなかったらまた誰かが襲われるかもしれない下手をすれば死ぬかもしれないその恐怖が皆の頭をよぎる。
「変われるものなら変わりたいです、ですがその力が今雄介にある以上雄介に頼るしかないんです」
海未は、泣きながら答える。
「ことりちゃんは?ことりちゃんはどうなの?」
穂乃果は、ことりの方を向きことりの答えを求めている小さい頃からずっと一緒だった雄介とことり
穂乃果や海未も保育園からの友達だがことりほど長くは一緒にいない。
幼なじみの答えを聞きたい穂乃果は、その答えで全てが決まると思った。
「私は・・・ゆーくんの気持ちに賛成するよ」
以外だった、誰もがそう思った。
一番反対しそうなことりが雄介の戦いを望むとは、おもわなかった。
「確かに嫌だよゆーくんが戦うのは、でも海未ちゃんの言うとおりゆーくんには戦う力がある
私だってこれ以上大切な友達が傷つくのは嫌だもん
だから私もゆーくんの力を信じたい!」
でも・・・と、ことりは雄介の方を向き
「これだけは、約束して必ず私、私達の所に帰って来ること」
約束だよ、とことりは小指を立てる。
「あぁ約束する必ず皆の所に帰ってくる!」
雄介は、ことりの小指と自分の小指を絡ませ指切りをする。
他の皆もきてことり同様に小指を皆一ヶ所に絡ませる
「後は、穂乃果ちゃんだけだよ!」
ことりが穂乃果を呼び穂乃果も皆の所に歩み小指を立て
「雄介・・・約束だよ絶対私達の所に帰ってくる事!」
穂乃果も指を絡ませ皆で一緒に指切りをする。
「雄介、必ず私達の元へ帰って来て下さい信じてますから」
「雄介君絶対に負けないでね!」
「必ず帰ってくるのよ」
「雄介・・・辛い選択をさせたかもしれないけど、私達があなたを支えるから」
「辛い事があったらいつでも言いなさいにこがいつでも聞いてあげるから」
「雄介君ウチは、いつでも無事でいられるよう
祈ってるから」
皆からの言葉を聞き雄介は、より一層覚悟を決め皆と
約束を交わした。
「ゆーくん、ことりはいつでもゆーくんの事見守っているからね」
ことりは、ぎゅっと雄介の手を握る。
「うん!皆ありがとう!絶対に約束は守るよ必ず皆の所に帰って来る!」
雄介の言葉に皆笑顔になる。
ふと雄介は、思った雄介が守りたい想いそれは・・・
と病院の奥の方から悲鳴が聞こえた。
何事かと皆がその場所に向かうと
コウモリの未確認生命体が看護婦やここにいる入院患者を襲っていた。
「ココニサッキタベノコシタメスノリントガイルハズダドコダ」
この未確認は、凛を探しここまで来たらしい
凛の吸った血の匂いをたどりここに着き凛をさがしていた。
雄介は、未確認に向かって未確認の両手を抑え襲われいる人を助ける
「早く逃げて!」
雄介が抑えている間に看護婦が入院患者をつれ
その場から逃げる
「キサマ!」
腕を振りほどかれ顔を殴られる。
「ぶっ!」
雄介は倒れるもすぐたち上がり向かっていく。
「こんな奴らの為に誰かの涙は見たくない!」
雄介は未確認に蹴られ後退りするが耐える。
「皆に笑顔でいてほしいから!」
雄介は、後ろで見守っているμ'sの皆に覚悟の言葉を
告げる。
「だから見ててくれ俺の・・・''変身''!!」
雄介は手を自分の腹の中央にかざし集中するするとそこから赤い水晶を宿したベルトが出現する
雄介は自分の見たイメージ通りそのポーズを取り右手を前に出し左から右にスライドしていく左手をベルトの上の方に置き右から左にスライドしていく左手が左腰の方にあるベルトのボタンにたどり着きと同時に右手も左手と重ね合わせボタンを力強く押す。
と同時に雄介は走り出し未確認に攻撃していく
「うおーりぃや!」
攻撃していくたび体が変わり以前のように白ではなく
体が赤く変わっていく。
おもいっきり拳を当て完全に姿を変わった後、未確認を持ち上げ投げ飛ばした。
「あれは、この前見た雄介が変身した姿じゃない」
「えぇ、まるで別人です」
「あれがゆーくんの戦う姿」
未確認が立ち上がり目の前の人物に驚愕する
「ナゼオマエガクウガニ!?」
未確認は、クウガに指を指し答える。
以前の未確認もクウガと言っていた雄介は、その言葉の意味がわかったこの姿の名前の事を。
「クウガ・・・そうかクウガか!」
未確認がクウガに向かい攻撃してくるそれをしゃがみ
未確認のパンチをかわし未確認の体におもいっきり
拳を突きつけた。
未確認は、その攻撃で怯みクウガは、回し蹴りをし
未確認の頭部に当てダメージを与える。
「グアァ!!」
未確認は、頭部を抑えクウガを睨むクウガは、さらに
攻撃を仕掛けようとするが、未確認は、羽を広げ
大きく羽ばたきその場から逃走する。
「くっ待て!」
クウガは、飛んだ未確認を追いかけ走って行く。
未確認を追いかけた先には、誰も使ってない建物の中に入って行った。
クウガもその中に入り辺りを見渡すが隠れたのか姿が
見当たらない。
「くそっどこに隠れた」
クウガが探している最中後ろから未確認が飛び出してきてクウガに攻撃を仕掛ける。
「キシャアァ!」
「しまっぐぁ!」
一瞬反応が遅れクウガの体に爪をひっかけられる。
「クウガァ!」
「くっ」
未確認は、さらに攻撃をするが、クウガは、攻撃してきた腕をとり未確認の胸中央にエルボーを喰らわす。
「ギャ!」
その攻撃で転倒しそこらにかけられていた鉄棒等が散らばりクウガは、障害物を避けるため飛んで空中で1回転をし着地した瞬間未確認の頭を蹴りあげる。
「グギャアァ!」
未確認は、壁に激突しクウガは、そのまま拳を握りしめ攻撃をしようとするが、突然蜘蛛の糸のようなものが
腕に巻き付かれ引っ張られる。
「な、これは!」
巻き付かれている腕の先には、以前戦った蜘蛛の未確認が窓から侵入しクウガに向かってくる。
「くそっこいつやっぱり生きてて!」
向かって来た未確認に攻撃しようとするが、コウモリの未確認にもう片方の腕を抑えられ蜘蛛が飛び空中蹴りをしクウガの体に当たりクウガは、その衝撃で倒れる。
「はぁはぁっくっ!」
立ち上がろうとするが未確認達が一足先にクウガの首を掴み壁に追いやる。
「ぐっくっ・・・そっ!」
ギチギチとクウガの首を締め付けるクウガは、コウモリの中央腹に蹴りを入れコウモリは、そのまま転がり回る。
クウガは、蜘蛛の腕を払いのけそのまま顔面にパンチを
入れ蜘蛛も地面に倒れる。
コウモリは、体制を立てなをしクウガに向かおうと走り出したが、さっき蜘蛛が入って来た窓から光が照らされ辺りが明るくなる。
夜が明け太陽が登り始めてきた。
コウモリは、その光で逃げるように飛び出し逃げていった。
クウガは、蜘蛛に攻撃を集中し追い詰めていたが、
蜘蛛は、咄嗟に口から糸を吐き出しクウガの体に巻き付け縛る。
蜘蛛は、糸を持ちクウガを引き寄せる
「うあぁ!」
腕を縛られ身動きができず蜘蛛は、腕から爪を生やし
クウガに止めを刺そうとする。
クウガは、おもいっきり腕に力を入れ蜘蛛の糸が破れ
間一髪の所で爪をかわし蜘蛛の腕を掴む
そのまま回転し蜘蛛を投げ飛ばすそして、立ち上がろうとした瞬間蜘蛛の体に左足で蹴りをいれたが、抑えられ今度は、少し飛び右足で蜘蛛の体にキックを放つ。
「ふっ!おりやあぁ!」
蜘蛛に直撃し倒れる。
クウガは、着地し様子をうかがうと
蜘蛛は、立ち上がった瞬間体にマークが浮かび上がる
「グアァ!ゼッタイニコロス!グアァ!ゼッタイニユルサン!クウガアァァーーーー!!」
蜘蛛は、苦しみだしそのマークから体に亀裂が入り
未確認が着けているベルトまで亀裂が入ると未確認は、
叫びながら爆発し体が破裂する。
「はぁ、はぁ、はぁ」
蜘蛛の未確認を倒しクウガの右足から熱くなり煙が出てくる。
「ふぅ・・・終わった」
クウガは、空を見上げ雲1つない青空を眺める。
「ゆーくーん!」
「ゆーすけー!」
クウガは、声が聞こえる方を向くとμ's8人が手を振りながら走ってくる。
「皆!」
と同時に8人一斉に飛びクウガに抱きつく。
「うぉあぁ!」
バランスを崩しクウガが下敷きになり皆倒れる。
「ゆーくん!大丈夫?怪我ない?」
「うん、大丈夫!」
雄介は、サムズアップをし皆に無事を知らせる。
「それにしてもこう見るとマンガでよく見る
ハーレムだなこりゃ」
「あぁ!私は、何てハレンチな事を!///」
海未は、立ち上がり恥ずかしがる。
そんな海未を見て、皆の笑いが混み上がる。
クウガは、立ち上がり雄介の姿に戻る。
「さぁ行こう凛ちゃんが待ってる」
「「うん!」」
皆も立ち上がり歩き出す大切な仲間の下へ
ー第2話変身endー
終わったーなんとか1話から一週間以内に書けました!
これからも一週間ずつだしていきたいと思うので
頑張ります。