古代の戦士と9人の女神達   作:クウガに心奪われた男

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今回は凛ちゃん回!そしてついにクウガがあの青い姿に


第5話 傷心

「(あ~星空がスカート履いてきた女の子っぽくないのに~きゃははは!)」

 

「うわぁぁ!」

 

凛は勢いよく飛び起きた凄く息をはき体中汗だくだ

 

「はぁはぁ・・・またあの夢」

 

凛はベッドから出て鏡の前に立つ

 

「すごい寝癖」

 

髪がボサボサで目元には涙の痕跡の跡がついている

 

「なんで見ちゃうかなぁ」

 

凛は時々昔起きた夢を見るそれは凛が小学生の頃花陽と一緒に登校した時凛が珍しくスカートを履いてきた花陽は似合うと言ってくれたが登校中に会った男子達が凛がスカートを履いてきた事をバカにされそれ以来凛はスカートを履かなくなった

 

「もう凛は・・・」

 

凛はスクールアイドルになり衣装でスカート物があるが若干抵抗があるものの皆と一緒に着ていれば大丈夫だがやはり私服ではスカートを履かない

 

「早く着替えて準備しなきゃ」

 

凛は今日の練習の為準備を始める

 

 

 

「おはよー」

 

「あっ凛ちゃん早いねおはようさん」

 

凛が神田明神に着くと希が先に着いていた

 

「希ちゃんも早いねー」

 

「まあねお寺のお手伝いをしてたから」

 

「そんなに朝早くすごいにゃ」

 

凛が驚いていると後ろから声が聞こえ続々とメンバーが到着する

 

「後は雄介だけですね、ことり何か聞いていませんか?」

 

「ううん電話してみたんだけど出なくて」

 

ことりが練習場所に来る前に電話をかけたが出なく困っていた

 

「全くたるんでいますね」

 

集合時間がとうに過ぎ海未は少々お怒りのようだするとバイクの走る音が聞こえ近くに止まり階段を駆け足で昇ってくる音が聞こえた

 

「はぁ!はぁ!ごめんみんなお待たせ」

 

雄介が到着し皆からきつーい視線が刺さる

 

「雄介・・・今日の集合時間覚えてますか?」

 

海未はニッコリと微笑み近づいてくる

 

「えぇ~と9時に集合です」

 

「そうですねじゃあ今何時ですか?」

 

「9時30分です」

 

雄介は背中から冷や汗が止まらず震えて答える

 

「あなたは30分も遅れたちゃんとした理由はあるんですよね?」

 

雄介は正直に答えないと後から怖いので正直に答える

 

「昨日の夜新しく出たゲームをしてましてやめられず朝までかかっちゃって」

 

てへへ・・・とわざとらしく笑う雄介

 

「へぇそんなに面白かったのですか?」

 

「そうなんだよメインヒロインの子のエッチなシーンがなかなか出なくてねそれで朝まで・・・」

 

ハッ!と雄介は口を閉じるが時すでに遅し海未の怒りは頂点まで達した

 

「あなたはそのいかがわしいゲームを朝までやり込みその上遅刻ですかいい度胸していますね!」

 

「ごめんなさい!許してください!海未様!」

 

「いいえ!今日という今日は許しません!罰としてここからランニング10㎞走ってきなさい!」

 

「10㎞ぉ!?それは流石に」

 

「いいえ問答無用です!それとも倍がいいですか!」

 

「いいえ!ランニング10㎞走ってきまーす!」

 

雄介は一目散にダッシュで走って行った

 

「全く雄介には困ったものですライブも近いのに」

 

海未はやれやれと雄介に呆れていた

 

「海未の言うとおりライブも近いわそろそろ仕上げないと間に合わないかもしれない」

 

絵里の発言に皆が頷く

 

「皆には悪いけど練習メニューを増やしてライブに備えて行きたい、いいかしら?」

 

「大丈夫よラブライブを目指すんですものそれぐらいの覚悟はできているわ」

 

ラブライブという大舞台にこは昔からアイドルに憧れ今はそこに行くために闘士を燃やし気合いを入れる

 

「それじゃあ始めるわよ!」

 

「「「はい!!」」」

 

絵里の合図と共に練習が始まる

 

 

ー夕方ー

 

「ふぃ~今日も練習一杯してもうクタクタにゃあ~」

 

「そうだねでもラブライブに優勝する為頑張らなきゃ」

 

「そうね~少しでも上手くなって本番に望みたいわね」

 

一緒に帰宅するにこりんぱな今日は練習の後夕飯を一緒に食べる約束をし凛行きつけのラーメン屋に向かっている

 

「もうお腹ペコペコだよ~」

 

「もうすぐの辛抱だよ凛ちゃん」

 

「そういえば今日真姫は来なかったのね?」

 

「うん誘ったんだけど今日は家族とレストランでお食事があるんだって」

 

「さすがお嬢様ね」

 

皆が話ながら歩いている内に目的地に着く

 

「着いたね」

 

「早く入ろ!」

 

凛が待ちきれんとばかりに店内に入ると''いらっしゃいませー''と高い声が店に響きわたる凛達はテーブルに座りメニューを開く

 

「何にしようかな~」

 

「あっ私これにしよ」

 

凛達がメニューを決めていると店内に3人の男子高校生達が入店してきた奥の方に進み1人の男子が凛達に気づく

 

「あれ?星空?お前星空だよな?」

 

「えっ?」

 

1人男子が凛に気づく

 

「やっぱりそうだおいお前ら懐かしい奴がいたぞ」

 

残り2人の男子も凛に気づく

 

「本当だ懐かしいな小学校以来全然会ってなかったもんな」

 

凛は顔をひきつっていた昔小学校の頃凛がスカートを履いてきてそれをバカにした3人の男子達がまさかまた会うことになるとは想像もしていなかった

 

「おい星空今お前スクールアイドルやってんだろ?」

 

「う、うんそうだよ」

 

「すごいよな~お前でもなれるんだなアイドルに」

 

「でもさ悪いことは言わないからやめとけってお前似合わないんだからそういうの」

 

きゃははは!と男子達が笑い上げているとにこが勢いよく席を立つ

 

「あんた達やめなさい!どこの誰だか知らないけどそれ以上凛の事バカにしたら許さないわよ!」

 

「あっ?なんだお前?」

 

にこと男3人が喧嘩になりそうな所に凛が割ってはいる

 

「ごめんなさい!凛がアイドルとかそういうの似合わないのはわかってるよ・・・あはは」

 

「凛!あんた!」

 

「だから本当にごめんなさい!」

 

凛はそう言い勢いよく外に出た

 

「凛!」

 

「凛ちゃん!」

 

にこと花陽も店を出て追いかけるが凛の速さに追い付けず見失う

 

「速すぎでしょあの子!」

 

「はぁはぁ凛ちゃん」

 

「花陽さっきの奴らの事知ってる?」

 

「うん昔小学生の頃凛ちゃんがスカート履いてきた時があってそれをバカにした人達だよ」

 

「それを今度はアイドルになった事をバカにするなんて最低な奴らね!」

 

「まさかまた会うなんて思ってもみなかったよ」

 

花陽は携帯を取りだし凛に電話をかけてみるが出る気配もない

 

「ダメ?」

 

「うん凛ちゃん昔の事引きずって今度はアイドルを辞めるなんて言わなきゃいいけど」

 

「流石にそれは言わないでしょ」

 

「でも凛ちゃん小学生以来私服でスカート履いてきた事ないんだよ」

 

「確かに見たことないわね・・・でも信じるしかないでしょ凛の事」

 

「うん、そうだね」

 

にこと花陽は明日の練習で凛が来ることを信じ2人は解散し帰宅する

 

 

ー翌日ー

 

今日の練習に8人のμ'sメンバーと雄介が集合したが凛だけはまだ来ていなかった

 

「凛はまだ来てないけどどうしたのかしら?花陽知ってる?」

 

絵里が花陽に凛の事を聞くが返答に困る

 

「り、凛ちゃんは今日風邪を引いて休むって言ってました」

 

花陽は咄嗟に嘘をついた昨日の事でまだ整理がついてなく嘘をつくしかなかった

 

「花陽、あんた」

 

「ごめんにこちゃん今はまだ・・・」

 

「・・・わかったわ」

 

花陽とにこがこそこそ話している所を真姫は見逃さなかった

 

「珍しいね凛ちゃんが風邪を引くなんて今日練習終わったらお見舞いに行こうかな?」

 

穂乃果が凛のお見舞いに行くと言いだし慌てて花陽がそれを阻止しようとする

 

「だ、大丈夫だよ穂乃果ちゃん電話で聞いたけど微熱みたいだしお見舞いは私だけで行くよほらうつちゃうと悪いし」

 

「そ、それは花陽ちゃんも同じなんじゃ?」

 

「大丈夫だよ!ねっ!」

 

「う、うんわかった」

 

花陽のゴリ押しに了承するしかない穂乃果その花陽の態度を見てますます怪しむ真姫

 

「わかったわとりあえず凛の様子を花陽に任せるわ皆それでいい?」

 

絵里がそう言い皆が了承する

 

「じゃあ今日の練習始めましょうか凛が抜けしまってる分はそこは補ってフォーメーションを取るしかないわね皆大丈夫?」

 

「そうですねそこはカバーしあい踊るしかありませんね」

 

「わかった明日凛ちゃんが来ることを信じて今日は皆で全力でやろう!」

 

「「「おぉー!!!」」」

 

「じゃあ雄介音楽スタート!」

 

「了解!」

 

穂乃果の掛け声と共に練習が始まる皆が明日凛が来ることを信じて

 

ー同時刻ー

 

警察本部にて一条は部長室に呼ばれた

 

「失礼します」

 

ノックをし中に入る

 

「一条君なぜ君を呼んだかわかるかね?」

 

未確認生命体合同対策本部の本部部長松倉貞雄が椅子を回し一条の方に向く

 

「4号の件でしょうか?」

 

「その通りだ」

 

松倉は1枚の写真を一条に見せる

 

「4号にトライチェイサーを渡したのはなぜだ?」

 

「彼は我々の味方ですそれにああするしか方法がなかったからです」

 

「結果的にその判断は正しかったかもしれないだが君が4号の情報を拒むのであれば君を対策本部から外す事になるかもしれん」

 

「本部長今は私を信じてください!」

 

「・・・いいだろうだが4号がもし我々の敵になったら ?」

 

「その時は私が射殺します」

 

話を終え一条は部長室を出ると杉田が外で待っていた

 

「どうだった?」

 

「えぇどうやら今回の事は納得してくれたみたいです」

 

「そうかまぁそれで良かったんじゃねぇか」

 

「未確認の動きもだんだん活発になってきていますだから我々も対策を立てなくては」

 

「あぁそうだな」

 

一条達は未確認の行動を探るため合同本部に向かう

 

 

ー夕方ー

 

練習を終え帰りの支度をしていると真姫が花陽の肩を叩く

「?真姫ちゃんどうしたの」

 

「花陽ちょっと時間ある?」

 

皆に先に帰ると伝え花陽と真姫は場所を移す

 

「ねぇ凛どうしたの?」

 

歩きながら花陽に凛の事を聞く

 

「えっ?だから凛ちゃんは風邪を」

 

「あなたが嘘ついてるって事ぐらいわかるわ」

 

真姫の言葉に歩みを止める花陽

 

「やっぱり真姫ちゃんにはわかっちゃうんだ」

 

「当たり前よ私とあなた達は友達なんだからそんなのすぐにわかるわ」

 

真姫は花陽の肩を掴みまっすぐな瞳を向け凛の事を聞き出す

 

「花陽お願い凛がどうしたのかを教えてそれとも私じゃ力になれない?」

 

「ううんそんな事ないありがとう真姫ちゃん話すよ昨日なにがあったのか」

 

花陽は昨日の出来事を全て真姫に話した

 

「なんてひどい事を凛の事何にも知らないくせして!」

 

真姫は怒りにうち震えていた大切な友人が傷つけられ唇を強く噛み締める

 

「花陽今から凛の家に行きましょう今凛を救えるのは私達しかいないわ」

 

「真姫ちゃん・・・うん!行こう凛ちゃんの所に」

 

真姫と花陽は凛の家に向かい走り出した

 

 

 

「ごめんくださーい」

 

凛の家に着いた花陽達はインターホンを鳴らし家の人がいるか確かめるするとドアが開き凛の母親が出てくる

 

「あら、花陽ちゃんと真姫ちゃんいらっしゃい」

 

「こんばんはあの~凛ちゃんいます?」

 

花陽が凛の母に訪ねると困った表情をし答える

 

「えぇでも昨日から部屋に入り浸りで出てこないのよ声をかけても返事しないし」

 

昨日の事で相当ショックを受けたのか部屋から一歩も出ず閉じ籠ってるらしい

 

「上がらせても宜しいでしょうか?凛と話がしたいんです」

 

「えぇお願い」

 

花陽と真姫は家にあがらせてもらい凛の部屋に向かう

 

「凛ちゃん私だよ花陽昨日の事で凛ちゃんの事が心配で来たんだ後真姫ちゃんも来てくれたよ」

 

ノックをし凛を呼び掛けるが返答はない

 

「凛お願い返事をして昨日の事でいっぱい傷ついたかもしれないでもねなにがあっても私達はあなたの味方だからお願い部屋から出てきて」

 

真姫の必死の呼び掛けに奥からボソボソっと聞こえた

 

「花陽聞こえた?」

 

「うんなにか言ってたよね」

 

ドアに耳を当てもう一度凛のに聞く

 

「凛ちゃんお願いもう一度言って」

 

すると凛からの返答が帰ってきた

 

「帰って」

 

「えっ?」

 

凛の返答に戸惑う2人

 

「お願いだから2人とも帰って」

 

「凛、私達はあなたが心配で」

 

「帰ってって言ってるの!」

 

「・・・凛ちゃん」

 

「誰とも話たくない!誰とも会いたくない!凛の事なんかほおっておいてよ」

 

凛の言葉に真姫が激怒する

 

「凛!あなたいい加減にしなさい!ほおっておけるわけないでしょ!私達がこんなに心配しているのに何よ!」

 

「真姫ちゃんダメ!」

 

怒りに呑まれている真姫を花陽が制止させる

 

「真姫ちゃん今日の所は帰ろう?」

 

「花陽あなた!」

 

「無理やり凛ちゃんを出そうとしてもそれは逆効果だよ少し落ち着いたらまた来よう、ねっ?」

 

「・・・わかったわよ」

 

真姫を落ち着かせ花陽は凛にまた来るねっと言いその場を離れる

 

「ごめんなさいねまさかあんなにも深刻だったなんて」

 

凛の母は2人の呼びかけにも答えず困惑していた友人の言葉なら出てくれると思っていたから

 

「いえ、ごめんなさい力になれなくて」

花陽と真姫は凛の母に深々と頭を下げる

 

「大丈夫よ2人とも顔を上げて私からも声をかけてみるしでもまた時より来てくれるとうれしいな」

 

「えぇそれはもちろん」

 

「ありがとうこれからも凛の事よろしくね」

 

「「はい」」

 

凛の母に見送られ2人は凛の家から歩き出す

 

「凛、あの様子だと本当に出てこないわね」

 

「大丈夫だよ真姫ちゃん必ず凛ちゃんはまた皆の所に戻ってくるよだから最後まで諦めず呼びかけよ!」

 

「花陽・・・そうね頑張りましょ」

 

2人は凛を信じ最後まで諦めないと心に誓うのであった

 

 

ー翌日ー

 

朝日の光が凛の顔を照らしその光で目を覚ます

 

「もう、朝か」

 

時計を見れば9時を指していてもう練習に行かないといけない時間だった

 

「もういいんだ、かよちんと真姫ちゃんにもひどい事言っちゃったし会わせる顔がないよ」

 

気がつくと眼から涙がこぼれ落ちる

 

「ぐすっ・・・こんな事だったら最初からμ'sに入んなかったらよかったなぁ」

 

自分自身が傷ついた事それに自分で大切な友人を傷つけた事色々な感情がごちゃごちゃになりただ涙を流す事しか出来なかった

 

「・・・お腹減ったなお母さん達は仕事に行ったと思うしどっか出掛けてこようかな」

 

外に出るとまたあの男子達と会うかもしれないと思いつつ帽子を深々とかぶり凛は支度をし始めた

 

 

ー同時刻ー

 

今は使われてない廃墟とかした水族館そこにタトゥーを施した者達が1人の女性を待つ

 

「オソカッタナバルバ」

 

そこに現れた1人の女性バルバと呼ばれた者はグロンギのゲームを審判をする者

 

「マタセタナコレヨリ''ゲゲル''ヲカイシスル」

 

バルバは1人の男性に目をつけその者を呼ぶ

 

「バヅーサイショノゲゲルハオマエカラダ」

 

その男性はバルバに近づきバッタに酷似した姿に変化する

 

「オマエノゲゲルハフツカデサンジュウニンダ」

 

バルバは指にはめている爪のような物をバヅーのベルトに挿し込み腕輪のような物を渡すこれはグセパといい人間(リント)を殺した数だけ数える腕輪で後バヅーに挿した爪のような物はゲゲルが時間内に成功しなかったら自動で爆発する仕組みになっている

 

「フン、タヤスイゲゲルダ」

 

バヅーは人間の姿に戻りゲゲルを開始するため外へと歩き出した

 

 

凛は買い物を済ませ即座に帰宅しようとする

 

「(早く帰らなきゃまたあの人達に会うかもしれない)」

 

凛は小走りで帰ろうとした瞬間

 

「キャー!!」

 

悲鳴の声と共にゴシャッという音が聞こえ振り向くと辺り一面が血だらけになっておりそこにはビルから落ちてきた女性が死んでいた

 

「っ!」

 

凛は上の方を向くとそこにはバッタの姿に酷似した未確認生命体ズ・バヅー・バがいた

 

「(未確認生命体!)」

 

凛は群がる人達を避け近くにあった店内に入る

 

「雄介に連絡しないと!」

 

携帯を取りだし雄介に連絡しようとしたが手が止まる

 

「(皆と会わせる顔がないのに連絡しちゃっていいのかな)」

 

凛が連絡を躊躇しているとまた悲鳴が聞こえまたあの嫌な音が聞こえた

 

「そんな事気にしている場合じゃない!早く雄介に!」

 

凛は雄介の電話番号を入力し電話を掛ける

 

 

μ'sの練習中雄介のポケットに入ってる電話が震える

 

「んっ?凛ちゃんからだ」

 

凛の名前に反応する真姫と花陽とにこ

 

「凛ちゃんから連絡来たの!?」

 

練習を抜け出し雄介に詰め寄る

 

「う、うんほら」

 

花陽に携帯を見せ着信が凛と表示されていた

 

「早く出てみて!」

 

「うん、もしもし」

 

凛が元気を取り戻したかもしれないそういう報告だと思い願った花陽だったが雄介の言葉にその願いは打ち砕かれた

 

「何!?未確認が!わかったすぐ行く!凛ちゃんは安全な所に隠れてて!」

 

電話を切り雄介はバイクの方に向かうが花陽に手を掴まれる

 

「凛ちゃんどうしたの!?まさかまた未確認に襲われたの!?」

 

「凛ちゃんは大丈夫だ今安全な所に隠れてるから今から助けに行く!」

 

「私も行くよ!」

 

「駄目だ!危険だからここで待ってて!」

 

雄介は花陽の掴んでいる手を離しバイクに向かった

 

「雄介君!」

 

「花陽落ち着きなさいあなたが行っても逆に危険が増えるだけよ」

 

「絵里ちゃん」

 

絵里に制止され落ち着く花陽

 

「必ず凛ちゃんを連れて帰ってくるから!」

 

雄介はヘルメットを被りバイクにグリップを取り付けエンジンが作動する

 

「ゆーくん!きおつけてね!」

 

雄介は皆にサムズアップをし走り出して行った

 

 

「コレダケマトガイレバコンカイノゲゲルハラクショウダナ」

 

バヅーは次の標的を定めビルの屋上から一気に飛び降りた

 

「ひいぃぃ!未確認!」

 

逃げ惑う男性だが未確認の速さになす術もなく捕まり屋上へと一気に飛び上がる

 

「コレデキュウニン」

 

バヅーは男性を軽く手で押し一気にビルから落下する

 

「うあぁぁーーーー!!!」

 

ゴシャッと男性が落ち辺り一面が血だらけとなる

 

「きゃあぁぁ!!」

 

「早く逃げろー!」

 

逃げ惑う人間達を見て次の標的を探すバヅー

 

「サテツギハアイツニスルカ」

 

バヅーは1人の女性を捕まえビルの屋上へと再び飛び上がる

 

「いやあぁぁ!!」

 

女性の悲鳴でわかるまた1人殺されるその恐怖が次は自分にくるんじゃないかと怯える凛

 

「(お願い早く、早く来て雄介!)」

 

外に出れば確実に捕まり殺される凛はずっと店内に隠れ雄介の到着を願うしかなかった

 

「コレデジュウニン」

 

バヅーは捕まえた女性をビルから突き落とす

 

「きゃあぁぁーーーーーー!!!」

 

女性が落下し後少しで地面に着く瞬間目を閉じると痛みはなく誰かに掲げられた感触があった

 

「あっ・・・」

 

目を開けるとそこには今テレビで話題となっていて未確認生命体と戦っている未確認第4号がそこにいた

 

「大丈夫ですか?」

 

クウガは女性を降ろし安否を確認する

 

「え、えぇ」

 

「良かった、さぁ!ここは危ないから早く逃げて!」

 

「あ、ありがとうございます」

 

女性はクウガにお礼を言いその場から立ち去った

 

「(雄介!来てくれた)」

 

凛はクウガの姿が見え安堵した

 

「クウガ、オレノゲゲルジャマシタコトコウカイサセテヤル」

 

バヅーは屋上から飛び降りクウガの前に立つ

 

「っ今度はバッタの未確認かよ」

 

クウガは身構え辺りを確認し始める

 

「(凛ちゃんどこにいるんだ?)」

 

「ドコヲミテイルクウガ!」

 

バヅーは飛び出しクウガにキックを放ちクウガも咄嗟ににガードする

 

「っ!」

 

ガードはするが敵の威力が強く手が弾かれるがバク転をし助走を着け一気に拳を突きつけたがバヅーは軽く身のこなしパンチを避ける

 

「っくそ!」

 

「アタランゾクウガ!トゥア!」

 

避けた瞬間クウガの肩に蹴りを入れ込む

 

「ぐっ!」

 

その衝撃で転倒し転がり回る

 

「っのやろう!」

 

クウガは飛び上がりバヅーに目掛けてキックを放つがそれもジャンプし屋上まで跳んでいった

 

「嘘だろあんな遠くまで跳べるのか」

 

バヅーは屋上から親指を上げここまでこれるかと挑発する

 

「っ!」

 

クウガも助走をつけ屋上までジャンプするが届かない

「っくそ!クウガの力でもだめなのか」

 

バヅーは屋上から飛び降り途中で足をかけ踏み込み一気にクウガの元へと突撃していきキックを放つ

 

「ぐあぁぁ!」

 

まともに喰らい吹き飛び近くにあった店内のガラスを突き抜け店内の壁にぶつかり倒れるクウガ

 

「ぐっ!はぁ!はぁ!」

 

「ドウシタクウガソノテイドカ」

 

バヅーは再びビルの屋上へと飛び上がっていった

 

「はぁはぁ何とかしないと」

 

クウガは店内から出てバヅーのいる屋上を見上げる

 

「跳ぶんだ奴の所まで!」

 

クウガは無我夢中でバヅーの所までたどり着きたいその思いで足を踏み込みジャンプをする

 

「うおぉぉ!!」

 

するとさっきとは違い高くジャンプし屋上までたどり着くするとクウガの体が赤から青色に変化していた

 

「えっ体が青くなった!?」

 

自分の体を見て驚くクウガ

 

「ソウダソノアオヲマッテイタンダ」

 

バヅーは待ちわびたと身構え一気にクウガに攻撃を仕掛ける

 

「ふっ!」

 

クウガはその攻撃を避けるそしてバヅーに連続でパンチを繰り出す

 

「うおぉぉ!!」

 

だがバヅーには効いておらず反撃を喰らう

 

「ぐあ!」

 

バヅーに蹴りを入れられ転倒するクウガ

 

「どういう事だパンチ力が弱くなってる」

 

クウガはもう一度攻撃を当てるがやはり効かず腕を掴まれ一気に下に落とされる

 

「うあぁぁーーーー!!」

 

落下した衝撃でダメージが大きく立ち上がる事が出来ないクウガすると

 

「ゆーすけー!」

 

凛が我慢出来ずクウガの元へと駆け出す

 

「凛ちゃん!?来ちゃ駄目だ!」

 

バヅーはそれを見逃さず凛に攻撃を仕掛けてきた

 

「いやあぁぁ!!」

 

「っくっそぉー!!」

 

クウガは凛の前に立ちバヅーの攻撃を受ける

 

「がはっ」

 

「雄介!」

 

バヅーのキックをまともに喰らい膝をつくクウガ

 

「フン、オワリダクウガ」

 

バヅーは止めを指そうとした瞬間クウガは赤に戻りバヅーの攻撃をガードしバヅーの足を脇腹で抑えクウガはバヅーに蹴りを入れる

 

「うぉりぃやあーーー!!」

 

「ナニ!?」

 

バヅーは咄嗟にガードするが蹴りの衝撃で吹き飛び倒れる

 

「クウガ!キサマァ!ッ!?」

 

バヅーの腕からマークが現れヒビが入る

 

「ウオォォ!!」

 

バヅーは無理やり自分の腕を引きちぎり爆発を免れた

 

「ハァ!ハァ!オボエテイロクウガ!」

 

バヅーは屋上まで飛びそのまま去って行った

 

「はぁ、はぁ」

 

クウガは雄介の姿に戻り倒れ気を失う

 

「雄介!ねぇ雄介しっかりして!」

 

凛は雄介を揺さぶるが返答はない

 

「雄介ごめんなさい凛のせいで」

 

すると奥の方からパトカーがやって来た

 

「君大丈夫か!」

 

パトカーから降りてきたのは一条

 

「警察?」

 

一条は凛の元へと近づき倒れている雄介を見て驚愕する

 

「中野雄介!?まさか未確認に」

 

「刑事さん雄介の事知ってるの?」

 

「あぁとりあえず話は後だとりあえず中野を病院に運ぶ」

 

一条は病院に連絡を入れ救急車を手配した

 

「君もついてきてもらえるかな?」

 

「えっ?あっはい」

 

一条は凛をパトカーに乗せ救急車の到着を待った

 

 

「ゆーくん!」

 

「雄介!」

 

雄介が病院に運ばれた事を知り雄介のいる病室に駆けつけるμ'sメンバー達

 

「あっみんな」

 

雄介が寝ているベッドの隣に凛が椅子に腰かけていた

 

「凛ちゃん!?良かったぁ無事で」

 

花陽が凛の元へと駆け寄るが凛は後退る

 

「りん・・・ちゃん?」

 

「ごめんみんな雄介は凛のせいでこうなちゃったの」

 

「どういうこと?」

 

「雄介は凛を庇って攻撃を受けて倒れたの凛が雄介を傷つけたのだから凛はここにいる資格はないだからごめんなさいみんな!」

 

「凛ちゃん!」

 

凛は走って病室を出ていった

 

「凛!待ちなさい!」

 

海未が呼び止めるが制止を聞かず走っていく

 

「凛ちゃん一体どうしたの?何か変だよ」

 

ことりが凛の様子に疑問を持ち真姫は凛の事を話そうと決意した

 

「みんな聞いて凛が最近練習を休む理由」

 

「真姫ちゃん待って!」

 

「花陽このまま黙ってるより全員で相談した方がいいだって私達友達でしょ?」

 

「真姫ちゃん」

 

真姫の言葉に花陽が頷き凛がこの数日間何があったのかを皆に話した

 

「そんな事が」

 

「そんなひどい事を言うなんて凛ちゃんが可哀想」

 

「それに今回自分が雄介に怪我をさせてしまった事を思ってより心を閉ざすと思うわ」

 

「だったら」

 

「えっ?」

 

声の主に皆が振り向く

 

「だったら俺が凛ちゃんを救って見せる」

 

「雄介!?」

 

雄介はベッドから起き上がり皆の方に向く

 

「ゆーくん怪我は大丈夫なの!?」

 

「まぁまだちょっと痛むけど大丈夫!」

 

雄介は皆にサムズアップを向け安心させる

 

「もう、心配したんだからね」

 

「ごめん、それより凛ちゃんの事で大体話はわかった今度凛ちゃんを俺が誘ってみるよ」

 

「誘うって?」

 

花陽は疑問に思い首を傾げ雄介はニカッと笑い

 

「デート作戦だ」

 

「「「デート作戦!?」」」

 

雄介の提案に皆が驚く

 

「凛ちゃんの元気そして女の子としての自信を取り戻す為には男の俺がエスコートするしかないかなって」

 

「でも、雄介で大丈夫でしょうか?」

 

「確かに不安だわ」

 

「ちょっ!ひどくね!?」

 

「でもおもしろそうやん!」

 

皆のほとんどが不安で満ちていたが希だけはノリノリだ

 

「雄介君が凛ちゃんとデート中ウチらが2人の後ろで見守っているそれでどお?」

 

「おぉ!いいねそれナイスアイディア希!」

 

雄介と希が意気投合している中絵里だけは呆れていた

 

「希ただあなたが楽しみたいだけでしょそれ」

 

 

ー夕方ー

 

「じゃあまた来るよ」

 

雄介と凛のデート?の作戦を練り終え皆が雄介に手を振り病室を出る

 

「ふぅ、今日は何とかなったかな」

 

「何が何とかなっただやせ我慢して」

 

μ'sメンバーが出た少し後に一条が病室に入ってくる

 

「一条さん」

 

「医師から聞いた君の怪我は全治3ヶ月いや、ここに運ばれる前はもっとひどかったらしい」

 

「へへ、やっぱ一条さんにはバレてましたか」

 

「友達に心配かけまいと無理をして元気を振る舞っていたが頑張りすぎだ君は少し休んだ方がいい」

 

「でも、俺何とかしたいんです未確認も倒したいですしそれに大切な友人の事も心配ですし」

 

「中野・・・」

 

「一条さんお願いします今回逃がした未確認はとても強かったですでも!次こそは奴を倒して見せますだから俺は俺の無理をさせてください」

 

「わかった、また未確認が出現したら君に連絡するだが本当に無理はするなよ」

 

「ありがとうございます!」

 

雄介の熱意を聞き一条は納得したこの男は中途半端はしない最後までやり遂げる男なのだと

 

一条が帰った後雄介は桜子に連絡を入れた青いクウガの事を調べて欲しいと

 

「これでよしっと後は連絡を待つだけ」

 

すると花陽からLINEが届いた

 

「(雄介君が目を覚ました事を知って明日謝りに行きたいって言ってるから明日作戦実行でいい?)」

 

「明日来てくれるのか良し!」

 

花陽にOKの文字を入力し返信した

 

「明日頑張らなきゃな」

 

雄介は凛の笑顔を取り戻す為気合いを入れ明日に備え眠りについた

 

ー翌日ー

 

「雄介起きてる?」

 

凛がドアにノックし雄介が起きてるか確認する

 

「うん起きてるよ凛ちゃん入って来てもいいよ」

 

「うん、お邪魔するね」

 

凛がドアを開け入って来る

 

「おはよう凛ちゃん」

 

「おはよう雄介・・・あの、雄介昨日はごめんなさい凛のせいで怪我させちゃって」

 

「大丈夫だよほらこんなにぴんぴんしてるんだから」

 

雄介はベッドから立ち凛の頭を撫でる

 

「でもこのままじゃ申し訳がたたないよ」

 

凛の言葉に待ってましたと雄介はあの提案を持ち掛ける

 

「じゃあそうだな今日凛ちゃんが俺とデートしてくれるなら昨日の事はさっぱり忘れよ?ねっ」

 

「えっデート!?」

 

「ダメ?」

 

「でも凛はそんな事一回もしたことないし」

 

「俺もしたことないよでも凛ちゃんとどっか遊びに行きたいなーってずっと思ってたんだ」

 

「雄介・・・」

 

雄介の言葉が嬉しかったのかはにかむ凛

 

「わかったいいよデートしよ雄介」

 

「やりー!」

 

凛とのデートが決まりさっそく準備をし出かける雄介達

 

「ところでどこに行くの雄介?」

 

凛が行き先を聞き雄介の行く場所は決まっていた

 

「最初は服屋かな~」

 

「雄介何か買うものでもあるの?」

 

「うん、凛ちゃんのね」

 

「えっ?」

 

「さぁ行こう!凛ちゃん」

 

雄介は凛にヘルメットを渡しトライチェイサーに乗せる

 

「レッツゴー!」

 

「わわ、ちょっと雄介待ってー!」

 

雄介は急発進をし凛が驚き雄介にしがみつき街へと走って行った

 

「ここだ」

 

雄介達が着いた服屋にさっそく入るこの服屋もμ'sメンバーと事前に打ち合わせしていた場所だ

 

「ねぇ雄介凛の服って何買うの?」

 

「う~んそうだな」

 

雄介は店内を回り一つの品を持ってきた

 

「まずはこれかな~」

 

雄介は凛に見せた物はフリフリの白のワンピースだった

 

「ええ!駄目だよ凛には絶対似合わない!」

 

「そんな事ないって絶対似合うよお願いほら試着するのはタダだし」

 

「うぅ~」

 

雄介の強引な後押しにより渋々試着室に入って行く凛

 

「着替え終わったよ」

 

凛が試着室に入って数分後カーテンが開けられる

 

「おぉ!」

 

そこには顔を赤らめワンピースを着た凛が恥ずかしそうに立っていた

 

「どう、かな?」

 

「めっちゃ似合ってるよ可愛い!」

 

「えへへ、ありがとう」

 

「よし!どんどんいってみよう!」

 

「ええ!?」

 

雄介はどんどん服を持ってきて凛に着せる最初は恥ずかしがっていた凛も試着していくにつれ楽しそうに笑っていた

 

「雄介本当にいいの?結構高かったけど」

 

「いいんだよ今日凛ちゃんがデートしてくれたそのお礼だ」

 

雄介は最初に着せたワンピースを購入し1日それを着てデートしてくれと頼みこみ凛は最初恥ずかしがっていたがこれで雄介の恩返しとなるならばと思い了承した

 

「雄介次どこいこっか?」

 

「よ~し次は」

 

雄介と凛は色々な所へデートを満喫した映画、ゲームセンター、ショッピング雄介と凛も一杯楽しみ時間はあっという間に過ぎていった

 

「もうこんな時間か・・・」

 

腕時計の針の指すところを見ると時間は5時に回る直前だった

 

「そろそろ帰ろっか」

 

「うん、今日は楽しかった~」

 

凛も満足し今日のデート作戦は成功だなと思っていたら雄介の電話が鳴り出す

 

「あっ桜子先生からだ凛ちゃんごめんちょっと待ってて」

 

「うん、わかった」

 

雄介は凛から少し離れ桜子の電話に出るすると

 

「あれ~ほしぞらぁまた会ったな」

 

ビクッと凛は後ろを向くとこの間の男子3人が歩いていた

 

「へぇ~おめかしなんかしちゃって似合わないのによ~」

 

ケラケラと笑う男子達その影で見守っていたμ'sメンバーが怒りを灯していた

 

「あいつらまた!」

 

「あの人達が凛を許せません!」

 

海未が出ていこうとする所をことりと穂乃果が抑える

 

「ダメ!海未ちゃん!」

 

「海未ちゃんが行ったらややこしくなっちゃうから!」

 

「ですが凛をほおっておけません!」

 

海未達があーだこーだやり取りしている間凛の前に雄介が立っていた

 

「お前ら凛ちゃんになにか用か?」

 

「雄介」

 

「なんだ星空お前彼氏いたのかよ」

 

「なんか色々とすげぇな」

 

それでもケラケラと笑い続ける男子達を見て怒りを込み上げる雄介

 

「お前ら以前凛ちゃんにひどい事言った奴らだろなんでそんな事をいう?」

 

「だって正論な事言っただけだぜなぁお前ら」

 

あぁ、そうだそうだ、と男子達は面白可笑しく言い笑い上げるその態度に我慢ならなかったのか雄介は1人の男の胸ぐらを掴み持ち上げる

 

「ぐぇ」

 

「お前らいい加減にしろよ何が可笑しいんだ?凛ちゃんを悲しませて泣かせて何が可笑しいんだって聞いてんだよ!!」

 

「おい離せ!」

 

「この野郎!」

 

2人の男子が掴まれている男子を助けようとするが雄介の殺気で立ち止まる

 

「お前ら小学生の時凛ちゃんと会ったんだよな?ならなぜ気づかねぇ?こんなにも可愛くてとっても笑顔が似合う女の子だと」

 

「ゆーすけ」

 

「凛ちゃんがスカート履いて何が悪い?アイドルやって何が悪い?可愛くなろうとして何が悪い!!」

 

「ひいぃぃ」

 

「俺は!・・・俺はいいと思う」

 

雄介は掴んでいる男子を離す

 

「お前ら次また凛ちゃんを泣かせるような事したら次は

覚悟しておけ」

 

「ひいぃぃおい!逃げるぞ!」

 

「お、おう」

 

男子達はそのまま走って逃げって行った

 

「ゆーすけ・・・」

 

「はは、ごめん凛ちゃん嫌な所見せちゃったな」

 

雄介は凛の方を向き謝るが凛は顔を横に振る

 

「ううん、ありがとうゆーすけ」

 

「凛ちゃん」

 

するとトライチェイサーから通信が入る

 

「中野雄介聞こえるか!」

 

「はい!」

 

「未確認生命体第7号が現れたすぐに行けるか?」

 

「大丈夫です!行けます!」

 

「わかった場所はー」

 

一条から未確認が出現した場所を聞きトライチェイサーに股がる

 

「ごめん凛ちゃん行かなきゃ」

 

「ゆーすけ」

 

凛は雄介の袖を掴み顔を見上げるその表情は不安に満ちていた

 

「本当に行っちゃうの?また怪我したら」

 

「凛ちゃん・・・」

 

「ゆーすけは怖くないの!?未確認と戦ったり怪我したり凛は雄介がいなくなっゃうのが怖いよ」

 

凛は自分の本音を雄介にぶつけた今まで何度も未確認に襲われその度に雄介に助けれ傷つきいつか本当に雄介が死んでしまったらと考えると不安でしょうがなかった

 

「怖いさ」

 

「えっ?」

 

「怖いさそりゃ戦うのはだけどね俺は皆が傷つく方がもっと怖い」

 

雄介は凛にサムズアップを向ける

 

「だから皆が笑顔でいられるよう俺は戦うんだ」

 

「ゆーすけ」

 

「あっそういえば凛ちゃんとはまだ約束してなかったな」

 

「約束?」

 

雄介は凛の前に小指を上げ

 

「皆の所に必ず帰ってくる約束」

 

「ゆーすけ・・・わかった必ず帰って来てまたデートしようね!」

 

「うん!」

 

雄介と凛は指切りをし雄介は未確認のいる現場へと走って行った

 

「ゆーすけ、凛にまだ出来ることあるかな?ちょっとだけでもいいゆーすけの力に」

 

「だったら行こう!雄介の力になる所に!」

 

「えっ!?」

 

凛は声の主達が聞こえた方を向く

 

「みんな!」

 

凛の前にはμ'sメンバーが立ちことりが凛の手を握る

 

「凛ちゃんいつも助けてもらってるゆーくんに少しだけでも力になりたいよね?」

 

「ことりちゃん・・・うん!ゆーすけを助けたい!」

 

凛の雄介を助けたい意思に皆が頷く

 

「なら行こう!雄介の力になる所に!」

 

穂乃果が叫び皆は走り出すその場所に向かって

 

 

雄介が未確認が出現した場所に到着する

 

「これは・・・」

 

雄介が見える光景それは未確認生命体に虐殺された警官達だった

 

「一条さん聞こえますか!一条さん!」

 

雄介が一条に通信を入れている中上から何か落ちてくる音が聞こえたそれは血だらけになっている警官だった

 

「っ!未確認!」

 

上を見上げるとそこには未確認生命体第7号ズ・バヅー・バがそこにいた

 

「ツギハオマエダ」

 

バヅーが下に降りてきて雄介もバイクから降りる

 

「っ」

 

雄介は腹中央部に手をかざしそこからアマダムが出現する

 

「変身!」

 

ポーズを構えボタンを押すすると赤のクウガではなく青いクウガへと姿を変えた

 

「えっ!?いきなり青か!」

 

クウガは身構えバヅーもこの間腕をやられた事に怒りを見せていた

 

「クウガ!キサマニヤラレタカリココデカエシテヤル!」

 

バヅーはクウガに飛び掛かりキックを放つがクウガはそれをジャンプし空中で避ける

 

「うおりぃやぁ」

 

クウガも蹴りをバヅーに当てるがやはり効かず肩を掴まれ膝蹴りを喰らい後ずさるクウガ

 

「くっうおぉぉ!」

 

連続パンチをバヅーに喰らわすだがクウガの首を掴み持ち上げる

 

「ぐっしまっ」

 

「フン!」

 

そのまま離しクウガの腹中央部に蹴りを勢いよく放つ

 

「ぐあぁぁ!」

 

クウガは吹き飛び近くにあった手すりにぶつかりその手すりが折れ近くに何本か散らばる

 

「くそ!どうすればいい!?どうすれば!」

 

青いクウガの戦い方がわからずこのままだとバヅーにやられるその時

 

「ゆーすけ!」

 

「えっ?」

 

クウガを呼ぶ声に振り向くするとそこにはμ'sメンバー全員と一条がいた

 

「一条さん!皆!どうして!?」

 

「ゆーすけ!聞いて!水の心の戦士長き物を手にして敵を凪ぎ払え」

 

凛がクウガに伝えるその言葉それこそ青いクウガの戦い方だった

 

「水の心、長き物・・・もしかして」

 

クウガは目の前に散らばる折れた手すりを一つ手にする

 

「これか!」

 

クウガが持った瞬間手すりが変化し青いクウガの専用武器ドラゴンロッドへと変化した

 

「いくぞ!」

 

クウガは勢いよくロッドを回しバヅーに当てていく

 

「グアッ!」

 

先ほどとは違いかなりのダメージを与えている

 

「いけるぞ!」

 

「チョウシニノルナー!」

 

バヅーは蹴りをクウガに放つがロッドでガードしそれを凪ぎ払いロッドをバヅーの顔に当て怯ませ蹴りを入れ距離を取る

 

「うおぉぉ!」

 

勢いよくロッド回し跳ぶ

 

「おりぃやあぁーーー!!」

 

ロッドをバヅーに一気に突きつける

 

「グアァァ!!」

 

その衝撃で吹き飛び倒れるバヅーするとバヅーの胸からマークが浮き出す

 

「ウ、ウ、ウ、ウアァァーーーー」

 

ベルトにヒビが到達し叫びと共に爆発する

 

「はぁはぁ」

 

クウガは皆の方へ向く

 

「「やったーーー!!」」

 

μ'sメンバーが駆け寄りその後に続く一条

 

「皆・・・ありがとうな皆が来てくれなきゃやられてたかもしれない」

 

「ゆーすけ青いクウガの事で悩んでいたから急いで桜子先生の所に行って聞いてきたんだ」

 

「そうだったのか・・・そういえばさっき桜子先生から電話来てたけど途中で切っちゃったんだ」

 

先ほど凛とデート中桜子から電話がきていたが凛が男子達に囲まれていたので急いで向かい電話を切ってしまっていた

 

「それでここに向かう途中一条さんに会ってここまで来させてもらったんだ」

 

「そうだったんですか」

 

「あぁこの子達がこちらに向かって行く所を見て一度は止めたがこの子達のお前を助けたいと言う言葉を聞いてなここまで来させたんだ」

 

「一条さん・・・」

 

さぁ後は任せろと一条は皆を帰らせた帰る途中明日の事を皆と話し合いそれぞれ自分の我が家へと帰って行った

 

 

ー翌日ー

 

凛からLINEが来て今日一緒に行かないかと送られてきて一緒に神田明神に向かっている

 

「じゃあかよちゃん達とは仲直りしたんだ」

 

「うん、もう1人で悩んじゃダメよって真姫ちゃんに怒られたにゃ」

 

「あはは、真姫ちゃんらしいな」

 

「でもデート作戦なんて聞いた時驚いたよ」

 

「まぁ皆凛ちゃんの事思ってのことだからさ」

 

「うん、そうだね」

 

凛は雄介の前に立ち手招きをする

 

「ゆーすけちょっと耳かして」

 

「うん?」

 

雄介は凛の方に耳を傾けると

 

「ありがとう、ゆーすけ」

 

チュッと雄介の頬にキスをした

 

「えっ!?凛ちゃん!」

 

「えへへ、今後またデートしようねゆーすけ」

 

凛はそう言い走っていきぼーぜんと立っていてキスされた頬をさする雄介

 

「凛ちゃんまじえんじぇー」

 

今日も太陽が輝いて青い空が広がっている

 

ー第5話 傷心endー

 




やっと書き終えましたぁ
さて次の話も頑張りますか(^^)d
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