戦姫絶唱シンフォギア×天元突破グレンラガン(仮)   作:クマサ

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第一章
第六話 ええッ、豚ぁッ!?ってなんで豚!?


ライブ会場の惨劇から二年後。

 

とある学校から始まる。

その学校の名は、私立リディアン音楽院

海を臨む高台に建てられた私立の音楽学校。

その高等科のみが独立した敷地を指している。

基本、小中高一貫教育を掲げているが、

中等科、高等科への切り替え時に外部の生徒を編入させることもある。

女子校であり、遠方よりの越境入学者のために学生寮も備わっている。

そんな学校の高等科の音楽の授業の一幕から始まる。

 

「はい、今日は前回の続きからはじめます。酔う抑揚をつけることで、歌の表現が深まりますが――」

 

女教師がそんな話をしている中、そわそわとしている少女が一人。

 

(・・・はぁ、授業始まっちゃった。響ったら、なにしているんだろう。)

 

この子の名は小日向未来この学校の高等科一年生は、同学年で親友の立花響が授業に遅刻していることが気になっている。

 

「・・・・ねえねえ、ヒナ。ビッキー、どうしたの?」

こっそり話しかけてきた子は、安藤創生。

「んん・・・・。お昼ごはんのあと、何か見つけて走って行っちゃったんだ・・・・・・。」

「もしかして、また人助け病?アニメみたいな生き様してるわね。」

次に話しかけてきた子は、板場弓美。

「・・・・あ、噂をすればなんとやらです。」

それともう一人、寺島詩織がそういうとこそこそと現れたのは。

 

(やっぱり授業始まっちゃってるよ~・・・・。バレないように・・・・こっそりと)

 

この子が立花響。あのライブ会場の惨劇から生き延びた一人であの装者達が助けた少女である。

 

「響、こっちこっち。先生が黒板見てるうちに早くッ!」

 

と小声で未来が急かす。

 

「未来ッ!ありがと~ッ!」

 

お礼をしながら響が未来の隣につく。

 

「もう、何をしてたの。 ごそごそ ・・・ねえ、響?その鞄、何か入ってるの?」

「え゛ッ!あ、ええとこれは――」

 

もぞもぞ

 

鞄が蠢く

 

「ひゃああッ!?だ、だめだったらッ!じっとして、そんな動いたら――ああッ!」

 

もぞもぞ ぴょ~ん!

 

そして飛び出してきたものは

 

 

「ぶいーッ!」

 

ブータであった。

 

「ええッ、豚ぁッ!?ってなんで豚!?それにしては小さいような?」

 

「ぶいぶい!」

 

といいながら走り逃げていく。

 

「ああこらっ!逃げちゃダメだったらッ!・・・ええい、こうなったら――響きゃーっちッ!」

 

逃げていたブータに飛びつき、見事捕まえる。

 

「ふぅ、捕まえたぞいたずらっこめッ!観念してお縄に・・・あ゛・・・・・・・・・。」

 

ふと気づき後ろを振り返る。

 

「・・・・・・・・・・。おはようございます。」

 

そこには怒っている女教師がいた。

 

「おっ、おはようございますっ!・・・・え~と。授業の邪魔になりますし、わたしは席に戻りますねー、

ははは・・・・。」

「立花さんッ!遅刻しただけではなくッ!その豚?・・・はいったい何ですかッ!?」

「――ッ!?あああの、この子がお腹を空かせて倒れてて・・・。」

「・・・それで?」

「食べ物を買いに行ってて・・・。」

「立花さんッ!!ああもう、豚は用務員さんに預けますッ!あなたは席に座ってなさいッ!」

「す、すいませ~んッ!」

 

 

そんなごたごたが終わり。場所は寮に移る。

 

「たは~、疲れた~。今日はいろいろありすぎてクライマックスが百連発気分だよ~。わたし呪われてるかも~」

 

ひと段落つき、響はため息をつく

 

「半分は響のドジだけど、残りはいつものお節介でしょ。呪われてるんじゃなくて自業自得。」

 

と未来は少し怒って言う。

 

「人助けと言ってよ~。人助けは私の趣味なんだから~。」

 

と当たり前のように言う。

 

「響の場合、度が過ぎてるの。同じクラスの子に教科書貸さないでしょ、普通。」

 

そんなことを言う未来に響は

 

「わたしは未来からみせてもらうからいいんだよ~。小学生からず~っと一緒の幼馴染なんだしさ~。」

「・・・・バカ。」

 

恥ずかしげもなく言う響に未来は少し恥ずかしがりながら一言言いなが手に持った雑誌をめくる。

 

「――って、未来、その記事ッ!ツヴァイウィングのCD発売のッ!やっぱりかっこいいな~ッ!

あ、スクラップにしてもいい?」

「もう、仕方ないなあ。でも、本当に響はツヴァイウィングが好きだよね。憧れでこのリディアンに進学決めたんだから、大したものだわ。」

「だけど、まだ一度もお目にかかれてないんだよね~。トップアーティストだし、簡単に会えるとは思ってないけどさ。」

「同じ学校に通ってるんだしそのうち会うチャンスもあるよ。」

「ありがとう、未来。あ~、早くあってみたいなぁ~。」

 

(・・・・もし、あの二人に会えたら訊いてみたい。戦っていたツヴァイウィング、あれが幻だったのか。二年前のあの日、何が起こっていたのか――)

 

と一人響は思うのであった。

 

 




ここで今回は終了です。
さあ前回までで序章が終わった感じで、これからが第一章、アニメで言うと一期の1話の途中からです。
これなら投稿スピードは落ちますが文章を長くできそうです。
これかどんどん盛り上げができるようにがんばりたいです。
それではまた。
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