蒼炎の勇者がダンジョンにいるのは間違っているだろうか   作:クッペ

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中の人ネタで滅茶苦茶します
よって文章は滅茶苦茶します、しかもそこまで面白くないであろうというおまけ付き

あと使う人は自分の独断と偏見で選ばせてもらっています

この話を呼んで低評価とかしないでくれるとすごく助かります。ぶっちゃけ本命は後書きの宣伝ですので。
振りじゃねえからな!?

内容は、もしも戦争遊戯でエタルドの障壁による持久戦+彼らが全員戦う気が全く無かったらというクッソ下らない話です


閑話~戦争遊戯編if~

 戦争遊戯の始まりの合図が鳴り響いて早々、ワユがエタルドを地に刺し障壁を出現させた。この障壁を壊すことができないのは、ワユ自身がこの障壁をエタルドで思い切り殴りつけ破壊できないことで確認済みだ。

 そして最初の待機場所でブルーシートを敷き、おもむろにヴェルフが懐から不思議な道具を取り出した。

 

「ヴェルフ、それ何?」

 

「これは『他の世界線の自分が見れる』っていう魔道具だ。使える人は限られてるらしいが、なんだか面白そうだから買ってみた。幸い値段も安かったしな。どうだ、どうせあいつらが諦めるまで暇なんだ。ここに居る奴らで、少し試してみないか?」

 

「どれ、私も混ざっていいだろうか?」

 

「タケミカヅチ様!?どうしてここにいらっしゃるのですか!?」

 

「細かいことは良いだろ、命。お前たちの作戦を聞いた時から『鏡』で見ていても暇になることは目に見えている。ならば、ここで談笑するのも悪くはないだろう」

 

「私も混ざってよいだろうか?」

 

「ウラノス!?あんたは祈祷していろよ!ダンジョン大丈夫なんだろうな!?」

 

「少しくらいいいだろう。どうせ数日サボったくらいじゃ何も起こらんじゃろ?」

 

「手前も参加するぞ、何やら面白そうなことをしているではないか」

 

「ゲッ!椿!」

 

「そう嫌そうな顔をするではない、お前たちの勝ちは確定しているだろう」

 

「私も参加しよう」「あたしも混ぜて!」

 

「リヴェリアさん!?ティオナさんまで!?一体これはどういう事なんですか?」

 

「なんか来ないといけない気がしてな」「右に同じー!」

 

 すでに収集が付けられなくなってきている。オラリオにいる神たちはこの状況に全力で突っ込んでいることだろう。

 

「私たちも参加してよいだろうか?」

 

「レヴィス!?お前はダンジョンに籠っていろよ!と言うかお前ストーリー上の敵じゃねえか!」

 

 これはどう収拾付けるのだろうか……

 

* * * * * * * * * *

 

「じゃあ誰からやるか……ベル、お前から使ってみろ?」

 

「えぇ!?僕ですか……?」

 

「おお、物は試しだ、やってみろ」

 

 魔道具に手を翳すベル。しかし魔道具には何も変化は無く、ベル自身に何かが起こったわけでもない。

 

「あれ……?失敗?」

 

「まあ使える人は限られてるっていうしな、次命、やってみるか」

 

「はあ……分かりました」

 

 魔道具に手を翳す命、しかし反応はベルと同じく何も起こらない。

 

「これ本当に故障してないだろうな、ヴェル吉?」

 

「大丈夫だって、多分……じゃあ次は俺だ!」

 

* * * * * * * * * *

 

~ヴェルフver.~

 

 魔道具に手を翳すと、ほのかに魔道具が光り始めた。

 

「これは、頭に何か流れ込んできやがる……これが違う世界線の俺……?」

 

「それで、何が見えたんだ?」

 

「いくつかあってだな……とある世界の俺は記憶喪失で倒れているところに王子に拾われて、そのまま自警団に入れられた」

 

「……は?」

 

「そのあと何やかんやあって俺は世界を滅ぼした邪神になった……!?はぁ!なんじゃこりゃ!?」

 

「世界を滅ぼした邪神?ヴェル吉がか?あっはっはっは!有り得ん有り得ん」

 

「しかも何か色んな姿形してやがるし、なんか女版の俺の息子としても出てきやがった……」

 

「女版のヴェルフってなんだよ!」

 

「知るか!俺が聞きたいわ!……まて、まだ何か……翼が生えた天馬に乗って優雅に歌ってるな……それとこれは……絵画?っておい!何で水着とかバスタオル渡されて喜んでその絵を書いてるんだよ!」

 

 集まっていた面々がその発言に大笑いする。

 

「おい変態!」「水着フェチ!」「バスタオルフェチー!」

 

「うるせえ!!!」

 

 ハーハーと肩で息をするヴェルフ。ベルと命は憐みの視線を送っている。

 

「クッソ!なんなんだこの魔道具!碌なもんじゃねえな!次は誰が行くんだ?」

 

「では私が、火傷は早いほうがいいでしょうから」

 

* * * * * * * * * *

 

~リューver.~

 

「これが違う世界の私……ですか……どうやら私はとある島国の王女のようですね」

 

「な!羨ましい!」

 

 するとみるみると顔を赤くして行き、俯いてしまった。

 

「お、なんか面白そうなことでも起こったか?」

 

「見えたものは細かく言えよ、そして火傷しろよ」

 

「……髪が長い剣士に『その剣であたしを好きなようにして!』と言ったり、ピンクの髪をした鎧を着こんだ騎士に『貴女は愛を信じますか?』と言ったりしてますね……」

 

「「「可愛い!」」」

 

「まだ違う世界が見えますね……これは、セーラー服?というものでしょうか?その服を着た少女の使い魔になってますね……って!」

 

 またもや顔を真っ赤に染め上げてしまう。周りは何も言わずにリューの方を見つめている。

 

「……花嫁衣装を着てます……ウェディングドレスを着ながら戦ってます……翼の生えた馬に乗りながらだったり、本を持って魔法を使いながら……」

 

「「「「「可愛いな!」」」」」

 

「次です!次の方どうぞ!!」

 

* * * * * * * * * *

 

~ウラノスver.~

 

「先程はああ言ったが、流石に早めに帰ったほうがいいだろう」

 

 そう言いながら魔道具に手を翳す。

 

「おお、神でもこの魔道具は使えたか……儂も記憶喪失になって王子に拾われて世界を滅ぼす邪神になっておる」

 

「「「「「またかよ!!!」」」」」

 

「それと……城に一人取り残されて、その城を一人淡々と守らされておるな……周りが結婚していく中、いつも儂だけが取り残されて行っておる」

 

「「「「「……」」」」」

 

「固い、強い、おそい……大きなお世話じゃ!」

 

* * * * * * * * * *

 

~リヴェリア・椿・ティオナver.~

 

「次は私が行ってもいいだろうか?」

 

「リヴェリア様来たー!」「リューみたいなギャップ萌え期待!!」

 

 リヴェリアが魔道具に手を翳す、しかし他の人に比べて光が淡い。

 

「む?これは……」

 

「なんか、光の規模小さいですね……」

 

「あはははは!どうした『九魔姫』よ、そなたほどの魔法使いが魔道具を使いこなせないとはなあ?」

 

「いや、少し淡いが光は纏っている。全く使えないというわけではないのだろう」

 

「ならば次は手前に試させろ。意外といけるかもしれんぞ?」

 

 リヴェリアに続き手を翳すが、リヴェリアと同じくらい淡い光しか生み出さない。

 

「む?手前も駄目だ、リヴェリアと同じような反応しかしない」

 

「じゃあ次あたし!」

 

 ティオナが手を翳すが、結果はあまり芳しくない。

 

「えー、この魔道具壊れてない?なんかリヴェリアと椿と同じくらいの光しか発さないんだけど」

 

「試しに三人でやってみるか?手前だけだったりリヴェリアだけだったりだと発動しなかったが、三人でやればうまく行くかも知れんぞ?」

 

「確かにな。光量も三つ足せば今までの一人分の光量になるだろうしな」

 

 三人が一つの魔道具に向けて手を翳す。するとリヴェリアの推察通り、先ほどよりも強い光を纏いだした。

 

「三人分の私たち……いや」

 

「これは、手前たちが三姉妹ということか?」

 

「確かにみんな同じ翼が生えた馬に乗ってるし、顔立ちもなんとなく似てるしね」

 

「私が長女らしいな……ん?これは……」「あたし末っ子みたいだね……ん?これって……」

 

 リヴェリアとティオナが顔を見合わせる。リヴェリアの方は若干顔が赤い。

 

「違う世界線の私たちは、姉妹で同じ人物を好きになってるな」

 

「あー、その人と結ばれてるの私だ!」

 

「男不倫か?」「浮気?」「最低だな男」

 

 その場に集まってる者たちが勝手に推測したことを自分勝手に言い放っている。その男性の風評被害は大変酷いものになってしまっている。

 

「手前はそこの二人とは違うものに惹かれているな……ん?違う世界線の手前が惹かれているのは」

 

 そう言って椿はリューの方をじっと見つめ、他の人の視線も同時にリューの方へと集中する。

 

「どうやらそこのものと同じ人を好きになってしまっているな。しかしそこの妖精は王女、手前は一兵士、相手は世界を救った一国の王子。結ばれることは無く、自分の気持ちをただ胸に仕舞ってしまっているな」

 

 椿が語った違う世界線の椿の失恋に、涙を流すものがいた。

 

「お姉さまよ、どうやら手前たち三人、特別なことができるそうだぞ?」

 

「へー、実践してみる?」

 

「しかし相手がいないだろう、それに私たちは馬に乗っていない」

 

「見よう見まねでいいだろう。ヴェル吉、ちょっとこっちに来い」

 

 ヴェルフが疑心暗鬼になりながらも椿の方へと歩み寄っていく。

 ヴェルフをリヴェリア、椿、ティオナの三人で囲み、それぞれがどこからともなく棒切れを取り出しヴェルフに向けて構え、

 

「「「トライアングルアタック!!!」」」

 

「ぐはっ!!!!!」

 

 三人が同時にヴェルフに向けて棒切れを振り下ろす。レベル差+三人同時に殴られたヴェルフはその衝撃に耐え切れず気を失った。

 

* * * * * * * * * *

 

~レヴィスver.~

 

「本当に何で貴様はここにいるんだ……」

 

「あまり細かいことは気にするな。白髪が増えるぞ、妖精の王族」

 

「余計なお世話だ!」

 

 レヴィスが魔道具に手を翳す。因みにヴェルフはいまだ意識を取り戻していない。

 

「私が国の女王か」

 

「ふっ、お前が女王とは。滑稽だな」

 

「私自身が女王ではない、違う世界線の私、だろ?これは……息子、娘?世界によって変わるが敵国に捕らわれていた自分の子供を謎の敵の攻撃から庇って一度死んだな」

 

 ごくっと息を呑む音が聞こえた。

 

「その後は……いろいろな世界が見えるな。子供の選択一つで物語が変わり過ぎじゃないか?しかも子供と戦うことになるとは、それにその世界の龍を我が子が倒せなければ孫たちと戦うことになる……複雑すぎて最早着いて行けん」

 

「「「「「俺(私)達はお前の言っていることに着いて行けん……」」」」」

 

「命さん……今までの話に着いて行けてますか?」

 

「ベル殿……いいえ、皆様が何を仰っているか、自分には皆目検討もつきません……」

 

~タケミカヅチver.~

 

「最後は俺か……では!」

 

 タケミカヅチが魔道具に手を翳す。

 

「別の世界線の俺……大陸一のスナイパー(笑)……ミ〇ヤが俺を守る……何なんだこれは、神を馬鹿にするのも大概にしろ!」

 

「馬鹿にされ過ぎワロタ」「(笑)ってなんだよ(笑)って……!」

 

「ったく……ある時は帝国の将軍、主人公の宿敵……!なんか俺は色々と忙しいな……」

 

「タケミカヅチ酷使され過ぎじゃね?」「どんだけ別世界の自分要るんだよ……?」

 

 タケミカヅチの方をとんとんと叩くものがいた。タケミカヅチはそちらを見向きもしないが、他のものはその者の正体を見てギョッと目を見開いた。

 その者はタケミカヅチの肩を叩き続ける。しつこいと思ったタケミカヅチは怒りの形相を浮かべながら振り返った。

 

「ええい、しつこいぞ!なんなんだ一体!?」

 

「やあ、(´・ω・`)」

 

「あ、違う世界線の俺じゃん」

 

「「「「「ぎゃーーー!!」」」」」

 

 漆黒の鎧を纏った騎士、漆黒の騎士がいた。




http://twitcasting.tv/purpletry221/movie/446943926
2018/3/12の20:00~かな?上記URLでツイキャス配信やると思います。
細かいことはTwitterで情報上げていきますので
https://twitter.com/kuppe0204←自分のアカウントURL
@kuppe0204

◎ヴェルフ・クロッゾ(CV.細谷佳正)
ルフレ(男)マーク(男)シグレ

◎リュー・リオン(CV.早見沙織)
シーダ(新暗黒新紋章FE無双#FE)

◎ウラノス(CV.大川透)
ルフレ(男)アーダン、ヴァルター

◎ティオナ・ヒュリテ(CV.村川 梨衣)
エスト、カゲロウ

◎リヴェリア・リヨス・アールヴ(CV.種田理沙)
パオラ

◎リリルカ・アーデ(CV.内田真礼)
シャロン、リアン

アイズ・ヴァレンシュタイン(CV.大西沙織)
ソフィーヤ、ラケシス

◎タケミカヅチ(CV.間島淳司)
サザ、ゼルギウス、漆黒の騎士、ジョルジュ、(オスカー、カレル)

クロエ・ロロ(CV.洲崎綾)
マリア、ニニアン

ティオネ・ヒュリテ(CV.高橋未奈美)
ピエリ

◎椿・コルブランド(CV.生天目 仁美)
カチュア

フレイヤ(CV.日笠陽子)
アテナ、フィル

アレン・フローメル(CV.八代拓)
エフラム、ロティ

◎レヴィス(CV.大原さやか)
ミコト

オリヴァス・アクト(CV.浜田賢二)
アサマ

これだけ同じ人が出てますね。FEHって無駄に声優豪華なんだよな

落ちに漆黒出しましたよ、民家ではありませんが
こんな適当な駄作読まなくてもいいですよ?後書きだけ読んでくれればいいです

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