Hello!私はクラウディア・G・ラグエル!性別は女で20歳、恋人いない歴=年齢+前世の年齢だよ!
今居るところは天気は曇り空で、辺りは瓦礫だらけで砂埃が舞ってる!
そして前方には機械で出来てて、宙に浮いてるAKUMAって言う兵器が5体、隣には黒髪のポニーテールの同僚に、ファインダーって言う役職の人が1人!
……どうしてこうなったんだ。
始まりは今から遡ること21年前、つまり前世でまだ俺が生きていた頃のことなんだが、…まあ前世自体可笑しいのだけれど割愛して…その時俺は22歳の日本人♂で中肉中背、顔も中の中、職業はフリーターで独身と言う何処にでもいそうな世界のモブだった。
変わった所があるとすれば、多分幽霊が見える事である。(多分なのは昔から見えたり見えないときもあったし、今では殆ど見えないからだ)
そんな俺はスーパーの帰りに弁当を買い、家に向かっていると後ろから大きく響くクラクションに大きなトラックが…なんて事はなく家に着き、弁当を食べ、風呂に入り、歯磨きをして布団に入って寝た筈だった。
そして目が覚めると知らない中性的な顔だか神々しいと思わせるような顔立ち、紫にも銀にも見える輝く髪に、ルビーを埋め込んだような紅い瞳、シミなど一つも見つからない白魚のような肌、神秘的でミステリアスな雰囲気を感じさせる紫色の布を纏い、翼を携えている人物が目の前に立っていた。
驚愕しながらも声は出さずにその人を見つめた。
すると、その人は少し驚いた顔をした後、少し悲しそうな、申し訳なさそうな顔をした。
「ごめんなさい……、信じられないだろうけれど貴方はあの後02時07分45秒に心筋梗塞を起こして死亡。そして次の生を歩む予定だったの…だけれどこちらで手違いが起きて貴方がこれから転生する分の"縁"を全て切ってしまったの」
その後も色々と長く話していたが要約するとこうだ。
本来人間には死後、輪廻転生するために魂が辿る縁(糸のようなもの)があり、それを頼りに別の
目の前にいる天使(神様ではなかった)には性別が無い、そして自身は下級だから名前は無いと言うのでエル(仮)と勝手に呼ぶことにした(理由は妹が見ていた某projectのキャラクターに似ていたから捩った)のだが、エルはとても申し訳なさそうにしている。でも、俺の縁が切れた原因と言う訳ではないのだ。エルの部下の問題なのにエルが謝っているのだ。何だかこちらが申し訳なくなってくる。
「別に大丈夫、人間いつかは死ぬんだし…それに俺、未練も無いから」
正直、ぶっちゃけるとこれは夢なんじゃないかと思っている(チベスナ顔しながら)
未練は無いだ何だと今言ったばかりじゃないかと思うかもしれないが、考えてもみて欲しい。
とてつもなく話が旨過ぎる。
ふえぇ(´;ω;`)間違えて死なせちゃったからお詫びに二次元の世界に転生させるねぇ!なんて夢小説とかラノベとかではよく見るけど、実際目の前で起こると通報案件だ。
Question:急に目の前に知らない人が現れ、現実ではありえないことを言ってきた!貴方はどうする?
↳Answer:警察に通報するか、周りに助けを求める。
これが現実だろう。だが俺の身長は185cmで目の前にいる女性では運ぶことは出来ない、他に仲間がいたとしても俺が寝ている間に気づかないとは限らない。第一、高い地位にいるわけでもない俺を誘拐するわけがない。
だから俺はここを夢の中だと判断した( ・´ー・`)ドヤァ
それにこんなに綺麗な人が泣いているのを見ているのは何だか落ち着かない。
俺の言葉を聞いて、エルは少し驚いた顔をした後、さっきよりはマシな顔になった。ほっ。
「だから貴方を別の異次元の世界…二次元の世界に転生させようという話になったの」
おぉ、ご都合主義、見事にテンプレ通りだ。
「どういう風になりたいかという希望があったら言ってね、出来る限り叶えるから」
本当、俺に優しい夢だな。疲れてたのかな?
それから俺は夢なら楽しもうと行きたい世界、転生に置ける守らなければいけない事を踏まえながら色々な設定を見た目から武器に至るまでエルに伝えた。
「それでは** **様、ご武運を」
エルがそう言うと体が透けていくのが見えて、あ、目が覚めるんだと思った。例え夢でもこの出来事はとても楽しかったのでお礼を言おうと口を開く。
「ありがとう…貴方に俺は救われました」
そう言うと、エルはとても驚愕の顔をしたのだが俺はすぐに意識がブラックアウトした。
何で驚いていたのだろうか?
そして目が覚めると目に映ったのは知らない天井で、
言葉を発するが母音しか出なくて、
エルに話していたことが現実になり、戦場を駆け巡ることになるなんて思いもしなかった。
?????SIDE
少年が消えたのを見届けた後、天使は息を吐いた。
呼ぶための名だとはいえ、自分の名を掠っているその名には驚いた。本当は私の正体を知っていたのではないだろうか?
まるで何もかもを見透かすようなあの目は恐怖を抱くと同時にもっと自分を見て欲しいとも思う欲が出てしまう。
これではあの天使と同じではないかと、少し嫌になった。
事の発端は、一人の下級天使の異常なまでの寵愛だった。
自分たち天使は人間の死後を手助けし、誕生を祝福する仕事を受け持ってはいるが、普段は人間を観察して過ごしている。
ドジなとこを笑いながらも心配し、努力が実ればを祝福し、悲しいことがあれば共に涙を流す。
下界で言うテレビを見るように人間を見ていた。
だけどその子はそれで終わらなかった。
天使が彼を見つけたのは彼が12歳の頃。何で彼を寵愛したのかは分からない。ただその子は偶然にも…いえ、必然的に彼を見つけた。
初めは只の一人の人間だった。けれど段々と彼を知り、彼に触れたいとまで願うようにその子は執着した。だけど、自分は天使で彼は人間と理解していたから今まで抑えてきたのだが、ある女が現れてからリミッターが外れてしまった。――――運命の相手。
天使は絶望し、呆然とし、憤慨した。
―どうしてこの人間が触れれるのに自分は出来ないのか!
―何故自分は結ばれる可能性すらないのか!
―許せない、ユルセナイ!!
今までの気持ちが爆発し、天使は運命の相手との糸を切ってしまった。
それのせいで彼は寿命が縮まってしまったのだが、天使は喜び、歓喜し、涙した。
―これで彼は誰にも触れられない!
だけど上級天使達が話していた”縁”を思い出し、恐怖した。
―どうして彼との間は障害が多いの…!
だけどすぐに天使は開き直った。これは愛の試練、乗り越えなければと自分を鼓舞した。
そして切ってしまえばいいと考え、上級天使だけが持つことを許されている縁切りバサミを盗み、彼の”縁”を全て断ったのだ。
あぁ、これで彼は自分のモノ…と喜びに浸っていると――急に体が動かなくなった。どうしてと体を動かそうとしながら思うが、全く動く気配がなく焦りが募る。
「大きな罪を犯しましたね」
背筋が凍る。
「
震えが止まらない。
「破れば残るは堕ちるのみだとも」
言葉が終わった途端、天使は拘束された。
これから天使は羽を捥がれ…堕天使となるのだ。
「ごめんなさっ、ごめんなさい!!すいませんでした!またと繰り返しません!どうかご慈悲をっ…!」
――サリエル様!!!!
「慈悲などあるわけないだろう」
天使はそれ以上騒がしくしないよう口を塞がれ、処刑室へと運ばれて行った。
あの時、私は間違ったことはしていない。規則を破ったモノを罰しただけでそれは誰かに咎められるようなことではない。
でも、本当は辛いのだ。仲間を切ることが。自分の命令で仲間を裁くことが。
とても体の内側が痛むのだ。
だけど彼は、私を畏怖することもなく、さらには
―――俺は救われました。
その言葉はとても胸に響いた。私で救われた人がいる。なんて嬉しいことか!!
「** **…貴方にこの七大天使、サリエルの加護を与えます」
どうか、次の世界では幸福があらんことを
** **は何を神に願ったのか…
続きは下級天使が掴んで離しませんでした。