やっと用事が落ち着いてきました。
その間に書きたいことが溜まってしまって忘れないようにネタとして挙げようかと検討中です(^_^;)
※読まれる前の注意
キャラクターの話し方が分からなかったので勝手に捏造して書きました。こんな話し方じゃない!、見たくない!と思われた方は閉じることをオススメします。
教団SIDE
報告書:
”場所はイギリスのある保護施設。そこでは、新月と満月の夜に何故か人が集まる。
教会のような小さなチャペルがそこの施設にあるのだが、そこに人が集まり誰か、いや――神父に懺悔するという。そこまでなら普通と思うかもしれないが、ここからが本題なのだ。
神父(証言では若いらしい)に懺悔を聞いてもらった後、意識を失う人がいるらしい。何か条件があるか分からないのだが…いや、ある。条件が一つだけ。
神父が懺悔中に
このことからAKUMAの能力の可能性があるため、エクソシストを派遣することを要求する。”
今からこの現場に向かうのだが、まだ人に対して不信感を持っているこの子は大丈夫だろうか。
でもこれからは、教団に入ることになるから人に慣れさせることも必要だよね。
「じゃあ、行こうか…神田」
「チッ…めんどくせぇ」
訪れた先での奇怪は、遡ること13年前のとある連続放火事件から始まっていると考える…か。
随分前の案件か…。エクソシストの人数が少ないからといって、ここまでグレー寄りの案件が放置されていたなんて…。どれほどの一般市民が犠牲になったのだろうか。
あぁ、新しい子が増えればいいのだが。そうすればもっと沢山の人を救えるのに。
とりあえず、問題の施設に行ってみなければね。
「あー、そこのお嬢さん」
「?はい、どうかなさいましたか?」
「この近くに教会がある施設を知っているかい?」
「知っていますよ、私その施設に今住んでいますから」
「おお、お嬢さんに会えてよかったよ」
偶然にも目的の場所を知っている、しかも内情を知っているであろう少女に会えた。
改めて話しかけた少女を見てみる。茶髪の髪が肩の少し下まで伸びており、若干フワッとなっている。歳は…ユー君より少し上だろうか?
「あ、でも、すいません、今お使いを頼まれてまして…」
「あぁ、それはそれは、邪魔して悪かったね」
「いえ、すいません、ちゃんと案内をしたかったのですが…あの茶色の屋根の建物で花壇があるところがそうですよ」
「あそこか。ありがとうね、お嬢さん」
「いいえ、ではまた後で」
一緒に行けないのは残念だが、優しいお嬢さんに会えた。やはり、心優しい人はいるものだ。
「待たせたね、神田…。神田?」
待たせていたはずの
まぁ、ユー君もそんな柔じゃないし大丈夫だろう。
俺は今、
だが、アイツは特に変わりもなく歩いている。気のせいだったか…?
そろそろ引き返そうかと考えていると、前から男が三人、アイツに絡み始めた。金銭目的らしい。
流石に女一人だと対処が出来ないかと考えたが、せっかくの尾行がバレる。出るべきか悩んでいると、一人の男の体が宙を舞った。
「うげぇ!?」
「!?何しやがるこのガキ!」
「貴方達に渡す金などないと言っているでしょう。さっさとどいて、職を探しなさい」
「生意気言ってんじゃねぇよ!!」
「全く、止めておけばいいものを」
そこからは女の独壇場だった。何処にそんな力を込めれているのか分からないが、次々に男達が女によって倒されていく。
構えからして武道なのだろうが俺と同じくらいの奴(しかも女)が大人の男を殴り飛ばしているのは普通ではないはずだ。もしかしてAKUMAなn
「何をしているのですか?」
「っ!?」
尾行に気付かれて、しかも目の前にいることにも気づかなかった?!俺が!?こんな生温い生活してる女に!?
思考にのめり込んでいたのは認めるが、それでも気配に気づくはずだぞ!?こいつ何者なんだ!?
「…!アナタ、さっきのMr.と一緒にいた子じゃないですか。どうしてこんなところに?」
「…」
尾行してましたと言えるわけがない。しかも気付かれただなんて相手に知られるなんて冗談じゃねぇ!
「…。まぁいいでしょう、向かう先は一緒なんですから私のお使いを手伝ってください」
「はぁ!?」
「だって、戻ろうとしても道分からないでしょう?一緒に戻った方が確実に着くわ」
「…」
確かにアイツと戻った方が確実に着くだろう。けれどそれをアイツに伝えるのも…。
「ほら、行きますよ」
「あ!おい!」
じれったかったのか、アイツは俺の手を掴みグイグイと引っ張り進んでいく。
この強引で話を聞かず、俺を引っ張る態度が、性別も何もかも違うはずなのに
「そういえば、アナタの名前は?」
「は?」
「名前ですよ。私はクラウディア。アナタのお名前は?」
「…………………神田」
「じゃあ行きますよ、神田」
どうしてか、目が離せなかった。
「……で、どこに行くんだよ」
「最近、教会に訪れた方から花瓶をいただいたのですが、それに挿す花がないので買いに行くのです」
「?花壇があるならその花を挿せばいいじゃねぇか」
「
「ふぅん、よく分かんねぇな」
ディア(長いからそう呼べと言われた)は相変わらず俺を引っ張っている。
俺とは違う柔らかそうな髪に俺より(少しだけ)高い背、結ばれている手は少し、冷たい。黒のワンピースを着こなし、大人ぶってるわけではなく着こなしている。
時折、誰かしらに声を掛けられていた。仲がいいようだ。だけど話しかけていない奴が話している会話の中に気になる言葉を拾った。
”呪いの施設の遣い”
これはどういうことだろうか。
「おい、ディア」
「何ですか?」
「呪われた施設ってどういうことだ?」
「……一緒に施設にいた子供たちが一昨年に全員消えたのです。それだけじゃない、最近は妙なことに沢山の人が訪れるようになったのですがその内の何人かが消息不明になるのであの様な噂が…」
ディアの顔に影が差す。
無理もない。一緒に住んでいた家族を失うのは辛い。
「……その件に関して何だが、若い”神父”に心当たりはないか?」
「神父?私の施設にはシスターはいますけど神父はいませんよ。それにシスターももう30歳を超えてます」
神父はいない。ということはあそこを使ってAKUMAが行っているのだろうか?でも何故あの施設なんだ…?
歩きながら話していると着いたらしく、そこで明るい色の花を買ってその店を後にした。
数十分かけて歩き、着いた目的の施設はオレンジ色の花が目立つ少し古い建物だった。
人があまり居ないせいで静まり返っており、少々不気味だ。
「買ってきましたよ、先生」
「おかえり、ディア!」
出てきたのは…男(?)だった。声は男だけど服が違う。何かヒラヒラしてる、ワンピースってやつを着てる。
しかも目を輝かしてディアを見てる。バックに犬の尻尾が見えるくらいに。
「今、ご老体が訪れていてね。今起きている怪奇を解決してくれるっておっしゃってるの」
「私もお使い中にお会いしました。……解決できるのでしょうか」
「……分からない。でも信じてみよう」
二人の顔に影が差し、少ししんみりとした空気が流れる。
その中、新たに二人近づいてきた。
「あぁ、神田。お嬢さんと一緒にいたんだね。合流出来てよかったよ」
「あら、クラウディアお帰りなさい」
「ただいま帰りましたアンナ先生」
「綺麗な花ね、さっそく飾りましょう」
空気が変わり、ディアは持っていた花を女に渡した。ジジイは相変わらずのんびりとしている。
ディアはジジイを見て、ちゃんと道が伝わってて良かったっと呟いてホッとした。
「やぁ、お嬢さん。色々とありがとうね」
「いいえ、お役に立てて光栄です」
ジジイに軽く会釈をして、俺にバイバイと言って施設中に入っていった。
ジジイから女と話し合った結果、次の満月、つまり今晩に教会を訪れる者の中に紛れて犯人を捕まえるらしい。(女にAKUMAの存在を伝えない為、犯人と伝えたようだ)
そして施設を後にして、俺たちはあらかじめ予約していた宿に向かい、そこで夜を待った。
――――――夜が来た。
人の声で賑わっていた町は静まり返り、風の音が微かに聞こえる、はずなのだが今日は違う。本日の月は―――――――満月。
所々聞こえる、扉が開く音。人が歩いている足音。
だが外に出ている人は誰も声を発せず、ただただある場所に向かっている為、とても気味が悪い。
目が閉じられているのに真っ直ぐに進んでいる様子は、夢遊病患者を思わせる。
その中、ティエドールと神田はその奇異な光景を観察しながら人に紛れ教会に向かう。
「……神田、ちゃんと着いてきてるかい?」
「あぁ」
二人は敵が監視していることを危惧してフードを深く被っている。小声で会話をしながら周りを警戒している。
「……話を聞いていた通り、
宿に向かう際、住民に聞き込みをした時にどうして止めなかったのかと聞いたのだ。そうしたらこう返事が返ってきた。――家を出ていたことに全く気づかなかったのだと。
普段眠りの浅い者もその日は気づかず、家族が心配で眠らず見守っていたはずなのにいつの間にか眠っていて居なくなっていた。
確信があるわけではないが、催眠を使える敵の仕業なのではないかと考えている。ということは敵は複数いると考えても可笑しくない。
数分歩いていると教会が見えてきた。
「神田、敵の出方が分からないから斬りかかっちゃいけないよ。まずは様子を見よう」
「あぁ」
人が綺麗に席に並んで座る。俺達は顔を見られないよう後ろに座った。
蝋燭が突然灯る。
現れたのは青年というより少年と表現した方がいい背丈の人物だった。片手には分厚い本。黒いコートを身に纏い、耳には十字架のイヤリングがぶら下がっている。
――――十字架のイヤリング?
その人物は茶髪で
――いや、違う
背丈もアイツと同じ
――違う
違う!違う!
嘘だと言ってくれ!アイツに似ているお前が何で!
少年―否、少女が顔を上げる。その顔は――嗤っている。
「その傷を切開する。さあ、懺悔の時だ」
何でここにいるんだ、ディア!!
どうしてこうなったと書きながら一分に一回は思った。
やっとキャラと接触!と張り切った結果がこれって……。