ちょっと過去に戻りたい   作:黒彼

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遅くなりました!!すいません!!
実はですね…簡単に書いたこの話の流れとか主人公の技とかをメモした紙を紛失させてしまったんです!!
未だに見つかっていません(ヽ´ω`)技名を一応載せていますが、メモが見つかり次第修正するかもしれません。ごめんなさい。

感想受付設定を非ログインでも可に変更しました!(遅い)
もし書き込んで下さる人がいらっしゃったら、お願いします、作者は豆腐メンタルでございますので手加減して下さい。最悪、灰になります。


ちょっと待機しまーす

hello everyone(?)!マイ ネーム イズ クラウディア!

…最近、俺の呼びかけ方のネタが尽きかけているらしい(メタ)

意見欲しいなって言ってる。全く、遅い上に人に頼るとか(メタ)

 

さてさて、主人公のアレン・ウォーカーとご対面!

第一印象なんだけど…言っていいのか分からないが、小さい。ウォーカーさん、俺より小さい。

差が9cmもあるんだけど、9cmも!目線を下に向けないと目が合わない。

向こうも俺を見て驚いている。俺も驚いているが言峰フェイスだから表情に出てないんだろうな…。

 

「私は室長助手のリナリー。室長の所まで案内するわね。よろしく」

 

可愛らしい声で自己紹介をするリナリー。

リナリーがアレンを案内するために先導している時に、神田が逆の方向に向かおうとする。

アレンもそれに気づき、「神田、」と声をかけると神田は立ち止まり、アレンを蛇のような目つきで睨みつける。

主人公ビクついてるよ…。流石だな…。

 

「……って名前でしたよね…?」

「…」

「よろしく」

 

主人公ガ手ヲ差シ出シタ!勇気アル主人公ニ、敬礼!!

…ふざけ過ぎたな。にしても、あんなに機嫌の悪そうな奴に普通、手を差し出すか?

流石、主人公枠。肝が据わってる。

…え?お前も主人公だろって?何の話かな?(すっとぼけ)

 

「…呪われてる奴と、握手なんかするかよ」

 

そう言うと神田は、足を進めた。

アレンの口が歪んでるよ…。

 

「全く…。神田、そのままだと消化不良だろう。今夜どうだ?」

「…やる」

 

足を止めて答えると、今度こそ神田は去った。

アレンはまだ手を出した状態で固まっていた。洋服掛けにもなるつもりなのかい?

 

「ごめんね。任務から戻ったばかりで気が立ってるの」

「そしてその後、敵が来たと思い、駆け付けたら入団者だった…。倒そうと思っていた分、その昂りを消化出来なかったので苛ついているのだろう。後で私が相手をするから明日にはどうかなっているだろう」

「お願いね、ディア」

「あぁ、任された。…早くコムイの元に行くぞ」

 

コムイの元に行くために進む。

警備員がアレンを見ながらひそひそと話す。

まぁ、まず見た目から目立つしね!主人公特典は凄いんだ!…さっきからそんな事しか言ってないな。

本人も慣れているようで無視している。

リナリーが一つ一つのフロアを案内していく。俺はただ付いて行ってるだけ。

 

「――…。各自の部屋もあるから、後で案内するね」

「部屋が与えられるんですか!?」

「エクソシストは皆、ここから任務に向かうの。だから本部の事を”ホーム”って呼ぶ人もいるわ。…出て行ったきりわざと帰った来ない人もいるけど」

 

最後の言葉を聞いて、アレンは一瞬気まずそうにするがすぐに嬉しそうな顔になった。

ホーム、という言葉に喜びを感じているらしい。初々しいなぁ。

 

「あ!ここの(フロア)にはどんな部屋があるんですか?」

「ここは、いいの」

「…はい?」

「いいの。さ、早く行きましょう」

「…?」

 

アレンの言う、このフロアは…馬鹿(コムイ)の実験室だ。周りには黒い液体(オイルだと思いたい。血ではないと思いたい)がこびり付いており、照明も点いていないので薄暗い。まるで廃病院のような雰囲気がある。

こんなところがある建物に住んでるとなるとやっぱり気になるんだよな…。後で馬鹿(コムイ)に掃除をさせよう。

 

 

階段をどんどんと下り、見えてきた科学班のラボ。

そして、その部屋で待ち伏せていたのは…

 

「はい、どーもぉ。科学班室長のコムイ・リーです!」

 

馬鹿(コムイ)だ。

 

「歓迎するよアレンくん。いやー、さっきは大変だったね~」

((誰のせいだ…!))

 

科学班の怒りの声が聞こえたような気がする。

まぁ、確かに混乱を招いたからな。疲労感が拭えないんだろうな。

コムイの案内の元、階段をまた下っていき着いた場所は手術室。

あぁ、そういえば彼は寄生型か。ご苦労様。俺、寄生型が羨ましいと思ってたけど、この時は装備型で良かったと思うわ。

 

「じゃあ、腕を診せてくれるかな?」

「え?」

「さっき神田くんに襲われた時に武器を損傷したでしょ。我慢しなくていいよ」

 

話しながら椅子を設置するコムイ。真面目モードとおふざけモードの差が激しすぎるんだよね、こいつ。

頼りがいがあるなと思っても瞬時にその考えをひっくり返される。その怒りを、私はイタズラで解消するのだ。

アレンはコムイの言葉を聞いて、台に左腕を乗せる。うわ、ぴくぴくしてるぅ…。あれ、絶対痛いやつぅ。

 

「ふむ…。神経が侵されてるね、やっぱり。リナリー、麻酔持ってきて。発動できる?」

「あ、はい」

 

アレンがイノセンスに意識を向け、イノセンスを発動させる。

先程映像で見ていた、あの鋭い爪を持つ大きな銀色の腕が現れた。固そうだなぁ。

改めてこの腕をこんなに損傷させた神田、何者だよ…。俺これからアイツと手合わせとか…。

 

「お!…ふむ。キミは寄生型だね!」

「寄生…型?」

 

コムイがアレンのイノセンスの硬さを確かめながら寄生型イノセンスの説明をする。

そしていつの間にかヘルメットを被り、ガサゴソと音を立てて取り出したものは…。

鋭い槍の様なモノが付いているドリル(特大)によくアニメで見るような人工衛星からビームが発せられる二対の針が付いている何の機械か分からないものだった。

 

「…その装備は何ですか?」

「ん?修理。ちょっとショッキングだからトラウマになりたくなかったら見ない方がいいよ」

「待っ、待って…」

「GO♪」

ギャ────────────!!!

「始まった…」

「残酷…ウプ」

 

少年は後に、響き渡る叫びに思い当たる節のある者は、先程の少年を不憫に思ったと科学者の一人から聞いた。

 

「コムイ兄さん、この後あそこに行くんでしょ?アレンくん、一応人間か検査しなくていいの?」

「ん?いいよいいよ、人間だから」

「どうして?」

「この世界で呪いなんて受ける種族は人間だけだからだよ」

 

…凄いシリアスな感じになってるけど、この間にもゴリゴリだのギュイーンだのガリゴリィって音が響いてるからな?

色々台無しだよ。もうちょっと違う場所で言った方が雰囲気でたのに…。

アレン、ドン( ゚д゚)マイ

……あ、止めてやめて、変顔しないで。笑っちゃうから!

 

((ディア、相変わらずこれを見ると笑うなぁ))

 

この時、普段動かない表情筋が動いていたことを知らなかったし、2人がこう思っていることも俺は知らなかった。

 

 

 

修理が終わり、リナリーは明日に備える為に別れ、コムイとアレンはヘブラスカの元に、俺は修練場に向かう。

神田と約束したからね。早めに行かないと怒りが倍増してしまい、色々と大変なことになる。

修練場に着くと、神田は座禅をしていた。待たせてしまったようだ。

 

「遅い」

「すまない、待たせてしまったようだ」

「……始めるぞ」

 

神田が立ち上がり、体を解す。俺も軽く準備運動をする。

ウォーミングアップを終え、コートを放り投げ…ずに畳んで隅に置く。

向こうも終えていたようでこちらを見ている。

じゃあ始めるかと、構えを「おい」

 

「何だ?」

「お前のイノセンス出せ。寝る時間を減らしたくない」

「…確かに。神田は任務帰りだったな。明日も任務が入ったらキツイな」

 

俺は神田の提案に賛成し、コートから(イノセンス)を取り出す。表紙の上で丸を描く。

 

――完全断罪(integrate judgement)

 

呟くと同時に俺の影が広がっていき、俺と神田を覆っていく。視界には先程の修練場はない。俺達がいるのは俺のイノセンスの固有結界の中だ。まぁ、初めの時とは違い、ステンドガラスや椅子などはない。どこからかぶら下がっている照明だけがある質素な空間だ。

成長するにつれてイノセンスのバリエーションが増えたのだ。十字を切れば教会、丸を描けばただの部屋、四角を二度書けばベッドや冷蔵庫などがある仮眠や小腹が空いた時に適している部屋が増えたのだ。

この結果内での時間の進みは周りと比べると違い、一時間経っても本当は一分しか経っていないので普段俺が疲れた時は中で休息を取る事にしてる。科学班の奴等も偶に使いに来ていて、最初は神だと崇められた。そりゃそうだろうな。休めて効率もいいし。

俺としても早く寿命を消費したいので大助かりだ。あ、俺のイノセンスの代償が寿命だっていうのは誰にも言っていない。コムイにも。

アイツらは優しいからね。言ったら心配かけちゃうし、最悪戦闘禁止にされるかもしれない。

それだけは駄目だ、絶対に。俺も最初は戦争を舐めてた。俺が居ることで何かを変えることが出来るんじゃないかと思ったけど、そんな事は戦争の前では無意味だった。目の前で尽きる命。生きたかったと言う嘆き。友を失った者の叫喚。思い出すだけで頭が痛い。

俺は守りたい。俺と会話をした、俺と同じ場所に過ごしている、大切な仲間を。

その為には立ち止まることは出来ない。進んで進んで、拾えるものを沢山拾って。零れないように抱えて、俺は進んでいく。

 

「おい、集中しろ」

 

…ア、ヤベェ神田の後ろに般若が……。

 

 

その後、俺はめちゃくちゃ発動させられた。

 

 

ヘブラスカSIDE

 

「たくさんの…エクソシストと出会ってきた…………アレン…お前に神の加護があらんことを」

 

目の前にいるアレンに感じた運命を思っていると、ふと、ある少女の感じた運命を思い出した…いや、もう女性か。

彼女、クラウディアはこの場所でとても珍しい目を持っていた。

色が変わっていたわけではない。彼女の瞳の色は一般のものと変わりはない。

ただ、とても穏やかだったのだ。何の感情も見せてないにも見えるが、私には彼女が傍観しているように見えた。

彼女のイノセンスを知ろうと近づいても、自身の武器を取られても、動揺もせずに私を見ていた。

シンクロ率の結果は89%。そして彼女の運命を感じ取った時、私は戸惑った。

 

──この白黒の存在する世界の中でお前は、唯一の灰色である。全てに弾かれ、いずれ奇異なモノと生るだろう。

 

そのまま伝えるのが何だか憚られ、当たり障りのない事を言うと彼女はロザリオを掲げて口づけ、祈りを捧げた。

そして私に礼を告げ、そのまま男に連れられ退出した。

 

あれから何年も経ち、彼女もこの教団でエクソシストとして働きイノセンスを集めるようになった。その中、私の元にイノセンスを渡す時もあった。

最初は傷を負っていたが段々と戦闘に慣れたのだろう、傷を負うことが減っていった。

けれどいつまで経っても、彼女の目には感情の波のようなモノは映らなかった。

この戦争の中であんなにも水を打ったような目を見るのは初めてだった。大人でもあんな目はしない。子供なんて尚のことだ。

彼女の目に映る感情を見てみたいと思うけれど、それと同時にそのままでいて欲しいという思いもある。

もし彼女の目に感情が生まれる時、それはどの場面なのだろうか。

仲間と笑い合うとき?戦っている時に興奮して?仲間を思うとき?それとも…この世界全てに拒絶された時だろうか。

彼女は大切な仲間である。そんな彼女を、私は悲しませたくないのだ。

どうかお願いだ。彼女から感じ取ったモノが私の間違いでありますように。

 

 

私は必死に目を逸らすのだ。今まで外れたことが無い、その運命を。

 

 

 

主SIDE

あの後、神田が切れて何回もイノセンスを開かせられて体がキツイ、クラウディアです。

ちょー痛い。負けたわけではないけど神田の拳は一つ一つが重い。そして動きも早いから防御する時が大変なんだ。

俺、令呪を使って叩き込んでも全然堪えてないんだけどアイツ何なの。本当に人間なのか?言峰になれるように鍛錬怠ってないんだけどな…。まだまだなんだなぁ俺も。

せっかく言峰ボディを手に入れたんだからもっと鍛錬を追加しなきゃ!あぁ、もう俺の馬鹿!言峰のランクを下げさせるつもりか!?

若干自分に対しての怒りを覚えながら食堂へと向かう。

 

「お次は何かしらー?」

「麻婆豆腐を」

「あら、ディア!ごめんなさい、貴女が満足するほどの量の豆板醤がないの!さっき、新入りの子に使っちゃって」

「………そうか、ではカレーを」

「分かったわー!」

 

あぁ、何でこうもタイミングが悪いんだ!くそ!

こんな気分を無くしたかったから麻婆豆腐を食べたかったのに!!

 

「カレー、おまちどーん」

「あぁ、ありがとう」

 

はぁ、今日はとんだ厄日だ。もうこれ以上嫌な気分になることが無いことを祈ろう。

にしても向こうが騒がしいな。何なんだ。

……ん?あ!あの騒動か!

……………はぁ。止めに行くか。

 

騒ぎの場所に行くともう仲違いしているのか、神田とアレンの間に電気が走っている。

これからお前ら一緒の任務行くのに大丈夫なのか?

 

「おい、何騒ぎを起こしている」

「「!」」

「お前達、もう仲違いしてるのか?別にいいが、ここは食堂だ。他の場所でやれ」

「チッ」

「す、すいません!」

 

禍々しい空気が薄まり、周りの奴等もホッとした顔をして食事を再開している。

さて俺もカレーを食べ「よくもやりやがったな!」…?

声の主を見ると先程倒れていた探索部隊(ファインダー)が立ち上がっていた。気絶していたと思っていたのだが…?タフだな。

が、また騒ぎを起こそうとしている探索部隊を止めるために声をかける。

 

「おい、もう止めろ」

「うるせぇ!女は黙ってろ!」

「!?」

 

探索部隊が振り返り様に腕を振り上げた時、俺が持っていたトレイにぶつかった。

さて問題です。俺が持っていたトレイにはカレーが入っていました。そのトレイが下からの衝撃で上に飛びました。カレーはどうなり、俺にどんな被害が及びますか?

答え:カレーもトレイと一緒に飛び、俺の顔面にスパーキング。

食堂が静まり返る。探索部隊はマナーモードになり、アレンは顔を青くさせ、神田は汗を垂らす。

俺に付いていたカレーが入っていた皿は重力に逆らうことが出来ず、トレイに落ちた。ガシャンという音が、静かな空間の中に響く。

 

 

 

ブチィッ!

 

 

「…お前ら、そこに正座して並べ」

「「え」」

「正座をして並べと言っているんだ」

「「は、はい!」」

「食堂で騒動を起こし、周りに迷惑をかけ、あまつさえ私の食事を台無しにしたお前らを…無事で帰すと思うなよ

「「ひぃ!」」

「まず、事の詳細を話せ。聞いた上でお前たちの駄目だったところを丁寧に、一つずつ、ゆっくりと説明してやろう。感謝したまえ。…もし反抗したり、自分が有利になるような事を言うならば……目、鼻、口、胸、腹、股間を殴るからな

 

 

 

 

 

後に、任務のメンバーを招集しようとしたリーバーが見たものは、カレーを被り黒く禍々しいオーラを放っているディアと正座をさせられている青い顔色をしたアレンと神田と探索部隊だった。

探索部隊は語る。あのまま気絶していれば良かったと。




ネチネチってやられるのは嫌だけど、やる方は楽しいよね(*´∀`*)
次回の任務に同行させるか…悩むなぁ。
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