「Foooooo!!」
「どうしたのよセレナ」
「マリア姉さん、出番だよ出番ッ!!」
「えぇ、そうね。まさかメイドの直後に来るとはね」
「イノセント・シスター、メイドのメモリアに続いて怪盗ギア! これはもうわたしこそがシンフォギアXDの主役なのでは……?」
「シンフォギアの主人公は立花響ただ一人よ」
「でも響さんって未だに追加楽曲が……」
「やめてあげなさい。主人公だからトリを飾るつもりなのよ」
「だとしてもォ! わたしがまたまた主役なのには変わりない! わたしはこれからシンフォギアXDで優遇され続けて――」
「まぁ現時点(2/28 19:40)で来てる情報ってガチャだけだからセレナが主役のイベントなのかはまだ不明だけどね」
「えっ」
「っていうかもしかしたら初のイベント無しでただのガチャ実装って可能性も」
「い、いやいやそんな! XDモードの実装ならまだしも新ギアだよ!? 怪盗ギアだよ!?」
「まぁ三日位経ってからどうなるかが決まるわね」
「絶対に! 絶対に怪盗ギアはわたし主役のストーリーが展開される筈! 展開されないなんて真似、許される訳が――」
――完――
ヤンデレ生活と葬式だけ結構見られてる事に草を禁じ得ない私です。皆ヤンデレと銀魂好きだなおい。ヤンデレ生活は続き書こう物ならドロッドロするし葬式はネタ思いつかないから中々続き思いつかないけど
いやぁ、にしてもまさかの怪盗ギア……こんな急に新しいギアが来るとは思いませんでした。でもイベント告知が無いのがちょっと不気味ですね……果たしてイベントストーリーは来るのでしょうか。出来たら剛敵イベントがいいです。あと怪盗ギアのセレナくっそ可愛いんですけど
さてさて、今回は幼児退行と記憶喪失世界の話です。
つまり……はい、オチはいつものデス。
では逝ってみよう!!
どうも、最近頭を打ちまくって記憶が飛んだり幼児退行したりと散々な目に合っている月読調です。切ちゃんの方がもっと悲惨な目にあってるとか言わないの。切ちゃん、やっとお尻が治ったんだから。
それでエルフナインから色々と説明を受けたんだけど、なんでも幼児退行の時に頭のネジみたいなのが弱まったらしくてまた頭に強い衝撃を受けると何かしらの異変が発生するかもしれないから極力頭への衝撃は受けないように気を付けて、との事。だからランニングの時もちゃんとヘルメット被ったりしてるけど……前回のボールみたいな物は流石にどうしようもないと思うの。
それに皆、わたしと模擬戦する時は特にわたしの頭に気を付けるようになったし。響さんとか構えた拳引っ込めたからね? まぁその後隙は狩らせてもらったけど。あと、切ちゃんはわたしに異変が起こると切れ痔になるっていうジンクスが本人の中で根付いたらしくて一番ビクビクしてる。わたしももう顔だけミイラになりたくないから極力避けるようにはしてるんだよ……?
まぁそういう事もあったけどわたしはいつも通りです、はい。
「えっと、確かボウルは……」
で、わたしはいつも通り晩ご飯の準備中。わたしはおさんどんだからこれも仕事の内。
えっと、確かボウルはここら辺に……なんで背が低いのにこんな所に入れちゃったかなぁ。台がないと取れないかも……あ、手が届いた。よかった。
よいしょ、よいしょ……あれ? なんかこのボウルちょっと重い? 内側に何か入れてたっけ……まぁいいや。取り敢えず力任せにボウルを抜き取……えっ。
「ちょ、ここにフライパン入れたの誰――いっだぁ!!」
「へ?」
あぁ、何でか上の棚に入っていたフライパンが落ちてきてわたしの頭に……
……あ、そういえば何時も仕舞う場所が一杯一杯だったからここに適当に入れておいたのわたしだった……がくっ。
「ひぃっ!? 調の頭にフライパンが刺さってるデェェェス!!?」
****
まただよ。
もうさ、ホントにこいつの頭はお祓いしてもらった方がいいってアタシは思うんだ。じゃないとその内死ぬぞこいつ。
あいつから連絡を貰った瞬間に思ったのは、あぁまたか。っていう言葉だけだった。一度目は冷や汗掻いた。二回目は心配した。だけど三回目はもうあぁまたか。いや、確かに心配ではあるが……まぁ三度目だしなぁ。こいつが頭打って倒れんの。しかも一回目に割食ったのアタシだし。何が悲しくてイグナイトでXDに挑まなきゃならねぇんだよ。マジであの時は死ぬかと思ったぞ。
あぁ、話がそれた。で、だ。今回で三回目の頭打って気絶な訳だが。二度あることは三度あるとも言うし三度目の正直とも言うし。さて今回は一体全体どんな異変が起こったんだってちょっと興味本位で来てみたんだが……
「く、クリス先輩……?」
「あぁ?」
「ひぃっ!?」
「あぁもうこんぐらいでビビんな鬱陶しい!!」
「ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいぃ!!」
……まぁ、こんな感じだ。
簡単に言っちまえば、性格が変わった。今までは何というか……物静かで若干天然の入った感じだったが、今は弱気でビビりで……簡単に言っちまえば臆病な感じになった。まぁ幼児退行と記憶喪失に比べりゃまだマシではあるが。
けど、いっつもどちらかと言えばツリ目なこいつがタレ目で涙目なのはちょっと新鮮だな。リラックスしている時は目尻が下がってるがそれ以外の時は大体吊り上がってる……吊り上がってる? まぁなんというかクールな感じの目になってるからな。なんだか可愛いっていうイメージが先行する感じになったように見える。
ほれ、うりうり。おー、頬が伸びる伸びる。
で、だ。エルフナインが言うには頭の中身のほうは今まで通り時間経過かまた頭を打てば戻るかもしれないって話だが、問題は外傷の方だった。前回前々回は確かに重症レベルだったがちゃんとした処置をしたら軽傷にまでなった。が、今回は頭にフライパンがぶっ刺さってたらしい。
そう、刺さってた。なんか全力で引き抜こうとしても引き抜けないくらいだったらしく、ここに運ばれてようやく引き抜けたらしい。だから、もしまた頭に何か当たったら今度こそマズいかも、だとか。まぁ、頭を打つこと自体あまり体にはよくないからな。自然治癒するのを待つっきゃねぇって事だ。
「クリスちゃん、そろそろ調ちゃんのほっぺたが赤くなってるから」
「あ、わりぃ。予想以上にもちもちだったからな」
「うぅ……」
変に勝気な性格だったりこの馬鹿みたいな性格になられるよりはいいな。後は……フィーネみたいな露出狂か。いや、あれは性格じゃなくて性癖か? ドSの露出狂。
どっちかと言ったらエルフナインみたいな性格になってるしまだ扱いやすいというか気楽というか。これなら元に戻った後でもあまり大差はないだろうしこいつ自身へのダメージも少ないだろうとは思う。さて、今まではこの馬鹿の畳返しの破片で頭打って元に戻ったりこの馬鹿がぶっ飛ばしてビルに頭から生やしたりしたから戻ったが……ん? もしかして頭を叩いたらポンッと治ったりしないか?
……やべ、ちょっとやってみてぇ。
「……えいっ」
「あうっ」
「ちょ!? 何してんのクリスちゃん!?」
いや、ちょっと頭を叩いたらどうなるのか気になってな。わりぃわりぃ。ちょっとしたお茶目だからガンつけんな普通に怖い。
で、こいつはどうなっ……
「もう、何するんですかクリス先輩! 痛いじゃないですかぁ!!」
「お、おう?」
おっと、さっきと様子が……
あ、もしかしてこれ……
「いきなり叩くなんて酷いですよクリス先輩!」
「そうだよクリスちゃん!」
「あっこれ馬鹿が増えたわ」
間違いない。今のこいつ、この馬鹿と同じ感じがする。多分根っこは変わらないんだろうけど性格が馬鹿と同じ感じで陽気……? というかアホっぽい? 感じだな。
やべっ、どうしよ。いつもツッコミに回ってるからちょっとボケてみようとか思ったらなんか取り返しのつかない事になってね? エルフナインが来たら説教コースじゃねえのこれ? 今エルフナインはあいつと研究室でなんか色々やってるから居ないけど、戻ってきたら二人に説教されるよなこれ。
「いたたた……クリス先輩のチョップが丁度フライパンが当たったところに……」
「そりゃ悪かった……」
「別にいいですよ。わたしとクリス先輩の仲じゃないですか」
「お、おう……」
けど、根っこがこいつのままで性格がこの馬鹿になっただけだから……あれ? ただちょっと陽気になっただけじゃねこれ。むしろなんか人当たりよくなってねこれ。
……でも調子狂うなぁ。もう一回やったら戻ったりしねぇかこれ。
「えいっ」
「いたっ」
さて、どうだ。
「んだよクリス先輩。いきなり人の頭叩きまくってよぉ……」
「あ、これアタシだ」
間違いねぇわ。叩いたらあの馬鹿からアタシに変わりやがった。え? なんなんだこれ。ガチャなのか? 性格ガチャなのか? あの馬鹿はころっころ性格が変わるこいつに目を白黒させて思考停止してるし。
けど、分かることが一個だけある。これ、状況悪化してるわ。っていうか前みたいに頭に衝撃を与えただけじゃ治んねぇやつだろこれ。あとこいつがなんかアタシの口調で話してるの違和感ありすぎてヤバいわ。いっつもクール系なのに今はアタシみたいな性格ってこれ違和感が絨毯爆撃してるみてぇだわ。
「ん? どうしたんだよ響さん。鳩が豆鉄砲を食ったような顔してんぞ」
「え? あ、いや、別に……」
「なんで響さんが困惑してんだ? っていうかクリス先輩はわたしの頭に敵意でも持ってんのか?」
「いや、そういう訳じゃねぇけどよ……っていうかお前自分で違和感とか感じねぇの?」
「違和感? 別に何もねぇけど……」
え? マジで?
よく分かんねぇがこれ、本人に自覚ねぇのか……なんかさっきからアタシの携帯がめっちゃ震えてんだが……これ、エルフナインからのじゃないよな? だったら説教不可避だぞおい。
取り敢えず戻れって念を込めてもう一回。
「ぐっ……どうしたのだクリス先輩。さっきから様子が……」
あ、やべこれ先輩だ。
取り敢えずこのまま叩いておけばワンチャン元に戻るんじゃ……?
よし、性格ガチャの開幕だ!
「次っ」
「あぐっ……クリス先輩、一体どうしたのよ。そろそろ頭が痛くてたまらないのだけど……」
「次っ!」
「あだっ!? およよ……クリス先輩が暴走してるデス……」
「それお前の相方だろ次ィ!」
「いっだ!? …………響、響……はぁはぁ……」
「グラビティレズが乗り移ってんじゃねぇか次ィ!!」
「いだっ!? ひぃっ!?」
あ、駄目だ一周した。っていうかこれ全部身内の性格になってるだけじゃねぇか。
最初はエルフナイン、次に馬鹿、次にアタシ、次に先輩、次にマリア、そしてあいつとグラビティレズ。それで一周。これでこいつの元の性格が出てこないってどういう事だよ。なんだ、もう元の性格はどこかへ消え去ったのか?
……どうすんだこれ。性格ガチャに当たり含まれてねぇんだど。これ訴訟からの返金案件だろ。いや、金払ってねぇけど。
でもこれで元に戻ったからどうにかこうにかアタシへの説教は回避できたな。エルフナインの説教ってすっごくなげぇから嫌なんだよな。でも、これで回避完了。
完了したが……はてさてどうするべきか。オイ馬鹿、なんか案ねぇか? それともこのままエルフナインに任せるか?
「え?」
いや、えっじゃなくて。何スマホ弄ってんだよ。
そういえばさっきからアタシのスマホも震えてたな。そろそろ確認だけでもしておくか。
えっと、どれどれ……え゛っ。
「……なぁ、馬鹿。お前、装者全員のグループでこいつの頭を叩くと性格七変化の事話したのか?」
「うん、そだけど?」
「……マリア、忘れてんだろ?」
「あっ……あぁ!!?」
馬鹿がやっちまった的な表情を浮かべる。
そう、この馬鹿、アタシが頭叩いてこいつの性格七変化させているのを装者全員+グラビティレズ+エルフナインのグループで発言しやがった。そのせいでさっきからエルフナインからの文面から怒りが伝わってくる分が送られてきてんのと、マリアからさ……マリアからさぁ!!
あのマリアからアタシ個人に対して『殺』って文字が何度も何度も送られてきてんだよ!! こえぇよ! こえぇよ!!
この馬鹿ッ! いやーごめんごめんじゃねぇよ! テメェまたマリア・カデン粒子砲に呑み込まれてみるかアァン!!? またあの銀色の光に呑み込まれてみるかァ!?
クッソ、アタシはそんなんごめんだ! またXDに対してイグナイトで挑むなんて真似したくねぇしもうイグナイトねぇし!! アゾースだからまだ楽だろうかそもそもXDを相手にしたくねぇんだよ!!
こんな所に居られるか! アタシは部屋に帰るぞ!!
「雪音クリスゥッ!!」
あ、やべっ! もう来やがった!!
いや、でも声が聞こえるだけでマリアの姿が何処にも……はっ、まさか!
「上かッ!!」
「DESPAIR†BREAKッ!!」
「killter ichaival tron!!」
上から天井を破壊して降ってきたマリアを避けながらアタシは聖詠を口にしてイチイバルを纏う。っていうかその技……初っ端からXDモードかよッ!! しかも今回馬鹿が避けられずにぶっ飛んでいるからまたアタシ一人かよ!!
「いだぁっ!?」
「いっだぁ!!?」
とか思ってたらあの馬鹿がベッドの上でおろおろしていたアイツと頭で玉突き事故して二人とも気絶しやがった!! あぁもう滅茶苦茶過ぎて訳わかんねぇ!!
取り敢えずアタシは常にイグナイトと変わらない状態ではあるアゾースギアでXDモードのマリアを相手にしなきゃならねぇ……いや、これはオッサンを呼んできたほうがいいか? オッサンならXDモードだろうが拳一つで鎮圧出来るし……っていうかあの馬鹿がやらかさなきゃこんな苦労しなくてもよかったじゃねぇか! くそ、あの馬鹿には今度飯奢らせる!!
「よくも調に手を出したわね? 雪音クリス……!」
「歌姫様がちょっせぇ事言ってんじゃねぇぞ!!」
くらえ、挨拶無用のガトリング!!
「甘いッ!」
駄目だ、全部切り払われ……はぁ!?
いやいや待て待て可笑しいだろ!? こっちはガトリングだぞ!? それを長剣一つで全部切り払いやがった!
くそっ、やっぱ厳しいぞオイッ!!
「ちょ、何事ですか!?」
「調、無事デスか!?」
とか思ってたらエルフナイン達が来やがった! 馬鹿、今ここは危ないからとっととオッサンを……
「雪音クリスゥ!」
「チィッ!」
叫ぶ前にマリアがブン投げてきた長剣を弾く。そして弾かれた剣はそのまま色んな場所に当たって跳ね返って……
「ちょ、何であたしの方に…………アッーーーーーーーーーーーーーー!!?」
「切歌さん!!?」
あいつの尻にィ!?
またあいつ切れ痔かよ!
「およよ……なんであたしのお尻はいっつもこう……」
「き、切歌さんのお尻がまた……うわぁ、今度は結構奥のほうまで刺さって……えいっ」
「はうっ!? って抜いちゃ駄目デスよぉ! お尻から血が噴水みたいに……」
漫才やってる場合か!!
「取り敢えずオッサン呼んできてくれ! アタシがマリアを食い止める!!」
「逃がさないわよ、二本目ェ!!」
「ちょっせぇ!!」
「あ、また跳ね返って……アッーーーーーーーーーーーーーーーー!!?」
「またまた切歌さんのお尻に長剣が!!」
「タスケテ……タスケテ……」
行くぞマリアァ! ツッコミ不足過ぎてもう色々とカオスだがマリアは取り敢えずここで足止めするッ!!
「三本目ェ!!」
「甘いッ!!」
「あれ、なんか跳ね返ってボクの方にアッーーーーーーーー!?」
「え、エルフナイィィィィィン!!?」
****
……死ぬかと思った。
結局マリアはオッサンの拳骨で沈んだ。アタシは今回は負けて見事にビームで焼かれた。あいつは今までで最高に傷が深い切れ痔になった。そしてエルフナインまで切れ痔になった。泣いてた。
んでもって今回の騒動の原因&馬鹿は頭を打ったもののなんともなかった。というか治った。馬鹿も特に何の異常も無かった。
いや、原因って言い方もアレだけどさ……あいつも別に悪気があってこんな事しているわけじゃないんだし。馬鹿があのグループでメッセージ送信しちまったせいだし。
「……切歌さん」
「……なんデス?」
「これからは調さんはもう病院に連れて行ってください。ボク、また切れ痔になりたくないので」
「あたしも病院に連れて行ってから遠くに逃げる事にするデス」
そうしてくれ。割とマジで。割食ってんのアタシ等三人なんだから……
【悲報】エルフナインのケツにも刺さる【切れ痔同盟】
もう最後らへん結構ノリに任せて色々とヤりました。ちなみにビームに焼かれた後のクリスちゃんはアフロ。そしてマリアは今頃どっかに吊るされてます。調ちゃんは空気。いつものこと。
もう頭を打った時のお約束は思いつかないので多分この話は続きません。お約束を思いついたらまた続きます。
……あ、狼狽えるなのノルマ達成出来てない。