月読調の華麗なる日常   作:黄金馬鹿

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ライブ行けなくて家で絶唱顔してました。メイドモード聞きたかった……!!

あと、三十連したけど怪盗ギアのセレナが出なかったので暫くセレナの出番を剥奪します。

という事で今回も銀魂ネタ。また葬式ネタじゃよ


月読調の華麗なるマムの葬式

 マムがシャトルに乗って帰ってきた。だけどマムは既に息絶えていて、まだ留置所から出られないわたし達も特別に仮釈放してもらって二課……今はSONGか。その人達の力もあってなんとか小さいながらもマムのお葬式を開くことになった。本当に皆には感謝してもしきれない。

 喪服を着たわたし達が遺族の席に座って、他にもSONGのオペレーターの人……えっと、藤尭さん? と友里さん? や、あの人類最強としか思えない司令の人が座ってくれて、他にも装者の人達もわたし達の隣に座ってくれている。マムとは多分、会ったことすらないだろうに、泣いてくれる辺り、本当にこの人達はいい人なんだと思う。

 

「本当に惜しい人を亡くしたな、月読」

「翼さん……はい。凄く、悲しいし寂しいです」

 

 厳しくなかったと言えば嘘になる。マムはとてもスパルタな人だった。

 でも、同時にわたし達の事をとても思ってくれていた。親すら忘れてしまったわたし達の親代わりにもなってくれた。だから、F.I.Sでマムに育てられたわたし達にとっては肉親を亡くしたと言うのと同意。だから、今この場で声をあげて泣いてしまいたい位だけど。それだけど。

 

「でも、最後は泣かずに笑顔で送ってあげたいです」

「……そうか。強いんだな、月読は」

 

 わたしの隣に座っている翼さんは凄く優しい笑顔でわたしを見た。ちょっと恥ずかしい。

 それから視線を逸らすためにわたしは前のマムの遺影の方を見る。どうやらマムは自分の遺影用の写真をとっくに用意していたようでわたし達の撮った覚えのない写真がそこには飾られている。そして坊主さんが木魚を叩きながらお経を読んで、そして棺桶から上半身だけ起こしてこっちをガン見している半透明なマム。

 わたし達が頼んで普通のお葬式にしてもらったから何も可笑しいことは……うん?

 ちょっと待って。今何か可笑しかった。すっごい可笑しいのがあった。っていうか見えちゃいけないのがあった。見たいけど見ちゃいけない物があった。ものっそいこっちガン見してくる見ちゃいけない物がある。

 

「な、なぁ月読。なんか見ちゃいけない物が見えてる気がするんだが……」

 

 翼さんが冷や汗ダラダラ流しながらこっちをガン見してくる半透明なマムを指さしてこっちを見てくる。

 や、やっぱりあれってそうですよね? 見えちゃいけない物ですよね? こっちガン見してくるけどこっちからガン見しちゃいけない物ですよね!?

 ほ、他の人は……み、見えていない? 響さんは泣きながら前見てるしクリスさんと未来さんはそんな響さんの隣でなんとか泣いているのを止めようとしてるしマリアと切ちゃんも泣きながらなんやかんやでちゃんと前見てるし。

 これ、わたし達にしか見えてないの? っていうかなんでわたし達は見えてるの?

 

「なぁ、月読。ナスターシャ教授は半透明な人だったか?」

「いや、普通の人でしたけど……いざって時にちょっと右往左往しちゃう所とか半透明でしたよね」

「でも体が半透明な理由にはならないだろ」

「そりゃ翼さん。あのマムはオバケだからですよ」

「そうかオバケか……オバケ……」

「そう、オバケ……」

 

 やべぇ逃げなきゃ。

 わたし達は全く同時に後ろの出口へ向かって走り出した。こんなオバケがガン見してくる場所にいられない! わたし檻の中に帰る!! 檻の中で幽霊とは無縁な生活するの!

 あと数メートル! あと数メートルで出口ぐへぇっ!!?

 

「お、置いていくな月読ィ!!」

「だからって人の足掴んで転ばす人がありますか!!?」

 

 今までに見たこともないレベルで必死な顔の翼さんがわたしの足を掴んで転ばせていた。どうやら翼さんは気が動転し過ぎて転んだらしくてわたしをそのまま逃がすまいと足を掴んできたらしい。

 こっちは思いっきり顔面ぶつけたんですけど!? 足を掴んで離さない翼さんの顔を蹴ってでも逃げようとしたけどその前に装者メンバーがわたし達の回収に来る。いきなりこんな奇行に走ったわたし達をどうやら不審に思いながらも心配しているらしい。心配してくれるのはありがたいけど前見て! マム見て! 半透明なマム見て!!

 ……ん? なんかマム動いてる? こっち来てる? こっち歩いてきてない?

 ちょ、逃げないと殺される! 半透明仲間にされる!

 

『~♪~♪』

「あ、やべっ」

「ちょっと貴方、携帯の電源切っておけって言ったでしょ!?」

「す、すまん忘れてた!」

 

 とか思ってたら……えっと、藤尭さん? の携帯電話がいきなり音を鳴らした。

 その音につられてマムの視線がそっちを向く。そしてマムがそっちに向かって歩いて行って……

 

「ぐはぁっ!!?」

 

 そのままビンタ!?

 ビンタされた藤尭さんはそのまま壁にめり込んで……えっ。

 ま、マムってそんなに力ないよね? あの人普通に非力な方だよね? ビンタで人間を壁にめり込ませる事なんて出来ないよね? っていうか幽霊なのになんでこっちに触れるの? なんなの、一方通行なの?

 藤尭さんをビンタでぶっ飛ばしたマムはそのまま再びこっちを向いた。

 そしてそこからマムに変化があった。

 いきなりマムの両腕の袖が千切れてその内側からは筋骨隆々なマムの腕が。更に体も筋骨隆々になって顔もいかつくなって何処からか取り出したサングラスとタバコ、鉢巻きを顔に装備した。

 え、何あの超スーパー地球人。超スーパーって何ですか。

 

「あれ? 調、なんでそんな俊敏に自分の席に戻ったんデス?」

「先輩、なんか冷や汗酷いぞ?」

「いいから座って切ちゃん!」

「お前もだ雪音!」

『じゃないと殺される!!』

『いや、何で!!?』

 

 ま、間違いない! マムは自分の葬式がちゃんと終わるように見張りに来たんだ! それを邪魔する人間は全員排除しようとしている! 今だって藤尭さんが吹っ飛ばされて血達磨状態で席に無理矢理座らされている……いや医務室に運んであげて!!

 と、取り敢えずわたし達はなんとかこの葬儀がちゃんと終わるようにするしかない。わたし達が後ろの方からなんとかサポートするしかない!

 でも、周りの人達はちゃんとした大人。全部ちゃんとやってくれる筈。だから、わたし達はこの非常識人間軍団である装者達をどうにかコントロールしてこの葬儀を無事に終わらせなきゃいけない!

 

「次は皆さんの番ですよ」

 

 とか思っていると緒川さんが声をかけてきた。え? 番? 何の? 次の葬式の?

 

「お焼香ですよ」

 

 お、お焼香……!

 これは絶対に失敗できない。失敗したらマムに殺される! 祟り殺される!

 で、でもわたしあまり覚えていない……翼さんも今までの衝撃で順序が飛んだらしくて冷や汗かきながら首を左右に振っている。ど、どうしたら……どうしたら……!!

 

「狼狽えるなッ。まずは私が行くからちゃんと覚えておきなさい」

 

 ま、マリア! 流石マリア!!

 マリアはこの一歩間違えば即デッドエンドなこのお焼香の一番手を切った。さ、流石マリア……こういう時こそ頼りになる! 

 マリアはそのまま何の問題もなく焼香を終わらせた。えっと、まず遺族と坊主に一礼、焼香台前に座り遺影に合掌、左手に数珠、右手に抹香をつまみ額におしいだき香炉へ落とす。これを三回。もう一度合掌して遺族に一礼。

 よ、よし覚えた! これなら皆も間違えず全員で生きて帰れる!!

 わたしと翼さんは戻ってきたマリアの肩に手を置いてサムズアップした。

 

「ミッションコンプリート」

「何の?」

「お前は英雄だマリア」

「いや何で?」

 

 マリアは困惑しているけどこれなら全員無事に焼香を終わらせれる。これは英雄の所業にも等しいことなんだよマリア。心なしか世紀末覇者マムの表情も緩んでいるように見えるし。

 これなら何とかマムに成仏してもらえる……あとは流れに身を任せてやるだけ。

 

「じゃあ次わたしが行くね」

 

 と響さん。

 響さんもさっきのマリアの焼香見てたし大丈夫だよね。

 じゃあまず最初。遺族と坊主に一礼。

 

「意外と坊主に一撃」

 

 と響さんは坊主さんの頭に拳を……いや何してんだアンタァァァァァァァァ!!? っていうか坊主さん大丈夫!? 死んでない!!?

 ま、まぁ一回くらいならマムも多めに見てくれる! 次、焼香台前に座り遺影に合掌……

 

「イエーイ!! ほら皆さんも! イエーイ!!」

「い、いぇーい……」

 

 焼香台前に立ってイエーイと合唱するなァァァァァァァァ!! 死にたいのかアンタ!!?

 あと坊主さんは寝てて! 休んでていいから! 無理に乗らなくていいから!!

 

「えっと、次は……こうかな?」

 

 と響さんは左手に数珠を持ちながら右手に掴んだ坊主さんの頭をそのまま抹香に叩き付ける……

 そうそう。左手に数珠、右手に坊主を掴み額を叩き付ける……って馬鹿!! っていうか坊主さんもう死にかけてる! あの馬鹿のせいで最短で最速で真っ直ぐに一直線に仏さんになりかけてる!! 誰か助けてあげて! 坊主さん助けてあげて!!

 

「イエーイ!!」

「い、いぇーぃ……」

 

 最後にもう一度合唱するなァァァァァァァァ!! あんたホントにマリアの何を見てたの!!? 目になにか特別なフィルターでもあるの!?

 もうこれ滅茶苦茶だよ! 普通の葬儀でもこのまま摘み出されるレベルだよ! そして坊主さんもう虫の息だよ!!

 

「こんな感じでよかったかな?」

「お前はマリアの何を見ていたんだ!!」

 

 翼さんが戻ってきた響さんにブチ切れる。

 いや、確かに響さんへの説教も大事だけど……マムが咥えていた煙草を坊主さんの頭に押し付けている!! なんか知らないけど坊主さんに八つ当たりしてる!! 本当に誰か助けてあげて!!

 くそっ、どうしたら……このままじゃ葬儀が滅茶苦茶になる上にここにいる全員が祟り殺される……! そして坊主さんが死ぬ!! 物理的に死ぬ!!

 

「くっ、こうなったら坊主と遺族に一礼の後に坊主の蘇生をしてから焼香へ行く!!」

 

 翼さんが装者の皆に指示をする。そうだ、これで蘇生して葬儀の空気を元に戻して無事に葬儀を終わらせる。響さんは後でマムに夢枕にでも立たれて悪夢でも見たらいい。

 で、次は誰が……? わたしと翼さんはあのマムの前に出る勇気なんてないけど……

 

「じゃああたしが行くデス」

 

 切ちゃん!!

 

「さっきから口に出して覚えていたデスから余裕デス!」

 

 そ、それならいいけど……切ちゃんって自称常識人だし……

 大丈夫かなぁ……そこはかとなく不安が……

 

「えっと、遺族を一礼で坊主」

 

 いや初っ端から間違えてるけどォォォォォォォォォ!!?

 しかもその遺族藤尭さん! 藤尭さんの髪の毛を一礼で毟り取ってるから! 年若い藤尭さんの頭が可哀想なことになっちゃったから!

 い、いや、でもこれだけならまだダメージは少ない。後で藤尭さんにはカツラでもプレゼントする事にして……いや、ちょっと待とう。このまま切ちゃんの好きにさせたらもしかしたら坊主さんの蘇生の後にまたイエーイって合唱するんじゃ……そうなったら今度こそマムがヤバい!!

 

「切ちゃん、もういいから坊主さんの蘇生だけして戻ってきて!!」

 

 じゃないとマムがもっと大変なことに……

 そして切ちゃんはその手に持った藤尭さんの髪の毛を坊主さんの頭にそっと被せた。

 うんうん、これで坊主さんの蘇生は……って何を蘇生させてるの!!? 誰が毛根を蘇生させて来いって言った!!?

 くっ、こうなったらわたしか翼さんが出て何とか流れを普通に引き戻さないと……この馬鹿コンビは後で折檻するとして今はどうにかして葬儀を元に戻さないと……

 

「いや、月読。もう一行程追加だ!!」

 

 え? 何を……

 

「藤尭さんの蘇生だ」

 

 そう言われて藤尭さんを見てみると藤尭さんはまるで全てに絶望したかのようなとても人には見せられない顔で地面に倒れていた。いや、何で貴方死んでるの!? 髪の毛毟られただけだよね!?

 くっ、切ちゃんのせいで更に葬儀が滅茶苦茶に……これは本格的にわたしか翼さんが行かないともう流れの修正とか不可能なんじゃ……

 

「わかった。アタシが行く」

 

 く、クリスさん!!

 

「これじゃ葬儀が滅茶苦茶だ。死人はちゃんと弔わないと報われねぇからな」

 

 クリスさん……これならきっとどうにかして葬儀の流れを……

 

「まずは坊主の蘇生だ。ほら、ここに座っておけ」

「えっ俺?」

 

 いやそれハゲた藤尭さんんんんんんんん!!

 それ頭坊主だけど坊主じゃないから! お経渡さなくていいから読まなくていいからァ!!

 

「次に遺族の蘇生。これを置いときゃいいだろ」

 

 と言って藤尭さんの髪の毛を藤尭さんが座っていた場所に……いやそれ遺族の遺族ゥ!!

 

「最後に木魚だ」

 

 と言ってクリスさんは木魚……じゃなくて坊主さんの頭をそこに……いや坊主さんをもう許してあげて!! なんでそこまでして皆坊主さんを虐めたがるの!!?

 

「パーフェクトだ」

「全部駄目だよッ!!」

 

 あぁもう取り返しが付かないレベルで滅茶苦茶に……

 こ、こうなったらもう逃げるしかない!! ここに居たらこの阿呆共のせいでわたし達が死にかねない!!

 

「こんな所になんて居られない! わたしは帰るッ!!」

「私もだ!! もうほとぼりが冷めるまで海外に逃げるッ!!」

 

 命を大事にだから!

 

「ちょ、二人とも何処に行くのよ!! まだ葬儀はとちゅ――」

 

 いきなり。いきなり、マリアの声が途切れた。

 そしてすぐに聞こえてきたのは誰かが倒れる音。それが、五人分。

 なんで。そう思いながらわたし達は冷や汗を流しながらそっと後ろを向いた。棺桶の上。そこでは世紀末覇者マムが座っていて、その手には五つの丸い球体が……

 そしてマリア達は白目を剥いて倒れている……これは、ま、間違いない……

 

『た、魂質取られたッ!!?』

 

 あ、アカン……これ逃げたら五人が巻き込まれて死ぬッ!!

 

「い、いや、待て月読……あれは立花達じゃないかもしれないぞ……!!」

「いえ、間違いなくここで倒れた五人です。だって魂の一つにバッテンマークありますから!!」

「魂にバッテンマークって何だ!!?」

「切ちゃんはバッテン着け機だったんですよ!!」

「お前頭大丈夫か!!? ……いや、私も魂の一つが巨乳に見えるからもう何も言えん……!!」

 

 魂レベルまで巨乳なクリスさん。もげればいいと思う。

 けど、このままじゃもぐ前に全員死ぬ……! ここは大人しく席に戻る。

 もうここからは残りの人に任せてわたし達は見ていたほうがいいんじゃ……とか思ってるとマムがこっち来いって手招きしている。え、嫌だよ行きたくないよ。ねぇ翼さん?

 翼さんも残像が見えるレベルで首を縦に振っている。

 ほら、わたし達はこのまま葬儀がちゃんと終わるのを見ているからマムはそこで見ていて……

 

「お、おい月読。これ逆らっちゃマズいんじゃ……」

 

 ビターン! ビターン! ねりねりねり……

 そんな音を立てて五人の魂がまな板の上に叩き付けられて練られた。しかもそのまま小麦粉みたいに広がってもう五人の魂が分別不可能なレベルに……

 

「つ、月読、こうなったら私達も焼香をやってどうにかして世紀末覇者ナスターシャ教授の怒りを鎮めるしかない!!」

「わ、わかりました! わたしが行きます!!」

 

 あれもう助かるのか分からないレベルだけどわたし達がどうにかするしかない!

 どうにか……どうにか……あれ?

 え、えっと……何をどうするんだっけ? 頭がこんがらがって……や、やばい、分からない。でも前に出てきてしまった以上やるしか……マムがものっそいこっち見てるけどやるしかない。

 た、確か……えっと、えっと……そうだ!

 

「意外と坊主に一撃!!」

「お前もかいいいぃぃぃぃぃぃぃ!!?」

 

 あっやべっ――

 

 

****

 

 

 はっ!!?

 あ、あれ、生きてる……? 焼香の最中にやらかして何かされたのは覚えてるけど……い、生きてる?

 

「つ、月読、生きているか……?」

 

 この呼び方、翼さん?

 

「私も今目が覚めたところ……あれ、なんか目線が低い?」

 

 そういえばわたしもなんだか目線が高い……あれ?

 声が聞こえてきた方を見るとそこには黒髪ツインテールの小さな子が……そしてわたしは髪の毛を見てみると青色の髪が……

 ……あっ。

 

「も、もしかして……」

「た、魂を……」

『入れ替えられた!!?』

 

 うっそぉ!!? どうするのこれ!? どうやったら直るのこれ!!?

 だ、誰か助けて……! 助けてフィーネッ!! 今だけ戻ってきてわたし達を元に戻してェ!!

 

『暫しそれで反省している事です』

 

 何だかマムの言葉が聞こえた気がしたけどわたしと翼さんはどうやったら互いの体に戻れるのか。それを混乱しながらも相談するのであった。




と、いう訳で今回のパロディ元は銀魂の原作三十六巻から「葬式って初めていくと意外とみんな明るくてビックリする」と「ウコン茶は二度見してしまう」でした。
調ちゃんキャラ崩壊させまくっちゃってごめんね。

後半の親父のチ(ピー)コネタはマムの葬式なので出来ませんでした。そのため最後は結構投げやりなオチです。ちなみにこの後一週間後に元に戻りました。

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