月読調の華麗なる日常   作:黄金馬鹿

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ネタ切れでどうしようと悩んでたらふとお題ったーを見つけた。やった。壁が爆撃されるって出た。

同時にネタも思いついたのでやるしかねぇと思った。やった。反省も後悔はしていない。

ちなみにセレナの出番削減措置はまだ暫く続きますぞ。あと調ちゃんの絶唱を単品で聞きたい。調ちゃんだけ絶唱が単品で全部聞けないの悲しい。


月読調の華麗なる壁の崩壊

 唐突だけど、壁に穴が空いた。

 何を言ってるのか分からないと思うけど、空いた。切欠と言える切欠は、ホンの些細な事だった。本当に、本当に些細な事だった。

 いや、ちょっと嘘ついた。全然些細じゃなかった。

 それは今日の朝の出来事。

 

『調君、切歌君。街にノイズが現れた。急行してほしい』

「ノイズ、ですか?」

『並行世界でちょっとした問題があったらしくてな。響君、未来君、マリア君が今並行世界に向かっている』

 

 ちょっと寝坊して遅目の朝ご飯を食べている最中に携帯にかかってきた電話。それは風鳴司令からの緊急出動要請だった。

 ノイズの出現。未来さんが槍投げでソロモンの杖をバビロニアの宝物庫にシュートヒムしたからもうノイズが出ないけど、並行世界に問題が起きれば別。多分響さんと未来さん、マリアはこの時間帯に起きてて尚且つすぐに来れそうだから呼ばれたのかな?

 ほんの些細な異変は一日で収束する事もあるしわたし達はノイズを倒すしかない。

 パンをスープで流し込んでからパンを喉に詰まらせて涙目になってる切ちゃん可愛いなんて言いながら切ちゃんを助けてノイズの駆除に。ノイズの駆除はお任せあれ。きこきこきゅいん。

 そんなこんなでわたし達は朝ご飯食べたばかりなのに振り返るな、全力疾走。ノイズ発生現場に到着した。

 

「また多いデス……」

「面倒だけど、やるしかない。Various shul shagana tron」

「その通りデス……およよぉ……Zerious igarima raizen tron」

 

 もう何度歌ったのか分からない聖詠を口にしてギアを纏う。LiNKERはここに来る最中に首に打った。

 首から注射を打つのってなんかこう……何とも言えない異物感が首から脳に流れ込んでくる感じだから案外慣れないよ。皆もやってみたら分かるよ。でもその時は無針注射器を使わないと大変な事になるからね。

 脱線したけどそのままギアを纏ったわたしと切ちゃんはノイズと戦う。

 

「ストリングプレイスパイダーベイベー」

「いや何遊んでるデス!? あとストリングプレイスパイダーベイビーデス! ベイビーデスよ!!」

 

 訂正ありがとう切ちゃん。でもこれ習得するのに結構苦労したんだよ?

 

「今はノイズ駆除に専念して欲しいデスってあっぶなぁ!!?」

 

 あ、切ちゃんが上から降ってきたノイズの下敷きになりかけた。必死に避ける切ちゃんも可愛い。あと腰のフリル? スカート? の下もバッチリ見えてるから目の保養にもなる。

 可愛いなぁ。今度藤尭さんに切ちゃんの戦闘映像をコピーさせてもらおう。観賞用。

 取り敢えず切ちゃんを傷つけようとする悪いノイズはヨーヨーをぶん投げて除去。あぁ、切ちゃんだけのメイドさんになれたらなぁ……

 

「なんで焦点合ってない目で的確に援護出来るデスか……」

「ひとえに、愛だよ」

「何故そこで愛!?」

 

 だって愛だし。

 取り敢えず数も多いことだし禁月輪で相手を轢いていく。やっぱり殲滅は禁月輪に限る。

 轢き逃げあたーっく。なんて言いながらノイズを駆除しているとふと影がさした。もしかして大型の飛行ノイズでも来たのかな? って思って上を見るとそこには。

 

「待たせたな後輩共!」

「先輩と風を吹かす者の登場だ!」

 

 ミサイルを乗り物にしたクリス先輩と翼さんが飛んできていた。うん、やっぱミサイルを乗り物にするのは可笑しい。っていうかどうしてそれで飛ぼうとしたのか。その発想が頭可笑しい。

 飛ぶんならアームドギアで飛べばいいのに。わたしもそうやって飛んでるし。

 

「とう!」

「スーパーヒーロー着地だ!」

 

 そして降ってくる先輩方。翼さんはそのまま着地してクリス先輩はスーパーヒーロー着地。通称膝が凄く痛くなりそうな着地をした。アメコミでも見たのかな?

 そしてミサイルはわたし達が走ってきた方へ……って、あっちってわたし達の部屋じゃ?

 

「クリス先輩、あのミサイル……」

「ん? あぁ、あれは完全に飛行用だから建物に当たっても壁に穴が空くだけだぞ?」

「いやそうじゃなくて……あれ、どこまで飛ぶんですか?」

「どこまでも」

 

 あっ。なんか悪い予感が。

 あれを撃ち落としておけばよかったかも、なんて思ってると風鳴司令から連絡が来た。

 

『その、なんだ……凄く悪い情報なのだが』

「どうかしましたか、叔父さま」

『……調君と切歌君の部屋の壁にミサイルが突き刺さって壁に穴が空いたと情報が入った』

「ファッ!?」

 

 知ってた。

 切ちゃんが今までで上げたことないような声を上げて驚いた。そしてクリス先輩を見た。

 クリス先輩、全力疾走の逃亡。切ちゃん、両手で鎌をブンブンしながらクリス先輩を追う。わたしはそっと切ちゃんに禁月輪を貸した。結果、殺人ルンバがノイズを轢き殺しながらクリス先輩を追うことになった。テラワロス。

 

「つ、月読。目に光が無いが大丈夫か……?」

 

 取り敢えずクリス先輩は殺人ルンバに轢かれればいいなと思いました。

 

「そ、そうか……」

「マストダーイ!!」

「ちょやめっ、アッーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

 その後は切ちゃんがクリス先輩のお尻に鎌をぶっ刺してわたしと翼さんで風月ノ疾双してそのままノイズを全滅させた。戦闘なんて所詮装者の蹂躙だから特筆すべき事なんて無し。

 そういう訳でわたしと切ちゃんはクリス先輩を翼さんに預けてから部屋に帰った。そして。

 

「何ということをしてくれたのでしょう」

「匠の手によって壁に大きな穴が装飾品として生まれたデス」

 

 これぞ悲劇的ビフォーアフター。ついでに言えばミサイルが刺さって爆発したせいか家具も一部が吹っ飛んでる。これは匠のリフォームの賜物ですねぇ……

 なんてふざけてる場合じゃなくて、これどうしよう。なんでノイズ倒しに行ったら部屋を爆撃されてるんだろう、わたし達。

 幸いにも私室の方は無事だからプライベートはギリギリ守れるけど……守れるけど……

 別にわたし達もさ、不幸自慢じゃないけど過酷な環境で育ったから屋根と床があれば眠れるけど。壁に穴空いてたら気になって夜も眠れないよ。SONGの職員の人がわたし達より先に被害状況見てるけど、どうしようこれって皆言ってるし。

 取り敢えず職員の人と協力してブルーシートとダンボールで穴を塞いだ。

 うーん、ホントどうしようこれ。って所でようやく冒頭に至るのであった、まる。

 もうお昼になったけど翼さん曰くクリス先輩は切れ痔になったらしい。で、風鳴司令と緒川さんが今後の相談のためにわたし達の部屋にお邪魔してきた。

 

「取り敢えず、壁の方は業者に頼むことにした。というかそれしか出来ない。金の方はSONGの方から出しておくから心配は無用だ」

「壁が直るまでは仮の住居もご用意できますが、どうしますか?」

 

 SONGの方が出せる案としてはそれだけらしい。

 壁の修理が進む中この部屋で暮らし続けるか、それとも仮の住居に一旦引っ越して壁が直るのを待つか。

 家具も一部吹っ飛んだし後者の方がいい、とは思ってるんだけど……わたしの部屋には切ちゃんを盗さげふんげふん!! 秘密裏に撮影したデータやらアルバムやらが大量に隠してある。バレたら死ねる。だからこの部屋を離れたくない。

 こんな事ならお風呂に入ってる切ちゃんの写真は現像せずにデータ保存だけにしておけばよかった……!!

 

「あの、二人共大丈夫ですか? 冷汗凄いですよ?」

「だだだだダイジョブですよ」

「な、なにも如何わしい物なんて隠しとらんデスデスデス……」

 

 えっ、切ちゃん如何わしい物持ってたりするの? 夜のお供でもあるの? なにそれ見てみたい使ってみたい。

 テンション上がってきた。けど落ち着けわたし。ここでテンション上げたらタダの変態だ。

 

「えっと……ではどうしますか?」

「に、荷物の整理だけさせてもらえば……」

「し、私物は見られたくないデスからなぁ……」

 

 そう。盗撮写真とか映像とか。切ちゃんの下の毛を入れたジップロックとかそこら辺の見られたら窓からフライハイしなきゃならない物は全部回収していかなきゃ。

 あとは……コソッと買った胸を大きくする本とか。全く効果ないけどあれも隠さないと……取り敢えずあれを買って思ったのはバストサイズが八十以上ある人は切ちゃん除いて敵だということ。あなたの事ですよ、翼さん。わたしと未来さんの悲しみを叩きつけてやりたい。ギアを纏ってもつるーんぺたーんな人の気持ちを思い知らせてやりたい。

 実は切ちゃんに豊胸のために胸揉んでって言ってそのままあわよくば……ってやったけど揉めるほど胸が無かったよ。切ちゃんも顔を真っ赤にして触ってくれたのに。あの時の沈黙はもう泣けたよ。泣いたよ。巨乳は滅べばいいと思ったよ。割とマジで。

 さて、思考回路が脱線に脱線を重ねたけどこれで動揺も消えたはず。

 

「私物の方もこちらで運んでおきますけど」

「だ、大丈夫ですって!?」

「自分で運べるデス!?」

「なぜ疑問形なんだ……」

 

 また動揺しちゃったじゃん。

 と、取り敢えず私物は自分で纏めて自分で運ぶ事を伝えないと……盗撮写真と映像を見られたら社会的に死ぬ。切ちゃんの下の毛とか集めてるの知られたらわたしが物理的に死を迎える。主にわたし自身の手で。平たく言えば自殺。窓からフライハイ。

 わたしは未来さん程オープンじゃないから知られたら自殺物。っていうか多分未来さんよりもヤバい方に行ってる自覚あるから。

 ならなんでやめないかって? 背徳感が心地良いからだよ。

 まぁそんな訳で必死に説得した結果。

 

「そこまで言うなら俺達は先に本部へ戻ってよう」

「そうですね。こちらも仮住居の受け入れ体制を整えなければなりませんし」

 

 と、言うことでなんとか危機は逃れる事ができて、わたし達が荷物を纏め終えた頃にはもう仮住居の受け入れ体制は整ったらしくてお迎えが来た。いや、早すぎでしょ。SONGの職員さんはやっぱり有能揃いだ。

 そしてわたし達はそのまま暫く住むことになるであろう仮住居であるアパートの一室へ。あんまりわたし達の部屋とは大差無い。

 

「じゃあ適当に荷物広げちゃおっか」

「デスなぁ。壁の穴が塞がるまで暫くかかりそうデスし、ここにはそこそこ厄介になりそうデス」

 

 取り敢えずお風呂とトイレに盗撮用カメラを仕込んで切ちゃんの部屋にもカメラ仕込んでおかないと。

 あの部屋みたいに壁の中にカメラを埋め込む訳にもいかないからちょっと工夫が必要だけど、わたしには未来さんという頼れる仲間がいる。未来さんに盗撮用カメラをどうやったらバレずに設置できるか聞いておかないと。じゃないとオカズも確保できないし。

 取り敢えず部屋割りを決めて部屋に鍵をかけてから荷物を広げる。切ちゃんの盗撮写真と切ちゃんがもう使えないからって捨てた下着とかもだし、お風呂場で集めた切ちゃんの下の毛だったり。見られちゃいけないものが大量にあるからどこに隠そうか……

 ベッドの下にはカモフラ用の日記を入れて……まぁ後はわたしの部屋と同じような場所に。で、後は盗撮カメラを……

 ……あれ? これって切ちゃんが最近買ったカメラ? なんか写真を撮りたいからってカメラ買ってたのは覚えてるけど……なんでわたしの荷物の中に? というか何で盗撮カメラの中に混ざってるの? もしかして間違って入れちゃった?

 取り敢えずわたしのカメラは全部しまって切ちゃんのカメラを片手に切ちゃんの部屋に入る。ノックはまぁいいよね。まだ来たばかりだし隠すようなものも無いだろうし。

 

「切ちゃん。切ちゃんのカメラがわたしの荷物の中に――――」

「うへへ……やっぱり盗撮した調の写真は最高デスなぁ………………あ゛っ」

 

 uh-oh。

 なにこれ気まずいってレベルじゃない。っていうか今盗撮って言った? えっ、切ちゃんってわたしを盗撮してたの?

 そういえばわたし、仕込んだ覚えのないカメラをお風呂場から一個回収したけど……それってもしかしてこれ? もう仕込みすぎて忘れるレベルだったから気にしなかったし、急いでたから気付いてなかったけど……もしかしてこれ? なんか切ちゃんもガサゴソしてたけど……その理由ってこれ?

 

「……違うんデス」

「何が?」

「色々と違うんデス」

 

 顔真っ青にしてプルプル震えてる。

 ヤバイ可愛い。けどもちょっと虐めたいからこのままで。

 取り敢えずカメラの中の写真を見てみる。写真は見事にわたしの裸が映ってた。この角度は……あそこにあったのかな? 全然気が付かなかったよ。

 恥ずかしい事は恥ずかしいけど……切ちゃんならいいや。

 

「この写真も?」

「えっ、あ、その、いや、デスね。その、それも誤解というかなんというか……」

 

 可愛い。ヤバイくらい可愛い。鼻血出そうなほど可愛い。ゾクッとする。

 押し倒しちゃいたい。でもそんな事したら……ん? いやちょっと待とう。

 切ちゃんはわたしのお風呂を盗撮してた。わたしもしてた。そして今の切ちゃんはわたしが盗撮に対してドン引いて友情が壊れるんじゃと危惧している。

 つまり切ちゃんはわたしの事が好きなのでは? 押し倒しちゃってもいいのでは? そのままヤッちゃっていいのでは? もうこれは合法なのでは?

 ……カメラはポイッ。

 

「し、調?」

「切ちゃん……」

 

 わたしはそのまま切ちゃんの手を掴んでそのまま床に切ちゃんを押し倒す。あぁヤバい。可愛い。語彙力全部無くなるほど可愛い。

 

「わたしは切ちゃんの事が好きだよ?」

「で、デスが……」

「という事でヤッちゃうね」

「ファッ!?」

「勿論性的な意味だよ?」

「いやそのそれは嬉しいデスが盗撮の件は……」

「わたしもやってるから特に何も言わないよ?」

「ファッ!?」

 

 押し倒した切ちゃんの唇に指を当てる。

 ぷにぷにしてる。可愛い。

 

「切ちゃんはどうなの? わたしの事、好き?」

「……だ、大好きデス」

 

 わたし大勝利。

 この何年も前から抱いてた恋心が成熟する時。どこぞのフィーネみたいにウン百年片思いなんてする訳がなかった。マリアみたいに二十年誰とも付き合わず婚期を逃すなんて真似もする筈がなかった。

 

「じゃあ……するね?」

 

 切ちゃんの服をそっと脱がしながら告げる。切ちゃんはつい数十秒前まで青かった顔を真っ赤にしながら抵抗せずに受け入れている。

 あぁ、この時を何度も夢見てきた……何度も妄想した。それが現実に……

 

「い、いきなりデスか?」

「切ちゃんは、嫌?」

 

 切ちゃんの身長の割には大きな下着に包まれた胸がようやく見える。こうやって見るといつも以上にドキドキする。

 

「嫌じゃ、ない、デス……」

 

 むふふふ。じゃあここからはR-18でわたし達だけの時間なのでもう誰にも邪魔は……

 

『〜♪ 〜♪』

「あ、電話デス」

「ムードぶち壊し……」

 

 とか思ってたのに切ちゃんとわたしの携帯が同時に鳴った。誰がこんな大事な時に電話なんて……

 ……えっ、風鳴司令?

 ま、まさか見られてないよね!? 見てしまったから注意しようとか思って電話してきたんじゃないよね!? 特に監視カメラがあるとか聞いてなかったけど!?

 と、取り敢えず電話に出てみよう……

 

「も、もしもし……」

『調君か! カルマノイズがこちらの世界に出現した! 今現在、戻ってきた響君、未来君、マリア君と急行した翼が戦っている!』

 

 か、カルマノイズ……!?

 どうしてこんな時に……!! 許すまじカルマノイズ!!

 っていうかその中にクリス先輩はいないんです?

 

『クリス君は先程の傷が開いて今医務室だ』

 

 切れ痔の悪化ですね分かります。わたし達の愛の巣を破壊したんだから仕方ない。

 でも、カルマノイズは放っておけない。カルマノイズを放っておいて切ちゃんが悲しむ事態になんかなったら悔やんでも悔みきれない。

 それに今のわたしは切ちゃんへの愛で一杯だ。必要なら絶唱なんてポンポン歌うしエクスドライブにだってなってみせる。

 

『すまないが急行して……ん? どうした』

 

 あれ、なんか今すっごい嫌な予感が……

 

『マズイ……そこに切歌君はいるか!?』

「いますけど……」

 

 わたしの下に。押し倒されてます。

 

『今すぐ二人で伏せろ!!』

 

 えっ?

 

「調!!」

 

 いきなり言われても反応できない、なんて思ってたら会話を聞いてた切ちゃんがわたしの体に抱きついてそのまま引き寄せた。

 わたしは切ちゃんの上にそのまま倒れ込んで切ちゃんの胸に顔を埋めた。あ、良い匂い……

 

「一撃必愛ィィィィィィィィッ!!」

 

 その瞬間、わたしの上を何かがぶっ飛んでいった。同時に崩れた壁の破片らしき物がわたしの体の上に降り注いだ。普通に痛い。けど切ちゃんの肌に傷がつかなかったならプライスレス。

 ……じゃなくって!! また壁が!? なんで仮住居の壁まで!?

 

「あっ、調子に乗ってアパートの壁ぶち抜いちゃった!? ……あれ? 調ちゃんと切歌ちゃん?」

 

 ……えっと、響、さん?

 あなた何してはるんですか。

 

「なんでここに二人が……っていうかなんで切歌ちゃんは半裸……はっ、殺気!!」

 

 わたし達が声を出す前に響さんはわたしの部屋の方へとぶっ飛んでいったカルマノイズの攻撃を防ぎながら居間の方へ……いやここわたし達の仮住居ォ!!

 

「響! 流石にこのままじゃ住んでる人が……あれ? 調ちゃんに切歌ちゃん?」

「何してるの! はやくカルマノイズを外へ……あら?」

「立花! 早く外へ戻れ……ん?」

 

 ……やっべ。

 今、ちょうど体を起こそうとしたところなんだけど……そうするとね、さっきみたいに切ちゃんの胸に顔を埋めてる図じゃなくてわたしが切ちゃんを押し倒してる図になるの。しかも切ちゃんは半裸。

 別に否定はしない。これから事を起こそうとしてたしね? でもそれを見られるのとは話が別なの。

 

「……響、邪魔にならないように外に行くよ!!」

「ふ、二人にはそういう事は早いんじゃないかしら!?」

「落ち着けマリア。顔が真っ赤だ。月読、暁。せめてそういうのは夜にしておけ」

 

 見なかったフリしてくれた未来さんと顔を真っ赤にするマリア、何かこう……生暖かい視線と表情を向けてくる翼さん。

 やめてください、わたし達のライフはもうないデス。

 でもそれ以上に邪魔されたからブチ切れそうです。っていうかカルマノイズ絶対殺す。

 

「Various shul shagana tron」

 

 切ちゃんの上から退いてからシュルシャガナを纏う。うん、やっぱ愛のおかげで適合率上がってる。

 

「Zeios igalima raizen tron」

 

 切ちゃんも立ち上がってイガリマを纏った。取り敢えずわたし達が言えることは……

 

『カルマノイズ殺すべし。慈悲はない』

 

 折角結ばれたのに要らない邪魔をしてきたカルマノイズの抹殺宣言だった。

 

 

****

 

 

 わたし達が戦闘に参加してから大体十分くらいでカルマノイズは消し飛んだ。というか消し飛ばした。わたしの終α式・天翔輪廻と切ちゃんの終曲・バN堕ァァSuナッ血ィで消し飛んだ。

 え? これってエクスドライブ時の技じゃないかって? 響さんと絶唱したらなれたよ。S2CAで結構簡単に。自分でもびっくり。やっぱ愛は偉大。

 そんな訳でカルマノイズはわたし達最強コンビのエクスドライブによる連携で消し飛んだ。ざまぁ。

 そんな訳で仮住居まで破壊されたわたし達は近くのホテルに来ていた。もう仮住居無いんだってさ。悲しいね。

 

「暫くはホテル暮らしだね」

「早く壁が直ってほしいデス……」

 

 ほんとその通りだよ。やっぱ我が家が一番だもん。

 一番だけど……その前に。

 折角のホテルなんだし、と言いながら切ちゃんをベッドの上に押し倒す。

 

「さっきの続き、しよ?」

 

 取り敢えずわたしが言えるのは、このホテルにいる間、二つあったベッドの内片方はずっと使われる事は無かったってことかな。




変態調ちゃんと変態切歌ちゃんがベストマッチしてしまった話でした。そしてお尻に何かがぶっ刺さる被害者の三人目はきねクリ先輩。頭を打つと切ちゃんかエルフナインが、壁が崩壊するときねクリ先輩が被害に合う。

早くXDのCDが出てほしい。メイドモードのFullを聞きたい。あと最近XDで調ちゃんの出番多すぎて嬉しいけどガチャが辛い。竜の調ちゃん出ない。

ちなみにアレを見た瞬間、ドラゴナイトハンターZをプレイする調ちゃんと切ちゃんの話が頭を過ぎったけどボツになりました。次回は装者達でサバゲーやる話かFINAL DEAD KIRIKA(ヤンデレ時空の切ちゃんの話。ループするよ)か、それとも逆にヤンデレ切ちゃんに襲われる調ちゃんか。予定は未定。

取り敢えずXVが終わるまでグダグダやっていきたい感ある。ネタ切れとの勝負だけど
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