あ、ついこの間、時間ができたので見逃したXD一周年生放送を見たのですが……いやぁ、色々と濃かった。
けどそれ以上に水着ぃぃぃぃぃぃぃ!! セレナで石使わせておまっ……水着ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!! もう石が……石がぁ……マジで今回ばかりは無理だって……キツイって……
また未所持の調ちゃんが増えそう……もうGX、超巨円、3.5、新イグナイト、クリスマス、ライダーと未所持の調ちゃんがいるのに……っていうか一時期全く調ちゃん出なかったのに最近になって急に出すぎでしょ……!! 絶対にスタッフに調ちゃん推しが混ざってますってば……!!
まぁそんなわけでどうぞ。石貯めなきゃ……
わたしがうたずきんの声優としてのお仕事をして、ライブも経験して、ついでにマリア、翼さん。それからクリス先輩と弓美さんにわたしが月詠了子ということをバラして。わたしは再びいつものような日常に戻った。
普段は学生。でも裏の顔は声優。そして有事の際には装者という、普通にしてては絶対に被ることのないであろう仮面を二つも被っての生活。大変じゃない、とは言えない。でもとても充実していると思う。お仕事大変お役目大変勉強大変、って言えば社畜みたいな事になっているとは思うかもしれないけど、声優としてのお仕事は、他の声優の皆さんとお話ししたり芸能界について知ったりできてとても勉強にもなる。時々宿題とか教えてもらってるし。あと、実は他の作品の主役とかもやってみないかってオファーも来ているみたい。
うたずきんの現場って、実は他のアニメよりも結構過酷みたいで、収録ブース内で歌って喋って叫んで、って普通ならやらないみたい。そこで元から演技力も歌唱力も評価されていたから、他のアニメでも是非、っていう声が飛んできたみたい。
まぁ、一部にはわたしが日本政府の方から放り込まれてきたってバレてるから、パイプを作っておきたいって人も居るんだろうけど……だけど、それでも声優のお仕事は楽しいから是非とも、とわたしは思っているし、それを風鳴司令にも伝えてある。
ちなみに、エゴサーチしてみた結果、新人なんてあり得ない、とかこの歌唱力で新人は嘘でしょとか。初仕事がうたずきんの主役ってすごいとか。色々と書いてありました。悪口もあることにはあったけど……マリアみたいにBB素材になってないだけマシだと思っています。音割れマリアBBをわたしは許さない。あれで腹筋が死んだ。
で、そんなわたしの今日のお仕事は。
「では、うたずきんラジオ生放送、始めていきましょう!」
うたずきんのラジオ生放送、へのサプライズゲストとしてのお仕事。今わたしはスタッフさん達のところで隠れていて、頃合いを見て飛び出してみんなをビックリさせるつもり。ちなみに、顔を隠すためにライブのときに着けていた仮面を着けて、髪形もその時の物にして、知り合いが見てもわたしとは一目で気づけないようにしている。
で、確か台本だと……あったあった。後半の、インフォメーションのところで他の声優さんたちの台本が真っ白になっているっていうミスが発覚して、多分声優さん達は持ち前のノリでそれを流そうとするから、わたしが後ろからそっと近づいて台本を渡しながら自己紹介、だね。よし、大丈夫。覚えてるよ。
まぁ、少しポカしてもフォローしてくれるだろうし、気楽にね。
さて、それまでは普通にスタッフとして見つからない程度に動き回りつつ……あ、うたずきんの衣装を考えてみようコーナー? あ、特別コーナーだね。で、みんなどんなのを……ぶふっ。
お、思わず吹き出しちゃった……なにあの絵。コメントだと画伯って……が、画伯……!!
よし、これから翼さんを心の中で画伯と呼ぶことにしよう。声優さんの絵、翼さんの絵並みにひどいもん。
さて、そろそろインフォメーションだね。
「あ、あれ? え、えっと……スタッフさーん!? 台本まっさらですよ!!? ちょっとぉ!?」
「カンペ出た……え? ノリでどうにかしろって、無茶ぶりじゃないですかぁ!!」
あ、狼狽えてる……けど楽しんでるよね、あれ。真っ白な台本振り回して楽しんでるよねあれ。
じゃ、わたし出動っと。椅子を片手に全員分の台本持ってっと。
「あ、台本来た。えっと、どれどれ……って!?」
「どもども。はい、これ。台本です」
「いや、ちょ、え、スタッフ!? これ聞いてないんですけど!?」
ふふふ……驚いていらっしゃる驚いていらっしゃる。
ちなみに、ここから見える画面に見えるコメントには、誰? とか女性スタッフ? とかあるけど、一部の人はなんか驚いてる。ファ!? とか出てる。
あ、そっか。ライブで出た後、写真とかも撮ってなかったからわたしの仮面姿が分かってない人もいるんだっけ。で、ライブに来た人だけは分かってると。
じゃ、指定された位置に座ってっと。
「えーっと、じゃあ皆さん誰か分かる人も分からない人もいると思いますので自己紹介を。わたし、怪傑うたずきんでうたずきん役をやらせてもらってます月詠了子です。え? キャストにいなかった? サプライズだよ!! ほらもっと驚いて!!」
ちょっとテンション高めに自己紹介。
画面は驚きの声で埋め尽くされていてわたし達の姿が見えないっていう惨事になっている。ちなみに、サプライズだよ!! のところはうたずきんの声で言ったから、代役とかじゃないっていうのは一発で分かったみたい。
ちなみに、話している時も地声じゃなくてうたずきんの声に寄せているからわたしの地声を知っている人でもわたしとは分からないと思う。
「ちょ、了子ちゃん!? なんでいるの!? サプライズ!?」
「ふふふ、どうして今日の生放送が八時から九時までになったかお分かりですか? それは、未成年であるわたしが出演できる時間が十時までだからです! みんなのために情報持ってきたよ~。いえ~い」
あ、なんか時々美少女っぽいとか仮面してるけど可愛いとか流れてきてる。ふふふ、美人捜査官メガネを自称しているんだから可愛いに決まってるよ。
そういえばクリス先輩もこの生放送見てるって言ってたっけ。ちょっと携帯触って……うわぁ。ものっそい震えてる。
「ちなみに、わたしの正体を知ってる人にもこのサプライズは秘密だったので、今携帯が凄い勢いで震えております」
「友達にも秘密で来たんだ!?」
だって、誰かに言ったらそれが広まるかもしれないからね。クリス先輩や弓美さんがバラすとは思えないけど、一応ね。
さて、そろそろ時間も押してきているみたいだしお仕事しないと。
「ほらほら、皆さん台本見てお仕事しないと。ほら、カンペでも時間押してるって書いてありますよ」
「そ、それもそうだね。じゃあ、引き続き了子ちゃんを加えてお送りしていきます!!」
で、その後はインフォメーションを一緒にして、ちょっとしたコーナーに参加して終わったんだけど、すごく楽しい生放送だった。また出てみたいな。
****
と、いうのが昨日の話。
あの後、出演者の皆さんに来てたんなら教えてよ~とか言われて写真撮ったりしました。ちなみに、共演者の皆さんはわたしの素顔知ってるから、写真撮るとき以外は基本的に仮面は外してたよ。スタッフさんにもちゃんと素顔で挨拶したし。ちなみに何でかうたずきんの脚本家の人に打ち上げで行った焼き肉の伝票が送られた。本当に謎だけど恒例らしい。
で、今日クリス先輩と会ったんだけど……
「お、おい! 昨日は流石に驚いたぞ!?」
「あはは、驚いてくれたなら何よりです」
「いや、あのなぁ……いきなりカメラがお前写した時は飲み物吹き出しかけたぞ……」
どうやらわたしのサプライズ登場はかなりの衝撃をクリス先輩に与えたらしい。多分、ライブに来てくれていた人はわたしの登場を見てクリス先輩と同じような反応をしてくれたんだと思う。そう思うとまたサプライズしてもいいかなとか思ったり思わなかったり。
……っていうか、よく考えてみると、わたしってどうして顔出しNGで声優してるんだっけ……?
あ、そうだった。身内にバレないためだ。
……あれ? もう必要ない気が……あっ、そうだ。シンフォギア装者として活動してる時に何か不都合なことがないようにするためって事にしておこう。危ない危ない。
……っていうか、最初と比べると大分声優に本腰入れてるよね、わたし。このまま声優として生きていくのもいいかもしれない。
「で、アプリの方でお前のサプライズ出演に対する記念クエストとかやってるけど……」
「あぁ、わたしはもうとっくにやりましたよ。ちなみに、うたずきんのSSRは全部持ってます」
「は!? マジで!?」
「自分の演じたキャラには相応の愛着ってのが湧くんですよ。ほら、証拠です」
「うわ、マジか……ってこれ、アタシが課金しても出なかった期間限定ハロウィンうたずきん……!!」
わたしは課金なんて一切してないし運営から何かやってもらってるって訳でもなく自力で全部引いてるよ。ちゃんと石を貯めてここぞという時に全部使って意地で出してるからね。多分、クリス先輩って全員好きでどんな時でも全力だす人だからゲットできない時があるんだろうけど。
ちなみに、わたしも石以外のチケットとかはその場で使ってたり。だからうたずきん以外のSSRもちょくちょくいたりいなかったり。
「って、石までちゃんと貯めてんのかよ……いいなぁ……」
「あ、明後日からうたずきん全種類ピックアップガチャ始まりますから注意した方がいいですよ」
「は!? それどこ情報だよ!?」
「声優情報です」
「ぐ、ぬぬ……! うたデレラ貯金を崩すしか……!!」
ちなみにこれ、あと一時間後に公開される情報だから……まぁ、これくらいの漏洩ならいいよね? クリス先輩もそれは分かってるだろうし誰にも言わないだろうけど。
え? わたしはそのガチャを引かないのかって? 全種類持ってるだけでわたしは十分。限界突破を全部するとかは流石に……ね? だから、今回のガチャはスルー。
「あー……ってか、お前、声優の人たちとかと会ってるんだろ? なんか羨ましいわ」
「まぁ、お仕事ですから。ちなみに、来週に再来週放送のラジオの収録があって、明々後日にアニメの方の、今月放送分の収録があります」
「あ、じゃあ台本とかあんのか?」
「えぇ。持ってきてますけど、見ます?」
「いいのか!?」
「まぁ、ツイッターとかで写真載せてますし、一応先月の台本も持ってきてますので」
と言ってわたしは先月の台本をカバンの中から出してクリス先輩に渡す。流石に明々後日使う用の台本は見せちゃだめだから、先月分のだけ、ね。
ちなみに、わたしの部屋にはもう何冊も台本が本棚にしまってある。たまに前の台本を読み返して練習用にしたりとかもしているから、先月分と今月分の台本程度は持ってきているんだよね。やっぱりわたしはプロではあるけど、素人でもあるから練習は大事。特に、やらかしたところとか、何度もまた練習して同じようなミスをしないようにすることも大事。
ちなみに今いる場所はSONGの食堂だから誰かに見られても特に問題なし。クリス先輩と会ったのは本当に偶然。二人して飲み物買いに来ただけだし。
さて、わたしは今月分の台本を読んでっと…………うん、ここはこうして、これはこうして……よし、こんな感じで。
「うわ、すっげぇ……色々書きこんである……」
「そうしないと分からないところとかありますから。ここはこうして、ここは溜めて、みたいな」
「へぇ……」
ちなみにうたずきんの台本にはここで歌、とか書いてあったりするから、それに合わせて練習もできるよ。部屋でやるとバレるから訓練室を借りてやってるけどね。あそこだと役になりきって演じれるから中々いい練習スペースだと思う。
あ、ここ……ちょっと誰かと練習したいかも。ここの掛け合いとか、合わせとか……あ、そうだ。
「クリス先輩、ちょっと待っててください」
「ん? まぁいいけど」
わたしはクリス先輩にここで待ってもらうように言ってから風鳴司令の所へ行って、とある許可を貰ってから戻ってきた。
「お待たせしました」
「なんかあったか?」
「いえ、ちょっとクリス先輩に練習に付き合ってもらおうと思いまして。というわけで、訓練室に行きましょうか」
「え?」
そう、取ってきた許可はクリス先輩に練習に付き合ってもらいたいから台本を読ませてもいいか、という許可。ちなみに、その程度なら全然かまわんと即答を貰ったから安心してクリス先輩を引っ張って訓練室へ。ここなら誰にも迷惑が掛からない。
というわけで。
「これ台本です。ここからここの、うたデレラの台詞を読んでもらいたいんです」
「え? ほ、ホントにいいのか?」
「えぇ。むしろお願いします」
「いや、そんなの願ったりかなったりだが……うわ、こんな展開になんのか……」
ちょっとネタバレにもなるからもしかしたら断られるかも、と思ったけど案外クリス先輩もノリノリみたい。クリス先輩は真剣に台本を読み込んでいる。
え? わたし? わたしはもう覚えたから大丈夫だよ。あのアフレコ、そういう大事な場面って歌いながらだから基本的に台本見てられないんだよね。この間なんて台本とヘッドホン思いっきりぶん投げて叫びながら収録してたし。いつか聞いたことを本当にやることになるとは思わなかったよ。ちなみに、その回はかなりの高評価でした。ぶい。
ちなみに、普段の練習は風鳴司令とやってるから、なんやかんやで違和感は尽きません。でもクリス先輩なら違和感もないと思う、と思ってクリス先輩を誘ってみた。
で、どうですかクリス先輩。できそうですか?
「あ、アタシがうたデレラちゃん……よし、やれる!!」
なんかクリス先輩はかなりの笑顔でノリノリなようで。ファンだから、そういうのに関われるのが嬉しいのかな?
じゃあ、とりあえず……練習スタート。
「んんっ……『どうしてわたしの邪魔をするの!? ここで戦ってたら手遅れになっちゃうかもしれないんだよ!?』」
「え、えっと……『それでも! 私は大天使長になりたい……! このままあなたを行かせたら、大天使長の座はあなたの物になる! だから、行かせられない!!』」
「『大天使長の座なんかよりももっと大事なものがあるはずでしょ!?』」
「『大天使長に一番近いあなたが……それを言っていいものか!!』」
「『だからって、わたし達が敵対しちゃ……』」
「『それが、私が大天使長に近づくための手段だから! あなたは、ここで倒れてもらう!!』 ……こ、こんなかんじか?」
「パーフェクトです。っていうか、すごく上手かったですよ」
ふぅ、やっぱり思いっきり演技すると疲れるなぁ。
っていうか、クリス先輩、かなりアフレコ上手かった。やっぱり好きな作品のキャラになりきると気持ちがこもるのかな? これなら、いつもクリス先輩に練習相手になってもらった方がいいような……
「っていうか、生でお前の演技聞いたけど、やっぱ凄いな……本物のうたずきんと喋ってるみたいだった」
「そりゃ、本物の中の人ですから」
なんというか、元がわたし達だからかこうやって装者同士でやるとしっくり来るというか……なんか似たような展開が前にもあったような気になるというか。だからかなぁ。クリス先輩と練習すると違和感なくなるのって。
それにクリス先輩のアフレコもかなり上手いし。これならクリス先輩も声優デビューしたら容姿も相まってかなり人気声優になれるんじゃ……?
まぁ、それはともかくとして。このままクリス先輩には練習に付き合ってもらおう。
「じゃあ、次はわたしが歌いながら台詞を言うので、それに合わせてくれますか?」
「えっと……この部分か。よし、やってみるか……!!」
で、続いては歌いながらの練習。これに関してはわたし、かなり体も動く感じだからクリス先輩もちょっと驚いていたけど、すぐに合わせてくれた。で、そのまま次へ次へとやっているといつの間にか一話分の練習が終わっていた。
うわぁ、なんか本番やってる気分だったからすぐに時間が過ぎちゃったよ……それに息も切れたし……
「……いやぁ、今日は生演技も聞けたし生歌も聞けたしいい日だわ」
「わたしこそいい日でした。これなら明々後日の収録もなんとかなりそうです」
「おう! 練習ならいつでも相手してやるからな! 待ってるからな!!」
あ、予想以上に楽しかったやつだこれ。クリス先輩の笑顔が今までで数回しか見たことないような満面の笑みだもん。珍しく満面の笑みだもん。
まぁ、でもわたし自身、練習相手は欲しかったからクリス先輩にはこれからも練習に付き合ってもらおうと思う。
ちなみに、収録に関してはいつも以上に良かったと言われてとても嬉しかった。ただ、ちょっと感情移入しすぎというか思いっきりやりすぎたせいでその回が放送された日は今まで以上に熱いけど熱すぎて一瞬引いたとか怖いまであったとか書いてあって少しショックだった。まぁ、迫真の演技だったからね、うん。仕方ないよね。
というわけで声優になった調ちゃんの一日でした。生放送見たから書きたくなったとも。
早くXDのアルバムの発売日にならないかな……ハートをこーしょんこーしょんしたいんじゃぁ……
次回は未定ゾ。そしてそろそろテストの時期なので落単だけはしないように気を付けないと……でも勉強からこっちに逃げてきそうで……
テストを乗り越えないとXDのアルバムが手に入らないという地獄。俺は、ただ、ハートをこーしょんこーしょんしたかっただけなのに……